音量と音質

狭い部屋と言っても例えば同じ6畳間で隣室につながった空間がある場合と密室では居心地はかなり違ってくる。
オーディオを始める前は6畳という空間は決して狭いとは思っていなかった 自分が貧乏という事もあるが所詮「座って半畳、寝て一畳」の空間で十分だと思っていた ところが周りを見るとホール感とか音の広がりとかでより広い空間をみな望んでいるようだ。音を出してみると確かに大きなスピーカーを使った場合低音が過多になりとても聴きにくくなったりする音の逃げ道が必要な事はやっているうちにすぐわかった そこでマニアは吸音やら反射やら一般人からみると不可思議なパネルを使ったり 挙句の果てに部屋を改造したりあるいは部屋ごと新たに作ったりする。そうなるとオーディオ機器自体高級機器が多い中更に多大な費用が掛かる 言葉は悪いが「金持ちの道楽、遊び」といわれても仕方がないように思う。
一応オーディオに興味を持ちだし10年が過ぎた 自分自身もマニアに近い部分はあると思うが狭い部屋に慣れてしまったのでマニアのような切望は正直言って余り起こらない…

最初に戻るが今の部屋は約7畳強だが壁面収納庫がせり出し実質6畳弱である 更に間口が狭い… 一応台所につながっているが台所も3畳ぐらいしかない。一般家庭のリビングとは違っている リビングオーディオをやられている方も多いと思う オーディオ機器を置くスペースは限られているがその他の空間はそれなりに取れているのではないだろうか?今の部屋は密室に近く天井高も普通であり 音の逃げ道があまりないので音がこもりがちである 人と話すと声色が変わることでも分かる。音響的には良くない部屋と言えるだろう でも音楽を聴くための部屋ではないから当然でそれが普通かと思う 雨風がしのげゆっくりとご飯が食べれ休むことが目的であるので音がどう聴こえようと部屋の設計主は知ったことではないのである。

だいぶ前になるがジャズ好きの人が来られ聴いてもらうと「部屋のドアは閉めて」と言われ更に換気の簡易的な開閉口も閉じてと言われた…要は音を逃がさないでわざとこもるようにしたいらしい 確かにそのほうがジャズの圧を感じる ジャズ喫茶ではよくある環境でそれが好きな人もいるのは確かである。自分の所は間口が狭い環境なのでわざとドアは開けるようにして音を逃がすようにしているのだ 最近は余りやらないがベランダさえ少し開けて聴いていたこともあった そうした状態で音量を調整している。

オーディオを始めた時 皆どのような音量で聴いているのかネットで質問したことがある…考えてみると部屋の大きさや聴く音楽のジャンル、好みも千差万別なのに馬鹿な質問をしたと思っている(笑) ただその中でボリュームを固定して聴いている方と音源によって微妙に変えている方と二通りいる事が分かり固定派の方が多かった もちろん固定派といっても全くボリュームを変えないわけではなく音圧の高い録音や深夜など大きさを変えて聴くが音量に関してはどちらかというと無関心という意味である。
今の部屋は音響的には良くないと上述したが唯一良かったと思えるのは音量を上げても苦情がこない事である 音量の違いによりその音楽の印象、風景がこれほど変わるのかと恥ずかしながらその時初めて分かった 以前の環境は今より部屋は広かったが音量を上げる事が出来なかったのでその違いは分からなかった。 知り合いのベテランオーディオファイルは自身の環境下でそれぞれの音源での最適と思える音量の位置をメモ書きしてその位置に合わせ聴いている。傍から見るとそこまでしなくてもよいのにと思うかもしれないがその方の環境も自分と似た環境で狭い部屋なのである そういう環境下では音量調整はとても大事なことでセッティングと同等かそれ以上に音楽の景色が変わってくる 個人的な意見だが音量固定派は音好きな方が多く音の違いを意識するのに対し音源により音量を微妙に変えるの方は音ではなく音楽の色々な表情を楽しもうとしているように感じる 前者は音マニアで後者は音楽好きというところであろうか。

ビンテージとまでいかなくてもひと昔前の機器はこの音量、ボリュームに凝っていたものが多かった、そして音質調整機能も普通に完備していた。それは今ある部屋、状態のまま最適化にしようとする最低限の機能、調整だったと思う イコライザー等の手段もあるが音質劣化や不自然さがあり採用していた人も限られていたのではないだろうか? 部屋そのものを変えるのは特別な人だけでオーディオ自体普通の人が普通に接する事が出来たものだったのが金満オーディオ化してきたのは世の中の流れと似ているように思う。

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先日購入したEPの一部 キタサンの青春の音楽である(笑) 八神純子や財津和夫あたりは有名だが「サヨナラ模様」の伊藤敏博あたりはもっと評価されてもいいのではないだろうか? この時期はEP盤も600~700円位していたが これ5枚で100円ですよ! 安けりゃいいってもんでもないでしょう 全てオリジナル 名作ばかり ジャケット表紙は多少くたびれているが盤質も良い 
アーそれなのに 人気ないんですかね? 需要と供給の問題だけでは無いような気もするが…。

音量と音質の問題が最後は又アルバムの価値、価格に至ってしまった(-_-;)  ジャズアルバムの高騰化がよっぽど悔しんでしょうね(本音)買いたくても買えない懐のさみしさ(笑)お恥ずかしい限りです…


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by kurama66644 | 2018-09-23 11:30 | オーディオ | Comments(0)

歌謡曲とジャズは好きです!


by キタサン
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