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比べなければ平和

最近は音源の聴き比べも自粛しているキタサンだが理由は簡単でソフト代だけで2倍、3倍かかるからである(^_^;)

運よくオリジナルを手にしたものの それでは再発はどんな感じ?とわざわざ再発盤を買ったり その逆もある。更には古い音源なのでオリジナルでもモノラルとステレオ両方あったり 海外オリジナルなんていうものもあったりで流石にソフト代だから機器に比べて安価であるとは言えなくなってきている。

まぁそんな感じでソフト集めも行わなくなってきた。そしてユニオンにたまに出向いても欲しいアルバムが無かったり、あってもものすごく高価で盤質も今一つだったりですっかり購買欲が無くなってきた。年末の地獄の争奪戦に臨んだあの意気込みはどうしてしまったのだろう(笑)

そういう中 先日ユニオンに行った時 オークションで落札し損ねたフランク・シナトラのアルバムを見つけた。
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オークションで狙ったのはオリジナルだがユニオンに置いてあったのは再発盤 500円ぐらいの売価であった。普段は購入しないのだが気になって買ってしまったがその日 購入したのは その1枚だけだった。
普段は男性ボーカルなど聴かないのだが こちらはネルソン・リドル指揮のフルオーケストラをバックに歌うシナトラのアルバム。ネルソン・リドルというとキタサンの愛聴盤 リンダ・ロン・シュタットのこのアルバムも同じくネルソン・リドル指揮である。
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シナトラの盤は55年録音?だからモノラル録音、再発なのでステレオカッティングされている為 ステレオ針(MCカートリッジ)で再生してみる。
視聴スピーカーはMinimaであるが これが中々良い!帯域は狭いがシナトラの声が凝縮されて密度が高い。モニターオーディオのスピーカーでの再生の方がオーケストラの迫力が増すがメインはシナトラなので逆にMinimaが奏でる帯域の方がかえって按配が良い感じである。 500円にしては下手なオリジナルよりいいのでは?と思わせる盤である。
キタサンも中々目利きが出来るようになったと自画自賛(笑) バカみたいにオリジナル、オリジナルと騒いで ここ2年間没頭しただけはある。しかしながら実生活では何の役にも立たないのが残念だ(^_^;)

もしここでオリジナルを見つけ それを聴いてしまったら…いかん!いかん!500円の再発盤で満足しているのにオリジナルの事を考えては。

オリジナル盤の事はすっかり忘れ?性懲りもなくユニオンに翌日出向く(^_^;) さりげなくエサ箱を見ているとカーティス・アーミー、フランク・バトラーの「グル―ヴィン ブルー」のオリジナルが置いてあるではないか!キタサンはこちらの再発盤を持っている。状態はBであったが価格は安め、人気が無いのか誰も見向きもしない  おもわず買ってしまった… (オリジナルの事は忘れたんじゃないのかよ~)

帰宅後 聴き比べをした… 一言で言うと押し出し感が違う。再発盤を聴いていて満足していたがノイズが多少多いとは言えオリジナルはやはり強かった…
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左がオリジナル、右が日本盤再発。
これは残念ながらアクセサリーや機器での音の変化とは違い 根本的なもの。でも比較しなければ分からない事でもある。

同じ機器を使っていても使う環境や接続する機器類によって聴こえ方が変わってくるので自分と他人との同一機器でも比較するのは余り意味が無いと思うがソフトの場合は 同一環境、機器内での比較なので分かりやすい。

比べない平和は もう訪れないのかと悩むキタサンであった…。


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by kurama66644 | 2016-03-27 08:47 | Comments(6)

見た目と性能

今年に入り自分のブログのカテゴリーを見るとオーディオに関する事が多い。一応オーディオのブログ?だから当たり前かもしれないのだがレコード、ジャズの記事が少なくなってきた(^_^;) もちろん書くネタは色々あるのだが熱しやすく冷めやすいAB型気質のせいか 今はオーディオに集中している。いずれオーディオネタは少な目でレコード、ジャズネタに戻ると思うが…

そう言う訳で又 オーディオの事だが… 趣味としてオーディオ機器を選ぶ時 何を基準に選んだのか思い起こしてみた。
きっかけはJBLのスピーカーである事は以前にも書いたが これはジャズ=JBLという巷の?評判そしてブランドで選んだ。偶然のめぐり合わせでもあったが頭の中には潜在的に前述の図式が刷り込まれていたと思う。 実はJBLのスピーカーの見た目は今でも余り好きではない!無骨でいかにもジャズを演っていますという姿が自分的には好ましくない。購入した当時はスピーカー性能の事なんか分からなかったし、興味もなかったのだが流石に今は多少はスペック等を気にするようになった。

音楽を部屋で心地よく聴きたいという要望であれば別に1台に何百万とする機器をあてがう必要もないのだが いわゆるハイエンドと呼ばれる機器には価格は通じない。
価格は有って無い様なもの 工業製品という基準を一応踏まえた上での工芸品であるので自分の感性、好み、嗜好に合い所有欲を満たせればよいと思う。
それも趣味の醍醐味だと思っている。

機械マニア、音マニアの一部の人は別として この工業製品としての性能と見た目、造形美を追及した工芸品の折り合いの中(あとはブランド名)機器選びをしているのではないだろうか?

