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時代に合わせた機器で正しいのか?

ヴィンテージオーディオ機器を使って色々考える事がある。

音源をデジタル(CD)からアナログ(LP)に完全に切り替えた現在、よく聴く音源の時代(50~60年)のプレーヤーTD124を使用するようになった。
アームもSME3009S2の中期のものなので60年代半ばぐらいのものであろう、カートリッジも老舗のシュア―M44型である。
プリアンプとフォノイコライザーは90年前後のラックスマンの名機であり、プレーヤー類の50年には及ばないが それでも25年ぐらい経ってる。
(※モノラル用プレーヤーとして使用のケンウッドも25年以上経っている)残りパワーアンプとスピーカーはバリバリ(笑)現代仕様の高解像度、高性能のものである。
価格はハイエンドではない(^_^;) キタサン的には現状使用のスピーカーはハイエンドだと思っているが(笑)

実はパワーアンプもスピーカーも時代に合わせて替えていこうかなと思っていた。思っていたというのは今は少し考えている状態である。
もちろん金銭的な面でもすぐに買えるわけではないのと 実際替えてどうなるのかは分からないからである。正直言うと どの機種にするのかも考えていない(笑) そしてそういう古い機種を貸し出してくれるところがあるのかどうか?更にはメンテナンスの問題もある。先日アナログの弱点は劣化、と書いたが機器に関しても同じことが言える。特にヴィンテージ製品は部品そのものが無くなっている場合もある 代替え部品で済む場合も当然あるがそれによりバランスも崩れたりするのは予想出来る。

CDを全て?無くしたが無くしたものは他にもある。アクセサリー関係である。 ケーブルやアクセサリーに凝っていた時期もあり、特に振動対策で制振グッズも色々試してみた。効くもの効かないもの(笑)様々あり勉強になったがヴィンテージ製品ではこの制振が逆に邪魔になる事がある。 ケーブル類も同じで高価な物も それほど必要なくなった。ケーブル類での音の違いはある事はわかるのだが…。

古い音源をよく聴くから必ずしも古い物で統一するのが正しいのか疑問である。仮に正しいとしても先に述べたように古い機器は劣化している よほどシッカリしたリペアを行っている機械でないとまともに鳴らないであろう。欲しい機器が安値でオークションで出展されていたりするが余り 手は出さないようにしている、出したとしても更にそれをしかるべきところで点検して使えるようにできないと(ないしは自分で手を加えるなど)オーディオシステム全体を見直さなければならないほどバランスが崩れる場合があるからだ。
そういう意味でオーディオはやはりお金がかかる趣味で贅沢であるともいえる(^_^;) 程々にしておかないと…と思っている次第である。

古い元の音源とプレーヤー(レストア済)は そこはまともな?ものを使っているので あとは新旧バラバラの機器だが まぁまぁよく鳴ってくれていると思う。
電源環境の見直し、部屋の構造,造りの見直しでリフォームなどと懸命に努力されている方もいるが もうそこまでの情熱は無い(笑)

とりあえず最後にモノラル再生の環境整備(大げさな物言いかな)は考えているのだが…それは年内中に出来ればとも思っている。
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「思考は現実化する」ナンチャッテ(笑)




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by kurama66644 | 2015-09-28 10:25 | オーディオ | Comments(0)

アナログリラックス

何気なくネットを見ていたら「アナログリラックス」という言葉(サイト)に遭遇してしまった。

新開発のレコード用除電ブラシを扱っている会社?でZOOTカンパニーと言う所の商品名のようだ。

確かにレコードは帯電しやすく埃も付着する。それを取るためのグッズは昔からあるのだが どれも同じような感じで余り気にかけていないのが現状だ。
それでもレコード盤自体はフラッシュディスクランチ溶剤で埃や汚れを落としたり 除電ブラシ SKⅡ(化粧品ではありません)で聴く前に拭いたり、針先も掃除したり最低限の儀式?は行っている。

