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トークショーに行って来た

珍しくトークショーを聞きに新宿まで行って来た。かなりマニアックなトークショーなので興味の無い方は話の内容は分からなかったと思う。

ちょうど1年前に御茶ノ水のジャズ喫茶「GRAUERS」が閉店し その店主である古庄さんのトークショーである(笑)
古庄さんはジャズの3大レーベルの内のひとつ リバーサイドの世界的なコレクターでもあり研究家である。リバーサイドのレコードのオリジナルコンプリートももちろんだが そのリバーサイドレーベルのレコード本も出しており おそらく世界で一番リバーサイドについて詳しい人だと思う。

独りで話すのは何なんで新宿DUGの店主でもあり これまた世界的に有名なジャズ写真家といってもよいと思うが 中平穂積さんをゲストとしての二人の対談が行われた。
ジャズに精通しているお二人にリバーサイドレーベルにおけるベスト10アルバムを選出してもらい会場でそのレコードを聴いてもらう。もちろんオリジナルであるのは言うまでもない。
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少し写真は小さいがジャズ好き、リバーサイド好きならこのジャケットだけで作品が分かると思う。ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーを選ばなかったのは それなりの理由があるらしい、このベスト10は古庄さんの選んだもので もう一方の中平さんもこれに近いものがあった。共通するのは1番にセロニアス・モンクを選んだ点である。中平さんはモンクとは何度も逢っており大好きなミュージシャンという事もあったのだろう。様々なミュージシャンに影響を与えた重要人物であるわりには分かり難い音楽で玄人向けの気がしないでもない。私自身もアルバムはそれなりに持っており繰り返し聴く事はなかったが ここは一発オリジナルを購入してみようかと思ってしまった(笑)

このベスト10の他にもアルバムを聴かせてもらい 更にはリバーサイドの遍歴 リバーサイドの最初のレコード制作の「Xレーベル」の音源を聴かせてもらったりし流石リバーサイドの第一人者の古庄さんだけあり マニアックながら分かりやすい説明で感心してしまった。

話の終盤に差し掛かり貴重な音源を聴こうと思った瞬間 グラグラと会場が揺れ その後もう一度更に大きい揺れ、この貴重な音源は次回という事で(笑)お開きになってしまった。最後帰りに中平さんが撮ったエバンスとバリー・ハリスの写真をもらい会場を後にしたが予想通り地震の影響で山の手線他電車はストップ、グルグル遠回りしながらようやく深夜帰宅したキタサンであった。(^_^;)
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by kurama66644 | 2015-05-31 10:06 | ジャズ | Comments(0)

キタサン ワーグナーを聴く

今回からカテゴリーにクラッシックを加えた。ジャズ一辺倒+歌謡曲のキタサンだがオーディオを始めた頃 周りはクラッシックを聴く人が多かった事もありクラッシックのCDを集めていた時期がある。恥ずかしながら100枚程度、アナログは20~30枚ぐらいしか持っていないのだが…

今更ながらクラッシックというのも唐突であるが所有していたトーレンスTD521にSPUのカートリッジをつけてバーンスタイン指揮のワーグナーをベテランのオーディオファイルに聴いてもらった事がある。「うーん…音が歪んでいない? もう少し針圧を下げてみれば」と言われてしまった(笑) その後 聴き続けたがベテランオーディオさんは無言のまま コメントは付かず。この時はジャズを聴きに来られたのでクラッシックはこのアルバムの1曲だけで終わり、それからはジャズを堪能していただき有意義な時間を過ごせたと思う?。このアルバムは64年から67年にかけてニューヨーク・フィルハーモニックによるワーグナー集である。
ジャケットデザインは画家の佐藤 徹さん。クラッシックアルバムジャケットには興味を示さないキタサンが珍しく良いなぁと思ったジャケットである。
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ベテランオーディオさんが帰られてからも何度かこのアルバムを聴いたが重々しい音だけが部屋を満たし 更にはキタサンの部屋が狭い事もあり(笑)オーケストラの奏でる壮大さも出るはずもなく楽しめないでいた。そういう中 昨晩 少し前にもこのブログで紹介したアート・ペッパー「+イレヴン」を聴いていた。
ジャズでは比較的大編成のこのアルバム TD124Mk2では本当に部屋の狭さを感じさせない鳴り方で爽快感を味わっていた。 「そうだ!バーンスタインのあのアルバムをTD124Mkで聴くと今ならどう感ずるか!」聴いてみたい衝動にかられた。流石に夜中なので大音量は無理っぽく翌朝 いの一番でこのアルバムを聴いてみた。

以前 聴いていたのとは全然違う。まず歪は無い(笑) 冒頭の「ニュルンベルクのマイスタージンガ―」も重厚な響きであるが各楽器の音色がブレンドして音の層が立体的に出ている。それでいて楽器の音色の違いも分かる。今までは固まりで鳴っていたのが嘘のようである。

説明によるとバーンスタインとワーグナーの組み合わせは異質なものらしい。それはワーグナー自体 劇場中心の作曲家でバーンスタインはオールマイティながら劇場とは殆ど関わりのない指揮者である事かららしい。更にはバーンスタインはアメリカ人、ヨーロッパの作曲の解釈の取り方などとらえ方が違う面もあるらしい。

長年ジャズを聴いてきた身からすると確かに日本のジャズ、ヨーロッパのジャズは本国アメリカとは肌触りが違うのはすぐわかる。クラッシック経験が浅いキタサンは逆にバーンスタインとワーグナーの組み合わせは普通に捉えてしまいものすごく楽しく聴けた。それとオーケストラの再生が苦手で手つかずであったのだがそれほどコンプレックスを持たなくなったのはうれしい。クラッシックファンは広い部屋、歪のない音、広大な音場を求めるのも分かる気がする、そういう中でジャズとは違う音の塊が再現できる喜びは至福の時なのだろう。持っているクラッシックアルバムを色々聴きだしている。しかし困ったことがあるクラッシックまでオリジナル盤を集めるようになったら破産してしまう(笑)


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by kurama66644 | 2015-05-30 10:31 | クラッシック | Comments(2)

最後のジャズLP?

