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くすんだ音

現代のカートリッジを使って暫くの間 モノラル音源を聴いていたが久方ぶりにDualのプレーヤーを復活しシュアーN44-1という昔のモノラル専用針で聴いてみた。

この現代のカートリッジと言うのはオーディオテクニカのAT33-MONOで一応はモノラル針である。一応はと言ったのは本来横振動しかしないモノラル針だがこちらは縦振動にも対応出来る針で間違えてステレオ盤を再生しても盤には影響は少ない。
オーディオ仲間でこのAT33-MONOを使っている方は多い、もっともモノラル専用針という事でそれ自体マニアックで少数ではあるが(笑)
現在はアナログを再生するとしても殆どはステレオ針で聴いている方が多いであろう。

しばらくDualのプレーヤーは隣り部屋でオブジェと化しており動かさなかったが電源を入れ普通にターンテーブルが回り動きも悪くないようでホッとした。
スピーカーはとりあえずMinimaのままで聴いてみることにした。
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何とも言えない くすんだ音(笑) 50年代のモノラルオリジナルを鳴らしてみたがAT33-MONOの時とは表情が違う。同じ音源でもカートリッジそしてターンテーブルの違いでここまで変わるかと改めて驚く。オーディオ的にはAT33-MONOとダイレクトドライブの安定、安心装置の組み合わせが激しくも端正に鳴るので好まれるかと思うがその時代に刻み込まれた雰囲気はその当時の(当時に近い)機器類で再生するのがシックリ来る事が多い。

CDそしてアナログでもCD風に鳴らす現代のオーディオ装置では くすんだ音は厳禁のはず。音に厳しいオーディオマニアからみると聴くに堪えないであろう このDualとN44-1から鳴る くすんだ音は いうなれば昔のトランジスターラジオの音。けして勢いだけの音ではなく心の琴線に触れ、体と脳がシェイクされゆっくり揺れ動くよう 心地よい感覚だ。
そうスィングする感覚! 音は立派でもスイングする感覚を覚えないのはジャズではない。
しかしながら試してみたスピーカーがMinimaだといささか物足りない… ここは60年代初頭のRCAスピーカーでないとダメでしょう。
Minimaの美音をくすんだ音にしたキタサンは大馬鹿者である。MinimaにはMinimaの鳴らし方がある。

古い機械だがバカにしてはいけない、新しい機材には鮮烈な刺激があり古い機材には深い味わいがある それぞれ好きな方を選べばよい。
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でもこのDual オートチェンジャー(フルオートマチック)なのだが曲が終ると自動的にアームが戻らなくなってしまった…メンテナンスはしっかりと(^_^;)

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by kurama66644 | 2016-12-30 10:33 | オーディオ | Comments(2)

オーディオアクセサリー電源タップ

超久しぶりにオーディオアクセサリーを買った。

電源タップである。オーディオをやり始めた頃ケーブルやタップで音が変わると雑誌に書いてあり、オーディオ店に行くとなるほど色々なケーブル類が置いてあった。

当初はケーブルより その元のコンセントやタップの方が大事だと思い いくつか購入したが現在残っているのはクリンプトンPB-300という商品でノイズフィルター付きのいかにも音が綺麗になりそうな機能?を搭載している。 価格は5万近くしたと思うがオーディオ初心者には こういうものに云万円も使うのにはかなり抵抗があった。そうして10年近く使っているが外した時と外さない時を比較などしていないし効果の違いは正直いって未だに分からない。

オーディオを始めた当初に比べオーディオ機器そのものと投資できる金額をどんどん縮小してきているのでタップを幾つも持っていてもしょうがなくなりPB-300を残して全て売却してしまった。
今回 ラックスマンC-06αを復活させ 機器類の配置を変えた事によりどうしてもタップ数(コンセント数)が足りなくなり4口のものを購入した次第である。
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何の変哲もない電源タップだがレコードエンジニアをしている方がスタジオで使っていたものを安く譲っていただいた。
3ピンになっているがグランドループの影響を無くすため敢えてグランドには結線していない、使われていたご本人いわく多少高域、低域に特徴があるらしく これが気持ちのよいクセで音楽的とか? オーディオ向けのタップとは違うようだが繋ぐのはQUAD44のプリとDualのレコードプレーヤーであり始終稼動するわけではないのでまぁいいか!と軽い気持ち。だいいち価格がPB-300の1/10位だから。

