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書斎で聴くシステム

書斎というほどの大げさなものではない、単なる布団部屋だと思っている。
このブログを始めた1年前には ここをモノラル専用の部屋にしたりPCオーディオの実験部屋にしようかとも考えていたり試行錯誤していた。結局この部屋で音楽そのものを聴く事が激減したので暫くほったらかしにしていた。前から言っていたが機器も使わなければただの箱と化してしまうので やはり手を加え面倒見てあげないといけないと思い有効活用すべき少しいじってみた。
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オーディオを始めた時に購入したデジタルアンプ デノンのPMA-CX3にケンウッドのプレーヤーを繋げて聴いていたがオーディオデザインのプリアンプがまだ修理に出していなかったので(ボリューム部分の一部不具合?)こちらを介してデジタルアンプをパワーアンプにし波動スピーカーで聴くシステムにした。
フォノイコは合研ラボのものを使用している。プリアンプ自体壊れているわけではなく特定のボリューム位置で片側のスピーカーで音圧が下がるないしは小さくなる箇所があり接点の不具合の為だろうと思うのだが この波動スピーカーは1本であるしゲインの関係上 その不具合のある?箇所のボリューム位置では聴かないので問題なく作動している。
カートリッジはデノンの定番DL-103である。敢えてモノラルレコードを聴いているがこれが又 何とも言えない雰囲気である。波動スピーカーの音色とプリアンプの鮮度の良さがあり嫌味のない素敵な音を出してくれる。ちなみに小音量で聴いている。単なるラジオの大型化しているハイファイ調のシステムとは一線を画く。(自己評価で自己満足であるが…)

ラックの一番下に隠れているのはマランツのCDプレーヤーであるが殆ど出番が無くなってしまった。実売価格3万ぐらいのエントリー機器だがそれほど悪くは無い。
出番が無くなったのはその音源といえるCDそのものが今は50枚程度しか所有していないので聴かないだけである。

改めて思うのがこの波動スピーカーやアンプ、プレーヤー類を合わせると50万を超えるのである。人の価値観は様々であるし金銭感覚もお金持ちと貧乏人では違うと思うが自分がオーディオを始めた当初はオーディオに何十万と費やす感覚は持ち合わせてはいなかった。このところヴィンテージ品のトーレンスなど何台か購入しているが価格ではない価値のあるものだと思っている、そしてレコードの中にもそういう物があるのは分かってきた。しかしながらこれらに興味の無い他人から見ると こんなものに大金を払う感覚は分からないと思うのが普通である。所詮趣味とはこういうものだと思いながら良い物を選ぶ価値判断を養っていると言いわけをしている自分がいる(笑)

by kurama66644 | 2015-05-08 19:20 | オーディオ | Comments(0)