本当にアナログ復活の兆しなのか! パート2

パイオニアが30年ぶりに本格のターンテーブルを発売するらしい。もっともDJ用で価格も7万円台と比較的お買い得の価格設定だが…

DJ用ながら同社のブランドTADの技術を一部導入し 音楽鑑賞用にも十分すぎる能力があるらしい。

先月もこのタイトルの記事を書いたが 実際アナログの売り上げは伸びている事は事実だ。ただ販売規模が今となってはかなり小さいので前年比売上20数パーセント増といっても金額にすると大したことがないように思う。

この売り上げに貢献しているのは どういう人達なのだろうか? 若い人は興味本位で購入する人もいるだろうが ごく一部だろう。
中高年以上がほとんどだと思う。子育てが一段落し お金にもある程度余裕が出来た層のような気がする。

中古レコードショップに行っても やはり中高年が多く ウン万円もするレコードを何枚も抱えて大人買いするのをよく見かける。
ネットの発達で それなりの情報が気軽に手に入るので お金さえあれば一夜にしてレコードコレクターになる事が出来る。

コレクターには逆立ちしてもなれない私は うらやましい限りだ。

このブログでオリジナル盤の事をよく話題に出すが 単純に音質の事でいうならばオリジナルより良い再発盤やデジタル音源は多くなってきていると思う。
技術の発達で それは当然だと思う。今もオークションを眺めていたが ジャズのオリジナル盤を平気で10万、20万…と提示して おまけに「最低落札価格あり」なんてコメントしている。そんな アコギな価格設定をしていると今にデジタル音源がオリジナルを超える時が来た場合 捨て値同然の価値しかなくなってしまいかねない。

多少は高くてもいいが 法外な値段でアナログレコードの循環を鈍らせないでほしいと思っている。

それにしてもアナログ装置は場所をとる!もはや重厚長大の時代はとっくに終わって なるだけ小さく、コンパクトに そして性能も良くという時代なので やはりアナログは廃れていく運命だと思っている。良い物は後世に残るという意見もあるが より便利なものが登場し それに慣れるといくら良い物でも無くなっていくと思う。形だけ残しても肝心の音作りがデジタルで機械任せ 楽に?量産出来るようなものはわざわざアナログ機器に合わせてもしょうがない気もする。
そういえば山水が破産したニュースも出ていたなぁ~ 昔はオーディオに興味が無かったとはいえ山水の名前ぐらい知っていたし高級ブランドメーカーで憧れていた人も周りにはいたなぁ…。

話が脱線し やっかみの文章になってしまった…。少し落ち込み気味の私でした。

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# by kurama66644 | 2014-07-17 22:34 | オーディオ | Comments(0)

1958年の奇跡

先日 とある方のブログを拝見していてジャズピアニストのホレス・シルバーが亡くなった事を知った。

そういえば もうかなりの高齢になっていたはずで85歳だそうだ。偉大なるジャズジャイアンツの一人が又 いなくなり寂しい思いがする。


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私の部屋に飾っているこの集合写真は1958年にハーレムで撮られたもので結構有名な写真である。
撮ったのはArt KaneでEsquire誌に雇われて初めての仕事がこの写真撮影だと聞いた。
この写真にまつわる色々な逸話があり 総勢58名の所 実際は57人しか写っていないとか(たまたま一人が休憩していなくなった時撮ったらしい(笑)) この写真を題材にしたトム・ハンクス主演の映画「ターミナル」が作られたとか 面白い話題が多い、この写真撮影の模様、当時のミュージシャンのインタビューなどのドキュメントのDVDも出ているようなので興味のある方はご覧になられたらいかがだろうか。

上記の写真はカバーをしてある透明なアクリル板が乱反射して そして画像も小さく見ずらいと思うがホレス・シルバーも左側に写っている。
テナーサックスの大御所コールマン・ホーキンスや 前回アルバム紹介したレスター・ヤング、日本に愛着を持っていたアート・ブレーキー、バップの高僧?セロニアス・モンク、ビックバンドの雄 カウント・ベイシー、B-BOPの立役者の一人デイジー…ガレスビー、ベースの巨人チャーリー・ミンガス…今から考えるとこれらのビッグネームが一堂に揃うのは奇跡に近い!

