80年以降のジャズ

昨日 久しぶりにこちらのアルバムを聴いてみた。

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「Big Time」81年録音。
ケシャヴァン・マスラクと言って47年デトロイト生れである。テキサステナーの素地があるのかアルト奏者ながらむせび泣くような音色が人々の心を訴える。
どちらかと言うと前衛的な演奏なのでモダンジャズを聴きなれている私からするとちょっとフリーよりで頻繁に聴くアルバムではない。
前回聴いた時はフリーよりとは言え結構心に残った記憶がある。


今回改めて聴きなおしてみると その音色の独特な感じはやはりワン&オンリーな存在で素晴らしいと感じたが前回聴いていた時とは何かが違っていた。
バックとの一体感が無いように思えた。ケシャヴァンの音色も激しいながらきれいに聴こえるし、ピアノもベースもドラムもメリハリがありハッキリ聴こえる。
そうCDで聴いているようなのである。前回聴いた時はアナログ機器は持っていたが基本CD再生でCDの音に慣れていたせいもあったかも知れなく違和感は感じなかった。

もちろんCDの音が悪いわけではない、つい最近までCD党で殆どCDでしか聴いていなかったわけであるから…けなしているわけではない。
特に一体感がないといったのは録音手法で 奏者をスタジオの個別のブースで参加させ 音合わせをしていたのではないかと想像する。
各楽器の音は明瞭に聴こえ 良いのかもしれないが再三言うように少人数でのコンポ主体のジャズは単体楽器の演奏がいくら優れていても それぞれが相互レスポンスし合わなければ何倍ものエネルギーを生まないのである。 それが分断されている感じがするのである。

80年代以降のジャズが全てそうだという事ではないが 製作者側のリスナーにメリハリの効いた綺麗な迫力のある音を聴かせようとする意図はわかるのだが スマートさだけがジャズではなく 泥臭さ しいては 奏者間の互いの気持ちの伝達は向き合って五感で感じ合った方が 演奏にも重みが出てくるものだ。
そういう意味でスタジオ録音にも そのどろ臭さ、奏者間のレスポンスによる相乗効果を出せるような工夫をしてほしい。

その工夫がないまま現在も続いていると思う。

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# by kurama66644 | 2014-05-02 10:47 | ジャズ | Comments(0)

ヘッドシェル

オーディオは何をしても音の変化があるらしい。ブラシーボ効果、錯覚なども もちろんあるが実際、音の変化もあり、その変化を楽しむ人たちも多い。

アナログプレーヤーでのカートリッジによる音の変化はある事は分かってきた。もう少し細かく言うとヘッドシエル、それに取り付けるビスの種類、材質、カートリッジスペーサー、もう少し広く見るとアーム、フォノイコなど変える事により変化がありキリがない。

私はオーディオマニアではないのでそれらによる音の変化は認めつつ そこまでやると収拾がつかなくなるような気がして せいぜいカートリッジ止まりだ。
先般 モノ再生用カートリッジにバリレラを導入してから 今まで使っていたオーディオテクニカの1万円強のカートリッジは休眠中である。

昨日 フッと 「そういえば1万円強のカートリッジに付けていたヘッドシェル、結構高価だったなぁ」と思い返した。

フェーズメーションのCS-1000というものでジュラルミンの削り出しで リード線も結構凝ったものを使っている。しかも当のカートリッジより高い(笑) 17000円ぐらいする。

今 トーレンスに付けているカートリッジAT33EVには2000円ぐらいの物をつけている。替えたらどうなるか?急に試したくなった。
時間は真夜中 12時を回っていた。明日は普通に仕事だ。ヘッドシエルの重さも違うので水平バランス等もやり直ししなくてはいけない。面倒だ…
ただ思い立ったら一直線(笑) やらないと済まないAB型、真夜中にごそごそ作業をし出した。オーディオマニアではないと言っておきながら傍から見ると立派なオーディオマニアか(笑)

そうこうして設置完了。
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驚きました! ただでさえ性能が良い このカートリッジ 以前に増してメリハリが出、低い所から高い音までより自然にスーッと鳴るようになりました。
音の特徴は変わらないのですが 上手く表現できませんが居心地がよくなった?感じです。ありきたりですが音楽が楽しめる音と言いましょうか…。
うーん たかがヘッドシエルと侮ってはいけませんね。反省です。

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相性もあるとは思いますがこのカートリッジ、アナログプレーヤーには上手く合ったと思います。
最後にひとつだけ ジャズのMONO盤再生には ちょっときれい過ぎるかな?(そもそもこれはステレオ再生用のカートリッジですけど… )同じジャズでもストリングスものには合うかもしれません。
寛いで聴く分にはgoodです。


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# by kurama66644 | 2014-04-30 21:48 | オーディオ | Comments(2)

やはりジャズはMONO盤に尽きる!(時期限定)

こういう事を公言すると お叱りを受けるかもしれないが個人的な感想のこのブログ内での発言という事で勘弁してほしい。

ここで注釈がつく、モノラル用カートリッジによる再生での話。

お気に入りのトーレンスのプレーヤーに更に今 私が一番気に入っているオーディオテクニカのAT33EVのカートリッジでこちらのアルバムを再生した。
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黄金のオスカー・ピーターソントリオによるシカゴでのライブ音源。CDでは散々聴いているアルバムだが今回 オリジナルMONO盤を手に入れた。
AT33EVはステレオ用カートリッジで高域、低域とグーンと伸び 明るいメリハリの効いている音がする。そして不快な音がしないのも特徴のような気がする。
針の動きからしてMONO盤をステレオ用カートリッジで再生しても特に問題は無い。逆の場合は問題もあるのだが…。

