和ジャズレコード 2

超久しぶりにレコードを買った…。ターンテーブルシートを買いに秋葉原に寄った帰り道 御茶ノ水まで歩き ユニオンへ 何か月振りだろう?

実はナベサダさんのCDを1枚買う予定だったのが そこにはなく吸い寄せられるように(笑)レコード売り場に行くと偶然にもエサ箱に欲しかったそれが入っていた。
300円である(笑) CDより安い… ターンテーブルシートを新調したのでレコードを買え!というお告げなのか(^_^;) 300円ならもう少し買えるかなと思い 和ジャズコーナーを物色する。 そう和ジャズコーナーなのである 壁に飾ってある物は見ないようにしたが 自分の持っているオリジナルも何枚か飾ってあった。(盤質はBクラスが多かった)日曜日の昼下がり思ったよりレコードコーナーに客はいない ましてや壁に飾られているものを見ようともしない人ばかりである。世の中景気が良いと言っているがまだまだ不安要素が多いのだろう 安心して高価なレコードなど買うのも躊躇してしまうのだろうか?

今回は都合3枚買ってしまった。1枚目はこちら
b0323858_09061658.jpg
そうCDで購入しようとしていたナベサダさんの「アイム・オールド・ファッション」である。76年渡米してレコーディング ハンク・ジョーンズ、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスとのカルテット編成。敬愛する マクリーンがこのアルバムの中の「コンフォメーション」を聴いて日本人のサダオがここまでのビ・バップを演奏できるなんて…パーカーが生きていたらさぞビックリしたに違いない、ビ・バップの本質を理解していると褒めていたようだ。「日本人としては 」の発言かもしれないが本質は理解しているという意見は同意である。しかしながらフィーリングが黒人と黄色人種の違い、メロディ重視とリズム重視の違いなど差異はあるのだろうが素晴らしい演奏には違いない。

2枚目はビ・バップつながりで日本人としてある意味ナベサダさんよりビ・バップに精通しているこの方のアルバム
b0323858_09062625.jpg

アルトサックス奏者 大森明さんの2枚目のリーダーアルバム「バック・トゥ・ザ・ウッド」
ジャケットが顔の無いサラリーマン風のイラスト ジャズアルバムらしくない いでたちだが彼の渾身の4ビートが聴ける素晴らしいアルバムである。
大森さんはジャズベースの巨人 チャールス・ミンガスのグループに在籍していた日本人として有名な方でニューヨークではリー・コニッツ、ソニー・ステット、ディジー・ガレスビーなどの大御所とも共演を重ねたベテランである。
このアルバムではレイ・ブライアントがピアニストとしてゲスト出演して華を咲かせている。ジャズの本意を知る大森さんを日本のジャズファンはもっとは知ってほしいと思う。

最後はこちら ジャズというよりフュージョン,コンテンポラリー歌手と思っている笠井紀美子のアルバム「WE CAN FALL IN LOVE」
b0323858_09063658.jpg
フュージョンと言ったがマル・ウォンドロンやギル・エバンス、ハービー・ハンコックなど超有名なジャズマンとの共演も多数ある。
和ジャズは聴くが和の女性ジャズボーカルは余り聴かない…でも日本の女性歌手 ジャズが上手い人が多い 美空ひばりや江利ちえみ、弘田三枝子 そう青江三奈や八代亜紀 最近ではあの松田聖子もジャズアルバムを出すなどしているなぁ~。

知らなかったがこの笠井紀美子 宝石デザイナーもしているようで歌手と二足のわらじをはいて活躍しているとの事。才能あるなぁと思いつつ中々ジャズ一筋では食っていけないのかも。ジャケットは中々の雰囲気である 和製ダイアナ・ロスと言う感じか。

それにしても300円か…ナベサダさんのオリジナル盤で盤質Aですよ… 大森 明さんのこのアルバムも似たような価格 新品同様。 このところオークションも殆ど見ていないが相変わらず三大ジャズレーベルのオリジナル辺りは5桁6桁で取引されているのであろうか? 見た目も盤質もさほど良くない状態でも価値があるから仕方がないのだろうか?久しぶりにレコードを買って色々考えさせられた。

[PR]
# by kurama66644 | 2017-05-27 09:16 | ジャズ | Comments(0)