時代遅れと言われながらまだまだ愛好家が多い真空管。音色の優しさもさることながら その非日常的な姿に趣としての存在感があるように思う。価格はピンキリだが そこに有るだけで絵になる場合が多い、立派な工芸品であると思う。
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もっともキタサンの持っているのは価格が2万ぐらいの手作り品なので工芸品のレベルには達していないと思うが 良いなぁ~と自己満足(笑)


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こちらの2つのアンプ 右はオーディオデザイン、左はQUAD。 オーディオデザインは間違いなく性能重視で購入、見た目は最初から期待していなかった(笑) ただ所有するアンプで一番長く使っている もはや白物家電化している(^_^;) QUADはパワーアンプにしては小型でこのデザイン 当時としては性能もそうだが意匠も凝っている 日本では発想もしないそのいでたちは流石 英国である。価格はローエンドだが(笑) 工芸品化していると思う。



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アメリカのCROWNと日本のラックスマン CROWN自体 工業製品として販売しているので見た目はどうでもよいと思って売っていたのだろう 性能重視である。
ラックスマンは微妙である…C-06αは余り目につかない部分が非常に凝った作りになっており性能も兼ね備えている そういう意味では工業製品の枠を越えているようにも思う。個人的には余り好きなデザインではない。



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ソナスはもちろん工芸品と思っているし 特に性能はほとんど気に掛けないで購入した 部屋に置いているだけで絵になる。こちらの上位機種は元々キタサンには手に届かないほどの価格帯と造形なので置いてもキタサン部屋では逆に浮いてしまう(笑)

今回はキタサンが時々見させていただくブログで工業製品と工芸品に関して「なるほど」と思わせる記事が掲載されていたので触発されブログにしました。

価格帯で100万ぐらいを境に工業製品と工芸品の分岐点でもあるとの記事は納得させられましたが 安くても工芸品のレベルに達しているものもあるように思われます。
そういう製品との出会いがこれからもあればよいなぁと思ったが 最近の製品は両極端だから中々…







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by kurama66644 | 2016-03-26 10:35 | オーディオ | Comments(0)

昔のオーディオ事情

最近はオーディオ雑誌も買わないので参加しているオーディオコミュ(事実上退会状態(笑))で現在のオーディオ事情を知る事ができるが巷で流行りのハイレゾなるものはメーカーサイド、業界でやっきに宣伝しているわりには余り浸透しているようには思われない。これだけ情報網が発達しているので浸透率はそれなりだと思うが敷居がたかいのだろうか?安価な機器類でも昨今の馬鹿げた高額品オーディオ類に比べても遜色がないように再生可能のような事?も言っているが オーディオ機器とは言い難い小型デバイスが老若男女に行きわたって音楽を聴く上でもうそれ以上必要ないと思っている可能性もある。

そうなると昔への回帰(アナログ等)そしてハイレゾの更なる進歩を訴え現在オーディオマニアたる富裕層への機器の買い換えを促す方向に進んでいるのかもしれない。

以前の会社で知り合った私のオーディオの師匠は自宅によく遊びに来てくれるが普及帯価格の製品が大半のキタサンシステムを見て、聴いてハイエンドだと言う。※価格面で(笑)
それとCDの音源でもう十分だとも話される。もう30年ぐらい前から色々な機器類を買い換え聴かれてきたようで新旧の機器類に精通されている。好みは言われるが古いから良い、新しいから味が無いなどウンチクは言わないで素直に機器そのものの自分なりに試した評価を言ってくれるので説得力がある。現在はオーディオを趣味としていなく楽器演奏の方にシフトを変えているので悩み苦しむキタサン(笑)をみて何か懐かしがっているようにも感じるようだ。

ところで この師匠において昨今マニアの間で流行の電源やアクセサリー関連に関して結構無頓着で質問しても「ふーん」という感じである。別に馬鹿にしているわけではなく 実際試していないだけと笑いながら話す。そういえば時々伺うYさん宅でもそのような事を聞いた事があるが 昔から電源などに拘っていた人もいるようだが まぁ大事と言えば大事だが自分は特にやっていないと話されていた。コード類をみても市販の細いケーブルを使っているしアクセサリー関連も ここ10~15年ぐらい雑誌などで比較視聴をやるようになり無理やり流行らせたような気もすると言っていた。