そんな中 ディスクユニオンでレコードを買った時レジ横でこの「アナログリラックス」が置いてあった。値段が5800円であったが たまたま買おうとしていた盤の内1枚が盤の状態が良くなく返却したので その盤の代わりにこちらを購入してみた。
それがこちらの商品である。
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先のネットでSTEREO誌や季刊analogなどの雑誌にも掲載している旨の記事が書いてあった。オーディオ雑誌はもう読まなくなったので詳しい事は分からないが評判は中々のようである。除電と同時に埃を除去できる画期的なものらしいが(素材が特殊との事)見た目は昔からあるアナログ用ブラシの形状と変わらない感じである。
それではという事で早速 購入したこちらのアナログ盤で試してみた。
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おっさん4人が森の中で たたずんでいる異様な光景(笑) そうロイ・へインズのアウト・オブ・ジ・アフタヌーンである。主役はロイではなく(失礼)鬼才ローランド・カークであり 名盤請負人トミー・フラナガンであるのは言うまでもない!  オリジナルと言いたいところだが再発盤 いわゆるインパルスでは赤黒盤である。
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価格は2000円ちょっと。オリジナルは高騰していて買えない…。それはともかくとして説明通り 盤にブラシを10秒ほど当て静電気を空気中にコロナ放電。
その後 溝に沿って拭き 埃取り。そして回転させ さらに埃をからめ取る… さてさてどのような結果になるか?

A面1曲目からビシバシ音が部屋の中に広がる勢いで こりゃーいい音である(笑) ローランド・カークもトミフラも絶好調。こんなに良かったっけ?このアルバム。
まぁCDとはちょっと別物の様相である。 いや 待てよ!そもそもこの盤 盤質はB+~Aである。それに こちらのオリジナルって聴いた事無かった(笑)
更に 除電ブラシをする前の状態を聴いていなかったという 相変わらずのボケをやらかしていたので比較は出来ない(^_^;)

その後 聴きなれているアナログをこのブラシを使用して聴いてみたがBクラスの盤質の物もプチパチノイズは少なくなったようだ(気のせいではないと思う?)
流石 巷のカーボン繊維とは違う材質 かつ0.03mmの刷毛の細さはダテではない。個人的には買ってよかった商品である。

それにしてもこちらの会社名 ZOOTカンパニーとは あのテナーサックスのズート・シムズから名付けたようで相当なジャズ好き、ズート・シムズ愛 の方なのであろう(笑)。
次なる新製品を期待する。

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by kurama66644 | 2015-09-27 08:29 | オーディオ | Comments(2)

ライナーノーツのジャケット

アナログジャケット好きなキタサンである。アナログのジャケット前面(おもて面)は通常写真やイラストが描かれておりそこに配色や配置を決めデザイン化する。
ジャズの場合レーベルによって特色が結構あるがそれは写真家やデザイナーの意向だけではなくオーナーの意向も組み込まれている場合もある。
ただし現在のレーベルはそれほど特徴があるわけではない、ジャケットにかける予算も限られている為 ある意味仕方がない事なのかもしれない。

ジャケットに特徴があるとエサ箱の中から選ぶのが容易になる。奏者や演奏内容がうろ覚えでも視覚の記憶で何となく分かるものである。
先日欲しかったアルバムが手に入った。マイナー テナーサックス ジョー・アレキサンダーのオリジナルモノラル盤「ブルー・ジュービリー」である。

1960年録音 ボビー・ティモンズトリオにもう一人 これまたマイナー トランペット奏者 ジョン・ハントとの2管編成である(※ここではフリューゲルホルンを吹いている)レーベルはJAZZLAND。

このアルバムはCDの海外輸入盤を手に入れ比較的最近(3年ぐらい前?)に聴いた。そして気に入りアナログでも手に入れた、ただし国内再発盤である。
国内再発盤はステレオの表記があるが年代からいくとオリジナルはモノラルでも録音されているはず 1度オークションで見かけたがマイナーな作品でそれほど買い手はつかないと高を括っていたが私と同じようにマニア(笑)が一人いて入札していた、結局その一人と入札を競っていたが高価になりすぎ諦めた。そしてユニオンでも半年ぐらい前に見かけたが他に欲しいアルバムがあり そちらを優先させ翌日行くともう無くなっていた…中々縁がなかったのだが今回 3度目の正直でようやく手に入れた。

国内再発盤は典型的なピンポン録音。フロントのアレキサンダーとハントがきれいに左右のスピーカーに別れている、見事なまでの中抜け…せっかくの良い演奏なのにガッカリしていた。そこでモノラルのオリジナルを探していたというわけである。

