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演出と脚本

4年前 トーレンスTD-124を購入した時 プレーヤーは演出家であるとブログで書いたことがある https://andokan.exblog.jp/24290424/
その他 アンプは監督、スピーカーは俳優などと書いた 我ながら上手い例えだと思う(笑) 自画自賛であるが(-_-;)

アナログプレーヤーは細かい調整箇所が沢山あり 確かカートリッジは脚本などとも書いた そうするとCDプレーヤーは演出と脚本同時に行う事になるわけだが分業化するためには複数台必要というのは正しい気がする 現実問題場所もとるしCDプレーヤーを演出家と思う概念も普通はないだろうからそんなことをする人もいない。
外国製品が面白いと思うのは(全てではないが)この演出の部分が優れているからだと思う。昨年11月から監督であるアンプと演出家であるCDプレーヤーを英国クリーク製に変えたことによりスピーカーである俳優の立ち位置も変わった 原作であるレコードなりCDが監督の好みとする題材を使う事が多くなったので当然である 今までは原作に忠実に熱く演じろと指示していたのが力を抜き優しく演じろと指示が変わったので俳優も最初困惑していただろう しかし優秀な俳優は監督の指示に答えるだけの器があり難なくこなしてしまう。

劇場規模を小ホールに限定しての演出なのでそれに合わせた俳優の声量、動きを指示する 原作にはない演出脚本を描いてくれる演出家(CDプレーヤー)の作品は観る人をわくわくさせてくれる。 アンプが悪いから、性能が低いから 安物だから云々と上手く再生出来ない時 機器のせいにしがちであるが壊れていない限り機器類が悪いわけではないオーディオは総合力で決まるのでその組み合わせ一つで大きく表情が変わってくる その辺りを分からせてくれたのが今回使用している一連のクリーク製品なのである。

音楽を聴くのにアクセサリーや部屋、電源など副次的なものにしかすぎない 今ある普通の部屋、環境を舞台と置き換えてどういう演出、演技を見せてくれるか楽しんでいればいいと思っている。

オーディオの世界で部屋や電源はマストの存在らしい 初心者やよく知らない人はそれに感化され何とかしようとする。監督や俳優、演出家達が上手く連携し事に当たれば舞台規模や舞台装置が普通であっても素晴らしく感動できるはず。

自分はオーディオの世界で善しとされている事はなるだけやらないで(※セッティングや配置は別の意味で重要)普通に聴きたい 自己満足の世界になるかもしれないが環境や装置が普通でもいいなぁと思えるような音楽の世界を築ければいと思っている それには原作選びも重要な事はいうまでもない その原作選びだが今年は原点に戻ってみようと思っている。

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今更感はあるが最近よく聴いている村治佳織 5年ほど療養期間があり最近復帰アルバムをだしたようだ。かわいい顔をしているが酒や煙草も好きでそれが原因の病気だとか(真偽はよく分からない…)天才少女の面影は今はもうなく素敵なひとりの大人のアーティストとして今後も活躍してほしい


by kurama66644 | 2019-01-02 09:06 | オーディオ | Comments(2)
Commented by hidyh3 at 2019-01-07 14:31
こんにちは。

村治佳織さん、いいですね。クラシックが中心のわたしもときどき聴いております。
Commented by kurama66644 at 2019-01-07 20:52
> hidyh3さん こんばんは

このところ村地さんに嵌って色々聴いているのですが最近は村地さん余りクラシック演奏しませんね?ポピュラー音楽の方が稼げるのかな~(;´・ω・)

それとhidyh3さん 体調崩されているのですか ストレスが相当なものかと想像に難くないのですが…余り無理をせず お大事にしてください。