デスクトップオーディオ

使わない物は処分というクールなキタサンであるが これはオーディオにもいえる事でオーディオ機器類の見直しを行った。

結果 稼働率が低い AIRTIGHTの「BONSAI」スピーカーと中華製真空管アンプが候補に挙がった。
「BONSAI」は筐体は小さいがフルレンジのセンシティブなスピーカーである。小さいが能率が高くとても元気な鳴りをするが いかんせんMinimaと比べるとどうしても見劣りする… Minimaと交代して使う事もあるが低域が余り出ないせいかどうしても軽く聴こえる SP間隔を狭めニアフィールドで聴けば又 印象は変わるとは思うのだが…

そして中華製真空管アンプだが不調で使うのを止めたが修理し直したものの それっきりになっている(汗) このまま処分でもいいのだが この使わない同士を組み合わせデスクトップオーディオができるのでは?と思い直し いつもの布団部屋で再構築 季節がら寒いし真空管はちょっとした暖房代わりにもなる?のでちょうど良い。

まてよ! プレーヤーをどうしようか? アナログプレーヤーは3台あるが全て稼動しているので残りはCDプレーヤーがあるだけ そういえばCDも聴くケースが減ってきた。CDも買いたいものがないしCDを復活させ再び100枚近く購入したがアナログ盤ばかし聴いている ということでCDプレーヤーを持ってくることにした。
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仮置きでお試し ケーブルも左右長さが違うしCDプレーヤーの上にアンプを置くというおきて破り(汗) ※一応シートは間に挟ませてある スピーカーにはオーディオテクニカの安いインシュレーターを3点支持でセッティング。配線はおりを見て整理…見た目は良くない(笑)
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パソコンが横にあるので視聴位置は真横といういい加減さ… あくまでもお試しという事なのでどんな鳴り方をするのか聴いてみた。

「おーっ中々いいじゃないですか~」 これはスピーカーが優秀なせいもあると思う。ニアフィールドでは本領を発揮という感じ CDプレーヤーも安物だがチューンナップした改造品でアナログライクな音をするし アンプも修理後快調な動きをみせている 昔聴いていたミニコンポよりは落ち着いた音で良い鳴り方をするようだ。
スケール感は出ないがオーディオとミニコンポの中間の世界を上手く表現できていると思う。普及帯価格の品とは言えこれでも結構 それなりの価格になるんだよなぁ(笑)※定価ベースで15万ぐらい

考えてみるとこのシステム キタサン宅では年代的には一番新しいシステムなのである(汗) 「BINSAI」は2008年、CDプレーヤーは2004年、中華製アンプは一昨年作ったもので最新鋭の機器類なのである…最新鋭でも10年は経っているものもあり やはり時代遅れかも141.png

このデスクトップオーディオは部屋の大きさとマッチして気に入っている。使用頻度が低いもの同士の組み合わせだったが上手く組み合い良かったと思う 年末から年始にかけてこのシステムでばかり聴いている、

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# by kurama66644 | 2018-01-02 08:52 | オーディオ | Comments(6)

オリジナルと再発盤

明けましておめでとうございます。
基本的に連休は殆どないのだが3日まで休みと人並みの連休を満喫しているキタサンであります。

新年1発目は前回の記事「オリジナルと私」の続編でもある。CDを聴いていた時もオリジナルの存在自体知っていたが興味はわかなかった 一応アナログプレーヤーは持ってはいたが同じ内容が入っているソフトにそれほど違いはあるとは思っていなかったからである。音がちゃんと出ていればそれで十分であり音質は機器の性能がものをいうものと思っていた。

オーディオを始めて5年ぐらい経ってからオフ会を行うようになりその時初めて同じCDでも機器の違い(セッティングなども含め)により自宅では聴こえない音や音楽のニュアンスなど変わっている事が分かった。ただ単に長い間?ボーっとしてしか(笑)聴いていなかったのでその時の衝撃は忘れられない そしてオフ会も続けるようになった。

続ける中で聴こえなかった音が聴こえる、高域が伸びる、低音がハッキリ聴こえる…などオーディオ目線で捉え 好きで聴いていたジャズをジャズとして捉えなくなってきた。そもそも今まで聴いていたCDの音を基準にしてあれやこれや言っても元の音源がどういうものか知らないと他人宅で聴いていた音も本物?かどうか分からないような気もしたのであった。

