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ブルーな人達

レコードは個体差が大きい。一応工業製品なのだからある程度は均一に出来ているはずだが もう半世紀前に作られた物などは現在より精度は粗いから仕方がないと言えばそれまでなのだが… そしてアナログは劣化する(^_^;) これは以前にもこのブログで書いた通りである。

オリジナル至上主義のように思われるかもしれないが元の音を知りたかったからオリジナルに興味を持っただけである。
ジャズの場合 特に50年代のモノラル、60年代のステレオ盤のオリジナルはCDや再発盤などと比較視聴して やはり凄いと思わせる事が多い。
そうは言っても せっかく手に入れたオリジナルでも残念な物(盤)もある。
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有名盤なので余り説明も要らないと思うが「ブルーバートン」オランダのアン・バートンの作品である。こちらは録音が良い事でも定評があるアルバム、しかも半世紀近く経っているのにジャケットも ものすごくきれいな状態であり 盤も見た目はきれいで久しぶりの出物であった。ところがA面全般に音割れがする(^_^;) ピアノの音が特にひどい……こちらはオークションで手に入れたが結構信頼のある方からのものでガッカリした。B面は音割れがしない?若干するかな…なのでB面ばかり聴いている。



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CDで持っていた時から欲しかったアルバム。レッド・ガーランドの「レッド・イン・ブルース・ヴィル」 カクテルピアノと揶揄されていたが この頃のオリジナルモノラル盤を聴くと それはCDや再発盤を聴いての評価だと思わざる負えない。軽やかさもあるが少しザラザラした感触がジャズ特有の臭さを感じる事が出来る。
某中古店で見つけた時は舞い上がってしまいロクに検盤もしないで購入してしまった(笑) 驚くような高額ではなかったが それには当然理由がある。
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ジャケットをよく見ると廃盤の証?パンチングホールがある……しかも2か所(上記の写真の他にもう1か所)そして盤質はBとの表記だが聴いてみるとB-ぐらいかなと感じた。まぁモノラル針で聴く分には音圧の高さもあり それほど気にしないのだが ジャケ好きでこのアルバムを購入したキタサンとしては残念である。





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好きなテナー奏者ビリー・ミッチェルが参加している「ナイトソング」こちらは過去に1度紹介した事があると思うが名義はトロンボーンのアル・グレーだ。
夜にちなんだ曲ばかり集めた作品で隠れ名手のトランぺッター デイブ・バーンやピアノのハーマン・ライトなどもおりキタサンの中では隠れ名盤の一つだと思っている。シカゴのマイナーレーベル アーゴらしい独特の香りを持っているのもgoodである。(盤質もA+)
しかしながら残念な所がひとつ。それはジャケットそのものである 夜の雰囲気を表したかったのは分かるが…夜中 眺めると怖い!!
ユニオンのエサ箱にあったのだがインパクトがありすぎて逆に買ってしまった(笑) 真っ青な顔で恨めしそうに見ている姿はまるで海外版 番町皿屋敷のよう もう少し洒落たジャケットにすれば もっと売れたと思うのに。 これまた残念である。
そういえば上記の写真もピンボケ気味(笑) 何故か手が震えてしまった(^_^;)

と言うようにブルーな気持ちになる事もよくあるレコード選び 新品ではなく中古での購入だからそれもしょうがない事かもしれない。

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by kurama66644 | 2015-11-29 09:18 | ジャズ | Comments(4)

美脚

以前 参加していたオーディオコミュでは定期的にアルバム紹介をしていた。どちらかというと少しふざけた感じで内容が無い様な(ダジャレではありません)紹介であった。主にジャケットをテーマにして掲載していたが難癖をつける輩がいたので そちらでは記事はもう書かないようにしている。

ここ2年ほどアナログを購入する事が殆どになったので改めてCDでの小さいジャケットとは別の感動?を得る事ができ 今後は こちらで 時々掲載しようかと考えている。(演奏内容など個人的な感想で大した事は書けないので期待は せずに願います(^_^;))

