無人島に持って行く1枚だけのピアノ・トリオ・アルバム
その方の最近の記事で ウォルター・ビショップJRの「スピーク・ロウ」がオークションで6桁で落札された記事があった。
私も思わずコメントを書いてしまったが このアルバムは一時期幻のアルバムとして市場の中では喧騒されていた。
私も国内盤だが(70年代ぐらい?) MONO音源のものを持っている。
基本的には国内盤はあまり揃えないのだが このキングの一連の再発盤は音質的にも原音にかなり忠実に再生している雰囲気があり何枚も持っている。
CDでは過去に何度も聴いてきたが ジミー・ギャリソンのベースを強調しまくって聴くに堪えない感じであった。
それではアナログはどうかと言うと 実はCDとさほど変わらないような気がする(私の所有する盤での話です)
本当のオリジナルを聴くようになって生意気な事を言うようだが良い録音のもの(作品)は機器や部屋にはそれほど影響されないのでは?と思うほどズンズン心に浸透する音がする。
私は以前にも書いたが正面の特等席?いわゆる定位置ではあまり聴かない事が多い。ドアを開けっ放しにして隣の部屋で聴いたりもするが良い物はどこでも良い音がする。(単なる錯覚かもしれないのだが…)
このジミー・ギャリソンのベースの音がたまらなくズッシリ感があってよいのだよと言う人もいたが 私の所では不快な音でしかない。
やはり部屋の広さも関係するのだろうか? ベースの音が強烈なアルバムもあるが非常に心地よい物もある、それは私の所のような狭い部屋でもやはり心地よく聴こえる。
うーん やはりオリジナル(MONO)を聴いてみないと分からないなぁ。
ところでタイトルにある「無人島に持って行く1枚だけのピアノ・トリオ・アルバム」というのはレコードの帯に書いていた宣伝?文句である。
おそらくスィング・ジャーナルのゴールドディスクアルバムにもなっていたので編集者が書いたものだろう。あるいはライナー・ノーツを書いた人かもしれない。
少なくとも私はこのアルバムを無人島に持って行く1枚には今の所しないだろう。
ただし ジャケットデザインは◎だと思う。
余計なことかもしれませんが、JAZZTIME原盤だと思いますが…
余計なことですね(^_^;)
今まで聞いてきた再発盤では2009年3月にユニオンから発売された
レコードが良いように思います。
しかし再発されるとギャリソンのベースが少し強調されてカッティングされるのは何故でしょう?
モアさんもおっしゃってますが私も何種類も聴きましたが再発ではユニオンのがかなり良かったと記憶してます。
アルバムの帯にミューズ原盤と書いていたもので…
まぁ どちらでも良いでしょうかね(笑)
そうですかユニオンの盤が良いですか!
探してみますね。
それと大変失礼ですが あの有名なモアさんですか?
私 モアさんのホームページ見させていただき感動させていただいています。 うんうんと思う事ばかりです。
ご意見ありがとうございました。
おーっ tempoさん オリジナルをお持ちなのですね。流石!
私の部屋では ベースがかなりうるさくなるのです。
そうなんですか…ベースが生々しい… やはりオリジナルを一度家で聴きたくなりました。ただ6桁では どうしようもない(^_^;)
ユニオンの盤を探してみます。
このレコード、僕もキタサンと同じキングレコードの再発盤を持ってます。僕のはジャケット裏に「1984」とあるのでだいぶ後になってからの再発盤ですね。うちはメインスピーカー+サブウーファーの2.1chで聴いていますが、ベースはどちらかと言うと控え目に鳴っています。やっぱり盤によってかなり差があるのかもしれないですね。いずれにしてもこのアルバムはなかなかご機嫌でお気に入りの一枚です。
クラッシックを聴いていると言ってもCDで100枚程度、LPは十数枚ぐらいしか持っていないのですよ。お恥ずかしい…。
ところでスピーク・ロウをお持ちなんですね。
実は私もベースの音が不快に聴こえると申し上げたのですが全曲がそういうわけではないのです。 もうすっかり幻の名盤ではなくなってしまいましたが オリジナルMONOを聴いてみたい。
6桁ですか…普通のレコード何枚買えるかなぁ?
最新の記事を拝見すると、やっぱりオリジナル盤の音はキタサンにとってたとえ6桁でも買う価値があるものなのではないかなと思いました。
オリジナル盤が実際手に入るのであれば7桁にならないうちに購入する方が良いかと。すいません、余計なお世話ですね<m(__)m>
レコードで こわいのは 盤質が見た目でわかりにくい面です。
もちろん角度を変えてみたりすると傷なんかがあったりでわかるところもありますが 聴いてみないと何とも言えない場合もありますし、
検盤、視聴もお店なら可能ですが全曲 ぶっ通しで聴くわけにもいかず…、 オリジナル、オリジナルと言っている割には オリジナル命の心境には程遠い、肝っ玉の小さなキタサンでした。