この手のアクセサリー、製品には以前は音が変わった、変わらないなど一喜一憂していたが最近の自分自身の結論として「変わっているんだろうなぁ」というのが答えである。
元の音、オリジナルに拘るようになってからアクセサリー関連には余り興味が無くなってしまったのでどうでもいいと思っている。
よく視聴する時にリファレンスアルバムや曲などで比較すると思うが そもそもCDなどで収録されているアルバムが何度も再発されているものだと その時点で音源からして違っているので 仮に変わったとしても更に元の音とかけ離れてしまっている事も考えられる。
結局 基準にしているものが人それぞれ(各人の感性も含めて)違うので結果も変わってくる。機能的に不具合(直ぐ外れる、漏電する等)がなく ある程度シッカリしているものであれば 後は価格の面でも自分で納得がいけばよい様な気もしている。

オーディオを始める前に使っていた電源タップ。
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当時は部屋に合って おしゃれと思って購入した(笑) しばらくの間これにターンテーブルとかアンプとか繋いでいたが普通に音楽は聴けた。
トランペットの音はトランペットとしてピアノの音がサックスには聞こえなかった。 しかし シッカリした作りの電源タップにビシッと固定されたコンセントプラグを見ると安心してしまう、何となく音も良くなっているような…いないような? 多分 良くなっていると信じよう(笑)


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by kurama66644 | 2016-12-29 20:15 | オーディオ | Comments(0)

オスカー・ピーターソンの1枚

駄作が少ない割には今一つハートにこない(と言っている人がいる…)代表的?ジャズマンのオスカー・ピーターソンだがジャズを聴き初めの頃 彼のアルバムはそこそこ蒐集していた。(※CDではあるが…)

よく超絶技巧と評論されているが やはりプロのピアニストから見ると相当なテクニシャンらしく中々真似しようとしても真似できないそうだ。
昔 タモリの司会していたジャズ番組で大西順子がオスカー・ピーターソンをベタ褒めしていたのをよく覚えている。当時今から20~25年ぐらい前は日本の女流ピアニストというと秋吉敏子ぐらいしか思い当らなかったが 若くて美人?の大西順子がジャズ雑誌でもてはやされていた時でもある。ビレッジ・バンガードで鳴り物入りで演奏をしてアルバムにも収録されていた。

実際聴いたジャズピアニストで印象的だったのがデューク・ジョーダンで本当に小さなライブ場で目の前で弾いていたのは感動的だった、亡くなる直前だった事も影響していたのかもしれない。超絶技巧のピーターソンとは対極の表現方法だった。
キタサンが聴いていたのは80年から90年代終わりに集中していたのでハンク・ジョーンズやマッコイ・タイナー、ハロルド・メイバーン、トミー・フラナガン、レイ・ブライアント、ホレス・シルバー、ホレス・パーラン、ジョン・ルイス、ジミー・スミス あっこれはオルガンか…あと誰だったかな?(チックやハービーはモダン期以降なので除外) もうその頃は彼らは若くは無かったがモダン期に活躍していた人達の演奏を実際 目の前で聴く事が出来良かったと思っている。(現在は鬼籍に入る人が殆どなので)でもオーディオの再生にはそれほど役に立っていない(笑) オーディオ再生のために聴いていたわけではないから… その時はオーディオには全く興味がなかったし。

そう肝心のオスカー・ピーターソンは残念ながら聴いていないのである。結構長生きされたようであるが晩年はボロボロだったようだ。
全盛期が凄かったのでその反動もあり晩年の彼の演奏を実際聞かれた方のギャップは激しかったのかもしれない。