もうひとつ住環境、視聴環境の重要性を挙げる人も昨今増えたように思う。昔はどうだったのだろうか? いちおう古い人間なので(笑)その時代を過ごしてきたが結構割り切っていたのではないかと想像する。大きな音で聴きたければジャズ喫茶に行ったり お金持ちのマニア宅に伺ったり、自分は自分のシステム、住環境の中で聴くしかないので背伸びしないで淡々と行っていたような気もする。 それでも我慢できない人達が「いつの日か オーディオルームを作る」という夢に向かって進んでいったのが現在の中高年以上の凄いシステム?部屋をお持ちのマニアの方ではないのだろうか。そうしてみると努力してお金を稼がれ そこに情熱があったので それをうらやましがっても それ相応の努力をされたので当然の帰結として見るべきであろう。

専用の部屋を持ちたがるのは音量に制限されない事も関係すると思う。実際音源はある程度の音量を上げないとその持ち味が発揮されない事が多い、それは機器も同じであると思う。もっと突き詰めていけば部屋に合った音量で聴くのが一番心地よい、それを発見するためにも音量を出せる幅は大きい方が良いと思っている。
何でも無理に防音の専用部屋にしなくても心地よく聴ける部屋はあると思っている。難癖をつけるようだが何々式と銘打って音響効果が良い部屋を何百万、何千万とかけて作られているようだが そういう部屋で聴いても余り感動しない(個人的に)人が人為的に加工すればするほど音楽から離れていくような感覚に陥る。オーディオ歴たかが10年足らずの現在の感想である。

PS:こんな事を書いているからオーディオコミュでは嫌われるんだろうなぁ…

最近よく聴くアルバム カーペンターズの中から「A SONG FOR YOU」 キタサンがよくおじゃまするブログで紹介されていたものでCDでしか聴いていなくオリジナルを購入してしまった(^_^;) ジャズのオリジナルに比べ比較的安価で助かる。
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by kurama66644 | 2016-03-25 10:25 | オーディオ | Comments(5)

オーディオは物理学?

オーディオの話で音楽の話題になる事は良くある事だがもう一つ技術的な話、物理学的な話題になる事も少なくない。

考えてみると機械を通して音が鳴るので鳴る理屈が存在する。当然 音の波形やら部屋の音響効果、スピーカーの位相、タイムアライメント等 物理的にどういう音が出てくるかケースバイケースで検証されていくと思う。この手の話題は技術系の方が得意としておりオーディオを趣味としているというよりオーディオ装置による音響効果そして音そのものへの興味でおこなっている方もいると思う。オーディオチェック用のCDを持っていたがそこには自然界の音、波や風、雷の音、更には蒸気機関車の過ぎ去る音、ジェット機の轟音なども入っていた。スピーカーの位相や低域、高域の音がどれだけ出せるかのテスト音も入っており 聴こえた、聴こえないなど一喜一憂していた事もあった。

自分は技術的な事はからっきしダメでよく分からないがビンテージ品を扱うようになり そしてアンプを修理に出し戻ってきた音を聴いたりして 機器の性能は重要だと再確認している。

古くからのオーディオファンにはビンテージ品は現行機器に無い音がすると言う人もいるが 音が良いと限定する人は意外と少ないような気もする。
単純に性能面からすると現代機器の方がはるかに優れていて音をバランスよく出す。しかしそのバランスが良いのも曲者だ。却ってバランスが良すぎると不安に感じる
そう人は完ぺきではないのでバランスが良すぎるものに違和感を覚える事がある。不思議なものでオーディオマニアはバランスを良くしよう良くしようと試行錯誤する。
そうして高価な機器、アクセサリー、部屋とグレードアップし 所謂際限のない泥沼(地獄?)に嵌ってしまう。真面目な性格の方ほどそうした傾向にあるように思う。

ただし自分で責任を持ってそうやっているので他人がとやかく言うのも余計なお世話というもの。その人の生き方なので傍観するのみである。

当初 部屋が狭い事をコンプレックスに持っていたので何とか広い空間での再現に近いものを実現できないかと機器で悩み、アクセサリーで工夫しと馬鹿は馬鹿なりに行ってきたがオーディオも物理学とタイトルでうたっているように何百人も入るようなホールと同じ音響効果を一般家庭で再現できるわけはない。ありもしない音場感を求めるのも無駄な努力に終わる可能性が高い。