冒頭で話したようにジャケ好きなキタサンはジャケだけで購入する事も多々あったが この「ブルー・ジュービリー」は余りいただけない…
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御覧のように写真があるわけではなく色彩も茶系を使っており地味である。そしてよく見ると通常裏面に書かれているライナーノーツの文章が前面に書かれている。
(裏面には大きく写真が載せてある)
ブルーノートの諸作品の中には文字をパターン化してデザインしたものもあるが これは本当にライナーノーツが書かれているだけなのである。
もちろん主役のジョー・アレキサンダーの文字やタイトルなどはデザイン化して見やすいようになってはいるが地味なのである…。

地味なのであるが このアルバムは中身が勝負のアルバムである。
個人的にはジャズの演奏の中で10指に入ると思っている。演奏のテクニックはそれほど上手くない、ノリやグルーヴ感もソコソコである。
それでは何故10指に入れているかと言うと演奏の臭さからである。所々で音色がくすみ 歪っぽい音がする。昨今のジャズの録音では絶対聴けない音がする。
今から半世紀前の録音(60年)の情熱と息吹きが収録されているように感じる。若い二人の丁々発止のやり取りも聴こえる、完ぺきではない演奏の甘さもあるがそこが又良いのである。

こちらのステレオオリジナルは聴いた事はないが こういう演奏はモノラルでないと聴いた気がしない。特に持っている国内再発盤(ステレオ)は腑抜けの演奏のように感じてしまう。
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by kurama66644 | 2015-09-26 07:46 | ジャズ | Comments(0)

そしてCDが無くなった

廉価品のCDプレーヤーも売却したのでCDは必要がなくなったのだが それでも数十枚は残っていた。
先日 その残りの数十枚も売却し手元に残ったのがこちらの5枚。

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特に思い入れがあるわけではないのだが(本当か?)私のオーディオの師匠から譲り受けたチェスキーミュージックのオーディオチェック用CDが2枚
そしてギターの宮の上さんのライブを聴きに行きサインを貰ったCDが1枚。ユリア・フィッシャーのバッハの協奏曲が1枚
KEFのスピーカーの視聴会に参加した時に頂いた非売品CDが1枚の計5枚である。(5枚も残っているじゃない!タイトルに嘘があるなぁ(笑))

考えてみるとパソコンがあるのでそのドライブに入れれば視聴は出来るから無くす必要も無かったかもしれない(^_^;)

90年前後から蒐集しだして25年。おそらく本格的オーディオ機器を買う事がなければ そして趣味として?オーディオに関わっていなければ まだ集めていたかな~
いずれにしろ自分の中ではジャズを聴く媒体として本当にお世話になった。アナログの再生機器がなかったのでFM放送からカセットにダビングしていたのはよい思い出である。そのカセットよりノイズが少なく聴きやすかった。CDがなければジャズをここまで聴いて来られなかったと思う。(ジャズ喫茶やライブは別物として)

音楽業界も売れなくては生きていけないのでコストを最重視しデータ配信に邁進するであろう。そうなると機器メーカーもCD再生だけの単体機能を持たせた製品は作らなくなるし そのプレーヤー自体新製品として出さなくなっていく流れだと思う。データー配信の売り文句として「手軽に高音質」なのだが キタサンから言わせるとCDでも十分高音質なんだけどな(笑) 

アナログ(レコード)も別の意味で少し流行り出したが前にも書いた通り面白いと思った作品がもう半世紀以上経って 盤そのもの そしてマスターテープ自体劣化し出してきている。いくらハイレゾがそのマスターテープから直録りだといっても その元の音が劣化しているのでは却って高音質がアダになるのではないか?
しかもモノラルのオリジナル盤なんて異常な高値になっている。

私のオーディオの師匠は趣味としてはオーディオを卒業しているが 「CDで十分だよ!」と言っている。昨今の高解像度の再現は否定しないが「葉脈が見えるほどの再現をして面白いかね?木全体、森の姿が見えないとね」と私に話してくれた。捉え方は色々あるようだ。

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by kurama66644 | 2015-09-23 08:47 | オーディオ | Comments(0)

ハード・バップのChet Baker

晴れが続いているシルバーウィーク(関東地方)。自転車三昧(サイクリング)で張り切っていた中、前輪から鳴る異音?が気になって購入元に見てもらった所 フロントフォークの一部が不良と分かり購入後1か月でリコール扱い 修理に出してしまったのでガッカリきている。せっかくの好天気なのに…