ケンウッドKP-990を弄る

ケンウッドのKP-990を手に入れたのは4年前 新宿のオーディオユニオンでの事。オーディオ仲間のHさんから中古だけど性能が良いとお墨付きで当時はトーレンスのTD521を使用していたが国産の雄ケンウッドのダイレクトドライブの実力も見たいと思っていた。そういう中 中古でユニオンに展示しており見た目もまぁまぁ劣化はしていなく購入意欲が湧いた。価格は1988年当時の定価で69,800円 いわゆる入門機であるがーディオ熱が冷めやらない時期の作品で凝った作りになっている。ただし保証はなくターンテーブルが動かなかったら返品可能だがそれ以外は引き取り不可との事… 実験機として購入だからまぁいいか という軽いノリで購入した。

トーレンスのアームはSMEを付けており調整はかなりシビアで面倒だったが このKP-990は専用のアームでセミオートのプレーヤー カートリッジ替えも比較的手軽に出来 幾つか買ったカートリッジの付け替えなど正に実験機としてフルに活躍してくれた。多少手荒に?扱ってもシッカリ作動してくれ音楽を奏でてくれる
針圧は3gまでしか目盛はないがバリレラの馬鹿重い針圧(5g以上)にするため1円玉を何枚かシェルに乗せ 強引にアームを酷使したり特注の錘を作って取り付けSPUのカートリッジを付けたり…色々試させてもらったが黙々と仕事をしている。 メインのプレーヤーがLP-12であったりTD-521あるいは今現在TD-124など不動の4番バッターとして定着している その控え 代打要員としてのKP-990であったが それほどの酷使に耐えながら黙々働いている姿を見るにつけひょっとすると凄い実力を秘めているのではないかとフッと思い 色々調整してみようと思った次第である。(今更ながら遅すぎ)

調整と言っても大したことは出来ないが まずプレーヤーのアクリルカバーを外してみた。このアクリルカバーは本来着脱式で簡単に取れるのだが前のオーナーがねじ止めで固定し着脱出来ない状態で売られていたのでそのままにして使っていた。アクリルカバーは下手に開けっ放しでいると音がアクリルカバーに反射し悪さを起こすとかってベテランオーディオファイルに言われたことがあるが無視して使っていた(^_^;) ねじを取り除けば簡単に取れる。うーん外観の表情が違う(笑) 別のプレーヤーのようだ。
b0323858_08572406.jpg
次に行ったのはアームの高さ調整… 何アナログアナログと騒いでいたこの4年で高さ調整をしていないとは何ともはやいい加減な奴(-_-;)
実は取説が無かったので高さ調整がどの部分で行うのかよく分かっていなかった(笑) ネットで取説を調べるとアームの横と後ろの小さな穴に六角レンチを指して調整するらしい。 アクリルのカバーが固定だったのでどちらにしろ高さ調整は出来なかったが今回アクリルケースを外したので改めて出来る。
厳密に言うと高さ調整はテーブルマットの厚さで調整したりしていたのでさほど問題にしていなかった。それとカートリッジによりトラッキングの角度が必ずしも水平ではないのでその辺りを考慮していたのでちゃんと鳴っていたと思う(言い訳にしかならない…)

仕上げは外装の汚れ落としとフォノケーブルの先端端子のお掃除。 (磨きが足りなくまだ汚れが多い(-_-;))
b0323858_08573516.jpg
早速 聴いてみると アラッ不思議!! 良い音で鳴っている…ような気がする? いや前より良くなったと思う。

ホームランを打つ派手さは無いが状況によりバントで犠打を放つ でもヒットを打てる力も持っている。バッターに例えるとそんな感じのプレーヤー。

キタサン宅ではもう代打要員ではなくれっきとしたレギュラーなのである。

[PR]
# by kurama66644 | 2017-05-24 20:16 | オーディオ | Comments(0)

オーディオ ディフューザー

ディフューザーとは指向性を広げる為の拡散器の事である。オーディオにおけるディフューザーは主に反射板を指す事が多いようだ。

特別にあつらえた専用オーディオ部屋を持たない方は殆どの場合 オーディオボードなる物を利用していると思う。
キタサンも以前の部屋は10畳位あったが現在は6~7畳位の部屋でオーディオを再生しておりオーディオボードは何枚か使用している。
これで大きく音が変わったかどうか実はよく分からない…昔オーディオを始めた時によく知らないで購入したパネル(オーディオボード)を立てかけているだけ。