ブラインド越しに富士山が見える。冬場ほどはっきり見えないが春先それでも霞がかかってぼやけるも富士山は大きい そして空も はてしなく続く。
部屋の広さの事は どうでもよくなる。長年使っているPL-100は久しぶりの登場でもよく鳴ってくれて感謝である。
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by kurama66644 | 2016-03-21 15:21 | オーディオ | Comments(5)

機器の寿命

3か月前に購入した「最後のアンプ」こと CROWN IC-150のプリアンプを再登場させた…。

ソナスMinimaのスピーカーでは流石に合わないかな?と思い控えにまわっていたがラックスマンC-06αのインジケーターランプがイルミネーションのようにあちらこちらと音を出し点滅し出した(^_^;)。しばらくすると止むのだがセレクタースイッチ基盤辺りが接触不良になっているのか 電解コンデンサーも容量抜けしているような気もする  。もう4半世紀経って内部のメンテナンスも行っていないのでガタがきているのだろう。音出しには特に問題は無いが中古で買った製品なので以前はどういう使われ方をしていたのか分からない。

QUAD44のプリアンプも念のため今 メンテナンスに出しているところである。パワーアンプの時と同じようにプリを全部修理、メンテナンスに出すと音楽が聴けない状態になるのでラックスマンはQUADが帰ってきてからにしようと思っている。

何だかここ1~2か月 一気に機器のオーバーホールにみまわれているが人間の体と同じである程度使っていないと退化し 使っていると劣化する。その辺のバランスを調整しながら適度に使うのが長持ちの秘訣なのかもしれない。

修理したQUAD405パワーアンプは100時間ぐらい鳴らさないと馴染んでこないと業者さんは話されていた。
一方 同じく修理に出したオーディオデザインのパワーアンプは以前より元気溌剌 音を出す。オーディオデザインのアンプが20代とするとQUADは50代ぐらいの感じ? 若い時ほど回復力が早いのは機械も同じなのか なんだか面白い。そうするとラックスマンC-06αは40代中ごろかな(笑)

Minimaのスピーカーを中心に聴いて多少以前とは嗜好が変わったのか IC-150のCROWNアンプはちょっとキツメに感じている。
とにかく元気がいいのだが同じ元気がいいQUADとは違い 変な意味で増強剤でパワーアップしている感じである、それに対してQUADはスタミナドリンクで力が満ちていると言えばいいのか… 外国の製品はパワフルではある。

IC-150のプリで鳴らすMinimaはかなりパワフルになる。Minimaでアンプを変えると このように変化するのかと感心する。まぁ所詮 箱庭サウンドなのでジャズ喫茶の暴力的な大音量で咆哮するような鳴りには程遠いが… 部屋のスペースを考えるとキタサン的にはちょうど良い按配の鳴り方で楽しくなる。
多少気合いを入れたい時には2台 毛色の違うスピーカーがあるのでそちらに変えればいいのだが 余りとっかえひっかえするのも面倒くさくなりスピーカーはそれほど変えていないが休日なので?スピーカーを替えてみた。長年愛用しているモニターオーディオPL-100にこちらも再登場。
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ついでにパワーアンプも元のオーディオデザインに繋ぎかえた。

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オーディオマニアからは失笑(ダメ出し?)されるような置き方(笑) とりあえずの設置なので勘弁。

結局は久方ぶりの元の機器での再生、わずか3か月前までこちらで聴いていたがすごく懐かしい感じである。
かなりメリハリが効いていると一聴して感じた 真空管アンプ(安物ですが)や一昔前の機器を使っていたが現代のものに比べナローで輪郭線がぼやけていたと感じる。
しかし悪い印象では無くモノクロの心象風景を見ている感覚で良かったし安心して聴いていられた。その機器が生産された時期は自分はオーディオに関わっていなかったがその時代を生きてきたので機器の持つ雰囲気、時代背景は何となくだが感じ取られた。

新旧の時代を生きた機器達は それぞれ持ち味がある。それを生かすのもオーディオの趣味である…ナンチャッテ(笑)

※はやくQUAD44のプリアンプ戻ってこないかなぁ



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by kurama66644 | 2016-03-20 09:43 | オーディオ | Comments(2)

呼びたがる人々

こういう事を書くと該当する人からお叱りを受けそうであるが実際どういう気持ちなのかは本人のみが知る事だと思う。

オーディオのコミュニティに参加して4年が経つが やたら自分の家(部屋)に呼んで音を聴かせたがる人が少なからずいる。

社交的な性格もあるのかもしれないが大概は自慢である。音自慢、機械自慢、部屋自慢というところである。

この中の機械自慢と部屋自慢の家には2度と行かない事が多いが 音自慢の部屋は微妙である。何の変哲もない部屋で機器もいたって普通?それでいて何とも言えない音を聴かせてくれる、その人の腕なのか部屋自体が優れているのか原因がよく分からないが謎で再度聴きたくなる。そういう経験は1度だけあるが もうその家は残念ながら無い。