予定が狂い 少しジャズを聴く時間が出来たので久しぶりにこちらのアルバムを聴いてみた。
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「groovin' with the chet baker quintet」 拠点をヨーロッパに移したのが75年だがその前にアメリカとイタリアなど往復して活躍していた。
この作品は65年頃のもので飛ぶ鳥を落とす勢いだった50年代半ば以降のものと少し違い落ち着いた感じの演奏ではある。
もっとも50年代後半から60年代にかけてはヘロインの常習犯で演奏に起伏があったが この65年頃はイギリスの女優さんと2度目の結婚をし2人の息子と1人の娘を授かる、幸せの絶頂だったのかもしれない。

キタサン自体 チェット・ベーカーは余り聴かないのだが こちらのアルバムは当時マイルスディビス クインテットを務めていた(ちょうどウェイン・ショーターと変わる頃)テナーのジョージ・コールマンが参加しているので昔は良く聴いていた。聴いていたと言ってもCDではあったが…(^_^;)

映画にもなったようにジャズマンらしい?破天荒な生き方をし 所謂破滅型の典型を地でいっている。晩年も優れた作品が多いと言う批評家はいるが技術的には衰えを隠せない、哀愁漂うと言えば恰好がいいが晩年の残されたビデオ映像や諸作品など聴いてみて何とも言えない気分になる。

ハードバップアルバムとしては イン・ニューヨークやチェット・イズ・バックなどあるが チェットの諸作品の中では目立たないこの65年のアルバムは中庸をいくハードバップとして推奨する。

ちなみにプレステッジの紺レーベルであるのでオリジナルでもそれほど高くない。人気がないのかなぁ(笑)

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by kurama66644 | 2015-09-22 12:48 | ジャズ | Comments(0)

音楽の聴き方

久しぶりにYさんのお宅に訪問した。1年2か月ぶりぐらいだろうか? オフ会自体 殆ど行わなくなったがYさんの所の音を聴きたくなる時がある(笑)

Yさんは私にジャズのモノラル音源の凄さと奥深さを教えてくれた恩人である と同時にアナログに回帰させてくれるきっかけを作ってくれた一人でもある。

いつものようにモノラル音源そして今回はステレオ音源も含めてアナログを持参し聴かせてもらった。

相変わらず飛び出てくるような(笑)勢いの楽器類。それでいて奥行き感があり リズム楽器も主役のフロントが鳴っている時は適度に抑えた感じが良く出ている。
長年使っているアンプをオーバーホールして間もないので本調子ではないとおっしゃっていたが 普通の?オーディオ好きの家庭での鳴り方とは一線を画いている。
流石である。

Yさんの機器類は分類的にはヴィンテージ製品ではあるがオリジナルに作った製品でもあるので巷で出ている既成品とは違う。自分も全てではないが上流の機器類をカートリッジも含めて60年代中ごろのものにしたので 少しは理解してきたつもりであるが やはりその年代に製作された音源再生に強みが出るように感じた。
Yさん宅での再生で50~60年代のジャズは暴力的ともいえる(笑)凄みを感じる、もちろん自分の所とは音量やスピーカー能率の違いはあるのだがキタサンの所では出せない音である。
今回は珍しくヨーロッパ盤や70年以降の盤も持参して聴いたのだが 凄みは感じるが多少の違和感はあった。おそらく自宅でよく聴いている盤なので余計にそう感じたのかもしれない。 自分の所はヴィンテージ製品とはいえスピーカーは現代のもので(お金が無く簡単には買い換えられない(^_^;))いわゆる高解像度、音源の素を的確に表現するという代物を使っているせいもあるのか 凄みは足りないが(笑) 70年以降のものは自宅のシステムで聴いていた方がシックリくるようにも感じた。


今回改めて確認できたのがYさんのオーディオに対する聴き方(姿勢)である。奏者をリスペクトしているので気楽に聴くのではなく対峙して聴く。
大げさに言えば奏者と聴き手が一対一で格闘する(笑) そう闘いのような聴き方である。闘いだから当然BGM的には聴けない、お酒や他の人と談笑しながらなんてのも出来ない。かなりストイックな感じである。 もちろんBGM自体否定はしておらずBGMはBGMとして気楽に聴いておられるようだ。

