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ピアノでリハビリ(-_-;)

リハビリをするためにピアノを弾いているわけではない?…年齢的な面そしてそれほど上達指向は大きくないと明言している事から疑られても仕方がない(;^ω^)

前回の「大人のピアノ」の続きにもなるが 便利な世の中になったものでピアノ初心者や独学者のために親切に動画で説明、実演してくれる方が沢山いて有り難い 上から目線ではなく自分も初心者でここまで出来たとかピアノの先生が生徒に教える際 困った事、思ってもみなかった事などの経験を分かりやすくかみ砕いて説明してくれる 単なる教則本やらそのビデオ動画など昔からあったが ここまで充実して様々なケースパターンに対応してくれるようになったのは やはりネットのおかげであろう。

面白いと思ったのは運動と同じで体の使い方が良くないと上手く弾けないというのは共通の認識のようである 以前 辻井伸行さんの演奏が脱力状態で弾いているという記事を書いたことがあるが この脱力状態というのはとても大事でとかく指先だけで弾きがちであるが指自体(第二、第一関節より先)はホント添えているだけ 第三関節を要に動かしているだけでその第三関節も手首、ひじ、肩、腰、大腿骨とつながりそれが柔軟に機能しないとシッカリ弾けない 要は体全体で弾くイメージを持てという事のようである。
まるでアスリートの訓練のようで ちょっと驚いている 体の動きが自然な流れでないとスムーズに弾けないらしい…実際音大の授業のなかでこのような人間工学的な事を教えていたりするそうだ ピアノだけでなく楽器全般を上手く弾くのに単なるテクニックや慣れだけでは限界があり人間の体(構造)を考えて演奏するっていうんだからこりゃあ中々面白く興味深い

物理のような生理学というか?リハビリとも関係が密接にありそうである。一応教則本や楽譜は気に入ったものを何冊か用意して練習しているのだが この人間工学に基づいた自然な動きを動画で観察しつつポロンポロンと弾いている  慣れない指の動きや体の動きを続けるうちにある変化が起きてきた。

まず体が柔らかくなってきた もちろん柔軟体操など行っていない、体の可変域が広くなったのが分かる そして肝心の指の動き、反応だがかなり自在に動くようになったきた もちろん本職のピアニストに比べると足元にも及ばないが全く何もやっていなかった時に比べて格段に速くなってきた そして一番の変化は体が軽くなって胃腸の具合(おなかの調子)が良くなったことだ 当然お通じも良い 朝起きると全身が痛い 痛いと言っても筋肉痛のような軽い痛みで程よい疲労感があり逆に心地よい。
体の変化は心の変化にもつながる よくストレスがあるから体調が悪いと聞くがこれは逆だと思う。体調が悪いから心も暗くなって落ち込む 精神的なショックを受け元気がなくなり食欲も減り運動もしなくなり結果として体力、体が弱ってくるという悪循環に陥る 鶏が先か卵が先かみたいな感じでどちらが正しいのか実は分からないが結局は考え方、捉え方の違いのような気がする。


話は変わるが今の会社に入り先月でちょうど丸7年経過した 自分もそろそろ定年が近くなった歳だが以前勤めていた会社で既にサラリーマン人生が終わったようなものなので定年云々の感覚は正直言って余りない。高齢者雇用延長が法的に決まっているせいかよく分からないが65歳まで延長してくれと言われた 自分の隣に座っている同僚は今年で定年を迎える この方も継続して働くようだが給料が半分に減った云々言っている…とても気さくな良い方なのだがやはりお金の話、自分の老後の事になるとシビアなようである。こちらは退職金もないし給料自体 新入社員に毛が生えた程度しか貰っていないが以前いた会社に比べると福利厚生その他で圧倒的な差があり余り文句もなく快適に会社生活をおくらせてもらっている 中高年で失業したり身内を亡くしたりと底辺の生活を経験したりしているからか傍から見ると可哀想、不幸と思われているかもしれないところだが今は質素だが結構快適に暮らしている。余裕がある人のまねをしてオーディオや高価なレコードなどに消費してきたのはちょっと失敗した感もあるが 自分で音や音楽を作る分にはもうそれほどお金もかからない。 今秋に実施される消費税アップやら社会保障費の増額による税金の負担 仕方ない面もあるが出来れば若い人が活躍出来るようにするための社会を作る負担であってほしい

あれあれ…又いつものように話が横に逸れてしまったがピアノのリハビリは体だけではなく心のリハビリでもある ゆっくり長くやっていきたい
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by kurama66644 | 2019-03-10 09:30 | ピアノ | Comments(0)