TD124とPL100
前回は同じトーレンスでもTD521の時だったが今回ビンテージのTD124に興味を持たれ来ていただいた。トーレンスの機種を変えた以外は変化は無いはず…いやカートリッジがシュアのM44-7に変わっているぐらいか…
TD124は もちろん知っていたがジックリ見る(聴く)のは初めてとの事、どういう感想を持たれるのか楽しみであり怖かった(^_^;)
50~60年代のジャズを中心に聴いてもらったが「楽しい音」との事(笑) 特にモノラル音源の再生でその楽しさが顕著に表れたようである。
ソニー・ロリンズのニュークス・タイムのセカンド盤(モノラル)をTD124でかけ その後 現在モノラル専用機として使っているケンウッドのKP990で聴いてもらった。
オーディオを始めた当時(約8年前)からキタサンのオーディオ機器遍歴も知っている師匠は 当初キタサンがどういう方向に進んでいくのか注目していたようである。
ジャズが好きなのはもちろん知っていたが購入する機器の嗜好性?が一貫しておらず(笑) 機器の買い換えのスピードが早すぎ(^_^;)で もう少し落ち着いて進めていけばよいのに…と密かに心配?していたようだ。
ただこのTD124の音を聴いて 良い意味で?非常にバタ臭い(笑)音で何となく安心した (方向性が決まって落ち着いたようだ)と話された。
あと もうひとつ 上流がビンテージであるのに下流が現代機器を使っているが意外とマッチしているとも言ってくれた。
上流の個性である 特にTD124の音を表現するスピーカーが よほど素直でないと これほど音源を忠実に出せない、時にはホーンのように時には現代スピーカーの特徴でもある後方に展開するなど 変化自在に音源を的確に表すスピーカーで非常に珍しいと話されていた。
ただジャズはアメリカ産だからなぁ~ やはりミスマッチなのかも?