現在のリスナー(オーディオ愛好家や趣味としている人達…)の殆どは音楽を気楽に聴きたい、リラックスする為に聴く、というのが主流のようだが昔はこのような聴き方をしていた人も多かったように想像する。時代が音楽を欲していたし趣味自体 現在のように多様化していなかったので音楽そのものを聴く事は貴重だったし真剣にならざる負えなかったのかもしれない。

個人的にはこういう聴き方には賛同する(年齢的にも?)。 音楽と対峙して聴くと言うと身じろぎもしなく何か堅苦しい感じもするが真剣になると集中して固まってしまう事はよくある。他人が考えている、見ているより本人は結構普通?なのである。

Yさんのこうした聴き方は奏者と機器、そしてソフトを製作した関係者に対するリスペクトから生じているのだと思う。それだけに期待を裏切られた作品(機器でもソフトでも)には評価は厳しいものになる、逆に良い物にたいしては素直に褒めあげる。

ただし聴き方は個人の自由でもあるのでそれに対してあまり関わらないのが寛容だと思う。
それにしても相変わらずワン&オンリーの機器類、音の出し方をする。抑揚感があり楽しくなる 麻薬的な音だなぁ(笑)

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by kurama66644 | 2015-09-21 10:17 | オーディオ | Comments(0)

最大の敵は「劣化」

形あるものはいつか無くなる。自然の原理でしょうがない事でもある。

アナログレコード再生での音質の優劣はレコード盤そのものの劣化による影響が大きいと思う。 温度、湿度、埃、汚れ、傷、衝撃…劣化させる要因は沢山ある。

連続する音の波をそのまま記録して出来たアナログ(レコード)に対して「0か1」の数字の組み合わせで記録するデジタル。別の言い方をすれば「形」で記録するのに対し「数値」で記録する。 劣化という観点から後世に残る優れた音楽を保存、伝えていくにはこのデジタル技術は不可欠であると思っている。

そのままの状態で記録するアナログの方がデジタルより優れているようにも思えるが 事はそれほど単純ではない。
次に問題になるのは再生方法である。アナログの方がはるかに面倒くさく、上手くいかない場合が多い。

例えればフリーズドライしたものはお湯をかければ元の食べ物の風味もある程度残しつつ再生できるが 凍らせた食べ物を解凍させて復元する場合 温度や時間を上手く調整しないと元の原型さえなくなる場合もある、これは自然解凍だけではなくレンジや鍋を使って解凍した場合も同じである。(変な例えになってしまった(^_^;))


元の情報量が100入っていたとしてもアナログの場合その再生方法の仕方で20から30程度しか出せない場合も多いと思う。
それに対してデジタルの場合情報量が仮に50程度だとしても50を容易に?出せたりもする。連続した形で記憶出来ないデジタルでもその数値が細分化すればするほど連続に近づく 近年 情報量が50程度しかなかったのが60にも70にもなってきている、そしてその数値のまま再現できるようになってきたように思われる。
(※この情報量の数値は現実的な実測数値ではなく個人的な感覚によるものである。)

アナログ再生で高額な機器類を持っていても その再生方法がまずければ実力の半分も出ない。そして その再生方法が上手く出来たとしても盤そのものの状態により上手く出来ない場合がある。

アナログ(レコード)再生は難儀な趣味であるが この2年ほど没頭してきた。以前より音楽を聴く機会は減ってきたが おそらくCDや昨今のデーター配信にいく事はないように思う。盤が劣化して再生する度に音質が変わる、しかしながら収録されたそのままの音源は確実に入っているアナログ(レコード)には面白みを感じる。
趣味はあくまでも個人的なもの 音質や音楽性だけで行っているわけではない。


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ベランダに置いてある幸福の木。ろくに水をあげていなく朽ち果てていたが3ヶ月前ぐらいから真面目に(^_^;)水をあげるようにした、すると芽がはえてきてこのように青々と葉が茂ってきた。

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by kurama66644 | 2015-09-20 08:39 | オーディオ | Comments(0)