この中で未だ存命なのは テナーのソニー・ロリンズと同じくテナー兼コンポーザーでもあるベニー・ゴルソンの二人だけ。

たまたまオーディオを始める前はライブ、コンサート等主体として聴きに行っていたのでこの内の10数人は生で聴くことが出来た。(80年代初頭から90年にかけて)
貴重な経験だと思うが 今のオーディオの趣味に活かせているかというと それは無い(笑)
生の音はその場 限りで再現性をオーディオに求めてもしょうがない気がする(個人的な考えなので突っ込みは止めて下さいね(笑))



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# by kurama66644 | 2014-07-14 19:44 | Comments(0)

セルジオ越後の天国と地獄

サッカーはJリーグが発足された時は よく試合を見に行った。日本では野球が圧倒的に人気が高くサッカーはマイナーな競技と思われていたが世界をみると その逆で 野球の方がごく一部の地域でしか普及されていない。

当時は今でいう海外組なんてほとんどなく 選手のレベルも世界とは程遠いように感じた。
私は現在 テレビの無い生活を送っているので 職場内でのワールドカップの話題にもついていけず その手の話が出ても加わらなかった。

セルジオ越後さんは Jリーグが始まった当初からテレビ等で解説をしていたが 今回のワールドカップの結果にいつも以上に辛口でコメントしていたらしい。
タイトルは Web上で公開されているセルジオさんのコーナー名で ネットでたまたま見つけ読んでいると このような言葉がでていた。
「有名なコックを招いても今の日本じゃ安いピラフしか作れない」

協会の事、マスメディアの事、選手自身の事…色々総合して述べられたのだと思う。

どうしてもオーディオ関連に結び付けてしまう私だが やはり素材、資質が大事で そこがダメだといくら優秀な機械や使いこなしの出来る方でもダメだという事だろう。
毎度のことながら勝手な解釈で申し訳ないが 元の音源が悪いと最終のスピーカーから出る音もダメなのかもしれない。
機器のポテンシャルに依存したり部屋のルームチューニングを工夫しても多少は良くはなるかもしれないが やはりダメなものはダメのような気がする。

ここでダメかダメでないかの判断は元の(オリジナルの)音を知ってこそ出来る事で本当をしらないと分からないと思う。

以前にも話したがオーディオは基準の無い趣味で 人それぞれその基準が違っている ライブや演奏会での感動した音を基準にする人もいるし 評論家の好評価した高音質とやらを基準にしたり、楽器を演奏した事のある人は その音色を基準にしたりと 様々なので 結局は自己満足の趣味なのかもしれない。

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このアルバムを眺めて主役のビリー・テイラーよりジェリー・マリガンのバリトンは良いなぁ~とニヤニヤしながら悦に浸っている時が天国。

音像や音場がどうの定位が良い、悪いなど理屈めいた事を考えながら聴いている時が地獄。

そう考えるようにしている。 以上 キタサンの天国と地獄でした。


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# by kurama66644 | 2014-07-12 21:03 | Comments(0)

音としての快感

久しぶりにカートリッジをSPUに変えてみた。
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国産のオーディオテクニカAT33EVは優秀なカートリッジだと思う。実売価格で5万台ぐらいだから安くはないが何十万もするカートリッジが多々ある中 コストパフォーマンスは高いと思う。私のように普及帯価格の機器しかない場合 十分すぎるぐらいだと思っている。
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SPUのカートリッジを買ったのは見栄もある、ジャズを聴くからには一度はこのシリーズで聴きたいとアナログに回帰した時から思っていた。
アナログ音源もそうだが単純に高音質という評判だけで判断できない部分もある。当たり前の事だが実際聴いてみて、そして色々なカートリッジを聴きくらべないと分からない事があると思う。更にじっくり聴き続けてみることも大事だと思う。

以前も書いたと思うがオーディオテクニカのAT33EVは さり気に広帯域で音を鳴らしてくれる、中域は若干薄い感じはするが高域、低域と不満はない。私は演歌やPOPSまでアナログなら聴いてしまうがジャンルに関係なく過不足なく鳴ってくれる。その点ではDENONのDL-103にも共通するが103より音調は明るい感じだ。

話は戻るがSPUで久しぶりに聴いてみたが出力電圧やインピーダンスが少し違うのでボリュームの位置も普段聴く位置と少し変えた。何となく元気がないような感じがした(^_^;) まだ耳が鳴れないのとトーレンスではなくケンウッドの安いプレーヤーに装着し アームにカートリッジ重量を合わせる為 特注の錘をつけたナンチャッテセッティングなので調整の仕方が悪いせいもあるかもしれない。

