リンダ・ロンシュタット
ただこのリンダ・ロンシュタットは その頃聴いていたか あまり記憶が無い。
先日 御茶ノ水のディスクユニオンのUS買付コーナーでこちらのアルバムを見つけた。
77年USAトップ3に輝いた 「Hasten Down The Wind」である。オリジナル盤だ。
ところで何故 ジャズコーナーにリンダのアルバムがあるのかちょっと不思議だったが 90年以降ジャズシンガーになっていたようでスタンダードのアルバムも何枚も出しているようだ。他にも何枚かあったが有名なこちらのアルバムを購入した。
帰宅後 早速聴いてみようと思ったがその前に アナログに回帰した時に買ったアルバムもあり こちらをまず聴いてみようと思った。
それがこのアルバム「Simple Dreams」だ。
こちらの方は全米で1を取ったアルバムで有名だと思う。ただジャケットは圧倒的にHasten Down The Windの方が良い!
Simple Dreamsは出だしからメリハリのあるパンチのある歌声が聴こえてきた。それが誇張された感じではなく自然に出てくるのは この時代の録音の優秀さなのか。この時代は歌謡曲しか聴いていなかったキタサンだが演歌と同じ 琴線に触れたような気がした。
次に今回 購入したHasten Down The Windを聴いてみると 何となく おとなし目の感じが…? しばらく聴き続けていると おとなし目と言うより体に浸透するような歌声の波が押し寄せてくる。 先ほどのSimple Dreamsでは当初自然に聴こえてたバックの楽器も こちらと比べてみると何か誇張されているような?
Simple Dreamsは日本の再発盤。ひょっとすると多少いらぬ加工をしているのでは… オリジナルを聴いてみたくなってしまった(笑)
日本盤かオリジナル盤の差か 分からないがHasten Down The Windでのリンダの方がしっとりした歌い方をしているので おとなし目と感じただけなのかもしれない。
普段ジャズを聴く事が多いので ある程度ジャズの聴き耳は持っていると思うが やはりロックは門外漢で批評は簡単ではない、ましてや音に疎いキタサンでもあるので尚更である(^_^;)