計算尺と そろばん

今の若い人は そろばんは知っていると思うが計算尺の存在は殆ど知らないだろう。

かくいう私も中学時代に少し使ったことがある程度で それ以降は殆ど使わなくなり 見る事もなくなった。
この計算尺は棒状のものや円形状のものがあり その名の通り三角関数、対数、平方根などの計算をするものである。

中学時代は確か 部活で計算尺クラブの存在もあったと思う。文系の私は扱いも苦手であった。
この計算尺とタイトルにあるそろばんに取って代わったのは電卓である。
加減乗除はもちろん関数電卓の存在は計算尺を駆逐していった。

計算尺も そろばんも 得意な奴はそれらを後生大事に扱っていた。自分の分身のようというのは少し大げさかもしれないが
なにせ これらが得意だと周囲から尊敬のまなざしで見られていたように思うし 一目置かれていた。

計算尺もそろばんもアナログだが 今後脚光を浴びる事はもうないかもしれない。
便利さ実用性からデジタル機器である電卓やパソコンが優位であるから 過去の遺物となってしまった。

先日 会った私のオーディオの師匠がアナログが衰退していったのは別に音が悪い、不満があったからではなくデジタルの便利さ、パッケージのコンパクトさなど
別の要因が高い事を言っていた。もちろん商売で売る方もコスト的な面で優位であったからであろう。

今後パッケージメディアが衰退してデーターの音楽が一般的になると アナログ機器もそろばんや計算尺のような運命になっていくことも考えられる。
いずれにしても音や音楽を聴く こちらの感性も重要で納得できなければ受け入れられないと思う。

ただハイレゾ音源やDSD高音質再生など技術が発展していけば いずれ頑固なアナログ信者も納得できる音が出てくるかもしれない。
先の事はよくわからない…

※ちなみにこれが計算尺です。 日本の竹製のものは海外でも有名でした、竹そのものの伸縮率が小さいので精度が高いという事で。
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# by kurama66644 | 2014-03-14 10:54 | オーディオ | Comments(0)

道路とオーディオ

以前 参加しているオーディオコミュでネットオーディオを高速道路に例えて 一部の人から反感をくらった。
いわゆるデジタルVS アナログを連想させるような書き方でアナログが優れているという風に捉えられたのかもしれない。
もっとも書いた時はネットオーディオこそやっていなかったが CD中心でデジタル再生オンリーだったのだが…。

先日 昔、趣味でオーディオをやっていた人と話して この道路の例えが出てきた。
機器の性能が高くなればなるほど 使いこなしが難しくなるだけでは済まなく環境も影響してくる。

オーディオの機器性能が高くなればなるほど使いこなしも難しく 同時に部屋環境も整備しなくてはいけなくなる。
ポルシェやフェラーリ はたまたレーシングカーを一般公道で走らせても 能力を発揮できない。

それなりの専用道路、サーキットを用意しなければいけなくなる。まぁこのような内容である。

個人的な考えだが俗に言う高級車(BMWやベンツなど?)で高速道路を走るぐらいのイメージでだいたいのオーディオファンは着地点を目標としているのかななぁと思う。ただ中には それではだめでレーシングカーでサーキット走行まで望んでいる人もいるし、とりあえず高級車さえ手に入れられれば一般公道でも構わない人もいる。更には 自動車自体も手に入らないでバイクや自転車が精いっぱいの人もいると思う。

やはり現在の身の丈に合ったものをそろえるのが無難な気もするが そこは趣味の世界。無制限である。

音や音楽は目に見えない、目に見えるのはそれを具現化する道具である。
どうしてもその道具に関心や興味を持ち 凝りだしてしまう。その方が色々な意味で分かりやすいのかもしれない。

目に見えない趣味を追及していくのは難しい。





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# by kurama66644 | 2014-03-11 22:47 | オーディオ | Comments(0)

MONO音源再生の疑問

音源のオリジナル盤は数えるしか持っていないが その重要性はだんだんわかってきた。

ジャズを聴いているが 聴く年代は50~60年代のものがほとんどで当時の録音はMONO音源が多い、そのオリジナル盤は結構高い(笑)
そこで再発盤を再生しているが MONOカートリッジでのMONO音源再生は情感が溢れ迫力がある事は何回も述べた。

ところが数少ないオリジナルMONO盤での再生は 思ったほどでもない。
もちろんステレオ再生に比べると押し出し感などは強いが… 更に盤が古い事もあり状態自体もあまりよくない。(パチパチノイズが多めなど)

一昨日のブログ、「mono音源再生の難しさ」でも書いたが
再発盤は特に1968年以降はMONO盤でも肝心のモノラル用のカッティングマシンが製造中止になったこともあり ステレオ用のカッティングマシンでMONO盤を作成することが殆どになったようである。そうするとステレオ用とMONO用ではレコードに刻まれる溝の大きさが違う。

モノラル用カッティングマシンで刻まれた方がステレオより溝の幅が広い、現在出ているMONO針はステレオ用とだいたい同じ太さである。
おそらくオリジナル盤など太い溝の中で針が細く上手くトレースできず 本来の音が出てないのではないかと想像する。

だから再発盤の方が逆に上手く音がでているのかもしれない。ただオリジナル盤を当時の太いMONO専用針で再生したならば 凄い事になりそうでワクワクする。

まぁそれよりアナログ自体にまだ慣れていない面も多々あるので それに慣れるようにすることが大切。そのうちに試してみたい。

こちらは 数少ないオリジナル盤のひとつ、チャールス・マクファーソンのライブ盤。ジャケットもボロボロ 年代を感じる。
盤状態もあまりよくない事から現代のMONO針による再生でもイマイチである。(あくまでも私の所の環境下での事です)
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こちらの方は日本の再発盤 ジョー・ワイルダーのアルバム。キングレコードがオリジナルを忠実に再現しようと独自のカッティングを施している。
このキングレコードの再発盤はジャズ好きな人には好評価を受けているらしい。聴いていて私もそう感じました。
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# by kurama66644 | 2014-03-09 10:25 | ジャズ | Comments(0)