3年ぐらいオリジナルと再発盤の聴き比べをしたことは前回述べたが再発盤のほうが自分の好みだった盤もそこそこあった。それは年代の古い物ほどそうであった アナログ盤の当時のRIAAカーブを採用していたか微妙な盤、50年代のモノラル盤などである。それらの再発盤は作成された時期やエンジニア等もオリジナル時と違う 再生する自身の環境もフォノイコライザーやアンプが当時の録音状況とも違うだろうしスピーカーも然りである それらは自分の再生技術もそうだが時代とのアンマッチがそうさせているような気もする。音自体それほど違いはないのかもしれないがその時代のにおいや雰囲気、空気感のようなものが装置、メディアのパッケージ、なにより自分自身がその時代の状況的なものを知って、感じていないと音楽は体に入ってこないような気がする。

その時代の音源を時代に合わせた装置で聴く それを実践している人を何人か知っている すごい事であり徹底していると思う。オーディオ再生に正解はあるのかどうか現時点で分からないが これはひとつの正解であるとも個人的には思う。しかし自分には出来ない…オーディオは結構面白いがそこまでの情熱は無いし もっと一般大衆が普通にやる趣味であると思っている、結局貧乏性で昔からラジカセやミニコンポで気軽に聴いていた不真面目さがあり現在でも変わらないという事であろう。

休みの日はアンプをQUADとDualのアナログプレーヤーに切り替えて聴いている そして再発盤を楽しむ事も多い。50~60年代のジャズを主に聴いているが50年代はまだ生きていなかった…60年代の時代からは肌感覚で分かる たとえオリジナルが50年、60年の時代に発売されたもので70年、80年代に再発された盤でも時代背景やその時代を生きていた感覚は持っている。再発盤とオリジナルの音の違いはあるし どちらが優れているのかいないのか それは先に述べたように時代に合わせた機器等の選択使いこなし 再発当時の技術面、エンジニア等での違いも出てくるので一概には言えない。

時代の音を聴くオーディオのスタイルは懐古主義と捉えられかねない。しかし古い音楽ではなく現在の音楽にも時代は存在する そして現在の音楽は敢えてオーディオで聴く必要は無いと思っている 普通に(生演奏を)聴きに行けば済む事である(場所や経済的な理由で聴きにいけない場合も当然あるが) そういう意味で自分が生きてきた時代の音楽は肌感覚でシックリくる 更に自分の好みのジャンル(ジャズや歌謡曲、当時のアニメ、CM、映画音楽)においては尚更である。

オリジナルも再発盤も中身は同じ演奏の録音である しかしそれぞれ製作された時代の技術、製作者、背景が違うのでニュアンスも違っている。オリジナルも素敵な盤は多いが再発盤も その再発された時期の時代の音を聴ける。オリジナルの音と再発盤の音は確かに違うが その時代の音として捉えるとどちらも楽しんで聴くことは出来る。…と楽しんで聴けるのだが最初期の音源は作られた方々の思いが再発盤とは異なる その思いを感じたくオリジナルを買う自分がいる。

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休みの日はこの装置で聴いている。さしずめ形は古いが高級(安価ではあるが)ミニコンポという感じでもある(汗)オリジナルでも再発盤でも楽しんで聴けるのには間違いがない。CDやPCオーディオとは明らかに違う その時代を鳴らす装置には再発盤かオリジナルかどうかの区別もあまり意味をなさない 時代の音にはマッチするが時代が違う音源は寂しい鳴り方をするような気がした。(QUAD44 84年頃、 QUAD405 80年前後、Dual1019 60年代後期製 シュアーN44-7カモメマーク オリジナル針)

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# by kurama66644 | 2018-01-01 10:20 | ジャズ | Comments(0)

オリジナルと私

ここで言うオリジナルとはレコード特にジャズのオリジナル盤 年代的には50~60年、70年代に発売された物の事を言う。80年代になるとCDという新しいメディアも出てすでにデジタルの時代になった。複製が可能となり初期と再発盤とではさほど変わらなくなったようだ(実際は違いはあるのだが…)