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ジャケットは少し黄ばんでいるが…ディブ・ブルーベックのコール・ポーター集である。比較的有名な盤なのでご存知の方も多いかもしれない。
(コロンビア モノラルオリジナル盤) センターレーベルは6アイから2アイに変わっている、ポール・デスモンドを含めた不動のカルテットでアメリカでは人気グループであったが日本では余り人気が無いようだ。ハードな演奏よりどちらかと言うとメロディラインの美しさと音の調和を重んじクラッシック臭さも覗かせていたのでジャズっぽくなかったのが日本では不人気の理由だったのかもしれない。そういわれると当初こちらも内容は知らずジャケ買いであった(笑)
美脚ジャケットのシリーズなのか横顔の美女ジャケットも一連のアルバムにあるので(「ANGER EYES」だったかな?)そちらもおすすめです。



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日本ではハナちゃんの愛称で呼ばれ本人は不本意だろうが…実物は厳ついオヤジの風貌でユーモラスな人物である。
(ATCOの 「Destry Rides Again」オリジナル モノラル盤) ライフルと銃、そしてブーツ姿の脚の対比 赤系を基調としたデザイン CDでのジャケットで惹かれて購入したが やはり大きいアナログLPジャケットの方がより良い!
CDで聴いていた時はローランド・ハナのピアノが少し詰まったような音で余り好きではなかったがアナログで聴くと やはりCDでは加工されていたようである。そしてジョージ・デュビビエのベースがズンズンして気持ちがいい。



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ラテンミュージックの大物 ヒルトン・ルイス。88年の録音だがサム・リバースやルー・ソロフなどジャズ畑の腕利きも参加している。
パーカッションも含めたラテン系の楽しいノリで展開する様は20年以上経っている現在でも違和感なく聴きごたえがある。
こちらはオークションで落札したものだが当然ジャケ買い(笑)である。年代も比較的新しい?のでとてもメリハリの利いた綺麗な録音でオーディオ的には素晴らしい。
(BMGミュージック NOVUS ステレオオリジナル)


※美脚と言えば「クール・ストラッティン」が有名だが そんな有名盤は掲載しないのがキタサン流(たまには載せるかも?)。オリジナル持ってないし…でも欲しい!!




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by kurama66644 | 2015-11-27 12:26 | ジャズ | Comments(2)

ブルースの真実

ジャズ好きの人は分かると思うがオリバー・ネルソンと言っても知名度は余り高くない。サックス奏者である以上に名アレンジャーでもあった彼の諸作品の内「The Blues And The Abstract Truth」 邦題で「ブルースの真実」は彼の畢生の名盤だと思う。

録音年度が61年 新鋭の主流派フレディ・ハバードを迎え 更には台頭してたフリージャズと従来のハード・バップを結ぶ架け橋的な存在のエリック・ドルフィ、そしてマイルスとの共演で のちにエバンス派なるピアニストの系譜を生み出すほど影響を与えた白人ピアニストの雄 ビル・エバンス、 パーカーとの共演もしている伝統的な正当ドラマー ロイ・へインズなど出所が違い様々なタイプのアーティストを統率しているのがオリバー・ネルソンである。本人もサックス奏者として参加している。

インパルスはABCパラマウントのジャズレーベルで70年代まで続いたが その後MCAレコードに売却された。
キタサンは当初 売却後のMCAレコードの再発盤を持っていたが最初は違うレコード?かと思い何気なく購入していた。
と言うのはCDでは昔から所有していたがジャケットがこのようにネルソンの横顔のポートレイトであった。
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そして違うアルバムかと思い購入していたのが こちらのジャケットである。(帯にはしっかりブルースの真実と書いてある(^_^;))
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こちらのジャケットはマニアの中では別名「カーテン」と呼ばれているようである。上記写真は日本盤の再発で81年MCAに売却されてからのもので当初 再発だからと高を括っていたがとても素晴らしい録音でステレオ独特の広がりがある中 音は各要所でギューッと凝縮されているようでオーディオ的には快感そのものである。

ブルース自体 ジャズのバックボーンを支えているものであるがブルースに対する黒人の解釈、とらえ方は時代によって変化してきたようである。音楽においても黒人音楽が白人化してきたように ブルースを黒人の負の遺産と考える人たちも存在していた 食べる為に仕方なくブルースを歌う、演奏する黒人も当時沢山いたようである。
チャーリー・パーカー出現後 ブルースに対する大衆化がより増して オリバー・ネルソンにおけるブルースの当時の解釈を表現したものがこの作品であるように思う。

