コンパクトな名機

部屋も小さいが機器も小さいとはキタサンのオーディオである(^_^;)

オーディオは単体機器ではなく部屋環境も含めた総合的な繋がりで音は決まるが各自これはと言った決め手のものがあるかと思っている。
それがプレーヤーであったりスピーカーだったりアンプ はたまた部屋そのものだったり色々だと思う。
4年前に越してきて部屋内は変わっていないが機器類は様変わりした スピーカーもモニター系のものから箱鳴りの小さなものへ アンプも高精細な現代のアンプから一昔のアンプへ(ヴィンテージ?) プレーヤーも古い型のものへと時代を逆行するように変えていった。

オーディオを始めた当初で一番の変化を感じたのはアンプをセパレートにした時とスピーカーを大型のものにした時である。それは未だに印象に残っている。

アナログに回帰しLP-12からTD-521そしてTD124に変えた時も変化はあり感心した。ただアナログの場合 同時に音源そのものを見直していた時期でもあるので(オリジナル探し)そちらの方が変化が顕著で興味深かった。 それと未だにそうだがアナログ機器の使いこなしは中々難儀であり 扱い自体はかなり慣れたが本来の機器の能力を発揮出来ているかは疑問なままである。オーディオマニアではないのでそこまでこだわらないと自分の中で決着がついているのでそれは構わないと思っている。

そうオーディオに余りこだわらない オーディオの世界から少し離れて見つめて行く中で 単純な音の変化ではなく内面的な変化 自分の部屋で聴く空気感の変化と言ったらいいのだろうか? それを感じるようになったのは昨年の年始に QUADのアンプ(パワーアンプ405)を導入した事が転機になったような気がする。
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スピーカーは海外の物も使っていたがアンプに関しては国産のものばかり使っていた。性能的には申し分なく不満もなかった それがこんなコンパクトな全面にフィンがついた独特のデザイン パワーアンプにしては物足りない大きさの筐体 さらには中古で市場に沢山出回り価格も安い 何故このようなアンプを買おうと思ったのか未だに分からないのである。ジャズを鳴らすのに「最後のアンプ」とまで言わしめたアメリカのCROWNのものを(※業務用アンプである)購入したばかりなのに(笑)  それに引きずられるようにイタリアの歌姫 Minimaまで購入 ジャズを本格的に?聴くファンでこのような組み合わせは殆ど見た事が無いと思っている。

QUAD405に関しては有名なカレントダンピング回路が搭載された事でもマニアの中では特筆すべきなのだろうがオーディオに疎いキタサンには最初何の事かも分からなかった…入力と出力の誤差を補正し合い出力時の歪を実質0にする 大出力のアンプ部分と小出力のアンプ部分を併用し適性を保っているらしい…それと低能率のスピーカーを使う設定で作られたアンプでもあるので今使っているminimaが84dbと低能率のスピーカーでこれも上手くマッチィングしているようだ。
※現在CD再生はこちらの44+405の組み合わせで聴いている Minimaとは思えない元気で闊達な音が出る

ジャズは勢いのある前に飛び出すようなゴリゴリした音で再現してこそのジャズオーディオという方が殆どだと思うしキタサンもそう思っていた。
それ自体間違いではないと今も思っているし好きな音でもある。今のキタサン部屋ではそれを可能にする環境ではないので行えないがQUAD405を手にして音ではなく音楽の楽しさを手に入れる事が出来た。音楽を聴かせるためにスピーカーを鳴らしているかのように味わい深い音質を作り出すQUAD405 自分にとってコンパクトな名機なのである。


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# by kurama66644 | 2017-06-04 08:05 | オーディオ | Comments(0)

針圧計

針圧計が壊れてしまった…。

本格的にアナログに回帰する前 一応LP-12を時々?使っていた関係でデジタル針圧計は持っていた。それからであるから8年位は使っていた事になる。

ボタン電池は意外と消耗して何度か取り替えたのだが今回 取り替えても表示されるがすぐ消えてしまう。おそらく接触不良だと思うが保証書も とうの昔に切れてしまっている 針圧計自体無くても何とかなるがプレーヤーのアーム調整での錘とのバランスは見かけの表示と誤差がある事が殆どで勘で行うには経験が浅い。