オリジナルに目覚めたのはここ4年ぐらいの事でアナログに回帰してからすぐの頃である。理由は簡単 元の音を知りたかったからである。
元の音というのは原音や生の音のことではない 最初に市販化された(録音物)の事である 業界関係に伝のある人はよくマスターテープを聴いたとか それこそ本当の最初だと話す人はいる しかしそんなものは一般人は手にする事は出来ない単なる自慢に過ぎないので はなから考えていない。あくまでも市販化された普通の製品の最初のものである。

50~60年代のジャズオリジナル盤で最初に手にしたのはこの有名盤である。
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ディブ・ブルーベック「time out」コロンビア モノラル盤である。この頃は本当の?オリジナルの区別もよく分からなく業者やオークションで「オリジナル」と表記されていたものを本物と信じていたが色々購入していくうちに結構 偽物も多くそれが意図的なのかあるいは本人も分からなく出品、出展している場合もあることが分かってきた。

購入した第一印象はまず「高価」である これにつきる!(笑) 考えてみると長年CDを集めていて近年は新品でも1000円をきる廉価盤が出回り いっきに大人買いをしてほくそ笑んでいた折  1枚で云千円いや云万円… 桁が違うのではと本気で思った しかも中古でジャケットともども劣化しているのに間違いでは?そんな思いで購入した「time out」 通販で専門業者から購入したのだが確か1万ちょっとぐらいの価格だと思った。

そしてジャケットを見ると角がつぶれ圧着されたボール紙も剥がれている箇所もあった 表紙も所々色あせている… そりゃーそうだろう半世紀は経っている物だから 押入れに長年しまい込んでいたような湿った独特の紙のにおいが年数経過を表わしている。
それでも外観より中身であると思い聴いてみる この時は確かまだモノラル針が無かった時でDL-103かSPUの復刻版のステレオ針で聴いたような記憶がある。
スピーカーは現代機種のモニターオーディオPL-100であった プチパチノイズが多いが何となく凄そうな感じがした…しかしながらCDで聴くほうが歯切れがよい明確なサウンドのようで このオリジナルは何となくモコモコした音のようであった。 大枚を叩いたのにいまひとつの印象のモノラルオリジナル 価格面からコストパフォーマンスは悪い それならば現物を見て価格ももっと安い良品もあるだろうと店頭で探す事にした。

結果 安い物はあることはあるが見た目もくたびれている物が多く 自分の求めている物は手が出ない…オーディオと同じでオリジナル集めは所詮 金持ちの趣味かと落胆はしたがオリジナルそのものの見分け方はレーベルによって色々違うし何よりもまだモノラル針も手にしていない それらの知識を得てからじっくり探していこうと決意 そもそもオリジナル集めが目的ではなく冒頭でも話した元の音を知りたくオリジナルを手にする、聴いてみたかったので適当なところで切り上げようと考えていたのだが現在も相変わらずオリジナル探しは続いている(※買う買わないは別として)

探す際 オリジナルもそうだが聞き比べもしたく再発盤、日本盤(これも再発)、モノラル、ステレオ盤など同じ物を何枚も買うことになる…それで聞き比べする事が出来た。CDは以前 たいていのものは持っていたのでオリジナル、再発だけでなくアナログとデジタルの聞き比べも可能であった。所有しているオーディオ機器はマニアのそれに比べると安価で貧相な物であるがこの音源の差は意外と大きいと感じる どれが良くてどれが悪いかというのは個人的な感想にもなってしまうがアナログの場合個体差は大きいように感じる それに対してデジタルは個体差は少ない。オリジナルよりデジタルの方が聴きやすいものもあったり これはオリジナルでしか出ない音が入っているなど物により感じ方は違う。自分の場合 再生する音楽のジャンル、時代が結構限定的なのでメディア媒体と機器類の選択は意外と容易な気がする それに対してオールジャンル聴く人、あるいは音楽であれば何でも好きという方は機器類とメディアが時代により違ってくるので再生の解は限りなくあり相当難しいだろうなぁと思う 真剣に聴こうとすればするほど深みに嵌る。それならばいっそうの事BGM程度にして小規模の機器類で軽く聴くのがベターなような気もする。

3年ぐらいオリジナル中心にソフトを購入し聴き比べをしたが お金が続かず断念した。元の音を聴く当初の目的は全てではないが達成できたしソフトの違いは相当大きいと感じる。上流の川が汚れていると下流の川も影響がある 途中でろ過したり加工しても結局それは別の物になってしまう 今オーディオマニアの人たちは別の物の価値観の良否を吟味しているように思う。そしてその別の物が元のものより良いと感じる場合もあり何が本当か分からなくなっているのかもしれない。