しばらく聴き続けていくと各帯域での音の出方、音圧等違いはあるが それよりも艶の違いが大きいように思えた。カートリッジの聴き比べが出来るほどベテランでも何でもないが 特にボーカルでの再生に差があるように感じた。日本製のものは真面目で全部の音をしっかり再現しようという感覚で作っているのに比べ海外製のものは特定の箇所がよければ あとはオマケみたいな作りをするのだろうか? 色気の部分では圧倒的にヨーロッパ、米国製が勝っているのかもしれない。

肉食文化と草食文化の違いなのかなぁ?

全身で大音量のシャワーを浴びるように聴くジャズを快感と思っている人も多いが か細い音でもいやに艶っぽい浸透する音で鳴るジャズも又 魅力である。
装置や部屋の関係で か細い音しかでないが 大音量で聴きたければジャズ喫茶やライブにいけば済む。ただもう余り行くこともないと思うが…

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# by kurama66644 | 2014-07-11 12:22 | オーディオ | Comments(4)

再発盤

このブログで音源の大事さを何度か語ってきた。その中で元の音(オリジナル盤)についても何度か自分なりの聴いた感想を述べてきた。

正直まだまだ聴き比べと言うレベルには程遠いが 沢山所有してきたCDとの比較は自分の中では何とか出来てきたのかなぁと思っている。
私の聴くジャンルは50、60年代のジャズが大半なので元の音となると当然アナログになる。傾向さえつかめればよいと考えていたが
これが又 色々でやはり聴いてみないと分からない事が多く困っている(^_^;) 最近はオリジナルと書けばオークションでも人気がついて
高額になるケースが多い。

ベテランのレコード蒐集家が60年代の初期ステレオ盤なんか 10年ぐらい前まではジャズの三大レーベルでも一部を除いてオリジナルでもそう高くはなかった。と話していたのを聞いた。現在はオリジナルと書いてあれば何でも高めだ!

先日 ある蒐集家のブログで紹介されていたジャズのアルバムを無性に聴いてみたくなりユーチューブで検索してそのアルバム内の何曲かを聴いてみた。
これは中々のものだと思ったが そこはやはりユーチューブで平面的にしか聞こえない。前にも言ったがBGMとして軽く聴く分には良いが この音源はしっかり聴いてみたいと思った。ところが希少盤らしくネットで検索しても中々見当たらない、価格もかなりの高額らしい? まぁ中古レコードの価格相場は結構コロコロ変わるからあてにならないので そのうち足で探して見つかればいいやぁと思っていた。そうするとネットで一件 再発盤だが掲載されていた。
再発盤のくせに 結構な値段である。ちょっとした人気盤のオリジナルも買えてしまう価格であったが提示されていた初期価格で ためしに入札した。
やはり再発盤で数千円の価格とモダンジャズの少し前のいわゆる中間派の方の演奏という事で私以外入札がなく すんなり落札された。

ジャズを聴く人なら名前は知っているはずだが この人を好んで聴く方はあまり知らない。
「レスター・ヤング」
フレージング革命と評論家の油井正一さんは言っていた。詳細は書かないがジャズ界の中では最重要人物の一人に値すると。

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一応オリジナルテープをリマスターしたようだが ドイツ盤だと思う。重量盤でもあり180gあるようだ。
1959年モノラル盤だがカッティングは再発なので当然ステレオ用のカッティングマシンで作られたと思う。最近バンゲルダーの誇張された(笑)音ばかり聴いていたので
普通に聴こえたが あまり中間派の演奏と感じないハードな面もうかがえた。

音の凄さを聴くアルバムではないと思う。かといってBGM的にワインを飲みながら(笑)ゆったり聴くアルバムでもないように思う。
ジャズと言う音楽の普遍さを味わうアルバムだと思った。
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アルバムの中に入っていたレスターのポートレイトである。街を歩いていても帽子をかぶった普通のおじさんにしか見えないと思うが すべてのジャズメンに多大なる影響を与えた凄い人なのである。

あーっ これのオリジナルを聴いてみたい。一生聴く機会はないかもしれないが…。


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# by kurama66644 | 2014-07-09 21:28 | オーディオ | Comments(2)

ジャズは好きです!


by キタサン
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