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読書と音楽鑑賞

平凡なタイトルだが 趣味を問われた時に答える無難な2つの言葉と言えるのではないだろうか。

私は子供の頃から漫画が大好きで毎日欠かさず読んでいた。学校ではよく図書委員にすすんで立候補したが相変わらず漫画以外殆は読まなかった。学校図書館には漫画本は無かったが…
それが高校時代まで続き 大学1年の時 心理学の講義の中 先生が「お前たちは今は時間だけは 有り余っているだろう、だからひと月に最低15冊以上は本を読んだ方がいい」と その時の講義の内容に関係していたか もう忘れてしまったが そんな事を生徒に話していた。

なぜか その言葉が頭から離れなく 翌日から本を読もうと決心した(笑) (好きな漫画や雑誌,ハウツー類は除外して) それではどんな本を読めばいいのか思案した。
手始めに芥川賞作品を順に読んでいき 次に直木賞作品を読破していった。当然面白いものもあるし つまらないもの、難解なものもある。面白い作品の作者に注視し 他にこの作者の作品はないか探し 色々読んでいった。そうして枝葉がどんどん伸びて広がっていくように 読書量も自然に増えていった。

私がジャズを聴き始めて家にCDが爆発的に増えていったのも この読書法?と同じ感覚で進めていった結果だと思う。
偉そうにここまで述べてきたが皆もだいたい同じような感じで本やアルバムに興味を持つと このように広がっていくのだと思う。

この読書と音楽で最近共通する事は 手に入れる流通経路と媒体が変わってきた事だろう。
いわずともインターネットでPC、携帯端末等で読書も音楽鑑賞も可能になった。手に入れる手段もこのインターネットを使って出来る。わざわざ店頭に出向かなくてもレビュなど掲載されていたりするので概要も分かりやすくなってきた。

さらには印刷された活字が電子媒体に変わり、音楽もパッケージメディアからデーター配信になってきている。
この紙やパッケージメディアなどの実物?に関しては気にする人、気にしない人、好き嫌いなどが分かれるところだが 流れとしては より便利で手軽な物や事に進んで行くと思う。提供する側と受ける側があるので商売という観点からもお互い費用がかからないで よりよい質の良い物、手段で行う事がベストだと言える。

問題は中身、内容だと思うのだが 活字は紙であろうがPCの画面上であろうが その内容が同じなら問題がないはず。ところが何度か小説をこの電子媒体(PC上)で読んでみたが何となくスッキリこない? 中身が同じでも読むという行為は目だけでなく他の体の部位でも感じながら 頭の中にインプットされるので読む行為の態勢を変えると違和感を感じるのだろうか? 単なる錯覚か 慣れでそれも解消してしまうのかもしれないのだが…。

音楽も似たような事が言えるのかもしれないが オーディオで聴く音楽(録音されたもの)は生演奏と違い何度も再発、作り直す毎に加工が加わり、演奏者の意思とは違うものが出来てくるので 作品は同じでも?やはり中身は別物と考えた方が良いと思う。

聴くスタイルはスピーカーも含めたオーディオ機器を使っても、ヘッドフォンで聴くのも、はたまたラジオやミニコンポで聴くのも生活環境に合わせて聴けば良いと思うが パッケージメディアやデーター配信であっても一度録音されたものを加工する人や工程が別であれば 別物の作品が出来るという事を認識しておいたほうが無難であろう。

読書も音楽鑑賞も教養を深める行為だと思う、その行為があまりにも楽すぎ便利すぎ日常化してしまうと それは趣味といえなくなるかもしれない。
すなわち やっていて楽しい!と言えなくなると やはり趣味とは違うような気がするのだが…

相変わらずまとまりのない文章で失礼しました…。


by kurama66644 | 2014-07-25 09:47 | Comments(2)
Commented by OI at 2014-07-27 09:38 x
キタサン、おはようございます。

最近の出張で本を持っていって溜まっていた小説を何冊か読みました。ここ10年くらい自宅だと集中が出来なくて、時には外に呑みに行きながら読んでいたりする時期もありました(笑)

作家とかあまり知らなく浅いのですが、自分自身を見つめなおしたりできるので音楽より好きかもしれません。ただ読書量は激減していま~す。
Commented by kurama66644 at 2014-07-27 16:40
OIさん こんにちは。

都度の出張 お疲れ様です。

私も電車通勤が無くなったので 家で読む機会は減りました。
電車に乗っている時間は読書をするのに有効利用していましたので。

最近は通勤ではなく 私用で電車に乗っても7人掛けのシートの半数以上は携帯やスマホを見ていますね。たまに読書をしている人をみるとホッとします。