オリジナル購入を断念して1年以上経つが それでも時々思い出したように買うことがある(汗) ※結局断念していない…
おそらくもっと便利になり安価で高音質なソフト 再生技術が出来てもキタサンはそちらの方に行かないような気がする。
何故か分からないが勘である 根拠はない。年末最終日のユニオンのセールでつわものたちが終結する この記事を書いていて再び行きたい衝動に駆られたが先行く物が無い!残念(笑)


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# by kurama66644 | 2017-12-23 11:46 | ジャズ | Comments(5)

音を味わう

忘年会シーズンである。昨日オーディオコミュの仲間と忘年会を行った 初めてお会いした方もいたが既にSNS上でやり取りをしていたので不思議と初対面と言う感じもしなかった。ご近所さんもいたし遠くから来てくれた方もいた そういう方達とは既に何回か会い交流していたので気心が知れていた よくいう炎上というのは言葉だけの(文章だけの)やり取りで直に会って話をしていないのでお互い誤解してしまうことも多い。電波上の付き合い(バーチャルな)だけではなく実際お会いするとその人に対する評価もかなり違ってくると思う。オーディオとは直接関係ない話も色々出てきて こういう酒を交わしながら皆と飲むのも楽しいものである。

話を聞いていると やはり音の追求 良い音への願望というのが一般人?に比べて異様に高いように感じた。オーディオ機器を使い「良い音でよい音楽を」というのはある種この趣味の命題みたいなものだから仕方が無い話でもある…。

たまたまキタサンの隣に座っていた方が「クラッシックをやられている方は音への追及はシビアなんでしょうね~」と話しかけてきた。その方は特にクラッシックを専門で聴く方でもなく色々なジャンルの音楽を「熱く?」聴く情熱的な方でオーディオそのものも好きな方である。

再生の仕方(媒体)もアナログからCDへそしてSACDも含めたハイレゾの高音質メディアが採用されるようになった。ネットワークオーディオやPCを使いそのソフトを利用しての再生は歪みの無い 今まで聴こえなかった音も聴こえるようになり 俗に言う生音に近いリアリティが出せるようになってきていると思う そしてそれは更に高音質になっていく可能性もある。PCなどでそれがとても安い金額で出せると喜色満面で話している姿は傍から見てとても楽しそうであった。

もちろんオーディオマニアだからといって音のみの追求だけに固執しているとは限らない(そういう方は多いが…)音楽そのものに精通されている方もいる 音楽を聴くのが楽しくてオーディオを始めた方もいるし様々である。キタサンも音に関して無頓着だが音に全く興味が無いわけでもない ともかく「音」というキーワードを通して様々な職業、年齢の方達など知らない人たちとの交流が始まったのは間違いがない事なのである。

ところで音楽好きなオーディオマニアでも音に対する欲求形態は2パターンぐらいあるのかな?と感じている。
「味わう」と「楽しむ」の2パターンである。キタサンはオーディオを始める前までは音は楽しむものと思っていた。大きな音、小さな音、歪みの少ない音、歪みのある音…いずれにしてもそれが自分にとって楽しければそれでいいという感覚である。そしてオーディオを始めてからそれを趣味とする人と出会い 楽しむではなく味わっているんだなぁと感じる事は時々あった。楽しむのは何となくフワーッとした感じでいささか抽象的な感じでもあるが味わうのは結構リアルな感触である。味わう嗜好はもちろん人により違うが結構シビアなもので不味いものは不味い、美味いものは美味いのでハッキリしている。不味いのはどの音の成分が不味い原因なのか美味いのは全部の音の構成が絶妙だから等々音の分析をする 音を味わう人はまるで音のソムリエのようだ。

ジャズやロックはその成り立ちからしてもいい加減で適当なところもあるが西洋音楽のクラッシックはスコアもハッキリして厳格である その厳格なところから一糸乱れぬ壮大な音楽が出来上がり感動を呼ぶのである 音の曖昧さは許されないような気もする…