こちらのオリジナルは中々市場に出てこなくMONO盤はたまに見かけるがステレオ盤オリジナルは逆に手に入り難かった。そういう中 先日ステレオのオリジナル盤を見つける事が出来た。
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ジャケットをよく見るとMONO表記である。しかしながら中身はステレオ盤 まぁ よくある事である(笑)

こちらのオリジナルを聴くまでは再発盤でもかなりの良い品質、録音の仕方をしており 流石にオリジナルと言えども再発と遜色がないのではと思っていた。
しかし そこはやはり違いはあった。中低域の太さ、特にサックスの鳴りがズッシリと重いのがオリジナル、軽めなのが再発である。各楽器の出だしが再発の方はアタック感はそこそこで悪くはないが オリジナルの方は絞り出すように出て爆発するような感じだ、一曲、一曲がドラマのように盛り上がる箇所、沈む箇所がありメリハリが効いている。
レコードクリーニングを十分に行っていないのでチリパチが意外と多く 再発盤に比べて聴きにくい所もあるが「ジャズの臭さ」は感じ取られる(笑)

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これはジャケットの裏面(中)にある写真だがロボットのようだ。ちょっと薄気味が悪いが 生活の為、お金の為 白人にブルースを歌う、演奏する黒人達は自らを無機質の人間=ロボットと化していたのではないかと思う。そして本当のブルースを聴かせられる人達には生身の人間の姿で歌う。そのような風刺として載せたのではないかと思っている。


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by kurama66644 | 2015-11-25 20:32 | ジャズ | Comments(4)

インパルスのアート・ブレイキー

ブルーノートでの諸作品で活躍していたアート・ブレイキーだがRCAやコロンビアなど他レーベルでも作品は残している。
よく行くユニオンのエサ箱でいつも?残っているアート・ブレイキーのアルバムがある。一応オリジナルなのだが(それほど高価ではない)知られていないのか作品が余り良くないのか残っている。レーベルはインパルスでキタサンは過去にCDでは所有していたが食指が動かず見過ごしていた。

先日ユニオンに行った時 やはり残っていたがいつもと違う。盤質がAでジャケットも とても綺麗だった。よく見るとオリジナルではあるがステレオ盤である、最近ステレオ オリジナルもよく買うようになったので購入してみた。それがこちらのアルバムである。
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「A JAZZ MESSAGE」 ジャズメッセンジャーに掛けているのだろうか?ピアノにマッコイ・タイナー、サックスにソニー・ステット、ベースにアート・ディビスを迎えてのカルテットである。ジャケットだけ見ても余り面白みが無さそうな感じがする(笑)

視聴してみるとステレオ盤と言えどもMONO盤に負けないほど音の力は強い、そして各人の持ち味がよく出ており好印象であった。特にマッコイのピアノのきらびやかさには華がある、時期的にノリにノッテいた時でもあるからだろう。ソニー・ステットは流石の名人芸 サックスのベル部分が一回りも大きくなったように(笑)ブリブリ管全体が鳴るようだ。アート・ディビスも真面目なぐらい堅実なベース運びをする。

こういう隠れたアルバムしかも状態が良い物を購入すると何かウキウキしてしまう。今回は他に(ブレイキー以外)2枚ほど買ったので いつか紹介するかもしれない。

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それにしてもソニー・ステット まるでテキ屋のオヤジの様だ。マッコイは舎弟か? アート・デイビスってこんな太っていたっけ? まだまだ知らない事がある(笑)

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ブレイキーは相変わらず 口を開けてドラムを叩く、叩く、叩く…。ブレイキー名義のアルバムだが珍しく他の3人に華を持たせている感があった。

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by kurama66644 | 2015-11-23 09:19 | ジャズ | Comments(0)

ジャズの臭さ

交流があるベテランオーディオファイルのYさんはクラッシックとジャズの両方に造詣が深い方である。
このYさんの師匠にあたる方が元々はジャズベーシストで とある有名なピアニストのコンポに在籍していたそうでベーシストの傍ら録音やオーディオ機器の開発研究もされていたようである。