演奏期間が長い事もあり作品数も多数あるがキタサンの愛聴盤としてこちらの作品がある。
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黄金のトリオの作品の一つだがシカゴでのライブアルバムである。CDでもヘビーローテーションの活躍ぶりであったがオリジナルも同様 聴く頻度が高い。
有名なプリーズ・リクエストもCDで持っていたが中々オリジナルを買おうとは思わなかった。比較的人気があったピアニストであるがオリジナル盤はそれほど高価な物がない、似たように有名ピアニストでディブ・ブルーベックやホレス・シルバーも総じてオリジナル価格は安めである。多作な彼らのアルバムは需要と供給の適正な関係が成り立っているからなのだろうか?

モダンジャズピアニストの系譜からいくとパウエルでもなくエバンスでもなく しいていうとアート・テータムの直系になるのか天才肌の技能派であろう。
同じ天才肌でもパウエルやフィニアス・ニューボンJRは心の病で苦しんだがピーターソンは演奏を心から楽しんでいたように感じるエンターティナ―であった。

日本の辛辣なジャズファンはエンターティナ―は格下扱いする傾向にあったのでピーターソンは有名だったがそれほど人気が無かったのだろうか。

音楽との出会いは一期一会であり そのきっかけはラジオやTV、オーディオを通したアルバムであり実際の演奏する姿であり様々だ。
亡くなる前に一度は聴いておきたかったオスカー・ピーターソン。今日も一期一会の気持ちでこのアルバムを聴く。

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by kurama66644 | 2016-12-25 07:12 | ジャズ | Comments(2)

カートリッジの交換時期

スピーカーの設置位置、視聴場所など変えてから何故かCDを聴く事が多くなってしまった。

CDを聴くとアナログのアラが見えてしまう。CDだと内部的な調整は出来ず(クロックを変えるとか一部を除いて)ある程度何もしなくてもそれなりに鳴ってしまうがアナログプレーヤーだとちょっとしたことでも音に影響してしまう。ケンウッドのプレーヤーは結構大ざっぱでそれほど厳密に調整しないでもそれなりに鳴るが古いトーレンスのプレーヤーは結構やっかいなところがある。

最近トーレンスプレーヤーでの再生で歪が多いように感じる。以前より音に粗さが感じられ もちろんCDと同じ静けさを求めて再生するわけではないのだが少し気になるところである。TD124の駆動部分は特に問題がないようなので原因としてカートリッジかアームによるものかと思い まず現行のSMEのアームをボードも含めて変えてみる事にした。

現行のアームはSME3009S2で後期のもので もう1本予備で中期のものを揃えておりそちらに変えてみる事にした。元々中期のものを使っていたのだがアームリフターのオイルが切れ昇降が今一つだったので後期のものに変えただけで それ以外普通に使えていたものである。(※アームリフター自体殆ど利用しないで使用している)

あれあれ? 水平を取る時どの穴にレンチを入れるんだっけ? レンチもサイズが合わない… そうかセンチではなくインチサイズのレンチかぁ~、ウーン水平が上手くとれないなぁ… クソーっ、高さ調整もレンチのサイズが違うな… 穴が小さいのでよく見えない 老眼が進行している、などなど 悪戦苦闘である(笑)

久しぶりに色々いじると忘れてダメですね。元々機械いじりはそれほど得意ではないのでオーディオいじりも適当にやっていたところがあるが よーく考えると歳をとり手先が思うように動かなくなるとこういうアームいじりなど しんどくなる。 このTD-124の前は同じトーレンスだったがアームはSME3010R こちらのインサイドフォースキャンセラーガイドに錘の釣り糸を通す時 ものすごく苦労したのを覚えている そう通す穴が小さく小一時間ぐらいかかった記憶がある(^_^;)

趣味としてアナログは変化に富んで面白いが調整が大変だし かといって利便性でPCオーディオやネットワークオーディオは楽というがスマホすらもっていないキタサンは今一つ馴染めない。仕事としてPC等普通に扱えるが趣味としてそれを使うのも考えてしまう。そう考えるとCDはその中間をいくので悪くないと考えたりする。

