歌謡曲再生システム

狭い部屋に2系統のシステムを作って自分でも呆れてしまうのだが歌謡曲を聴けば聴くほど同じブルース感覚でもジャズと違うと分かってきた。
これが昔のようにテレビやミニコンポ等のお気楽システムだとそれほど気にかけなかったのだが今のジャズを聴く感じとは多少違う風にしないと上手くいかんと思い 機器の組み合わせ等を変え再生してみた。
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上流機器をオーディオデザインのプリとケンウッドのプレーヤー、ラックスマンのフォノイコの組み合わせ ケーブルの長さが丁度いいのがなくフォノイコの上でとぐろを巻いているのはお愛嬌…

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パワーアンプを同じくオーディオデザインのパワーにした。ジャズはある程度いい加減にやっているのだが歌謡曲は価格はともかくとして基礎部分がしっかりした機器類を使いたくこれらを選んだ 感情表現が下手な日本人の歌を西洋風に起伏激しく再現してもとたんに下品になってくる それこそ音源を素のままでが理想かと思っている
もっと理想を言うとスピーカーも日本製にしたかった…カートリッジも含めスピーカー以外は日本製である。そしてこの時はスピーカーもアマトールからMinimaに変えている アマトールは癖があり より西洋風に濃くなってしまうからである('◇')ゞ

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久しぶりのMinimaの登場 やはりキタサン部屋の狭さにはMinimaがジャストフィーリング(笑)

レコード等の音源がジャズが多いのでどうしてもQUAD3兄弟とトーレンスで聴くケースが多いが歌謡曲はこのシステムがややよく感じる。

QUADのアンプは元々 このMinimaのように低能率のアンプをドライブするのに適している アマトールはとても不思議なスピーカーで驚きの連続だったが現実的な選択肢としてはこのMinimaが価格的にもシックリくる。今は2系統として少し遊んでいるがもうそれほど複雑なシステムはいらなくなっている あくまでも一時的に試してみただけ ジャズのソフトも減らすことはあるがもうこれ以上増える事もない 歌謡曲は面白がって最近買っているがいずれ落ち着くことになると思う そうなると2系統も必要なくなり縮小されることであろう  ソフトだけではなくオーディオ機器ももうこれ以上必要ない 最後に残るものは何か ある程度自分の中では予想がついている

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# by kurama66644 | 2018-11-11 08:39 | オーディオ | Comments(0)

経験

スケートのザギトワを見ていつも思う 誰かに似ていると…そうはるか昔 おおよそ50年前に見たあの歌手に。

歌手の名前は「辺見マリ」当時小学生だった自分には刺激すぎるお姉さまであった。このくだりは前にブログで書いた「夏木マリ」と同じパターンである(-_-;)
奇しくも同じ「マリ」の芸名でありセクシー歌謡の歌手として売り出し中であった。デビューシングルの「ダニエル・モナルーム」そして第二弾「経験」そこで歌う「やめてぇー」の歌詞は世の男性諸君の心を虜にするほど悩ましかった その時彼女はまだ20歳 成熟しすぎだろう…

これはデビューアルバムの「マリとあなたの部屋」である。
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どうですか…この貫禄と妖艶さ このジャケットの写真写りはあまりよくないので多少ケバく  (失礼)見えるが実物はとても美しい人なのである。
「経験」「めまい」「私生活」などタイトルからして隠微な想像を掻き立てる曲がヒットしたが 俳優の西郷輝彦と72年に結婚 引退したので歌手としての活動は短かった
辺見マリを単なるお色気歌手として見る節はあるがデビュー前 歌謡界の大御所 浜口庫之助の下でレッスンし名門渡辺プロに入るまで下積み生活をしていた苦労人である。もっともこの頃の歌手は下積みは当たり前のことで ある程度の音楽の素養がないとプロで生きていくことは出来なかった 更にヒットするかどうかは運も影響し それにより天と地の差があるぐらい芸能界は厳しい世界なのである。今の芸能人?も厳しい世界を潜り抜けてきたかもしれないがその美しさからは想像できないそれこそ泥水をすすりながらでも生きていく体験をしていたと感じられる辺見マリ それが歌の表現に自然と現れるのである。