ボード1枚で激変するかどうかは使い方次第なのだろうが音を整えるのには利用できるようだ。

以前 機器より高い丸棒の集合体を購入したが こちらはオーディオファンに好評のようで愛用者は多い。買った当時はアナログをまだ熱心に行っていない時でCD再生時のボリュームを上げた時のキンキンする音はだいぶ緩和された様な気がした。広い部屋で響きを上手くコントロールするのが本来のこの丸棒?の特徴で狭い部屋でも結構効果はある旨のセールストークを頂いたが あくまでもセールストークで狭い部屋では所詮限度がある事は実感した(笑)。 その後アナログを本格的に復活してから部屋のルームチューニングには頼らなくなり こちらの丸棒の集合体も売却したが丸棒があった時よりは今の方が聴きやすいと感じている。
それは 今ある部屋に適した音量をアルバム毎に色々試し うるさすぎない、かといって静かすぎない 自分がちょうど良いと思える按配を経験で分かったからだと思う。
それと部屋に合わせた機器類のセレクトも大いに影響があったはず。背伸びしないでゆっくり音楽を聴こうと心境が変わった事もあるのかもしれない。
b0323858_20371162.jpg
こちらはオーディオを始めた時に買ったディフューザー 現在は確か生産されていない製品だと思う。丸棒の集合体の1/10ぐらいの価格だと思うが効き目の程は?と言うと何となく音に広がりが出たような出ないような…所詮狭い部屋だと直接音が多いので余り関係ないのかも。インテリアにもなっていると思うのでしばらくこのままにしておこうと思う。

[PR]
# by kurama66644 | 2017-05-21 09:01 | オーディオ | Comments(0)

アナログ再生とCD再生

オーディオネタがこのところ続いている… オーディオとは少し離れた位置にいると言いながらも多少は気になるようだ(-_-;)
家にオーディオ機器があると音の影響から逃れられない定めなのか(^_^;)

実は私のオーディオの師匠からは不評?のQUAD44プリから鳴るCD再生なのだが自分は結構好きなのである。
まず元気である事、情緒は減退したかもしれないがハッキリ、クッキリ現代風に鳴る。余り細かくオーディオ環境(電源、ルームチューニング等)を整備していないので大ざっぱでS/Nなど良くないかもしれないがCDらしくハキハキとした表現なのである 小型のスピーカーMinimaとは思えないほど闊達に鳴る。

片やアナログのシステムを(モノラル、ステレオ)プレーヤーごと入れ替えカートリッジも変えて再生しているが こちらの方は正にアナログっぽい鳴り方をする。
アナログなのだから当たり前といえば当たり前なのだが 昨今アナログもデジタルも同じような鳴り方(鳴らし方)をするケースに遭遇する。

考えてみるとオーディオシステム全般はまだまだアナログの仕組みで成り立ち 上段部分の機器(プレーヤーなど)とメディアがデジタルなだけで基本はそれほど変わらないのかもしれない。それでもアナログとデジタルの区別を余り感じさせない風に鳴らせる人はかなり調整しているのだろうと思う。オーディオマニアと呼ばれているのはダテではないようだ。

家での再生は定位や音像はそれほど気にしなく楽しく鳴ればよいぐらい いい加減な調整なのでオーディオの師匠も呆れていたのだろう。
QUADは音ではなく音楽を楽しむ為に作られたアンプだと思う。それを受けて素直に聴いている自分は極自然と思っているが思い上がりなのだろうか?
今 使っているアンプ(QUAD、ラックスマン)はちょうどCDが普及し出した時代の製品、当時のメーカーがアナログの音とデジタルの音をどれぐらい意識していたかは分からないがアナログらしさ?を残しつつよりデジタルのように鮮明な音を出そうと それぞれ良い所取りを狙っていたのではないだろか。

よく双方win winの関係で云々…と耳にする。双方はwinwinかもしれないが双方の知らないところで必ず負を担っている人がいる、そうwinではない人が必ず発生している。世の中そんなものである 見えないところに真実、現実が存在するのである なんでも欲張り過ぎてはいけない。
アナログ時にはデジタルの便利さを求め デジタル時にはアナログの人肌を求めて進んで行った。

アナログ再生とデジタル(CD)再生 違っていてもいいじゃないか! 同じにする必要はない…と思っている。
「音」の究極を求めるオーディオマニアは今日もアナログとデジタルの音を同じにしようと一生懸命(…である人もいる)。

花は紅、柳は緑。

※中央線沿線の知り合い2人のNさんは例外(笑) いい音そして いい味が出ている! 

b0323858_19304972.jpg
メイドイン アメリカ と言うタイトルだが盤はメイドイン イングランドである…
カーペンターズのアルバム評でアナログとCDで印象が違うとよく聞く。ベテランオーディオファイルの方にアナログのオリジナルを聴いていただいたが録音が古い(古めかしい)と言われたことがある。使用していた機材もヴィンテージに近いものだったのでそう感じたのか?
カーペンターズに関してはキタサンはCDでもアナログでもどちらでもいいと感じる。アナログの方が艶があるという意見も多いがCDでは輝きがある。

