人に聴いてもらうという事
自分はオーディオを知ってから5年位一人黙々と調整していた 周りにオーディオを行っている人がいなかったしそもそも一人で弄っているのが好きだったこともある
2年目位の時に身近に(職場)オーディオを何十年もやっている同僚がいる事を知った その人には技術的な事や素人にありがちな疑問など聞くことがあったが実際に家に来てもらって音を聴いてもらったのはそれから4年後ぐらいであった その方はこのブログでも時々登場する私のオーディオの師匠である。
SNSの発達で同じ趣味同士の交流がとても簡単にできるようになった。更にはそこからリアルな付き合い、出会いが生まれオフ会なるものも行えるようになった。お金と時間があれば場所や距離に関係なく日本全国いや世界中でも行き来できるのはすごい事である。キタサンもオーディオコミュで知り合った人たちと実際の交流をし相互オフ会なるものを行ったりしたが今は正直言って積極的ではない… 人付き合いはそれほど苦にならないがご招待するには狭すぎる環境なので一人ぐらいならまだしもそれ以上だと窮屈になり ゆったりできないだろうというのが一番の理由である。それとオーディオ以外の事を色々と観察してしまい極端な話相手の人生観のような事にも踏み込んで想像してしまう変な癖?があるの落ち着かない事が挙げられる 考えてみるとこれだけ世の中が個人情報漏えい云々と言われている中でネットで知り合ったというだけで初めての人でも自宅に案内、招待してしまうオフ会なるものはある意味非常に危険でもあり恐ろしい事でもある 日本人は島国で閉鎖的な人種であると海外から言われるが本当はオープンな人種なのではないかとも思えてしまう(笑)
そういう中 1年振りに若手オーディオファンのNさんのお宅に訪問した。オフ会には積極的ではないと言いながらの訪問で上記に書いた事と相反するかもしれないが他人宅でそれなりのスペースがあるお宅では問題ない(笑) 自宅が狭くて呼ぶのに申し訳ないというだけである(相変わらずいい加減ですね…) ただどうしてもオーディオ以外の所も見てしまう…歳が離れているせいもあり余計なおせっかいかもしれないが気になる事もあったので訪問に至った。
最近高価なカートリッジを購入したと聞くそのカートリッジでアナログ中心に聴かせていただいた


その後オフ会では余りやらないのだが自分で持ってきたジャズのアナログ盤をNさんにことわりを入れ勝手に再生させてもらった(笑)
70年代の渡辺貞夫とクリフォード・ジョーダンのアルバムだが いやはやとても爽快に鳴ってくれる こんな再生久しぶりでとても楽しくなってしまった。今のキタサンシステムでは音色がダークになってこんな快活に鳴ってくれない(-_-;) ナベサダやジョーダンが10歳は若くなったようでこれはこれで良いと感じる。
8割りがたアナログで2割りはCDだったが個人的にはアナログの方が好みである。CD再生も高価なプレーヤーを持っているので悪いわけはないのだがアナログのほうがとても自然で奥行き感もある。 最後に総括でNさんから1年前と比べて音が良くなったか?アナログの音はどうだったか?等々…怒涛の如く回答を迫られ困ってしまった…
というのも良かったものもあるし余り好みでないものもあり相対的にはアナログの方がCD再生より好みであった。より詳しく言うとアナログ再生でも素晴らしく良かったものもあるし普通に聴こえたものもある CD再生でも良いものもあれば好みでないものもあった… これは何を意味するかというと音源に対してシビアな再生になっているという事だと思う システム自体フラットになりモニタールームで聴いている感覚なのである。良いものは良く聴こえそうでないものはそれなりに聴こえる 音源を選別するシステムとしては理想の姿ともいえるのではないだろうか? 部屋は一般の普通の部屋でありながら稀有な音出しかと思う。
オーディオに非常に熱心なNさんは自宅に人を呼びシステムの様子を聞く いわゆるオフ会を多くされる方である。人の言われる事を聞き参考にし改良して向上していく事は当然のプロセスだと思うがそこに落とし穴があるように個人的には思う。余りにも色々な意見を聞くとその人の個性が消えてしまいかねない、人は自分の理想を他人にも押し付けてしまう 結果万人に受けようと思うといいどこ取りをしてしまうものである もちろん自分の考えも持っていて参考にするだけと自身は思っていても権威やブランド、他の人の経験に流されてしまうのである。これは若かろうが年寄だろうがそうなる危険性はある。
オーディオの音は所詮 音源の音を機械で再生するだけに過ぎない。抽象的だがそこにその人の生き方が反映され自分はその音を聴きたいと思っている。
誰しも人生の音は持っていると思う その人の人生が見えない音は機器性能が良くても視聴環境に恵まれていても魅力は感じない 少し大げさな言い方かもしれないが人に聴かせるというのはそれだけの覚悟がいると思っている。

モグモグさんのおっしゃる通りだと思います…(;´・ω・)
少しずつですが、レコードやCDを整理しております。
整理しながらつい久しぶりなCDやレコードを聴いてしまっております。
つい先日にも友人から『一見綺麗だか、お前は細かいところが雑』
と言われてしまいました(汗)
音としては一年前からの音を更に中庸に振っておりますので、
音に拘りのある人からは賛否が別れるとは当然だと思っております。
従って私のシステムは音的にはこれ以上変わりようが無いのです。
今回も厳しいご指摘ありがとうございます。
先般はお疲れ様でした。精緻な調整はコミュニティの方たちの影響かと思います(笑)
オーディオは物理であり科学であることを忘れ進んで来たので色々と面食らうケースに出くわす事もあり そちらの方も真剣に取り組まなければいけないとも実は思っています。
あれからスピーカーをMinimaに替え聴いています アマトールの暗い音に比べ快活で明るい音は気分が良くなりますね。最近はCDを聴く事が多くなったキタサンでした。

