スウェーデンジャズの怪演

「ジャズ・アット・ザ・ポーンショップ」というアルバムはご存じであろうか? 私は20年近く前にこのCDを手に入れて自宅で何度か聴く事があったが所謂 モダンジャズとは違う演奏でどちらかと言うと余り好きではなかった。

しかし本格的にオーディオを始めた7年前ぐらいから演奏そのものよりスピーカーから聴こえる音の臨場感がものすごく良くとれているこのCDをリファレンスディスクに近いものとして重宝していた。

こちらは1976年12月のライブで今から40年近く前の演奏である。場所はスウェーデンの首都ストックホルムでのジャズクラブ「Stampen」での演奏である。

このアルバムは(今ではCD) ジャズコーナーのCD売り場というよりオーディオ製品のコーナーに置かれている事が多く オーディオマニアの間では録音がものすごく良いと評判になっていたのは かなりあとから知った事である。


Arne Domnerusのクラリネットとサックスが中心であるが タンバリンなど使用し本場アメリカンジャズとは一味もふた味も違うノリではあるが演奏が盛り上がっていく高揚感は物凄く高いと思う。人の会話や咳、拍手 グラスの音など まるでそのライブ会場にいるかのような錯覚さえ覚える。
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たまたまこのLP2枚組を手に入れたが CDより曲数が多い。もちろん再発盤だが 元の録音が良いせいもあり いつもはこだわるオリジナルかそうでないのかは どうでもよくなるほど楽しめた。楽しめたと言っても1枚目のA面しかまだ聴いていないのだが(笑)
そうそう肝心の音の方だが ものすごくリラックスして聴ける。丸みを帯びた音のシャワーを浴びているようだ。それに比べるとCDは ところどころ鋭利になり肌にチクチクする事が多い。単純に音の良さ?というならCDに軍配が上がるかもしれないが私は断然アナログの方が好きだ。

モノラル針で聴くモノラル盤に最近慣れ親しんでいるキタサンだが 押し出し感の強さだけがジャズではない 別の要素が凝縮されているこのアナログ盤を聴く事が出来て本当に良かったと思っている。

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Commented by ばけぺん at 2014-12-21 20:52 x
キタサン、こんばんは。
"Jazz at the Pawnshop"というタイトルがまずもって面白いですね。なぜ質屋?と思ってググってみたらこのジャズハウスの建物が元は質屋だったのでそういう名前なんですね。Yukimuのサイトも検索で引っかかりました。オーディオ代理店が販売しているくらいだからよっぽど録音が良いんですね。ちょっと聴いてみたくなりました。
Commented by kurama66644 at 2014-12-21 21:44
ばけぺん さん 少し時間が経過しましたが出張お帰りなさい。

文中でも書きましたが曲によってはジャズのノリというより民族音楽、フォークソングで和気藹々と言う感じの聴衆の様子です。ライブならではの臨場感は有名なビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーにも劣らないほど優れた録音だと思います。
by kurama66644 | 2014-12-21 09:30 | ジャズ | Comments(2)

歌謡曲とジャズは好きです!


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