より艶やかさを求めて

アナログプレーヤーのトーレンス TD521のSMEアームにバリレラ モノラル針を装着して半年が経った。

バリレラは1ミルと0.7ミルの二つの針が付いていて自由に変えられる。50年代のモノラルカッティングされた盤を聴く事が多くなってきたので
その当時のカッティング溝に合わせてバリレラ針で聴いていたが 特に問題は無かった。

最近購入したラックスマンのプリアンプC-06αが昔のラックストーンと現代のラックストーンの端境期に作られたアンプで艶があるが現代風のカッシリした音色も出る。

艶っぽい音色に徐々に魅せられてきた私は より艶が出るようにはどうしたらよいか思案した。
私のオーディオの師匠がトーレンスにSPUのカートリッジをつけて聴いたピアノジャズがやけに生々しいと言ってくれていた。

現在はトーレンスにはバリレラモノラル針を使っているがモノラルらしい勢い豪快さは出るのはよいが どこか木質の乾いた音色である。
もう一度トーレンスにSPU(ステレオ針ですが)を使って新しいプリアンプで鳴らしてみたい衝動にかられ 久しぶりに取り替えてみた。

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うーん SMEのアームにはやはりSPUか! こちらの方が絵になるかな?

ディック・モーガンのこのアルバムを聴いてみる。
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バリレラの時とは違うようだ。もちろんモノラルとステレオの違いはあるがトーレンス+SME+SPUの方が艶っぽい感じである。プリアンプの影響もあると思う。

暫くはバリレラには お休みいただく。SPUをつけていたケンウッドのプレーヤーには オーディオテクニカのモノラル針を装着。バリレラのような陰影さはないが現代風の元気のある音である。ケンウッドのプレーヤーがダイレクトドライブである事も影響しているかもしれない。

今持っているステレオ盤のアルバムを全部 聴き直してみたくなった。


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# by kurama66644 | 2014-10-19 21:09 | オーディオ | Comments(8)

疲れてきました…

某オーディオコミュで自身の経験と実験?を生かしたオーディオファイルが出現し 皆 興味深々で沢山の意見交換がなされている。

スポンサーの関係上 どうしても本音が言えない口先だけのオーディオ評論家が多い中 切り口も斬新だし共感が持てる。

機器特性だけではなくルームチューニング、セッティング、アクセサリー関連に特に造詣が深く オーディオをやられている方からすると非常に参考になる事ばかりだ。

こういう方が雑誌や本を出して啓蒙してくれるとオーディオ業界も少しは活発化されるのではないだろうか。

その方は音楽の事については敢えて触れない。それは再生芸術は個々の感性や経験によるところが多い事が分かっているので あくまでも客観的に部屋での機器類の再現の特性がデーター上、良いのか悪いのかでとどめているようだ。それ以上の事は個別の事なので自身の好き嫌いはハッキリしているようだが その範疇の意見が殆どであるように思える。

オーディオファイルの中では珍しい 自分の基準を明確に持っている方である。そう私がこのブログで何度も言っているようにオーディオは基準のない趣味なので殆どの方が迷走してあれやこれや悩んで かつ大きな出費をしている。単純に機器やアクセサリーだけならまだしも 環境を変えると言うのは何千円、何万円で済むことではない。
ゆえにオーディオはお金持ちの趣味、道楽と世間から見られる風潮にある。

機器で計測して数字上変わった事実があるのなら確かに変わったのであろう、異論はない。
しかし人間の感覚は機器では測りきれない事が殆どだし機器特性、部屋特性?が良いのがイコール生理聴感上良いとも限らない。それが各個人の個性なり感性である。

こうしたから音質が良くなった、聴きやすくなった等…他者の試みは参考になるかもしれないがあくまでも参考で絶対ではない。
ましてや ある事をし、音質がよくなった。不快感がなくなった などの感想も どの程度のものか言葉では分かり難い。

怒られるかもしれないが 何も基準がなかったオーディオ業界?で ある基準を作りそれが絶対のように思わせる新興宗教の教祖の様に感じてしまった。

その方は全くそんなつもりはなく発言されていると思うし それを受けて色々な意見を述べているオーディオファイルも同様だと思うが 興味がない人から見るとそのやり取りは異様に感じてしまう。 私もそのコミュにはアルバム紹介や音楽的な記事で投稿していたが つまらない揚げ足取り的な発言をする人間もいて最近は私も遠慮している。

いやはや 疲れてしまう。

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# by kurama66644 | 2014-10-15 20:19 | Comments(4)

CDへの哀愁と悲哀

御茶ノ水のユニオンではレコードを物色した後 帰りにCD売り場の方も一通り見て帰るようにしている。

新譜も毎回それなりに店頭に並べられていて手に取ってジャケットを眺める時もある。同時に価格も見るのだが輸入盤や国内製作盤などはだいたい2000~3500円ぐらいだろうか? デフレではなくなってきたが何となく高いような気もする。しかしこれぐらいの価格帯でないと製作側としてはペイしないのだろうと思っていたりする。

比較的 目に入りやすい場所に大手音楽メーカーが販売元として過去の名盤の再発盤が一連のシリーズとして並べてある。その中には絶対再発はないだろうと思う物も出ていたりして手にする時もある。 そういう盤は私がCDを蒐集していた時 CDでは販売されないので仕方がなくLP盤を購入したりしていたが コアなマニアしか買わないであろう そんな盤をCD化しても仕方がないのではないかと老婆心ながら思ってしまう。

更に価格が1000円ないしは999円など明らかに採算割れしていると思われるが 珍しい盤なのでついつい大量に買ったりする御仁も見かける。
私もアナログで元の音を知らなければ これで十分と思えたかもしれないが この廉価盤は かなり音源をいじっているように感じる。
高価な機器で聴けば聴くほどアラが出るし 演奏の本当の良さも味わえない気がする。却って最近のミニコンポ(性能は良くなってきている)で聴いた方が楽しめるかもしれない。