針圧計は当時 確か15,000円位で買った記憶がある。今は幾ら位のものがあるのかオーディオ店で調べるとオルトフォン製など10,000円前後のものがお買い得のようでねらいを付けていた。ただし針圧計なんてそんな始終使うわけでもなし もう少し安くても構わないと思っていた矢先 ネットで針圧計を調べると何と1,000円台のものが売っていた… しかもよく見ると自分が今まで使っていた物と酷似している(^_^;)

「メイド・イン・チャイナ」 針圧計の100円ショップか(-_-;) しかしながらネットの評判はそれほど悪くないようだ。頻繁に使うものでもないし消耗品扱いということだろうか? ものは試しとキタサンも早速購入 こちらである。
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見れば見るほどそっくりである…重さが5gまでしか測れない事とグリーン表示がブルーのバックライト表示に変わった事ぐらいの違いであろうか。
(左が壊れた物 右が購入した新規の物)
ケース自体それほど必要ないのだが1000円で購入したものはフニャフニャの合皮でいかにもと言う感じである。
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付属で付いていた5gの分銅を乗せるとピタリ5gで表示した当たり前の事かもしれないのだが…何せメイド・イン・チャイナであるから不安であった。
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実際 カートリッジの針圧を測ってみたがシッカリ測れて何も問題は無い。あとは耐久性の問題ぐらいであろうか
メイド・イン・チャイナと言ったが今まで使っていた針圧計も裏の表示を見ると何とメイド・イン・チャイナではないか(^_^;) 多少機能差はあるのかもしれないが価格が1/10以下というのはどういう事なんだろう? 大量生産されるほど需要は無いと思うし部品コストが極端に下がったわけでもないはず そうすると今までの製品は粗利をものすごく高く設定していたのであろうか?

オーディオ製品とその関連用品でオカルトっぽいものもたくさんある。「音が良くなる」という魔法の言葉に騙されないように冷静に見る目も必要だと今回の買い物で再認識したキタサンであった…

追記:やはり1000円は安すぎ 人件費もあるのだからもう少し高く設定してもよいと思った



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# by kurama66644 | 2017-06-03 07:50 | オーディオ | Comments(0)

LPレコード新発見

山口克巳さん著作の「LPレコード新発見」はアナログに回帰した時 かなりお世話になった本で勉強させていただいた。
他にも「LPレコードに潜む謎」や「LPレコード再発見」などの著書がある。
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山口さんはデザイン会社を設立されておりアルバムのジャケットに関しても精通されている。もちろんアナログ盤自体もクラッシック、ジャズを中心にバランスよく具体的な作品を挙げレコードの深部に関して詳しく解説されている。
これらの著作は単にレコードを中心とした音源のみならずオーディオシステムに関する確かな知識や聴く側の「この曲はこう聴きたいんだ」というアクティヴな姿勢が求められるそのハード、ソフトをバランスよく両立させる指南書として上手に書かれていると思った。

「LPレコードは同じテープからもカッティングされるたびに生まれ変わる。1枚のレコードに込められた演奏者や製作者の意図を推測しながら そのレコードが「レコードの世界」のどの位置にあるのか 手元にあるレコードの位置がわかると興味や愛着がより深まりそうな気がするからだ 」※LPレコード新発見 前書きより抜粋

そうこの「レコードの世界」は中々興味深い。自分は「オーディオの世界」は10年間やってきて余り縁が無かった(相性がよくなかった)気もするが この「レコードの世界」はまだまだ興味が湧く。確かにジャズオリジナルは価格が高く 経済的な問題でもう手が出ない状態だが それでも手元にある少ないオリジナル盤やジャズアナログはまだまだ楽しさに満ちている。コレクターではないので正直 頻繁に買う事は多くないが 先日ケンウッドKP-990のプレーヤーを調整し トーレンスTD-124にCG-25Diのモノラルカートリッジを付けモノラル専用とし再生しているがアナログに回帰した時より何故か楽しい。枚数が余り多くないので同じ盤を繰り返し聞く事も多いがスーッと心に染みてくる感じである。 オーディオの調整はまだまだ素人で適当だが部屋にオーディオが馴染んできたのだろうか? 部屋に合わせた適度な音量調整もしつつ行っているのが良いのかも…
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QUADのアンプと改造CDプレーヤーのおかげでCD再生は昔に比べ楽しめるようになったが「CDの世界」より「レコードの世界」の方が自分的には合っている。
これは音質的な問題だけではなくパッケージメディアとして総合的に趣味として楽しめるという事である。

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# by kurama66644 | 2017-05-29 08:43 | オーディオ | Comments(0)

麦と芋

何年か振りで麦焼酎を飲んでみた。いや何年かというよりは何十年振りだろうか?