キタサンは一度 Yさんにクラッシックとジャズどちらが面白いですか?と聞いたことがある。その質問にしばらく考えて 今はジャズかな~と答えてくれた。
ただしジャズの臭さが出ているオーディオ機器やオーディオ再生している所、部屋はほとんど無いなぁと話されていた。
Yさんは録音時のエンジニアやその関係者の有り方(録音のとらえ方?)によって臭さは出ると言う。更には再生するアンプもその要因の一つであると言う。
Yさんは とあるジャズ好きのお宅に訪問して私に感想を述べてくれた。「なんで皆 こんなに綺麗な音ばかりだすのかなぁ」音質や装置の事などは特に話されなく ガッカリしたような言い方だったので私もそれ以上詳しくは聞かなかった。

そもそも音に匂いは無い(笑) 臭さといってもジャズの雰囲気そして荒々しさ等の事で、ある程度大音量で鳴らせば そりゃー迫力も出るしライブハウスにいるような感じになるぐらいにしか当初思っていなかった。
CDを捨てアナログオンリーになり早2年 約半世紀近く前のオリジナルないしはそれに近い音源ばかし聴くようになった。比較視聴で再発盤、ステレオ、モノラルの両方を聴いたりもするようになり、自宅環境が音の大きさだけはある程度自由が効くので様々な音量で聴く事もしている。

そうしている内に分かってきた事がある。古い音源のオリジナルが、Yさんの言う「ジャズの臭さ」が感じられるような気がする。
それでは具体的にどういう音、感じなのか? 濁っている音や歪んでいる音が臭さかというと違う、弦の音や演奏する指使いが分かるようなリアルな音が出ると臭さが出るかと言うとそれも違う。アナログ盤の汚れやほこりでのプチパチ音が出てるから それが臭さか(笑)いや違う!

あくまでも個人的感覚 感じ方なので説明が出来なく申し訳ないと思う…なんの信憑性もないので本当に正しいのか分からないが感覚的に50~60年代のジャズオリジナル盤には臭さがあるように感じ取れる。

ところで この稀代の名盤にはジャズの臭さがあるのだろうか?
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「カインド・オブ・ブルー」ステレオ盤 オリジナル。
CDでは過去飽きるほど聴いてきた。このところアナログ盤で又よく聴くようになったが 録音時の素晴らしいアイデアが練られた奇跡のアルバムだと思う。
ありきたりの言葉だがジャズがこんなにも美しいのかと思う。それでこの美しいアルバムにもジャズの臭さは存在すると思う。

カインドオブブルーのCDは美しいだけ、高音質CDなどはリアル感は凄く 綺麗さがさらに増す、しかしそれで終わり。音質的にはCDの方がアナログより優れているかもしれない。肝心のジャズの臭さはCDには全くない(と思う…)そしてつまらない(失礼)。CD愛好家だった自分がCDの事をけなすのは悲しくなるが現在の素直な感想である。

ただしアナログが全てではないと思う。最近のアナログ人気?で新譜も作られたりするがエッジの効いたクッキリした音を出すようでそれが高音質らしい。
知らずに何枚か買ったが 聴いて即売却した。アナログだからと言って何でも自分に合っているわけでもない。

ジャズの臭さと言ってもYさんが考えているのとキタサンでは違う捉え方をしているかもしれない。何だかよく分からない。

いつものようにまとまりのない話になってしまった…。





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by kurama66644 | 2015-11-22 08:43 | ジャズ | Comments(4)

プリアンプの影響力

プリアンプにラックスマンC-06αを使用している。そのライン端子部分が接触不良なのか時々左側のスピーカーから音が出なく ないしは雑音が入る時がある。
このプリアンプを使用して1年強ぐらいになるが製造されたのが1990年頃 ちょうどバブル末期の時である。物量に物を言わせて採算度外視で作られた感もあり現在では作れないだろうと言う贅沢な仕上がりである。