物まね番組を昔はよく見ていたがご本人とそっくりにあるいはデフォルメして上手く似せたなぁと思う物まねも多数ある それはそれでエンターテインメントとして面白い ただある番組で沢山の方からそっくりだといわれた物まねをする方が言っていたが細部にわたって似せる事はできたが「艶」の部分だけはどうしても真似できないと語っていた。その物まねをする人の歌に感動する人も多く称賛されていたが「艶」の部分だけは本人だけがもつオリジナルであり唯一のもののようだ。「艶」があるないで芸能人としての資質まで判断出来ないが辺見マリにはその「艶」があるのは確かである それは彼女の生き方が醸し出すものであるように思う。

芸能界引退後 離婚、金銭トラブル 熟女ヌード等色々話題になったが二人の子供も大きくなり芸能界にも復帰 活躍されているようだ。
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# by kurama66644 | 2018-11-09 10:05 | 歌謡曲 | Comments(0)

CD再生が好調な理由

QUAD44プリの後期型を迎えてからCD再生が好調である。オーディオを始める前からミニコンポ等でCDは再生していたがその期間も含めてここ何十年かの中で今が一番シックリきている。現在と違いオーディオを始めた当初は分不相応にCDプレーヤーも数十万のものを使っていた その時に比べても今の再生の方が良く感じる。

前にも書いたがQUAD44の後期型はゲインを3つ選べるそれが上手くはまった事とアンプ(プリ+パワー)とCDプレーヤーが同じ時期のQUAD製で統一できたからだと思う。
厳密にいうとQUAD初のCDプレーヤーと後期型のプリはシリーズが違うがほぼ同じ時期の物であるそしてこのCDプレーヤーはマルチビット方式のスイングアーム搭載のプレーヤーである 現代の制振性を強化した強固なプレーヤーと違い筐体も弱く そばに近寄るとディスクが回転する音も聞こえる(笑) ただ出てくる音は実にアナログっぽい優しくそして激しいものだ 現代のプレーヤーでは表現できない世界がある それを今までの機器類等の組み合わせではアンマッチ状態でプレーヤーが持っている本来の力を発揮できていなかったのではないかと想像する。もちろん電源環境を変えた、部屋を変えた等 変化する原因はいくらでも作る事は出来る ただそういうのは自分はそれほど興味がなくマニアの方にお任せする事案なのである。

上記にも書いたがCDがアナログっぽいとはどういうことなのか…色々人によって感じ方があると思うが音色が柔らかいとかきついキンキンした音がしない、ゆったりした浸透する音がするなどあるが自分が感じたことは「音が混ざる」という事ではないかと思う。
音が混ざる、混濁するなんてオーディオでは余りよいイメージはない 特に現代ハイエンドはこれでもかと言うぐらい音の分離がハッキリし音像が手に取るように分かるのを善しとしているように感じる 俗にいうリアルにとか目の前で演奏しているかのようにとか言われる。

そもそも集団で音楽を鳴らすのは各個人の音色をブレンドし新たなものを作るのにそれを分離させてどうするのかと常日頃思っている。特にオフ会など行くと混ぜるより分離する方向のお宅が殆どである それはテレビや映画などの影響で「見る」事に慣れたせいもあるかと思う 音は聴くもの感じるものが目で確認できる「音像」を出すのがすごいオーディオとなっている もちろんそれはそれですごい事なのだが本来は感じる聴き方をして見る聴き方はしていなかったのではないだろうか?そう思うようになったのはアマトールを導入してからより感じる。アマトールは音像を出さない 傍目には何となくどこで鳴っているか分からない感覚に陥る 定位がシッカリするのが現代スピーカーの絶対条件のようだがそれと相反する それでは無指向性スピーカーかというとそれとも違う 無指向性スピーカーは逆に定位がハッキリしている。

誤解があると困るのだが分離が悪いわけではない むしろ分離することで情景がより分かるので良いことでもある これはあくまでも個人の嗜好の問題で否定ではない。
しいて言うならば音だけ聞く分には分離されていたほうがハッキリ分かり気持ち良いのかもしれないがまぜこぜになった音楽も面白いということである。

えーっと何の話していたのだっけ? CD再生が好調な理由でしたね… アナログっぽい音がするから好調 と言っても最近はアナログブームとやらでその再生の考え方が昔とは違っているようにも思うので形だけアナログでも実態はデジタルに酷似した再生もあり区別がつかなくなってきているようにも思っている…