再生するアプローチの変貌、聴く音楽ジャンルの好み、音への欲求など 今回参加したメンバーは様々な個性を持っていた。これだけ個性的な人達が同じ席で話をする 普通は話が合わないはずなのだが和気藹々と話は進んでいった。求めるもの目指すものはそれぞれ違うがそれぞれの行動を認めていたからだと思う(納得しているかは別)かたくなにこれは駄目、これはOkと決め付けないで認め合う融通の利く間柄 趣味人として皆 大人であると感じた 参加させていただき感謝である 楽しい忘年会であった。

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本日も晴天 そういう時はこの青空のように爽快なこのアルバムを聴こう。幸せになれるアルバムである。

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# by kurama66644 | 2017-12-17 12:17 | オーディオ | Comments(2)

箱庭オーディオ

とかくスケールの大きいオーディオを望む方は多い お金と時間があればそれも可能である あとは価値観の問題もある 小さいより大きい方がいい場合もあるしその逆もある。 音楽家であった山本直純氏はCMで「大きいことはいい事だ」と叫んだ 時代を反映して大きいことに価値はありそれを皆望んで経済も拡大していった それから何十年経ったのだろう 物がコンパクトになり経済も縮小してきた オーディオ機器も技術開発が進み小さくなる一方だ もちろん住環境の問題もあり そうせざるおえなかった節もある。

小さな環境でスケールの大きい音(音楽)を目指す人も多い オーディオマニアはたいていそうであると思う。これも一種のコストパフォーマンス、効率化といえるのか?
シンフォニーを実物大で再現したく演奏会場並みの部屋(会場?)を作り上げた剛の者もいる 昔の音楽を聴きたく当時の機材を揃えたつわものもいる。 それを実行する為には強い意志がいる ほとばしる情熱がいる お金の問題もあるがそれ以上に「思い」が必要である。

前置きはこれぐらいで…今月キタサンのオーディオの師匠が来られたときMinimaとQUADそしてDualのプレーヤーから鳴る音を聴いて「スピーカーの間の空間で音が鳴って完結されている」と ひと言… 部屋中に鳴り響くとか 壁が存在しないかのごとく音が広がるとか いわゆるオーディオマニアが喜ぶような言葉ではなく 狭くこじんまりとした「箱庭的オーディオ」と言う意味であると思う。

師匠の言葉を聞いてキタサンは内心「やった!」と思った。これこそキタサンの求めるオーディオ スケールを求めるなら先に書いた演奏会場並みの実物大にしないとスケールが大きいといえない。スピーカーの間にある世界、それぞれの現実の空間に存在する音楽の世界 そういう再生こそが理想であると思っていた。

昔からひっそり聴くのが好きであった 今でもラジカセやミニコンポで十分であると思っている QUADやMinimaは質素だが品格がある 大きさはミニコンポとたいして変わらないが味わいはそれとは一線を画く そういう意味でオーディオを知った事により出会えた製品なのでオーディオに関わって良かったと思っている。
しかしながら価格だけが高くなった製品が幅をきかせている現在のオーディオ業界にはちょっとうんざりしている。ビンテージに熱を上げた時期もあるがこちらも価格だけが先走って 当時普及帯価格であったトーレンスTD-124など今では名機とされているものの一般庶民が手軽に扱えないものになってしまっている。

炭鉱の街に生まれ育った子供の頃 炭鉱の長屋のような家に住んでいた 映画 幸せの黄色いハンカチに出てくる家を想像してもらえばよいと思う 長屋の家には庭がありそこに花が沢山植えられていた スペース的には5m四方ぐらいだったであろうか?小さな箱庭の中に季節ごと色々な花があり見ていて楽しかった記憶がある。
箱庭の中をよく観察すると花だけではなく昆虫なども含めた自然界の生態系がみられる 土の中にも色々な生き物がいる ちょっとした小世界である。

今の自分のシステムには子供の頃 家の前にあった箱庭の楽しさがある。過度な干渉ではなく自然に任せたほどよい手入れ それが箱庭から見える自然な美しさにつながっていると思う。

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東西のスターが集まったリバティの名盤 モーガンもケリーもいつもに比べ抑え気味?なのか…リーダーはチャーリー・パーシップ。俺のドラムの中では暴走を許さない!なんて感じで録音されたのかな~

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# by kurama66644 | 2017-12-16 12:14 | オーディオ | Comments(4)

ジャズは好きです!


by キタサン
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