オリジナル プチパチ盤vs再発良盤

レコードのオリジナル盤に目覚めてから2年余り経った。当初は何かオリジナル盤に物凄い威光があるかのごとく買う都度にドキドキしていた。

元々好きな50~60年代ジャズの元の音を知りたく探求していったわけだが そうなると当然アナログでモノラル盤、それに対応するカートリッジ、当時のプレーヤーと今まで構築してきたオーディオシステムを見直すきっかけとなった。予算の関係?で自分なりの最終形態には至ってはいないが 仮に今 止めたとしてもそれほど悔いは残らない。
そういう意味で某オーディオコミュのYさんには本物のオリジナルモノラル盤の凄さを教えてもらい、私のブログに時々コメントいただいている方達のブログ等はとても参考になり感謝している。

あれあれ?何かこのブログも最終回を迎える書き方をしてしまったが秋らしい天気になりセンチになってしまったのか…まだブログは続けますのでよろしくどうぞ。

という事で本題に入る。
既に半世紀以上経っているオリジナル盤(50~60年代)は当然経年劣化は避けられない。中古は様々な人が使っていたので使い方も保管も大ざっぱな場合もあり製品にムラが多い。盤質が良いと言われるものも傷があったり汚れがどうしても取れない物も有る。ジャズはクラッシックと違い どちらかというと騒がしく(笑) 静寂の間合いも少ないのでアナログのプチパチノイズも自分自身余り気にならないでいた。しかしピアノトリオやソロでは周りの静けさとのコントラストを出す場合があり 大きめのプチパチノイズはやはりじゃまである。
アナログからCDに乗り換えた人も多かったのはその利便性だけではなく アナログの盤質に左右されるわずらわしさからの解放が得られたからだと思う。

こちらのアルバムは有名な「My Fair Lady」である。
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右がオリジナルステレオ盤?左が69年日本盤再発である。市場に良く出回っているせいかオリジナルでもそれほど高くはない、ただし盤質はBである。
アルバムの内容はさておき オリジナル盤はプチパチノイズが取れない箇所が幾つかある。愛用のフラッシュ・ディスク・ランチ溶液で何度か汚れを落としたがそれでも落ちない所がある。それに対して日本盤再発とはいえこちらも何十年も経過しているわりにはとても綺麗な再生をする。綺麗な再生ではあるがふやけた芯の無い音ではない、おそらく先入観なしで聴くと ほとんどの人は日本盤再発を選ぶような気もする。
※ただしオリジナルと再発では中音域、低音の押し出し感等違いはある。

プチパチノイズが気に入らないのならCDやDSで聴けばいいのだろうが残念ながら躍動感が違う。音質だけの問題ではない(個人的な感想です)

価格は市場の需給で決まる。最近のオリジナル中古盤の異様な高額さ、価格が高い貴重盤と言っても再発盤との差はそれほどない場合もある。
オリジナルを所有しているだけで余り聴かないのなら 良く聴く人?に安く譲って欲しいとずうずうしくも考えてしまった。

その良く聴く人ってのは誰? もちろんキタサンも含んでいる(スイマセン(^_^;))

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by kurama66644 | 2015-09-15 09:33 | ジャズ | Comments(4)

孤高の趣味

オーディオに限らず趣味と言われる全般は 仕事以外の関心事に刺激、心地よさ、安堵感、充実など求めて行う事が多いと思う。
それはあくまでも自己の事で他人は関係ないはずなのだが人の習性として他者にアピールしたい、自慢したくなる性分があるのは否めない。

私がある時期 オフ会に凝っていたのは単純に他の人はどのような音を鳴らしているのだろうか?という興味からである。
正直言うと音楽性なるものもよく分かっていないし、機器に関しても詳しくない、そして以前にも書いたかもしれないが訪問して「?」という音で鳴らしているお宅は皆無だった。中には多少変な音を出している人もいるのではないかと予想していたが そういう人はいない。皆立派な音を出していた。

考えてみると機器類は進化しているし不快な音を出すものは不良品として扱われる?のでまともな音をだすのは当たり前の事かもしれない。
それならば音をだす環境に影響が大きいのではないかと考えるが確かに天井が高いとか壁や床の強度、広めの場所などで音の響きが違うと思う。しかしながらそれも出す音量の調整やソフト自体の問題も関係するので工夫しだいでは何とかなるような気もする。余りにも神経質になりすぎると何の為の趣味なのかも分からなくなってしまう。