まぁなんとかアームの交換、調整し終わったが多少良くなった?かも程度である…。それならばカートリッジが原因か!
そもそもカートリッジの寿命は色々な説があり 同じ針で30年以上聴いているが普通に鳴るとか 実は摩耗は殆ど起きないとか MCの場合磁力の低下が問題であるとか…使用する人、環境、使い方により寿命はマチマチで何を基準にしてよいかわからない所がある。現在TD124に付けているカートリッジが愛用のオーテク AT33EV。アナログに回帰してすぐに購入したカートリッジで SPUよりある意味好きなカートリッジである。 MCの場合 おおよそ2000時間位が取り替えの時期のような事を聞いた事があるが アナログ回帰してほとんど毎日稼動していた事を考えると(キタサンはCDと決別していた期間3年ありアナログオンリーであった) ゆうに2000時間は越えている…。

そこで久方ぶりにシュアーM44-7の登場。実はステレオカートリッジはAT33EVとこのM44-7しか持っていない。あとは全部モノラルカートリッジという変わり者のキタサンである(笑) それで又初めからアームの調整のやり直し、トホホッ…
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やはり音色は変わる。AT33EVは現代のカートリッジだけあって帯域が広く 高域に特徴がある、それでいて高域はきつくない優秀なカートリッジ。 それと比べるとM44-7はナロー気味だ。もちろんMCとMMの違いはあるし本来比較しても仕方がない それにしても相変わらず情感的なM44-7は味わい深いものがある、現行のM44-7ではなくカモメマークの古いシュアーのカートリッジを使ったので尚更だ ジャズの昔のオリジナルステレオ盤あたりCDでは出ない音がする。これはこれで捨てがたい… そうそう感じていた歪はない、そうなるとAT33EVの劣化、交換時期なのかもしれない。MMの針交換とは違いカートリッジ本体価格に近いから云万するなぁ(^_^;) プリアンプをメンテナンスしたばかりで もう出費したくない… オーディオってお金がかかる趣味だこと(笑)

TD124のシュアーM44-7(カモメマーク) 活きた音がする これぞアナログの音。 安いカートリッジと馬鹿にしてはいけませんぞ。

AT33EVはどうしよう…
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by kurama66644 | 2016-12-23 08:54 | オーディオ | Comments(2)

オーディオの造形

外国製のデザイン、意匠には独特の個性があり面白い。

国産オーディオは音だけではなくデザインも平凡、いい意味で真面目と昔から言われてきたが それは現在も余り変わっていないような気がする。
ぱっと見た感じは普通だが中身、目に見えない部分が繊細で緻密な作り、工夫をしているのが日本製の特徴で奥ゆかしい感じは個人的には好きである。

専用部屋ではなく生活空間で聴くわけであるので ちょっと遊び心があった方が楽しくなる。ただし いき過ぎたり過激なのは遠慮したい。

今までQUADのプリとパワーをそれぞれかなり離れた位置に置いていたが今回ラックスマンC-06αをメインのアナログ、CDPに接続する司令塔(プリ)とするためQUAD44をパワーの405と合体させた。
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大きさ的にはミニコンポ並みであるがパワーの前面アールデコ調のフィン 黄色のボタンが付いたキッチュ感溢れるプリのフロント 中身はシンプルな回路でちょっと回路に詳しい人だとパーツを取り出し、いじったりする実験機として不良品の中古を購入する方もいるらしい。キタサンの地元のビンテージ修理屋さんにこのメンテナンスをお願いしたが美品といわれオークションなどで落札したが中身をいじって不具合が生じているものが 持ち込まれる事も多いと話されていた。 両機とも70年後半から80年初頭にかけて作られたものだが外国人(イギリス人)の感覚は日本人とはかなり違うようだ。日本人は音を正確に出そうと緻密に考えそれを具現化しようとする。欧州人?は音より音楽を楽しく聴こうとする意図の元 作品を完成させる。好きな音楽を聴いて それがオーディオに限らずコンサートも含めてそれで感じた音作りをする そうなると作成する人の感性、考えがモロに出て個性的なものが出来上がる。音が綺麗に正しく出るようにつくる日本の真面目さとは一線を画く。(欧米人が不真面目といっているわけではない)