久しぶりに以前使っていたオーディオデザインのプリアンプに替えて音を鳴らしてみた。このアンプは更に以前ラックスマンの最新式アンプを持っていたのにもかかわらず(価格はオーディオデザインの倍)買い換えたほど第一印象が良かったアンプで優秀である。悪い音は悪く良い音は良く再現が実に忠実な素直なアンプ、そして現代風の特徴でもある高解像度でシャープな切れ味なのである。自分の中では密かに日本製マークレビンソンと呼んでいた。

そんな優秀なアンプで満足していたがボリュームのある位置で これまたスピーカーから音が途切れる症状がで困っていた時にたまたまラックスマンC-06αを見つけたのである。フォノイコライザーに同じシリーズを使っていた事も購入に後押しした。オーディオデザインのアンプはボリューム全体が悪いわけではなくある一か所でその症状が出るだけだったので棚にしまってあり 今回切り替えて使ってみた次第である。

その結果であるが「あれこんな音してたっけ?」という印象である(^_^;) ちゃんと音は出るがひじょうに淡白、奥行き感もC-06αに比べ若干浅い、何より余り楽しくない!即座にC-06αにもう一度戻して聴いてみると…「そうそう これでなくては」というジャズにはちょっと甘めだがほんのりして心地よい音、頬も緩んでご満悦(笑)なのが自分でもわかった。


ここで考えさせられたのはプリアンプによる音の違い。人間で言うと外見と内面の違いの判断に似ている、それでいくと外見はスピーカー、内面はアンプ(特にプリアンプ)であろうか。そしてもう一つ人は好みがよく変わる(笑) その環境や条件、経験等で結構変わっていくものである。要は人って不安定なのね(^_^;)

一貫したポリシーがないキタサンは尚更の事…オーディオを始めた当初はこういう機器構成になるとは夢にも思っていなかったし ここまで続けるとは思っていなかった。
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C-06αは接続を繋ぎ直したら結構好調に鳴るようになった(笑) 暫くはまだこのアンプにお世話にならなくてはいけない、しかしながらアナログをやるにはまだ不足(不満)箇所があり目をつけているプリアンプがある!(安モノですけど) 人は好みが変わる!キタサンの場合はコロコロ変わる(笑)

プリアンプの影響力というより単なる好みの移り変わりなのかも…。

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by kurama66644 | 2015-11-16 11:26 | オーディオ | Comments(6)

調音パネル

ルームチューニングに拘らなくなってしまったが それでも過去に買ったパネルが合計6枚程残っている。それを部屋に配置してあるが効果があるのかないのか結局よく分からないままでいる。狭い部屋なのでそれを仕舞っておく場所もないし既に部屋の一部となっているので今更変更しないでもいいかと かなりいい加減である(笑)

6枚の内の4枚はクリンプトンのリバーシブルのパネル。表が反射で裏が吸音、新旧2枚づつなので色合いが違い配置を考えないと部屋の調和が取れない(^_^;)
残り2枚はヤマハのパネル。こちらは結構優れもの?で音の響きをコントロールする事がウリのようだが個人的には今一つわからない。ただ私のオーディオの師匠に前情報なしで聴いてもらったら 音の雰囲気がパネルがある時と無い時では違うと話していた。何度か来ていただいておりパネルはさりげなく置いて 以前来ていただいた時とシステムは変わらない状態で何となく音の変化があり「このパネルの付近で前と変わった」と話していたので耳のいい人、感度のいい人ではより反応が分かるのかもしれない。
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ヤマハのパネルは現在は視聴位置の後ろの壁に立てかけてある。

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クリンプトンのパネルはコーナーは吸音、SP横(斜め)前方は反射として設置 この反対側は添えつけの木の収納になっているのでコーナーのみ吸音パネルを1枚置いているだけである。SP横のパネルは その内撤去しようかなと考えている。ルームチューニングをしていた時は片側の壁が石膏ボードで音が濁るなどと言われたが もう余り気にしなくなってきた。窓からの音も聞こえてきて生活する部屋でもあり暗騒音はそれなりに大きいようにも思えるから細かな事はどうでもよいように思えてきたから…。
静かな環境で聴きたいのなら隣の布団部屋が防音環境なので閉め切ってそこでユーチューブの音源でも聴けば済むことである。

