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一杯のラーメン

先日とある都内のラーメン店に行って来た。ラーメン店に入るのは久しぶりである それにしても最近のラーメン店は高い!
そこのラーメンは850円で特製ラーメンだと1100円もする…それでも久しぶりのラーメン店なのでその特製とやらを注文した(^_^;)

私ぐらいの世代だと一杯が100円ぐらいが普通であった いわゆるワンコインである。大盛りにするとプラス20円 あるいはチャーシューメンにすると200円とか
そういう感覚であるからだと思う。もちろん当時と物価が違うから当然かもしれないが学生が部活のあと気軽に食べられるソウルフードとしての位置づけがラーメンであった。 今から考えると味付けも店によって大差はなくシナチク、ナルトと薄いチャーシュー1枚 (チャーシューがない素ラーメンもあったような…)、ネギとのりが定番であったように思う。 これはあくまでもキタサンの田舎で高校生ぐらいまでの話であり(北海道から) 上京してきた80年前後の頃はもう少し価格が上がっていたようにも思う。それでも500円以下だった。

社会人になり4年ぐらい吉祥寺に住んでいた時がある。 ジャズ喫茶「メグ」に行ったあとは駅前の黄色の看板が目立つ「ホ…軒」で食べたがその当時の価格は600~800円ぐらいだったような…今はいくらぐらいになっているのだろう? 普通の中華そばしか食べる機会がなかったのでこの豚骨味は結構強烈でファンになった。
90年あたりから徐々に創作系ラーメンが増えて2000年代になるとラーメンブームが起こり今も増え続けているようだ。

環七の交通渋滞が起きるほどの長蛇の列で有名なラーメン店がある徒歩1~2分圏内の所に住んでいた時は友達がラーメン目当てでよく遊びに来た(笑)
結局 そばに住んでいながら自分自身はそこへは1度しか行っていない。立ち食い形式で結構不衛生であり春先で暖かくなった頃45分位並んだが並ぶほどでもないと思いその後は行かなくなる 遊びに来た友人同士はよく並んで食べに行ったようだがキタサンは家で留守番をしていた。

最近はラーメン店といえどもおしゃれになってBGMにジャズを鳴らすところもある。確かに家でラーメンを食べる時BGMでジャズを流しながら食べた事もあるが外食でしかもラーメン店でジャズを聴くとは…不思議な感覚である。 ラーメンは中華だがもはや和食や洋食ぽいものもあるしBGMは何でも構わないが出来ればラジオのニュースをダラダラ流しながら あるいはブラウン管の14インチぐらいのテレビが角の柱の上の方にありそれを見ながら餃子とラーメン+ビールあたりを食べていたい。

ラーメンとジャズ…相性は余りよくないと感じる(個人的に)

そば屋の出前持ちも口ずさんだという伝説の「モーニン」 
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親日派として知られるアート・ブレイキーだが残念ながらこの人の生演奏は聴けずじまいだった。
キタサンには珍しくブルーノートのこちらのアルバムはオリジナルである。凄い音が入っているとマニアの所有者から言われ実際聴いてみると確かにCDなどでは出ない音が入っているようだ。生で聴けなかったジャズプレーヤーは その雰囲気が一番近いオリジナルは持っていた方がよいかも (本当かよ?) それが全てではないですがね。

by kurama66644 | 2017-04-14 20:31 | ジャズ | Comments(0)