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この横に置いてあるDual社のプレーヤーは旧西ドイツ製で60年代中期から後期のもの 一応キチッとメンテナンスしたので不具合はなく動くが難点はカートリッジフォルダーが独自のものを使っている関係で頻繁にカートリッジを交換出来ない(し難い)。車の技術を駆使してこの複雑な機械仕掛けのプレーヤーを作ったあたりはドイツらしい。見た目も遊び心なく無骨な感じがするが こちらもQUAD44と同じく ちょっと安っぽい感じがしないでもない(笑)
Dualは以前にも記事にしたと思うがオートチェンジャーの庶民派?プレーヤーである。TD-124もその昔は大衆製品であったが その品質の良さから今では高級ヴィンテージ品と化している。どちらも共通してアイドラープレーヤーであるがこのDualは更に昔のギアドライブに近い力強さが感じられる。

このDualのプレーヤーにシュアーN44-1(オリジナル)をつけQUADのアンプに繋げる そしてスピーカーはキタサン秘蔵の60年代初頭RCAユニットを付けたフルレンジ高能率スピーカーで鳴らす。(※写真は対向法でのMinima) かけるのは50~60年代のモノラルオリジナルである、 これがキタサン流 プライベートジャズ喫茶。
電源タップがなかったので市販の家庭用タップにタコ足配線…いい加減である(笑)オーディオマニアからみたら即座に指摘されてしまう(^_^;)
でも音楽と挑むように聴くのは結構疲れるのでフルレンジでの視聴は盆と正月の比較的長期の休みの時だけかなぁ?

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by kurama66644 | 2016-12-21 09:11 | オーディオ | Comments(0)

復活!ラックスマンC-06α

QUADのプリアンプ44を使い8ヶ月ほど経過した。今年の初めパワーアンプをQUAD405に変えてから部屋の空気感が変わり更にスピーカーをMinimaにしてこれまでの音楽の聴き方も変わってしまった。

当初はプリアンプをラックスマンC-06α、そしてクラウンIC-150と併用していたがC-06αが一部不具合を起こしており、IC-150の方もMinimaのスピーカーにはマッチしなく それならばパワーの405と対になる44を中古で手に入れ使ってみた。
使い始めは44よりラックスマンC-06αを多く使っていたが だんだん不具合が増え 小休止となった次第である。すぐに修理に出せばよかったのだが古い機械なので結構修理にお金がかかりそうであった事と(^_^;) QUAD44のプリが段々本調子をだしてきて古いアナログばかり聴いていた事も関係してそのまま本妻の座についてしまっていた(笑)

ラックスマンC-06αは90年初頭に前機種C-06をブラッシュアップして作られた名機である。ちょうどバブルの頃 予算度外視で作られた国産プリが群雄割拠していた中の一つである。各社で他にアキュフェーズC-280V、サンスイC-2301ヴィンテージ、ソニーTA-ER1、テクニクスSU-C7000など素晴らしいプリも作られ 現在も愛用されている方も多いのではないだろうか。

キタサンが現在アナログを鳴らすのに外せないフォノイコ、ラックスマンE-06と殆ど筐体も同じでフロント以外は木製のパネルを付けており高級感ある見た目も中々のものである(自己満足…)そのC-06αをようやく修理に出し戻ってきた。