参加している(していた?)オーディオコミュは最近殺伐としている…様々な人が集まると100人100様意見が違うし対立するのは当然の事なのかもしれない。
自分の知っている人、言葉を交わした事もある人達が皆 疑心暗鬼になっている様子をみると心が暗くなってくる。
私もそのコミュに疎遠になったのも対立が原因だったのかもしれない。このように勝手気ままなブログで思いを述べたほうが精神的にも安定する。ただそのブログにしても気を遣わなければいけない事もあるのは前回違うブロバイダーで初めてブログを立ち上げた時 学んだ。


コミュニティではお互いの欠点を補完し合う共生が望ましいような気もするが そこにはどうしても個人の自我が入る余地が往々にあるので長期の存続は難しい。
それでは共存となると力の強い物が支配?し色分け、区分が知らず知らずの内に出来てくる。そこで又 そのグループ間での対立が出てくるかもしれない。

嫌な思いをするぐらいなら発信しないで黙々と個人で好きな事をやり続ければいいだけである。趣味は孤高である。

そうそう今日は池袋のアナログフェアーが最終日だ。今回も行くのは躊躇してしまった、あのわき目もふらずレコードを探す執念?に圧倒されてしまう(笑)
それと給料日前で金欠病でもある(^_^;)

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by kurama66644 | 2015-09-13 11:47 | オーディオ | Comments(0)

良い音、良い録音

オーディオに関して この「良い音、良い録音」という言葉はひじょうによく使われる。

良い音は素人でも感覚的な事、何かしらの音楽の経験からして漠然と分かるのかもしれないが 良い録音と言うのは本来素人では分からないと思う。
オーディオ雑誌などには評論家が「これは良い録音だ、素晴らしい」などと書かれていたりするが彼らは実際の録音現場に居合わせたりエンジニアと話したりする事もあるので分かっている(本当か?)のだと思う。

翻って 自分はこのブログの中でアルバム紹介を時々するが生意気にも これは良い録音だ!などと書いたりする(^_^;) それでは何をもって良い録音かと言うと 言葉では説明し難い… それならば 良い音とは? これも中々難しい(^_^;)  結構いい加減なもんだ…所詮素人だからしょうがないと開き直ったりして…

まぁ それでもバカみたいにアナログの音、オリジナル盤の音、CDの音、ミニコンポの音、30~40代には今は亡くなったがジャズの巨人たちの演奏を身近で聴く経験があったりで そこから自分の好きな音というのか嗜好のようなものは確立してきたようである。

最近聴いたこのアルバム、63年のステレオ盤だが 最初聴いた時は音が余り良くないように感じた。オリジナルだが久しぶりに買って損をしたように思えたのだが 少しボリュームを上げて聴いてみると各奏者の立ち位置が絶妙で楽器の聴こえる空間が上手く点在されバランスが良いと感じた。音は盤質が余り良くない事もありプチパチノイズが少し多めである。最初このノイズのせいで音自体余り良くないと感じたが知らず知らずの内 何度も聴きかえしている。
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何か包み込まれるような空間にいる心地よさを感じる。これは60年前後のコロンビアやマーキュリーの作品の中にも言えると思う。(こちらのSMASHレーベルはマーキュリー傘下だったような記憶がある)その心地よさは別にスピーカーと対峙して聴かなくても変わらない。前に何度かこのブログでも書いているがキタサンはドアを開けっ放しで別の部屋で そこから聴こえる音を聴く事もよくある。
ジャズ喫茶のドアを開ける前にドア越しから聴こえる音、ないしはそこのトイレに入って漏れ聞こえるジャズの音 そこで良くないようならスピーカーの前で聴いても良くない事が多かった。

録音した現場(スタジオでもホールでも)の空間とそこでの奏者の音、音楽をいかにそのまま再現できるか それが等身大であっても縮小されていても ちゃんと反映されているのがよい録音だと思う。そして良い音は所詮 個人の好みによる事が多いので千差万別であると思っている。人によっては綺麗な音が良い音、激しい音が良い音等 区別が様々である。

うーん何だか言葉では やはり上手く説明できない。大上段に構えたタイトルの割には中身の無い内容になってしまった。(^_^;)

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by kurama66644 | 2015-09-10 10:53 | オーディオ | Comments(4)

ジャズは好きです!


by キタサン
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