4年周期

前回のブログ内容に多少かぶってしまうがオーディオを始めて1~1年半位の間 頻繁に機器の入れ替えをしていた。オーディオ機器に対する興味と実験的な意味合いがあっての事だが それまでオーディオに対して全く興味がなかったのがひょんなことから火がついてしまった…ラジカセやミニコンポは家にはあったが2~3万円もしないもので数万円でも高いと思っていたのが単体で云十万もする機器類を短期間(数か月)で入れ替えするのは傍から見て異常と見えるだろう。 それでも百万以上するものは生活に支障が来たすので購入はしなかった 今 自分の周りをみると7桁クラスの機器類を持っている方も多いがすごいというか それがこの趣味の(価格的)レベルなのだろうか?

頻繁な買い替えに歯止めをかけてくれたのは私のオーディオの師匠で「もう少しじっくり聴いてから買い替えた方がいい」と言われ 更にその頃 長く勤めていた会社が自主廃業になり失業したのでおのずと買い替えは出来なくなった 自業自得というか情けない話である。趣味としてオーディオなんてやっている場合ではないのに手元にあったオーディオ機器は売らないで部屋の中にはジャズが一日中流れていた ちょうどその頃は失うものは殆ど無くなっていたので流れに身を任せていた 意外と冷静になれていたのはその時流れていたジャズのおかげとそれを流してくれたオーディオのおかげだと思っている。

頻繁に買い替えていた機器類も落ち着き4年が過ぎようとしていた その時あの東北大震災が起こりスピーカーは転倒し傷ついてしまった…ユニット自体壊れなかったがもう少し小さなスピーカーの方が使いやすくていいなぁと漠然と思い 次に購入したのがモニターオーディオPL-100というスピーカーである。和歌山の業者さんから購入したもので前のオーナーが1年近く使ってはいたが実質半年ぐらいしか稼働させておらずほぼ新品に近い新古品であった とても性能が良いスピーカーで満足いく製品でもあった。

このスピーカーを購入してしばらく経ち現在の家に引っ越す事になったが部屋が狭くなりこの性能の良いスピーカーを鳴らすのに苦労した 今の部屋は音がこもりがちになり抜けが良くない それで低音が筐体の大きさのわりにすごく出るので音量過多になりがちである 最初の頃は部屋の音響を考え色々なルームチューニング材を試してみたがそのうちに面倒くさくなってそれも止めた。それまでCDばかり聴いていたのがあるきっかけでアナログに回帰しアナログに順応するような機器類を見直すようになった いわゆるビンテージ品だがこちらも中々厄介で余程メンテナンスがしっかりしたものでないと新品を買った方が利口であると少ない経験だが実感した。それならばオーディオが盛んだった70~90年位の製品が自分の中ではマッチするのではと直感し そちらの方に食指を伸ばしていった その時見つけたのがソナスファベールのMinima(初代)である。PL-100を購入して4年後の事である しばらくMinimaと併用して使っていたが年代の古いアナログというメディアを主体として聴くようになり同世代のスピーカーMinimaに落ち着く事になる PL-100には全く不満を持たなかったしこれを売却する時に業者の方から「こんなピカピカの良いスピーカー本当に買い取っていいんですか?」と念を押された時は心が揺れたが(笑) 感謝の気持ちで送り出した。

Minimaを使いはじめて2年が経つが今年同じソナスのアマトールというスピーカーを購入した 元々Minimaではなくアマトールを想定していたが市場には中々出ない品で手に入りにくかった中 良品のMinimaを見つけ購入 現在もアマトールと併用しているがあと2年すると購入してから4年が経つ その時はどうなっているのか…

おもにスピーカーの事を書いてきたがアンプやプレーヤーも初期の頃を抜かせば4年周期に近いものも多い もちろん例外もありオーディオデザインのアンプは休止期間も長かったが10年ぐらい経つし逆にクラウン(アメリカの業務用メーカー)のアンプはこのブログでも過去に書いたが「最後のプリアンプ」とまで称していたにもかかわらず半年ぐらいで売却した(-_-;) ここまで書いて わずか4年ぐらいで買い替えるなんてもう少し機器を大事に扱えとか 本来の性能を出し切るように使えとか思われる方もいるかもしれない  機器に関しては大切に使っている 掃除はマメに行っている方だ それと性能を出し切ろうとは思っていない 性能を出せる環境はそもそも普通の家庭環境では少ない それこそ音響を考えた特別な環境下でないと発揮出来ないと当初から感じていた それでもそこそこの価格のオーディオ製品は発売されそれを買う人がいるのはオーディオ製品自体に「夢」を持っている人が多いのではないかと考える 夢は現実ではなく現実逃避の行き着く先が夢で追及していくのは幻の音なのであろうと思う。