結局は何となく好調に感じているというただそれだけ…
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QUAD3兄弟である。普通の木製の棚使用 専用の高価なラックでしっかり置くなんて そこまで要求していなかった時代の物 本来はこれぐらいで十分。
今は やりすぎの人が多い、これとスピーカーがあればあとはもういらないかも?と思える今日この頃。

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# by kurama66644 | 2018-11-04 10:19 | オーディオ | Comments(2)

SPEAK LOWを聴く (ジャズじゃないやつ)

電車の座席中央あたりに座っている 隣は20代後半から30代の若者である うつむきLINEとやらに夢中だ ヘッドフォンからシャカシャカと電子音のリズムが漏れ聴こえる…
ヘッドフォンの漏れ音は迷惑だがどんな音楽を聴いているのか興味で聴き入る事が多い 正直つまらない音楽だ(個人的感想) 音楽だか音だかよく分からない 数駅が過ぎ反対側の隣にお爺さんが座って来た ドアが開いた瞬間にダッシュで座る とても元気だ 座る必要があるのだろうか? 座れて安心したのか肩幅以上に脚を広げる おかげでこちらは窮屈だ…少しずれ音漏れLINE野郎のそばに近づく事になる(;´・ω・) こんな不快な状況だがなぜか顔はほくそ笑んでいた それはカバンの中に先ほど購入したあるアルバムがあるからである 探していたが中々見つからず偶然発見できたのである。

「SPEAK LOW」確かこのブログでも4年前に記事にした タイトルは「無人島に持って行く1枚だけのピアノトリオアルバム」https://andokan.exblog.jp/23162270/
ジャズのアルバムである。バップピアノのウォルタービショプJrの渾身のアルバムでジミーギャリソンのベースが重戦車のように縦横無尽に大地を揺らす ジャズ好きならお持ちの方も多いと思う そういうキタサンもCDで持っていた そして今はユニオンの復刻版のアナログを持っている。  なにオリジナルじゃないの?
当然である コレクターの陰謀か 販売業者の策略なのか 評論家の過大評価なのか原因は分からないがオリジナルは大体30数万円で取引されている('◇')ゞ

もちろん1枚の値段である キタサンの今のプリ、パワーアンプ それにCDプレーヤやらアナログプレーヤー合わせても30数万なんてしない…昔のアナログオリジナルでこのような価格で販売されるものは結構ある 普通でも数万するものも珍しくない 何という事だ! オーディオと同じでジャズオリジナルも富裕層の独占だ それがいやでジャズオリジナルは諦めた というより嫌気がさした。

いかんいかんジャズオリジナルの話になると怒ってしまう…もっと冷静に
話は「SPEAK LOW」に戻る 実は今回探していたアルバムもタイトルが同じく「SPEAK LOW」なのである ただしジャズではない そう歌謡曲なのである そのアルバムがこちら
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南 佳孝4枚目のアルバム「SPEAK LOW」南佳孝って誰? ウォンチュー~スローなブギにしてくれの人である(笑) 知っている人は知っているのである!
79年CBSソニーから出たこのアルバム あのYMOも参加 全曲 南佳孝作曲 作詞は松本隆と来生えつ子である ベースは松原正樹に小原礼 悪いわけはない!
B面の1曲目にヒット曲の「モンローウォーク」が収録されている 佳孝さんの最大の魅力は声の艶 色気にある 同性の自分が言うのもなんだが声量はそれほどあるわけではないが色っぽい歌い方をする 甘くない艶のある声色 これにはまいる。

詞は松本、来生にまかせ編曲は坂本龍一と佐藤博が担っている これが又良い 南佳孝は曲の人で無理して詩を書くことはない この分業効果がアルバムの質をより高めていると思う。

このアルバム探しても中々見つからなかった ネットで800円で販売され目をつけていたが某アナログショップで「380円」エサ箱の目立たない場所にひっそりと置いてあった… ジャズの「SPEAK LOW」の千分の一の価格 どちらも同じオリジナル 盤質は南 佳孝の方はAからB+である。南 佳孝の価値は千分の一 そんなわけない
キタサンは思わずこのアルバムを抱え込んでしまった ひょっとすると誰かに取られてしまうのではないかと…

価値観の違い これはどこの世界でもいえる事 オーディオの世界でも似た事象がいくらでもある。価値観の違いにしてはあまりにもその落差は大きい。

声を潜めて聞いてください(SPEAK LOW) 「変な世の中 不条理な世の中 上手くいかない事もある それでも信じて行けば素敵な事もある」

380円のレコードを見つけた時は自分にとってとても素敵な瞬間だった。無人島に1枚だけ持って行くなら南佳孝の「SPEAK LOW」を持って行く!