のっけからCDで聴くのと変わらない爽快な音がする。聴衆のガヤガヤする音も結構はっきり聴こえて寛げる楽しい音である。
ただ何となく物足りない感じ…。


次にケンウッドのプレーヤーにバリレラ モノ用カートリッジで聴いてみた。
相変わらずアームが頼りない感じもするし おまけに針圧を稼ぐため1円玉2枚重ねという見た目もトホホな様子。
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ところがそのトホホなプレーヤーに替えた途端 音が生きてくる!押し出し感が違うのは今まで何回か言っている通りだが 聴衆のざわめきがライブそのもの。
はっきり言うと 嫌な音も聴こえる、そしてピアノの低域部分もAT33EVに比べると少し団子状態。バリレラにしてからナローな感じに なってきているのは分かっている。ただ音のイキイキした感じはステレオ針での再生では明らかに欠けていた。ステレオ針ではサラーッと美しくは鳴らせるがMONO再生を推奨してくれたYさんがよく言っていたジャズの臭さは出ていないようだ(あくまでも私の装置での話です)

安価なプレーヤーとアームに1円玉を乗せた昔のMONO針で再生するこのシステムは ジャズ本来が持っている臭さを少しは表現出来たと思っている。
益々MONO盤に嵌りそうである。(※70年以降ステレオ録音されたものはステレオ針で聴いている。あくまでも50、60年代のモノラル録音のジャズの話である)


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# by kurama66644 | 2014-04-29 12:35 | ジャズ | Comments(0)

黒い花びら

黒い花びらは 水原弘の歌ったヒット曲である。そして第一回レコード大賞を取った曲でもある。

若い人は水原弘も そしてもはや名前だけのレコード大賞も余り興味が無いかもしれないと思う。
かくいう私も当時 子供心に水原弘の名前は知っていた程度で あとは地方などへ旅行に行くとアース製薬の殺虫剤のホーロー看板に水原弘の写真が写っていたことで記憶にあるぐらいだ。

最近 凝っているユーチューブで水原弘の「君こそわが命」の曲を聴いて 凄い歌唱力そして説得力のある歌手ということを再認識した。
同じ曲を 若手の演歌歌手のホープ 氷川きよしが歌っているのを聴いたことがあるが 全く話にならない。

誤解が無いように言っておくが氷川きよしは嫌いではないし、とても歌は上手いと思っている。ただこの「君こそわが命」は訴えそのもので歌い手としての情熱をささげないと歌えない曲だと思っている。氷川の場合はこぶしが効いている演歌である。もちろんそれはそれで説得力があるのだが 水原とは経験が違うのだろう。仕方がないことかもしれない。

水原は呑む、打つ、買うの昔の芸人にありがちな破天荒の人生を歩んできた。呑みすぎて慢性肝炎になり最後の方はすでに手に負えなくなっていたがお酒は経つことが出来なかったようである。若くして病死したようだが何となく自殺したような感もあるようだ。

インターネットが普及した現在 他愛もない事で芸人がたたかれ謝罪する。水原がもし現在生きていたら 毎日のように叩かれ非難を受けていただろう。
悪い事は悪いのだが同時に大らかさもなくなり窮屈な世の中になった。悪を肯定するつもりはないが画一的な芸能人、歌手しかいないのは 人の行動が機器の発達で瞬時にわかるようになり便利になったから びくびくしながら生きていかねばならなくなった弊害ではないかと思う。

得るものがあれば同時に失うものも多い。

まとまりのない文章で失礼しました。

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# by kurama66644 | 2014-04-26 18:39 | 歌謡曲 | Comments(0)

レコードラック

これまで専用のレコードラックはなく スライド式のCDラックの一部にレコードを収納していた。
レコード枚数は200枚弱ぐらいだったからそれで済んでいたが徐々に枚数が増えていき 作り付けの収納庫に無造作に入れて急場をしのいでいた。

見た目もあるので組み立て式だが ある程度見栄えの良い物を今回購入してみた。
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収納枚数だが ここには約400枚収納できる。基本的にはジャズの物が大方である。
歌謡曲、ロック、演歌等のアルバムはターンテーブルが置いてある下の添えつけの棚に収納してある。
レコードマニアに近くなってきた自分だが もう枚数で語るのは止めにしようと思っている。
かなりのCDを所有していたが大方は処分してしまった。持っていても聴く枚数に限りがある。ながら聴きでしか聴かないのならユーチューブで十分である
レコードはじっくり聴きたい。500~800枚ぐらいあれば十分かと…(それでも多い?)

オーディオを始めて7年ぐらい経つが当初とかなり音の出し方が変わってきた。基本的な音の好みは変わっていないと思うが…
色々なオフ会で出会った音とは真逆の音になってきたように思う。そう一般的に言う良い音?とは違う音に。


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# by kurama66644 | 2014-04-25 15:50 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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