ラックスマンC-06αはいわゆるラックストーンと呼ばれる特有の音色を持つ最後の機種であると思っている。もちろん現在のラックスマンの機器類もラックストーンの面影は多少あるが この頃の古い?ラックストーンとはかけ離れているように思う。このC-06αは古いラックストーンと現代のラックストーンの端境期に位置するものである。トーレンスやDualは25年位古いが その他の機器(Minimaやケンウッド、プリ、フォノイコ等)は大体同じ年代のもので揃ったことになる。
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CDプレーヤーを復活させ これまでなんちゃって真空管アンプにつないで聴いていたが C-06α復活でCDPをこちらに繋げられる フォノイコと同筐体なので設置にあたりやはりシックリくる 両アナログプレーヤーにも切り替えが出来 楽である。アンプが温まってきてCD、アナログ両方交互に鳴らしてみているがQUAD44のプリよりアタック感は若干劣るが温もり、響き等 名機だけに流石の鳴りである。 でかいフォノイコE-06の上にちょこっと乗っていたQUAD44は微笑ましかったがC-06α,更に安っぽい外観ながら黒の改造CDプレーヤーと見た目がちょっと重たくなったがしっかり音楽を奏でてくれるので良しとしよう。

ところでそのQUAD44はどうするのか?という所であるが こちらは休眠させていたDualのプレーヤーを復活させるべくひと肌脱いでもらう。
これから年末にかけて色々つなぎ直しセッティングする予定。DualはTD124と同じアイドラープレーヤーで60年代のもの こちらを真のモノラル再生として活かし オーディオいじりと この趣味は卒業としたい。いや待てよ 真空管の野望はどうするか?…来年になったら考えよう(笑)

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by kurama66644 | 2016-12-19 19:56 | オーディオ | Comments(0)

RIVERSIDEレーベルの最高傑作

ジャズの3大レーベルのうちのひとつ「RIVERSIDE」。エバンスやキャノンボール、モンク、ウェス等々名匠による名盤が目白押しである。
ブルーノートと同じく これでもかというほど毎年?再発を繰り返す、アナログはある程度落ち着いたと思うがCDによる再発は依然と多いように感じる。
昨今ではデーター配信のハイレゾなんかもオリジナルマスターとやらから高音質と銘打って作られているかもしれない。

最近のキタサンはレコード1枚プラスCD4枚位という組み合わせで購入する事が多い。レコードは万単位のものは もう諦めてしまった(笑)
そういう中 先日ユニオンへ寄った時 ふと手に取ったCDがあった。
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モンクス・ミュージック。57年リバーサイド録音、モンクのピアノにホーキンス、ブレイキーなど大御所を迎えコープランド、ジジ・グライスといぶし銀のアーティストを揃えた意欲作である。

このCDは昔所有していたがモンク自体余り好きではなかったので殆ど聴かずに売却した記憶がある。もっともその頃はミニコンポでしか聴いていなかったので音的にどうこう評論できる環境でもなかった。
ちょうど1年半前にリバーサイドレーベルコレクターの第一人者、古庄さんと写真家の中平穂積さんのトークイベントに参加したのだが その時 古庄さんも中平さんもリバーサイドで これはと思う1枚はどれですか?と司会者に聞かれ 両者とも このモンクス・ミュージックを挙げていたのが印象的だった。
もちろん個人の好みも多かったかと思うが打ち合わせなして 両者同時に質問し せーので挙げたのがこのアルバムだったのにはこの会場にいた皆がへーっと驚いたようだ。司会者がエバンスやバリー・ハリス辺りではなく なぜモンクなのか更に聞いていたが 二人ともニコニコ笑いながら「やはり良いんですよ~」としか答えてくれなかった。

まぁその時の記憶が蘇り 改めてこちらを聴いてみようと思った次第である。
帰宅し改めて聴いてみたが 昔聴いた時の印象とはだいぶ変わり 第一印象としては聴きごたえがある!という感じであった。
しいていうならばジャズ版交響曲といったところか? ジャズのノリも残しつつ小人数ながら重厚なアンサンブルで音的にも結構いける感じである。
まさにモンクの音楽 モンクス・ミュージックで オンリーワンの存在である事がよくわかる。
それでもキタサンは やはりモンクは馴染めないのでアナログではなく そしてオリジナルでもない この中古CD 600円…で充分である(笑)

今回購入したのは他にCD3枚とヨーロッパ特集をやっていたので2千円相当のアナログ盤enjaの1枚をゲットした。
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ウェスのフル・ハウスはオリジナルで聴きたかったが今のキタサン改造CDプレーヤーでも十分楽しめたので もうオリジナル探しは止めようと思う。