オフ会も面白いのだが根が素直なせいか(笑)つい本音を言ってしまう。相手を不快な気持ちにさせてしまいかねないので なるべく行わないようにしている。
このブログでも自分の部屋で すごく音が変わったとか…適当な事を書いているが 所詮箱庭サウンドなので人に聴かせるレベルでもないし ちまたで言う高音質とは縁遠い音しかでないので恥ずかしくて人も呼べない。(部屋も狭いし(^_^;))

先ほど自慢と言ったが もう一つ 他人に聴いてもらい評価してほしいという願望が人にはあるのかもしれない。オーディオ機器は動かせないので他人の家まで担いで持っていけないし 仮に持っていっても 違う環境では音も変わってくるだろうから中々比較しにくい面もある、 不特定多数の第三者からどの程度の音に聴こえるのか確認してもらいたいのだと思う。そうして購入した機器の価値も判断できるのであろう。その価格にあった音なのかは自分一人では分かり難い?
実際 自分が訪問した方々は自慢というよりは確認してもらいたい気持ちで呼んだケースが多いようにも思う。自分と同じような価値観の共有があると安心感もある。
そういう意味で仲良くなれた人もいたのでオフ会自体まんざらでもないというのが正直な気持ちだ。

よく勉強の為に聴きに行くと書いているが何の勉強なのか?生まれ育ってから家庭内,外の自然も含めた色々な音を聞いているのに再生音になるとどうして他人の手引きや教えばかり求めるのか? いい音は自分が今 いいと思った音である。 このような事をインタビューの中で話していたのはもう亡くなられているが評論家の井上卓也さんである。

住んでいる環境や機材も様々であるのでそこから出る音も千差万別。他人の音は所詮 他人の物であり他人の音、自分の物ではない。

最近 リンダ・ロン・シュタットやハイファイ・セット、カーペンターズなど繰り返し聴く事が多い。ジャズは時たま聴くぐらいだ…
部屋サイズに合わせた箱庭サウンドでこれまでの気負いが無くなったのか?荒々しいサウンドは聴くのが疲れてきた…歳のせい(笑)
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by kurama66644 | 2016-03-18 21:11 | オーディオ | Comments(4)

現代プレーヤーとB&W 802D3

久しぶりに視聴会に行って来た。アナログ視聴会という事もあったが使用スピーカーが   B&W802D3という事もありそちらの方に興味があった。

オーディオファイルの間では評判の高いB&Wの800シリーズ最新版であるがこれまでのバージョーンアップとは違い完全な別個体としての登場という事で注目を浴びていたらしい。
モニタースピーカーとしては優秀であるが音楽性を出し切れていたかと言うと疑問も残る800シーリズ?だが今回は音楽性も兼ね備えた最強スピーカーの声も聞こえる(笑)
オーディオショーにも行かなくなったキタサンであるのでその辺の状況はかなり疎くなっている。それを確かめるためにも重い腰を上げて久方ぶりの視聴会であった(^_^;)

一応今回のメインはアナログプレーヤーでドイツのDR.ファイルキャット・アナログというメーカーである。実はここの製品LINNを購入した時に注目していたメーカーであった。ドイツ製らしく作りも精密でよく研究されている、個人的には作りの緻密さでいくと最高クラスになるのではないかとさえ思っている。
プレーヤーだけではなく新製品のアーム等の紹介とセッティングツールなるものも新たにでてそちらの実演も兼ねた視聴会であった。

最初に結論から言うと そのセッティングツールを使っての実演(取り付け、セッティング等)に時間を取られ肝心のアナログでの視聴は時間をかなり短縮され来ていた人は少し退屈だったと思う(笑) トーレンスTD124でのセッティングは結構大ざっぱなキタサンとしては ここまで神経質に行わなければいけないのか?と疑問に思ったが こちらの製品 冒頭に話したようにかなり精巧にできている そのためセッティングも緻密に行わないと綺麗な?音が出ないのかもしれない。アバウトな所がアナログなのに そんな時間をかけて行う人はよほど時間に余裕のあるお金持ちしかいないのでは?と思うのだが… そうそうこちらのメーカー品 キタサンは逆立ちしても手に入れる事は出来ないほど高額である。

肝心のB&W802D3だがオーディオフェア等でもう何度も登場して今回こちらに来られた方もかなりの数 聴いてもう珍しくないと思う。たまたまキタサンが座った席の横に実物の802D3が2台ほど置いてありじっくり見る事ができたがピアノブラック仕上がりで美しい筐体であった。思ったよりコンパクトな感じがしたが実際部屋に置くと結構な大きさになるように思えた。もしキタサンの今の部屋に置くとご飯を食べるスペースが無くなるかもしれない(笑)