狭い部屋だと音のコントロール自体 調整は無意味とは言わないが神経質になってもしょうがない。それは広い部屋での視聴の方が色々な問題がありその調整は大変なような気もする。それより肝心の音源が良いのか悪いかでSPから出る音の印象も変わってくる そちらの方が大事であるように思う。



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by kurama66644 | 2015-11-15 10:15 | オーディオ | Comments(2)

三度(みたび)…モリス・ナントン

これでモリス・ナントンの記事は三回目である(^_^;)

ジャズピアニストでそれほど有名でもないのに3回も当ブログで記事にする…余程キタサンはモリスに思い入れがあるのでは?と思われるかもしれないが全くない(笑)
たまたまである(本当に)

今回はCDを蒐集していた時にジャケ買いをしたモリスのアナログ盤が手に入ったのでご紹介する。
タイトルは「ROBERTA」オリジナルというかプロモ盤である。ワーナー・ブラザーズの1279番(モノラル) 本来ならグレー地に黒と黄色のロゴだが御覧のように白地である。
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ところでプロモ盤は、マニアの中では結構重宝されているようだが はたしてオリジナルに匹敵するのか未だによく分からない。
もちろんプロモ盤は何枚か所有しているが良い様な普通?のような今一つピンとこない。希少価値という事で価格は結構する物もあるが やはりマニア受けするだけなのだろうか? 単純にオリジナルの方が好きなキタサンではあるのだが…。

そうそう肝心の中身(演奏)であるが以前2回ほど紹介したプレステッジ盤に比べレコード会社が違う事やバンゲルダー録音ではない事などもありブルースフィーリング溢れた黒いピアノではなくちょっとしたカクテルピアノ風の演奏である。こちらの演奏の方が古い(1958年)がどちらかと言うとポピュラーレーベルの色合いが強いワーナーなのでサラーッと録音したのだろうか(笑) ただしモノラル盤であるのでそこは昨今のピラピラ ピアノの音とは違う。音量を大きめにすると身近で弾いているが如くガッーンとくる打鍵音がする。


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こちらはレコードの内袋である。もう年代物なのでボロボロであるが当時のワーナーのレコード制作の過程を示したもの、そしてこの裏側にはワーナースタジオの全貌写真も載っている。

もう57年も経っている…何でもそうだが新製品を買うとワクワクするものである。しかし レコードの場合このように古くてもワクワクしてしまう。更にはその状態が多少でも良ければもっとワクワクする。 中古と言っても新品より高いからねぇ~(笑)


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by kurama66644 | 2015-11-12 20:20 | ジャズ | Comments(0)

ソフィスティケイテッド・スイング

1945年に設立されたマーキュリーは総合ポピュラーレーベルとして幾つかのレコードを製作している。そのジャズ部門でエマーシーという傍系レーベルがある。
50年代にはヘレン・メリル、サラ・ボーン、クリフォード・ブラウンなど有名盤も出している。
特に黒人にスポットライトをあて上記のクリフォードやサラの他エロール・ガーナやダイナ・ワシントン、キャノンボール・アダレイなども諸作品を残している。

レーベルによる音の特色はあるが所謂ジャズの3大レーベル(ブルーノート、プレステッジ、リバーサイド)と比肩するほど このエマーシーレーベルは優れていると思う。まず単純に音が良い(笑) ちょっと表現がするのが難しいが音の構図が良いといったほうがいいのだろうか…
主役の音(フロント楽器)とバックのベースライン(ドラム、ベース、ピアノなど)の音との対比が絶妙なのである。それぞれの楽器の音が混ぜこぜになっているがきれいに聴こえる。油絵で絵の具を重ね塗りしてもお互いの色が消えず調和を取るかの如くである。 何だか書けば書くほど分かり難くなって来た(^_^;)
つまりバランスの良い音である(笑) それと洗練されて小粋な音もするところが憎い。