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こちらのアナログは先の古庄さんと中平さんが これはの1枚!に選出するのでは?と期待していたが予想が外れてしまった(^_^;)
それでも各人 そのベスト10に入っていたようで納得の1枚である。キタサンも このアルバムは再発盤だが これはオリジナルで欲しいと思っている。
相場的にはモノ、ステレオ 4~5万位するのかなぁ? 以前であれば頑張ったかもしれないが今は もう無理してでも買わないような気がする。

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by kurama66644 | 2016-12-18 10:25 | CD | Comments(0)

懐かしい1枚

12月初旬 CD大人買い?をした時に購入した1枚
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ジャズ好きなら誰しも知っているアルバム マイルスの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」

何だあれだけオリジナル、オリジナルと騒いでいた割にキタサンはこのオリジナルを持っていなかったの?と思われるかもしれないのだが持っていないのである(笑)
有名盤で稀代のアーティスト マイルスの作品でありながら所謂ジャズのオリジナル盤によく見かける とんでも価格というほどではない。
キタサンでも買えるかもしれない価格であるのだが (※状態の良いものはやはり高額である)なぜかこれまで購入していない…。

実はキタサンが学生の頃 ベースをやっていた先輩でジャズに導いてくれた方が このラウンド・アバウト・ミッドナイトをカセットに録音し 頂いたのが実質キタサンが本格的に聴いた初めてのジャズアルバム(この場合カセットだけど…)なのである。

それまで歌謡曲ばかり聴いていた耳でこのアルバム(カセット)を聴いた瞬間 「カッコいい」と思ってしまった。
歌謡曲でも中々いかした曲はあるのだが このカッコいいという感覚はなかった。ジャズというとモダン以前のブンチャカ、ブンチャカほのぼのした陽気な演奏(当時はそんな印象しかもっていなかった)がジャズという認識しかなかったが 結構衝撃を受けた。 それ以降 その先輩にお願いして お勧めのアルバムをカセットに録音してもらい自宅のラジカセで聴いていた。ケリー・ブルー、サキソフォン・コロッサス、ブルー・トレーン、あとはグローバー・ワシントンJRのワイン・ライトなんてちょっと亜流のジャズもあった(笑)

ラジカセから格上げし ミニコンポでジャズを聴き続け その間ジャズ喫茶やライブで実物のジャズの巨匠達の演奏を聴く機会に恵まれ 今オーディオ機器でジャズを聴いている。 当時のオンボロラジカセよりは まともに?聴ける状態でもあるのに この「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」だけはラジカセで聴いた印象がこびり付いている。 時々オフ会でこのアルバムを立派な装置で聴かせてもらう事があるが何の感動も得られなかった(立派な音でしたが…)

当時 アルバイトでお金が入ったら水道橋の「いもや」のとんかつ定食 500円を食べるのがお決まりで贅沢であった。満腹状態で帰宅しラジカセで このラウンド・アバウト・ミッドナイトを聴く、ジャズっていいなぁと寝っころがりながらしみじみと感じていた 至福の時である。

あれから30年以上経ち 現在も「いもや」は営業している 十数年ぶりに入ったが とんかつ定食は800円になってしまった以外お店の中も殆ど変っていない。学生やサラリーマン、女性客と相変わらず込み合っていた。帰宅し「CDの」ラウンド・アバウト・ミッドナイトを聴いた 小ぶりのオーディオシステムであるがメリハリがあり激しい音がした ただ当時の至福感には至らなかった…。 このアルバムのオリジナルはおそらく今後も買う事が無いと思う。キタサンにとってのオリジナルは あの当時のダビングしたカセットテープなのだから。



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by kurama66644 | 2016-12-12 19:40 | CD | Comments(2)

CD大人買い

対向法、横配置による音の傾向が変わり 心地よく音楽を聴けるようになったので音源そしてアナログへのこだわりが余り無くなった。
更にはオリジナルへのこだわりも軽減した。