アナログはボーカル、クラッシック、ジャズ、POPSとかけていたが802D3はアナログをアナログらしく音源を素直に出す印象であった。アンプはアキュフェーズの最上位機種を使っていたが嫌な音は皆無で心地よく眠りかけていた人もいた。キタサンが印象に残ったのはボーカルで冒頭にかけた綾戸智恵のおそらく「LOVE」というアルバムだと思うがボーカルが生々しく気味が悪いほどだった、ピアノの音も実際そこで鳴っているかのようであり なんじゃこれ?という驚きであった。
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クラッシックも弦の響がリアルで楽器編成の位置もわかるほど空間表現に優れているようにも思えた。流石である。

ところで何で音がスピーカー間のかなり後方に展開するのか?どのジャンルも音が前に出てこない!そりゃーホーンスピーカーじゃないんだからと言われればそれまでなのだが ものの見事にスピーカーの前に壁があるが如く後方に音像と音が展開する。ユニットは前を向いているのに何故?例えれば奏者が後ろ向きで客席に対して演奏すると失礼にあたらないのか… 今のスピーカーってこんな感じ?不思議である。…そういえば所有のPL-100も音場は前では無く後方だったな(^_^;)

ロックとジャズはTOTOとソニー・ロリンズのアナログであった。
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…ちょっとこれは??? とてもガッツがない音であった(笑) おそらく音源が悪かったのであろう。音源を忠実に鳴らす高性能なスピーカーにアンプ、そしてプレーヤーの組み合わせなので音源の善し悪しは もろに出る、CDでは出ないサックスの中域の太さはアナログといえども再発盤ではやはり足りない。
あと気づいたのはアンプのボリュームの位置が10時ぐらいで固定していた。それなりの大きさの音であるが一般家庭では(防音設備などされていない普通の部屋)さらにボリュームを下げて聴かなければいけない感じである。ある程度の大きさで鳴らせる環境でないとこのスピーカーの本来の能力は出せないとも思った。

癖のないアキュフェーズのアンプと正確なアナログプレーヤー、音源を素直に出す802D3  清々しい空間にいるようだった。
その空間を味わうために高級車が何台も買えるほど投資するかは本人次第であると思う。(※使用していたアーム1本で100万であった…)

最後に歪やノイズが無いにこした事は無いと反省した。キタサン宅は余りにも無頓着すぎて暗騒音のレベルを超えているような感じがする(^_^;)
多少なりとも対策をせねばと思い帰宅したのであった。

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by kurama66644 | 2016-03-13 09:01 | オーディオ | Comments(10)

その時代の機器で聴け?

同じ音源でもパッケージメディアの種類による違いやアナログどうしでも国や生産された時代、オリジナルか再発かにより出てくる音は大きく違う。少しづつだが自分なりに検証し分かってきた。

最近 スピーカーやアンプ、プレーヤーを替えて聴く事が多くなったが 改めて機器によって音の出方の違いも大きいと感じる。顕著に分かるのがスピーカーだがアンプも国産や海外のものは結構違っていたりする。機器に関しては音への影響はスピーカーが大きいとかアンプの方が大きいとか意見が分かれるが自分もプリアンプを変えた時の衝撃が忘れられなく音への影響はやはりプリアンプが一番大きいと考えたりしていた。しかし英国のパワーアンプを使いだし 音の出る雰囲気、部屋の空気感が変わったような感じがしたし 真空管アンプは石のアンプとは違っていたり、何だかよく分からなくなってきた(^_^;)

「(古い)音源はその時の、その時代の機器で聴け」とよく耳にするがオーディオを始めた頃はその意見に疑問をもっていた。
まぁその頃は古い音源といってもメディア自体をCDで聴いていたりしたので 本当の元のメディア(LPやSP盤など)から出る音を知らなかったせいもあるし ビンテージと呼ばれる機器自体も自分の対象外にあったのでわからなかったのかもしれない。

そのビンテージを自分で鳴らすようになって確かにその時代の音源にはその時代の機器もマッチするようであるが すべてがそうかと言うとやはり疑問が生ずる。

現在トーレンスTD124のプレーヤーを使っているが(MK2なので60年中ごろのもの)カートリッジに当時のシュアーカモメマークの古いもので鳴らしていたが最近は自分のお気に入りオーテクのAT33EVという最新(に近い(笑))のものに変えて鳴らしている。これが結構良く、古い音源でもよく鳴る、おなじTD124を使われている方で最新鋭の光カートリッジを使っている旨を聞いたが こちらも時代が違うがよくマッチしているようだ。