昨今 焼酎ブームやら日本酒ブームなどお酒に対しての寛容さが世の中を蔓延しているが それはもう一つの嗜好品「煙草」に対する反動とも思える。

煙草はキタサンも10年以上前に卒業したが 愛煙家の現在の肩身の狭さには同情してしまう。そうは言っても食事をする処での喫煙は確かにキツイと今は感じてしまう(^_^;) 飲み屋内ならまだしも食事をしている時はあの煙とにおいは耐えられなくなってしまった。

オーディオ愛好家の中でも喫煙される方はそれなりにいると思うが煙の中に含まれるヤニが機器内に入り込んで故障の原因になる時も多々あり注意が必要だと思う。
もちろんそんな事承知で色々対策をされているであろうから 大きなお世話かもしれない…。

話は焼酎に戻して 久しぶりに飲んだ麦焼酎は何とも言えない無味無臭のアルコールくささを感じてしまい こんな味してたっけ?という感想であった。
元々ビール党で日本酒や焼酎はそれほど飲んでいなかったが ここの所飲んでいた芋焼酎に比べての話でそれだけ芋の方が香りが良いのかもしれない。
焼酎好きの方に聞くと昔は芋はかなり癖のある味、香りで飲めたもんじゃないと話されており 昨今の芋焼酎は改良?されすごく美味しくなったとの事 なるほどなぁと思う。
ちなみに飲んだ麦焼酎はそれほど高価な物ではなくロックで飲んでいた。せっかく瓶で買ったのに捨てるのももったいなく何か良い飲み方がないか思案し それなら香りの高いミントやバジルなど加え更にはソーダ水でわり カクテル風にすれば飲みやすくなるかもと思い試してみた。
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うん これなら口当たりが良い、更にソーダ―水をレモン入りなどにすれば又 違うティストになるだろう。夏場はビールが美味いが腹にたまるのでここ何年か飲む量も減ってきた。ソーダ―水割りとなるとウィスキーでのハイボールも試したくなる。ウィスキーなんて学生時代 高価な物だったが今は舶来物が驚くほど安くなった。社会人になりたての頃お金も無いのに無理してショットバーに行きワイルド・ターキーやらフォア・ローゼズなんて恰好つけて頼んだのはいいが本当に美味いとは思わなかった まだまだ当時は子供の舌だったのだろう。 かかっていたジャズも大人のBGMとして雰囲気で聴いていたのを思い出す。

焼酎のソーダ割りはよくスーパーで売っている缶酎ハイとは違う 厳密に言うとそれほど違いは無いのかもしれないが甲類焼酎を使うか乙類焼酎を使うかの違いで乙類焼酎の方が素材の味、風味をよく生かした焼酎であるがキタサンの飲んだ麦焼酎は安かったせいかそれほど特徴的な麦の香りがしなかったのかな?

その辺は焼酎自体頻繁に飲んでいたわけではないからよく分からなかったのだろう。ジャズを知らない人がレッド・ガーランドとケニー・ドリューのピアノの音の細かな違いなど分からない(気にしない)ように…。どちらもカクテルピアノと揶揄された時期もあった(笑)

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オリジナルに目覚めた頃 欲しくて欲しくてたまらなかったアルバム。ジャケットも傷んでおり盤の状態もさほど良くない。
確か9800円位で購入したと思った。それを境にオリジナル盤の価格に翻弄される日々が続いた 音源は同じでも相場によって左右されるのは株に似たところがある。
価値がある人には貴重だが興味の無い人からするとガラクタに近い感覚なのかもしれない。自分にとって価値があるかどうかは何年後かに「やはり買って良かった」と思えるかどうかだと思う はたしてこのアルバム 既に3年経過しているが…

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# by kurama66644 | 2017-05-28 09:07 | Comments(0)

和ジャズレコード 2

超久しぶりにレコードを買った…。ターンテーブルシートを買いに秋葉原に寄った帰り道 御茶ノ水まで歩き ユニオンへ 何か月振りだろう?