久々の平日休み CDを物色しにユニオンへ、聴きたいCDを大人買いしてきた(笑)
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まぁこれがキタサンのいう大人買い…スケール小せぇなぁ(^_^;) すべて中古、アナログを買う時ほど盤質に拘らない 一応盤質表記も出ているが余程酷い傷でもない限りOKである。元々CDでノイズなんて殆ど無いに等しい あるとすればそれこそ元のテープが劣化ないしはそれに起因するものなので気にしない。
CDの種類ないしは発売された時期、国内外などで音の違いはあるかと思うが盤そのものよりマスターリングの違いによるものが大きいと思う。

7月にCDプレーヤーを復活させ最初に買ったCDがインパルス、オリバーネルソンの「ブルースの真実」
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CDはリマスターされ とても綺麗な音になっていた。オリジナル盤の荒々しさがスッカリ無くなっていてガッカリしたがCDそのものが悪いわけではなくリマスターしたエンジニアや制作者が元の音を知らない、ないしは自己の感性で作ったものなので そういう盤もあると納得すればどーってことない。
今のシステムでこのCDをかけると 何気に心地よい(笑) 価格の事をいうのも下世話だが同じ中古でもCDとオリジナルLPでは何十倍も違う それだけの音質差があるかといえば ハッキリ言って「無い」断言できる。

大人買いしたCDではあるが アナログを聴くのを止めたわけではない。アナログコーナーへ行ってエサ箱の中をサクサクと見ていくと
おーっ プレステッジのボビー・ティモンズ、ジョニー・リトルのステレオ盤がキタサンが買うのを待っていたかのように置いてある(正しくは残っている…)人気がないのだろうなぁ~
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盤質はAである。価格も2千円台、2万や20万じゃない(笑) こういう盤なら買わないとだめでしょう~。
先の大人買いしたCDと合わせても1万円をきる(^_^;) やはりこのぐらいの価格にしてもらわないとファンは離れてしまうぞ!!

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by kurama66644 | 2016-12-11 09:33 | CD | Comments(2)

心地良い玉ねぎ

パソコンを立ち上げ このブログを開くと何故かデザイン(レイアウト)が変わっていた(^_^;)

何もいじっていないのに…運営側でそうしたのか? もう面倒くさいからこのままでいいや。

何となくスッキリしたが文字が少し小さい?老眼のキタサンには辛い(笑) 暫くはこのまま 様子見、又変えるかもしれないけど。


部屋のSPを横配置にし 対向法なる妙なセッティングをした結果 音も変わり何だか不思議な感覚でいる。
前にブログで書いた事と重複するかもしれないが音の流れが変わったのだと思う。あくまでも感覚的な話であるが直線的に部屋の中を反射していたのが まるで音が対流するかのように部屋の中を行き渡る、まさにそのような感じなのである。 しいて言うならば無指向性のスピーカーで聴いているかのような雰囲気。
ちょうど所有している波動スピーカーで聴く感じ。ただし波動スピーカーは浮遊感が大きく音の実在感が余り無い、それでも気持ち良い雰囲気が味わえる。

今回のセッティングで変わったのはまさに心地よい雰囲気と低域が強化され弾むような低音も加味されたので気持ちが良い。
ずーっと聴いていたくなる心地よさ。音量を上げても音が留まらず逃げて上手く拡散するのでうるさくならない。

年頭にQUADそしてMinimaと機器を変え そうして年末は仕上げ?のセッティングを変えた。

結果的に音に立ち向かわないで聴くスタイルになった。気持ちがリフレッシュされるようである。
リフレッシュついでに冬場で乾燥した部屋に「玉ねぎ」登場!
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色々なアロマをたらし部屋の香りも芳しい。

ジャズを聴くのに何気取ってんだ!と思われるジャズファンもおられると思うが 却ってこの方が音楽の機微、怒り、悲しみ、悲哀、楽しさ、うれしさ…色々な感情を包み込みしっかり聴く事ができると感じている今日この頃である。


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by kurama66644 | 2016-12-07 09:15 | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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