機器の持つ物理的な特性で その時代にあったメディア(ソフト)の特性を生かし切れない事もあるかと思うが 機器の設計者の考え方 もっと言えば思想の違いにより時代が違っていても 上手く鳴ったり鳴らなかったりする事もあるように感じる。

ただし昔も今もオーディオ機器の謳い文句として「生々しく」「より原音に忠実に」「目の前で歌っているかのように」「部屋をステージに」「歪の無い高音質な再現」等々時代が変わっても設計者の作る姿勢、目標はそれほど変わっていないようにも思う…

いじる箇所が少なくなった現代機器では電源やアクセサリー等でしか音の変化を感じる事が出来なくなっているが その辺昔の機器はトーンコントロールなど補正機能があったりで調整できたりしたし なによりアナログは外的、人的なもので大きく音が変わるファクトリーを持っている。その点ではオーディオ趣味としての面白さは大きいのかもしれない。


「(古い)音源はその時の、その時代の機器で聴け」 結局はそれで良いと思えばそれで聴けばよし、 イマイチと思えば工夫、変えればいい事である。
統計的にどうこう、ベテランの意見だからとどうたら言うやつがいるが 誰のための趣味だよ!と言いたくなる。
(キタサンは意志が弱いのでベテラン、ブランド、高額…そういう言葉に流されやすい(^_^;))

久しぶりの土曜日休日 戯言でした…

お口直しに 部屋のヒヤシンス。


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by kurama66644 | 2016-03-12 08:14 | オーディオ | Comments(0)

ハイ・ファイ・ブレンド

最近 ハイ・ファイ・セットに凝っている…。

デビューアルバム「卒業写真」をMinimaで聴くようになって若い時分を思い出した。
一昨年 メンバーの一人でボーカル山本潤子さんの旦那、山本俊彦さんが亡くなったのは残念な事だが彼ら彼女らのハーモニーはアルバムの中では永遠である。

懐かしくなり5枚ほどオークションで手に入れた。その中で自分が愛聴していたのがベストアルバムの「ハイ・ファイ・ブレンド」である。
77年頃の作品だが自分が実際聴いたのは80年代に入ってからカセットで聴いていた。その頃はオーディオ装置なんてものは持っていなく それから更に10年後ぐらいしてようやくミニコンポでCDを聴いていた。
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今こうしてオーディオの事を偉そうに能書き垂れているが このような本格オーディオ?はここ10年ぐらいなので書いている事はかなりいい加減で適当である…。

話はハイ・ファイ・セットに戻るが このベストアルバムはA面「フェアウェル・パーティー」から始まり「海を見ていた午後で」終わる。
B面は なかにし礼が訳詩をつけた「フィーリング」で始まり「卒業写真」で終わり、荒井由美の曲が大半を占めている。ユーミン作品集のカバーといったところであるが 当然ながら?ユーミンより歌の技術は山本潤子さんの方が上である。ただしユーミンの世界はユーミンだけのもので独特の世界があり比較するのも野暮である。

この手の歌謡曲(あるいはニューミュージック※もはや死語?)は相対的にQUADのアンプで聴くのが良かった、真空管アンプも中々かな?現代アンプのオーディオデザインは一番メリハリがありオーディオ的には良いのだが情緒不足である。ただこのアンプ 歪率が極端に少ないのでRCAビンテージスピーカーのように古いスピーカーには一番合っており手放せない。

既に持っていたファーストアルバムの「卒業写真」と今回購入した5枚すべて聴いたが その内の1枚が他の物とは音の雰囲気が違っていた。
その1枚は「I miss you」というアルバムである。
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製作年を見てみると1983年、他のアルバムは全て70年代のもの。ジャズアルバムでも60年代以降と以前では音の作りがかなり違っていたので歌謡曲でも同じことがいえるのかもしれない。要はデジタル録音が本格化したのが70年代後半、そしてCDが出たのが80年初頭から。明らかに80年の作品のi miss youは音はハイファイ調になり音圧も高めで とても鮮明な音がしていた。一聴するとこちらの音の方が綺麗で良い音といえるのかもしれないのだが… まぁ好みは色々あるので何とも言えない?