私の聴くジャンルはジャズが多いが このように廉価盤でも様々な人が買ってくれる事によりジャズを聴く層が厚くなり 購買促進になるのかもしれないが元の音源をいじり過ぎ 本来の音楽性まで変えてしまうのでは本末転倒ではないかとさえ思えてしまう。

CDの良さは認めながら あまりにも元の音源と乖離したCDなどを聴くと どうしてもアナログに はしってしまう。

私のようにアナログを再認識し大量にあったCDも殆ど処分してしまうのは極端な例かもしれないがデーターでの配信に力をいれつつあるメーカーとアナログ回帰を考えている視聴者の狭間にあるCDはいずれ姿を消す運命なのかもしれない。 新しいこのデーター配信がどれほどのものなのか それを扱う機器類の利便性、性能、使い勝手など未だ手探りの状態にあるので CDが時代のアダ花になるのかどうかはもう少し先の話になるのであろう。


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# by kurama66644 | 2014-10-14 19:18 | オーディオ | Comments(0)

キャロル・キング 「つづれおり」

キャロル・キングの「つづれおり」は名盤でご存知の方も多いと思う。私はジャズファンではあるが そのアルバムの中の「YOU'VE GOT A FRIEND」は色々なアーティストがカバーしておりよく聴いていた。

本家のアルバムは今まで所有していなく せっかく新プリアンプC-06αがとろける様なボーカル音を出すという事で?ここはオリジナルを聴いてみたくなり 早速手に入れてみた。
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ジャズの50年代、60年代ほど古くなく 製作年代も70年に入ってからのものなのでオリジナルでも比較的状態の良い物が手に入りやすい。

A面からB面にかけ 通しで聴いてみる。今まで聴いてきたキャロル・キングと少し違うような気が…。

ボーカルは艶っぽく聴こえていた このプリアンプC-06αであるが聴こえてきた歌は非常に淡々とした歌いっぷり。
静かだが熱情的な感じで今までとらえていたのだがオリジナルアナログ盤から聴こえる歌はそれとは違うようだ(^_^;)
もちろん曲、曲調によって微妙に違うが いたってクールである。冒頭で書いた「YOU'VE GOT A FRIEND」などは他のメディア媒体で聴いたのとはかなり違っていた。
考えてみると歌詞内容からして 切実に訴える内容でもないし さりげなくいつもそばにいるから心配ない、友達だからね。という歌詞なのだから それをシャウトしてこれ見よがしに訴えかけるのも わざとらしい(笑) カバーしているアーティストの多くは歌詞を考えないでただ歌っているだけのように思えてしまう。

歌は淡々としているが バックのストリングスのバイオリンやキャロル・キング自身のピアノの音 その他ギターなど楽器群はかなり生々しい。
キャロル・キング自身が中庸?な歌い方なので余計にそう感じるのだろうか。

当たり前の話だが何でもかんでも艶っぽくなるわけではない(笑) 以前使っていたオーディオデザインのプリアンプでこのオリジナルを聴いたら もっと淡々として味気なかったのかもしれない。でもそれがオリジナルの素の音なのである。

素の音がわかったらあとは自分の好みの音にしていけばよいのだが 素の音がわかる以前に歌にしろ楽器にしろ こうも心を揺さぶるように表現する機器類、おそらく このプリアンプの影響が大きいのだと思うが困ったものである。

麻薬、もとい媚薬のようなアンプである。

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# by kurama66644 | 2014-10-13 10:27 | Comments(0)

ラックスマン C-06α

先日に続き 新プリアンプ C-06αの視聴感想を書いてみる。簡単に言うと音楽を聴かせるならC-06α、音源の素性を確認するならオーディオデザイン、と思うが これはMONO音源を再生した時にも感ずる事である。 実は低域の押し出し感はC-06αの方があるがMONO音源の勢いというか迫力はオーディオデザインのアンプで聴いた方が勝っていたように思う。C-06αで出た音がへなちょこという事ではなく 音にベールを被せたような多少優しい音になった気がするのである。

この優しい音と言うのが非常に心地よく,今のラックマンと昔のラックスマンでは同じラックストーンと言っても結構違い このアンプが発売された1990年代初頭が新旧の音の違いの端境期であった事を考えると これがおそらくは昔のラックストーンを聴ける最後の作品であろうと思う。

私はこのブログでも音源、音源と音源の持つ素の音を確認してから機器の調整はそのあとの話という立場なので こうも どの音源でもある一定の音で心地よく奏でられると困ってしまうというか…音源をそれほど選ぶ必要性が無くなってしまう(^_^;)

ひょっとすると このアンプを導入するのは10年早かったのかもしれない。

それとアンプのボリューム、アッティネーターの重要さを再認識した。ボリュームの位置の少しの変化で音の表情がガラッと変わる。
目から鱗が落ちた感覚である。録音された音源の最適な音量というものがあるが部屋の関係、近隣への配慮の関係で中々自由に変えられない家庭が多いと思う中 我が家はその辺は自由に出せるので恵まれている方であろう。 ボリュームをレコード毎にいじるのが楽しくなったきた。


こういう音を聴いていると もうオーディオ機器で悩む事は無くなってしまう。もっと性能の高い、高価な機器が欲しいとは本当に思わなくなってきた。
そうは言っても人間の欲は無限であるので今度は 同時に発売されたパワーアンプを購入だ!なんて想いにふけるかもしれない。


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# by kurama66644 | 2014-10-05 09:49 | オーディオ | Comments(4)

ジャズは好きです!


by キタサン
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