実は琴線にふれていなかったジャズ

私は20代の頃からジャズを聴いていた。本格的に聴いたのは20代後半だが それでも30年ぐらい聴いている。よく飽きずに聴き続けてきたと思ってる。

 

ジャズ喫茶通いとライブ、オーディオ機器こそミニコンポだがソフトは相当集めていた。

好きだから続けられたのだと思う。そんな中 昨秋から本格的にアナログを始めてモダンジャズと言われる50年、60年代のジャズをMONOカートリッジでMONO盤を聴くという 本当の?ジャズを堪能しているが 同時にアナログの再生の面白さもあり 別ジャンル(歌謡曲、ソウル、フォーク、演歌etc)も聴き始めている。

 

アナログで聴くジャズは楽しい! 今までCDで聴いていたのは何だったのだろうと思うぐらい。もちろんジャズ喫茶ではアナログ再生も多かったが別の空間だと当時思っていたから自宅のラジカセ、ミニコンポ環境と比べもしなかった。

 

ただ別ジャンルのアナログ再生も侮れない。特に自分の子供時代から青春期にテレビで聴いていた歌謡曲、ニューミュジック、演歌、など懐かしくもあり その手のアルバムをつい購入してしまう。そうして聴いていると単純な懐かしさ、郷愁だけではなく演奏者の凄さを感じてしまい 聴き入ってしまう自分がいる。ジャズはノリがよく客観的に楽しみながら聴いてしまうが 幼年期から若い時代聴いた歌謡曲などは自分の感情も移入して聴き入ってしまう。当時見向きもしない演歌でさえ。

 

ジャズは自分の好みに合っているから長く聴き続けられたのだろうと思う。

楽しく心地よくなってくる。しかし何となく自分の感性とは少し違う感じがする。

それに対して歌謡曲なり演歌をアナログで再生すると何となく琴線にふれるような感じがした。先に述べた当時の懐かしさからの郷愁だけではなく、リズム中心のジャズに対して日本の歌謡曲など殆どがメロディー中心に構成されている その辺が体に染みついているのかもしれない。

 

それにしても最近の音楽は全く聞いていない。テレビが無いせいもあるが…

回顧主義ばかりだと脳が退化するかもしれないなぁ(^_^;)

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# by kurama66644 | 2014-03-07 11:35 | ジャズ | Comments(0)

MONO音源再生の難しさ

長年ジャズを聴いているが圧倒的に50~60年代のいわゆるモダンジャズを中心に聴いている。
とうぜんながらこの時期の録音はモノラル録音が主だ。58年ごろからステレオ録音に徐々に切り替わっていったが 同時並行でモノラル録音も暫く行われていた。

最新のジャズも含めて色々聴いているというならCDでもかわないが この50,60年代と言うところがポイントだ。どうしてもアナログ、そしてMONO再生は欠かすことは出来ない。

私が自宅でアナログを本格的に始めたのは昨秋の頃だが きっかけはMONO再生そして専用のMONO針を使っての再生である。
自宅の狭い環境で しかもブックシェルフスピーカーで これだけ実在感のある音を出せるのかと感心してしまった。

今はアナログ機器が3台あるがその中の一番安いヤマハのアナログプレーヤーでモノカートリッジも1万円強の高くないものを使用、 3倍ぐらいは違うトーレンスのアナログプレーヤーから出る ステレオ再生に勝ってしまっている。(しかもSPUの高いカートリッジを使用)

まぁ本来は勝ち負けなんてないのかもしれないが(笑)

感情が高ぶってしまうので しばらくMONO再生を禁止にしていたが 隣の防音、布団部屋をMONO専用室にしてしまい、音量を下げて聴きやすくしているが
ステレオ再生とは やはり迫力、押し出し感が違う。

私の所有するMONO盤は再発ものがほとんどでオリジナルは数えるしかない。しかも日本での再発盤が多い。
この再発盤は おそらくステレオ用のカッティングマシンでMONO用に作られたものが殆どなので溝が狭いのかもしれない。
とりあえず現代のMONOカートリッジ針は細いものが多いので意外と この再発ものには合うのかもしれないが オリジナルやそれに近い物はモノラル用の専用カッティングマシンで作られているので溝が大きいのではないだろうか? 数少ないオリジナルを現代のMONO針で再生しても思ったほど 凄くない。(凄い事は凄いのだが…) おそらく溝の中で針が踊っているだけで しっかりトレース出来ていないのではないか。
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せっかくのオリジナル盤も本来の力を発揮できていないかも(^_^;)

誤解を恐れずに言うならモノラル用のカッティングマシンで作られたMONO盤を専用のMONO針(現代のものではなく)で再生してこそ本来のMONO再生と言えるのかもしれない。 機器類に関しては自分ではもう十分なものを使っていると思う。部屋との整合性も合わせるとアレコレ買い換える必要はないように思う。

CD再生では殆ど考える事は無かった 盤の年代、オリジナルか再発か それに近いものか はたまた海外か国内ものか そちらの方をあれやこれやと見極める必要がある。自分ではオーディオマニアに成りきれなかったが アナログマニアに成ってしまうのか? それはわからないがボチボチやっていこう。

どちらにしろアナログ盤はそれ自体が芸術品のように思えるしジャケットは見ていて楽しくなる。
楽しみながら進めていこうと思う。

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# by kurama66644 | 2014-03-06 22:40 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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