古いアルバムだが全てオリジナル。ジャケット等 傷んでいるものも多かったが盤自体は結構きれいであった。5枚で1000円もしない… こんな良いアルバムを出品者さんには格安で取引してしまったので申し訳ないと思っている。



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by kurama66644 | 2016-03-08 19:43 | 歌謡曲 | Comments(0)

ソナスMinimaで聴くジャズ

現在主に聴いている機器構成はプレーヤー(トーレンスTD124+Dual 1019)、プリアンプ(ラックスマンC-06α)、フォノイコ(ラックスマンE-06)、パワーアンプ(QUAD405)、スピーカー(ソナス・ファベールMinima)である。※生産国がバラバラ(^_^;)

プリアンプをパワーと同じQUADにしないのはラックスマンと比べ聴いた感じで少しきつい音がしてMinimaに余り合わないような気がしたからである。
真空管アンプで鳴らしていた時は蜃気楼のような鳴り方をしていたがQUADにして俄然 鳴り方に主体性?が出て来た。これでジャズはある程度まともに鳴るようになった。

ジャズ好きを公言する人でMinimaのスピーカーを使う人はおそらく少ないであろう。使っても寝室などのサブルームで使うなどしていると想像する。
JBL、アルテック、そしてモニタースピーカーあたりが殆どであると思う。往年のジャズファン、ジャズ喫茶ファンは間違えても使用しないと思うが こちとらジャズ喫茶ファンであるが何故か使うはめになってしまった。世の中分からないものである。

ところでこのスピーカーで聴くジャズってどんな感じなのか? 現在進行形の中 少し話していきたい。
スピーカーであるからしてジャンルを問わずシッカリ鳴る!ジャズ向きだクラッシック向きとジャンル分けする傾向があるが それは聴く人自体のその音楽に対する考え方、感じ方、思いが含まれると思う。ジャズであれクラッシックであれトランペットはトランペットの音、ピアノはピアノの音がする。

帯域の広さ、音の高低はスピーカー能力により違うと思うが普通に聴く分にはさほど気にすることは無いと思う、このMinimaは現代スピーカーに比べると帯域は狭い、こじんまりとした鳴り方をする。ただし木質の響を生かしてフワッと広がる鳴り方をするので自分が今まで所有していたスピーカーよりは広がりがある鳴り方をするように感じる。そうは言っても所詮箱庭的な感じは否めない、広いリビングなどでお使いの方は心地良いBGM的な聴き方になるかもしれない。

一方 箱庭的な鳴り方とはいえその辺のミニコンポとはかなり違う立派な音がする。力強いアンプを用いれば壮大な箱庭の世界を観る事が出来ると思う。

今まで主にモニター系のスピーカーを所有する事が多かったが 無垢材のエンクロージャーに少な目の吸音材を使ったMinimaはその響きに特徴がある。
その響きは決して明るい響きではない 少しダークな響きである この辺りがモノトーンのジャズに合うような気もする。
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スピーカースタンドが若干低めなので黒檀のインシュレーターを全面に挟んで角度を付けた。これで前方上部により音が広がる。
広がる音を意識したのはキタサン部屋はデッド気味な部屋だからである。モニター調のスピーカーでは勢いはあるが多少淡白な感じでもう少しうるおいが欲しかった。
デッド気味な部屋で ある程度の音の広がりとスピーカー自体の響でちょうど良い按配になる。この辺は部屋の性質と大きさなどで違いがあるので実際鳴る音で判断していくしかない。

ためしに この木製スタンドに長年使用しているPL-100のスピーカーを乗せて聴いてみた。
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色合いがマッチしていて違和感がないがMinimaの倍の重さだだけにスタンドの強度が心配である。(簡単には壊れはしないと思うが…)
確かに長年聴き慣れた音で安定感があり特に低域が普通のブックシェルフでは出ないほどズッシリとしてジャズベースなど流石の鳴りである。RCAビンテージスピーカーほど全面に出る音では無いがジャンルを問わず鳴らし切る能力を持っていると感じた。(あくまでも私見である)

しかしながらそこはオーディオの面白い所で そんな立派な?スピーカーではあるがMinimaで聴くほうがキタサン部屋では自然に聴こえる、そして次を聴きたくなる。
コテコテのジャズマニアはまず使わないスピーカーであると思うがジャズファンには意外と受け入れられると思う。

昔「サーキットの狼」というスーパーカーの漫画が流行った(歳が分かるなぁ~)
主人公の風吹裕矢の愛車 ロータースヨーロッパは優れた車であるが ライバルの乗る ポルシェカレラRSやランボルギーニ・カウンタック、マセラッティ、ディノ246GTなど どう考えても主人公の乗る車より高性能のものばかり出てきた。しかし主人公はその愛車ロータース・ヨーロッパでライバルと接戦するのである。

このMinimaはロータース・ヨーロッパなのである(笑) (下らない例えで申し訳ない!)

あくまでも公道サーキットの場合で本格的レーシング場ではコテンパンにやられてしまう(笑)








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by kurama66644 | 2016-03-06 08:25 | オーディオ | Comments(4)

ジャズは好きです!


by キタサン
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