実はナベサダさんのCDを1枚買う予定だったのが そこにはなく吸い寄せられるように(笑)レコード売り場に行くと偶然にもエサ箱に欲しかったそれが入っていた。
300円である(笑) CDより安い… ターンテーブルシートを新調したのでレコードを買え!というお告げなのか(^_^;) 300円ならもう少し買えるかなと思い 和ジャズコーナーを物色する。 そう和ジャズコーナーなのである 壁に飾ってある物は見ないようにしたが 自分の持っているオリジナルも何枚か飾ってあった。(盤質はBクラスが多かった)日曜日の昼下がり思ったよりレコードコーナーに客はいない ましてや壁に飾られているものを見ようともしない人ばかりである。世の中景気が良いと言っているがまだまだ不安要素が多いのだろう 安心して高価なレコードなど買うのも躊躇してしまうのだろうか?

今回は都合3枚買ってしまった。1枚目はこちら
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そうCDで購入しようとしていたナベサダさんの「アイム・オールド・ファッション」である。76年渡米してレコーディング ハンク・ジョーンズ、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスとのカルテット編成。敬愛する マクリーンがこのアルバムの中の「コンフォメーション」を聴いて日本人のサダオがここまでのビ・バップを演奏できるなんて…パーカーが生きていたらさぞビックリしたに違いない、ビ・バップの本質を理解していると褒めていたようだ。「日本人としては 」の発言かもしれないが本質は理解しているという意見は同意である。しかしながらフィーリングが黒人と黄色人種の違い、メロディ重視とリズム重視の違いなど差異はあるのだろうが素晴らしい演奏には違いない。

2枚目はビ・バップつながりで日本人としてある意味ナベサダさんよりビ・バップに精通しているこの方のアルバム
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アルトサックス奏者 大森明さんの2枚目のリーダーアルバム「バック・トゥ・ザ・ウッド」
ジャケットが顔の無いサラリーマン風のイラスト ジャズアルバムらしくない いでたちだが彼の渾身の4ビートが聴ける素晴らしいアルバムである。
大森さんはジャズベースの巨人 チャールス・ミンガスのグループに在籍していた日本人として有名な方でニューヨークではリー・コニッツ、ソニー・ステット、ディジー・ガレスビーなどの大御所とも共演を重ねたベテランである。
このアルバムではレイ・ブライアントがピアニストとしてゲスト出演して華を咲かせている。ジャズの本意を知る大森さんを日本のジャズファンはもっとは知ってほしいと思う。

最後はこちら ジャズというよりフュージョン,コンテンポラリー歌手と思っている笠井紀美子のアルバム「WE CAN FALL IN LOVE」
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フュージョンと言ったがマル・ウォンドロンやギル・エバンス、ハービー・ハンコックなど超有名なジャズマンとの共演も多数ある。
和ジャズは聴くが和の女性ジャズボーカルは余り聴かない…でも日本の女性歌手 ジャズが上手い人が多い 美空ひばりや江利ちえみ、弘田三枝子 そう青江三奈や八代亜紀 最近ではあの松田聖子もジャズアルバムを出すなどしているなぁ~。

知らなかったがこの笠井紀美子 宝石デザイナーもしているようで歌手と二足のわらじをはいて活躍しているとの事。才能あるなぁと思いつつ中々ジャズ一筋では食っていけないのかも。ジャケットは中々の雰囲気である 和製ダイアナ・ロスと言う感じか。

それにしても300円か…ナベサダさんのオリジナル盤で盤質Aですよ… 大森 明さんのこのアルバムも似たような価格 新品同様。 このところオークションも殆ど見ていないが相変わらず三大ジャズレーベルのオリジナル辺りは5桁6桁で取引されているのであろうか? 見た目も盤質もさほど良くない状態でも価値があるから仕方がないのだろうか?久しぶりにレコードを買って色々考えさせられた。

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# by kurama66644 | 2017-05-27 09:16 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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