このアルバムの本物のメイドイン アメリカ(盤)は一度聴いてみたい。



[PR]
# by kurama66644 | 2017-05-20 19:42 | オーディオ | Comments(0)

生音に拘る人、拘らない人

先日来られた私のオーディオの師匠との会話の中で上記のタイトルについて話題が上がった。

オーディオコミュでは集計を取ったわけではないが余りコンサートやライブに行く人は多い様には感じられない。
昔からオーディオマニアはそれほど生演奏には行かないとその師匠も話されていた。自宅のシステムに没頭し音楽演奏をわざわざ聴きに行く暇も無いらしい。

ただ少数ではあるが熱心にコンサートなど行き自身のシステムの調整?に役立てている方も存在する。

師匠もオーディオ機器に凝っていたが生演奏は時々しか行かなかったようだ ある時を境に生の圧倒的な訴求力は家庭用オーディオ装置、場所では再現不可能と判断しオーディオ熱が冷めてしまったようである。若い時から楽器演奏も細々?ながら並行して行っていたので自分が演じる方にベクトル、興味が行き今に至るという事らしい。

生演奏を聴いてもそれはオーディオ再生とは別のものと割り切って考えている人も多数いる。むしろそういう人の方が多いのかもしれない。
あくまでも自宅で聴くのは自分が楽しければそれで良し、ソフトの音源がイマイチでも装置や環境を変える事により聴きやすく自分の好みの音にしていく それがオーディオの趣味だよ という考えなのだろう。

自分がオーディオを始めた時 皆 何を基準に音出ししているのだろうと?と疑問であった。最近はSNSの発達でオフ会など行いやすくなってきている そのオフ会などで聴いた音を自分の好みの音と比べて咀嚼しながら自身の好きな音を構築していくのか 生演奏で聴いた音で感動した余韻も含めてそれに似た感じに再現できるよう構築していくのか その基準になるものがかなり違っていると そもそもオーディオの音の批評・評論などし難いのでは とも思ってしまう。

オーディオの師匠がキタサンに興味をもったのは昔 生演奏(ジャズ)を色々聴いていながら その音を再現させようと思わないオーディオスタイルを取っている事と自身とキタサンの音に対する好みが似ている事だと話されていた。
考えてみると生演奏の音など自宅で再現しようとも思った事はないしマクリーンのアルトやフラナガンのピアノの音など直に聴いた音は一期一会でオーディオの音と比べて どうだこうだと考えた事も無い。オーディオの音と生の音は別物と考えること自体オーディオマニアの発想で自分には正直関係ないと思っている。

自分はジャズが好きで家のオーディオで聴いているのはジャズと言う「音楽」であり本物のジャズではない。言い方は悪いが偽物のジャズを再現するのに御大層な装置はそれほど必要はないし ましてや専用部屋などもってのほか! でもジャズと言う「音楽」を聴くには専用部屋はあった方がいいかな~(^_^;)…とそこまで突っ込んだ意見は師匠には話さなかった あくまでも持論で間違えているかもしれないし 戯言なのかもしれない…。

ガラス越しに見えない骨董品を眺めるのと それを直に触ってみるのとどちらが良いのか? それが自分にとって好きな物、欲しい物なら大半の方は直に触ってみたいと思うはず。
しかし それが偽物とわかれば あえて触ってまで見ないような気もする。世の中偽物かどうか分からないものだらけ…無理して真実を知らない方がよい場合もあるかもしれない。

b0323858_09521143.jpg
このアルバムは有名なマイファニー・バレンタインと対になるアルバム。マイファニー・バレンタインが静ならこちらのフォァ&モアは動という感じであろうか。
上記写真はモノラルのオリジナルだがステレオオリジナルも存在する、各国で再発もあるしアナログではなくCDでも何度も再発されている。
他人宅でもこのオリジナルの他 ステレオオリジナル、再発、CD等持参し 大型システムで聴かせてもらった事があるが音の迫力等はCDが一番あったような気がした。
自分の所は小さなスピーカーを使ってそもそも迫力といわれても何ともおぼつかない状態だが(^_^;) そう言う中でもCDがやはり力強く当時の5人のほとばしる熱気のようなものを感じ取られた。ただし誇張されない自然さはモノラルのオリジナルが一番シックリくるように思える。

音を弄って自分好みにするのも良いが出来れば元の音を知った上で好きに作り替えても遅くないと思っている…余りにも安易に音作りをし作品を作り上げた演奏者並びに関係する人達を軽視しているように思えて他ならない。(※音を弄っているオーディオマニアでも作品自体をリスペクトして聴いている人も もちろんいますのであしからず)


[PR]
# by kurama66644 | 2017-05-17 09:40 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
プロフィールを見る
画像一覧