音への追及には興味がなくミニコンポの音の方が好きで長年聴いていた自分でも10年前から始めたオーディオ機器を全て捨てきれないでいるのは見栄と欲が残っているからだと思う。その見栄と欲のバランスが崩れ我に返るのがちょうど4年間隔 それを繰り返している…愚かな事である
そうそうちょうど4年が経つ愛機がある ラックスマンのC-06αである。調子が良くない時期もありオーバーホールもして大事に扱っていたがこんな狭い部屋で機器類が多くなり活躍する機会が減ってきた そろそろお別れの時期でもある
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Commented by Kurosuke at 2018-09-09 20:00 x
C-06α、今のLuxmanとは違っていいデザインのアンプですね
Commented by kurama66644 at 2018-09-09 22:36
> Kurosukeさん こんばんは。

C-06αは今使っているフォノイコE-06の対になるアンプC-06の後継機種です。
ちょうど昔のラックストーンからの決別する感のあったアンプのように思います。

側面や天板に木材を使った温かみのある外観ですね。控え選手としてはもったいなく放出してしまいました 20数年前の物とは思えないきれいな外観と性能ですので新天地での活躍を祈っています。
Commented by mato at 2018-11-01 01:02 x
はじめまして、こんにちは。
私もminima FM2(の初期型)を愛用していて、最近こちらのブログを拝見させていただいております。
minimaで一番苦労したのはスピーカーケーブルの種類と繋ぎ方です。かなりの数の種類(高いのは数千円/m)と繋ぎ方を試行しましたが、最もマッチしたのが国産の安い数百円/mケーブルとバイワイヤでない繋ぎ方で肩透かしをくらいました(笑)。マッチすれば極上、、ちょっと間違えれば不快な音になる非常に難しく深いスピーカーと感じます。
キタサン様はどのような繋ぎ方やケーブルを使用しておりますでしょうか。
Commented by kurama66644 at 2018-11-01 23:01
> matoさん コメントありがとうございます。

Minimaの接続はシングルです バイワイヤーは試してません(;´・ω・) ケーブルはベルデンの白黒の安いやつです。昔はスープラ(スゥエーデン製)を愛用していましたがここ何年かはベルデンで十分かと思っています。Minimaは最近お休み中でありますが良いスピーカーですね。復刻版のミニマビンテージは帯域が広くなり低音もしっかりでますが初期の味わいにはやはりかなわないと思います。優秀なスピーカーは古今東西沢山ありますが粋を感じるスピーカーは今は殆どないように思います。おっしゃるように深いスピーカーですね。価格も良心的です(初期の物です)※復刻版ビンテージは信じられない価格になってしまいました…
Commented by mato at 2018-11-02 01:32 x
ご返信ありがとうございます!
ベルデンは私もジャンパーケーブルでstusio717exを使用しています。RCAケーブルもベルデンで、なにか安心感のあるメーカーと思います。私も?復刻版を店頭で聴いて、中々手が出難い価格(当時39万ほど)で調べる内にMF2の存在を知りました。ただどうしても高域の分離感が欲しくてスーパーツィーターなるものを付けています。アンプは高級でないですが70年代の物を使っていて、懐かしい感じで鳴らしています。
昔のオーディオ機器は恐らく、本当に耳が良くて音楽(生の音や情感)を知っている人がつくっているのか、随所に設計者のセンスを感じるところがいいですね。現代のオーディオと比べると、音の再現の正確さと、音楽としてのリアルさは別物なんだなと日々思います。
遅くなりましたが、4周期おめでとうございます!
Commented by kurama66644 at 2018-11-02 10:55
> matoさん こんにちは

懐古主義ではいけないのかもしれませんが音楽が楽しい時代の再生機器はとても良く感じます。
音楽が楽しく聴けたからその裾野は広かった だからその広い裾野に合わせた様々な再生機器を作ってくれていたのでしょうね。高性能スポーツカーだけが車ではなく 一般道を渋滞で走りながらも安心し楽しめる車も必要だ思います。そういう車を作るのはやめ電気自転車で十分だとそちらに製作をシフトするのも極端で そういう2極化が進んで面白みが無くなっていますね。
個人的な感想です…
by kurama66644 | 2018-09-09 09:20 | オーディオ | Comments(6)

歌謡曲とジャズは好きです!


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