先日購入したキャノンボールの「ソフィスティケイテッド スィング」は正に上記のような?エマーシーレーベルの特徴を万遍なくだしているアルバムだと思う(個人的に)          ※大ドラであるが銀縁がない?溝はあるがオリジナルではなく初期盤かもしれない…
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結構インパクトのあるジャケットで昔からお気に入りのアルバムであるがCDではいまひとつ迫力がなかった。
そう言えば2か月前訪問した美女好き、車好きなYさん宅にもこのアルバムがあり「いやぁこのオリジナルが欲しいなぁ」と再発盤を眺めていたのを思い出す。
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このエマーシー時代はパッーとしなかったキャノンボールだが次のリバーサイド時代になり花を咲かせていく。しかしながらこのアルバム(エマーシー)弟のナットやピアノのジュニア・マンス、ベースのサム・ジョーンズ、ドラムのジミー・コブなど ハード・バップの名手とのクインテットであるので演奏は流石の一言に尽きる。

それにしても赤いメルセデス・カブリオレ300Sと美女のお尻…上手い構図だなぁ(笑)

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by kurama66644 | 2015-11-10 20:16 | ジャズ | Comments(4)

アナログブームは一過性?

「近年リバイバル・ブームの兆しを見せているアナログレコードは、音だけではない、ファッション性・インテリア性の高いアートワークや、まるで書籍を手に取った時のような質感も魅力の一つであり、注目を集めている」 
このような記事がネットにあった。この手の記事は私のブログでも何度か取り上げてきたと思う。その度に否定的な意見を述べた。

72年頃からのデジタル録音、82年のCD発売とアナログ→デジタルと移行して現在に至る。
デジタルは利便性や保管性など優れた所が沢山あり その事に対しては否定はしない。ファッション性やインテリア性で買うにしても場所取らないのか?ただでさえ特に都心は部屋が狭いし(金持ちは除く(笑))邪魔でしょうがないのじゃないか?


又 こういう記事も載っていた。「同じ録音のアルバムをCDと、レコードを聴き比べた時に違いにビックリした。(プレイヤー以外は同じ機材)レコードで聴くほうが、目の前で演奏しているかのように思えた。CDはまとまりすぎていて面白みにかけるように感じた」

どの程度の聴き比べをしたのか…?有名盤のCD化は毎年のように行われ もはや原型がないほど元の音源とは変わっているものもある。下手なアナログの再発盤よりCDのほうがむしろ良い物も多いと思うのだが…。アナログは製作された年代や個体差が大きいので単純には比較できない、個人の感覚の問題もあるし…アナログの方が温かみのある音がすると言われているが…本当なのか?少なくてもそんな感覚で聴いた事はない。何でもかんでもアナログの方が柔かく温かみがある音がするなんて違うような気もするのだが…

料理の素材と同じである。同じ年代、時期に取れたものでも味や風味に違いはある、必ずしも同じではない。天然素材ではなく加工品の方が良かったりする場合もある。
調理する器具にも関係するが素材の質は重要だと思っている。あとは個人の味覚、こればかりは慣れと嗜好性、百人百様。

アナログ再生は長い年月を経て工夫しながら歩んできた、デジタル技術も日々進化してアナログに追いつこうとしている。しかしながらアナログも少しづつながら進化しているようにも思う。お互いの足りない部分を補うようにアナログはデジタルの良い所を、デジタルはアナログの良い所を取り入れて進化している。

そのような進化は当然の成り行きだと思うが個人的には平均化してつまらなくなるような気もする。

音楽が娯楽として大衆に支えられてきた時代は終わり個人の物となってきた、現代はその嗜好性も人それぞれで各自好き勝手な事をやっているのでブームそのものが一過性のもので長くは続かないのだろうなと思う今日この頃である。


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サボイでのモーガン初リーダー作。オリジナルの赤ラベルではないが多分セカンドぐらい?甲高いほどのトランペットの響が聴こえてくる、モブレーのテナーもゆったりだが太い。かってJBLの大型スピーカーでリッピングしてのDSだったかCD再生だったか忘れたがその時 聴いた音とは違っている。再生する機器の大小、優劣ではなく元の音の差によるもの。盤質にもよるが結構ザラザラした感触に聴こえる…CD再生している人が聴くと違和感を覚えるかもしれない。ただこちらの方がジャズっぽい(笑)


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by kurama66644 | 2015-11-09 10:08 | オーディオ | Comments(2)

ジャズは好きです!


by キタサン
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