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# by kurama66644 | 2018-11-03 10:03 | 歌謡曲 | Comments(4)

いざ昭和歌謡館へ!

最近歌謡曲を聴くことが多くなった しかし所有しているディスク(アナログ、CD等)は9割がジャズである…だから相変わらずジャズをかけてその合間に聴いているという感じである。コレクターになろうとは全く思わない フッとした拍子に聴いてみたい曲やアルバムを思い起こしユーチューブなどで聴いてみる それで気に入れば購入しようかというところである。

ジャズは元の音を知りたく(生音ではない)アナログオリジナルに走った 歌謡曲は別にオリジナルに拘らない アナログでもCDでも構わない。ジャズの場合と逆でアナログとCDの価格が逆転しているので歌謡曲はアナログを買う事が多いだけである。

今回 初めて新宿ディスクユニオン昭和歌謡館に行ってきた。場所は以前から知っていたがそれまでは入る事はなく素通りしてジャズ館の方に行っていた そして地下を降りていくとあるはあるはおびただしい数の懐かしいジャケットが 昭和の香りが満載である(;´・ω・) 意外と人も多かった 年配の方だけではなく若い方もいた ひょっとして密かなブームかと思って中を見学するとやはりマニアの素窟であり不思議な行動をする人も何人かいた これはジャズ売り場でも見かける事で 一心不乱になると周りは見えないというかどうでもよくなるのだろうその生態はジャズ売り場でも体験しているので珍しくななかったがちょっと違うかなと思ったのはそのスピードである ジャズ盤は寸での所で狙った獲物が(ブツ)取られてしまうこともあるが歌謡曲は実に大らかでその探すスピードはジャズのそれと違い遅い 速く探すのはおそらく生粋のマニアなのだろう 自分のように昔を懐かしみながらゆっくり見る人もそれなりにいた そういう人は家でゆっくりレコードを聴いて思い出を回想しているのだろう。音楽を聴くのに音質や音像も大事かもしれないが歌謡曲はテレビやラジオで聴いていた 立派なオーディオ装置で正装してキッチリ聴くものではない(これは個人の感想である)気軽に聴くものであると思っている。

それにしてもアルバムジャケットが至る所に展示され知らないものもあったが歌手自体は大体は知っていた 子供の頃の娯楽はテレビであり歌謡曲全盛であったので知らず知らずのうちに心に記憶されていたのだろう 今はインターネットの時代だが当時はテレビや雑誌が隆盛していたのでその影響は大きい。

実は探していたアルバムが3枚ほどありそのうちの2枚あったので買ってしまった。ジャズとは比較にならないほど安い価格で驚いた 何十年も前のレコード しかもプレーヤーなんて今ではマニアしか持っていない そういうものを当時の定価以上で販売される事自体が不自然だ そういう意味で歌謡曲は正常だ。もちろん希少盤やら珍盤もありそれらは当時の価格をオーバーしていた それでもジャズのBクラスのオリジナル盤なんかに比べこちらの歌謡曲ももちろんオリジナルだが価格が雲泥の差である
思わず気になったアルバムを他に4枚購入LP5枚、EP1枚で計2600円、今回CDは買わなかったがヒデとロザンナの50周年記念CDが同じ2600円位?で売っていた 買おうかなと思ったがヒデはもう何年も前に亡くなって2曲だけ狩人の弟の方とデュエットし新譜としたらしい 狩人も歌の上手い歌手だがやはりヒデの歌声にはかなわない 昔のLPにしようと探したが無かったので又探してみようと思っている。
頻繁に行くことはないと思うがネットではなくこういう店舗で実際探して買うのはやはり面白い。歌謡曲は気軽に聴くのがいいのだが今のうちのシステムでは中々上手く再生できない どんどんグレードダウンし(価格的に)今はCDP+アナログプレーヤー+プリ、パワーアンプ合わせて20万位の組み合わせだ。もっと安直なシステムの方が上手く鳴るような気もする…
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今回購入したLPやEP 機会があれば又 紹介しようと思っている。


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# by kurama66644 | 2018-11-02 10:10 | 歌謡曲 | Comments(0)

歌謡曲とジャズは好きです!


by キタサン
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