LP絶対支持の愛すべきジャズ・ファンに贈る「最後のジャズLP」と帯に書かれている…。

サボイやヴァンガードレーベルの隠れた名盤を日本のキングレコードがオリジナルジャケットを かつ当時の音を忠実に再現すべきキング技術陣がカッティングを施したシリーズである。まだオリジナル信奉者?ではなかった当時(2年前)キタサンはこのシリーズのLPを何枚か持っていた。その当時はLINNのLP12で鳴らしていたがモノラル音源でもステレオカートリッジを使用、本当のモノラル再生をしていなかった。(と言うよりアナログ再生は殆どしていなかった…LP12は その時はお飾り?)

本格的にアナログに回帰し そしてモノラル録音をモノラルカートリッジで再生する時 この「最後のLP」シリーズは重宝した。その時はオリジナルレコードは余り意識せず単純にモノラルレコードを探していたが何よりも値段が安いのが有り難かった。今でも国内盤という事でエサ箱に捨てられるように置いてあり、価格も安いままだ。

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特に中間派トランぺッターのジョー・ワイルダーのアルバムの冒頭の曲「チェロキー」が原曲を無視したフレーズ、アドリブで度肝を抜かされ 最後まで何の曲かわからずじまい(^_^;) 安いモノラル針を使い廉価品の国産プレーヤーでこのアルバムを聴いたが 今まで何十年もCDで聴いてきた どのアルバムより弩迫力で押し出し感が強かった。それ以来アナログ、しいてはモノラル再生に興味を持ち原盤(オリジナル)探しの旅に至る、キタサンにとって感謝すべき?アルバムなのである。
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ただ残念な事に このオリジナル盤は所有しておらず今後も探す旅は続くのである。

現状のトーレンスTD124mk1とオルトフォンCD25Di、 昇圧トランスで聴く このジョー・ワイルダーのアルバムはモノラル再生に目覚めた時 出していた音よりは落ち着いた鳴り方をしている。その時分、迫力に驚いたというのは接続しているフォノアンプの昇圧比が高く 甲高いほどの鳴りであった為であり 高域はつんざくほどの響きであるが低域は思ったほど出ておらず中域も物足りない。今から考えるとまだ未熟なモノラル再生で喜んでいた。 異論はあると思うがモノラル再生のキモになる部分は やはりプレーヤー、専用のモノラル針、そしてトランスなどの上流部分がウェイトを占めると思っている。その中でも最上流の音源が悪いと最後まで良くならない。

国内の廉価盤ではあるがモノラル再生に目覚めさせてくれた これらのシリーズは大事にしていくつもりだ。…でも若干オリジナルよりは音は甘いかなぁ(笑)

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by kurama66644 | 2015-05-29 21:15 | ジャズ | Comments(2)

味の表現

現在 禁酒中の身である(^_^;) だんだん暑くなってきたのでビール党のキタサンとしては果たして耐えられるか疑問である。

ある本を読んでいて お酒の味の表現は色々あるのだなぁと感心していた。
甘い、辛いはよく使われていると思うが あらい、きれい と言うのは口に含んだ時の口当たりを表現するらしい。更に がらが良い、悪いという表現もあるらしい…これは雑味のあるお酒が がらが悪く きれいなお酒を がらが良いという事だそうだ。 あとは 軽い,重い。あと味、おし味、先ほど言った雑味、旨味も表現の一つだ。他にも聞いた事がないような表現も書かれていた。お酒の味 一つとっても これだけの表現があるのだから 日本語、日本人の感性は世界でも類を見ないほど豊かだと言えるのかもしれない。

話は変わるがここ1年余りオーディオのオフ会は行っていないのだが同じアルバム(その時はCDがメイン)でも自分のシステムでは聴こえなかった音が 訪問したお宅では聴こえたりすることが度々あり その都度落ち込んでいた記憶がある(笑)。そうした時 帰宅してから何をしたかと言うとセッティングの見直しやケーブル類の見直し、部屋に設置するアクセサリーの吟味等々である。本当は機械自体の見直しが第一と考えていたが流石に高級な機械を頻繁に変えるほど余裕はない。

聴こえない音が聴こえる事が高級機器、部屋環境の優位差でオーディオ全体のグレードが上がる という事だと当時は判断していた。
それは今でも間違えていないと思うが先に提示した「味の表現」でも多種多様な表し方、(味覚の)感じ方があるようにオーディオから奏でる音の表現(感じ方)も色々ある。
私がアナログに回帰してから感じた事はアナログは優しい音がする、ふんわりと包み込むような音がするという画一的に喧騒されている事ではなく お酒の味でいうならば雑味が混ざっている。しかしながら美味いと感じている事である。特にジャズは雑味がなければ美味さがより出てこないような気もしてならない。CDを何十年も聴いてきてCDの旨味もわかるが雑味は感じられない。更にはアナログのオリジナルに近ければ近いほど雑味成分が濃くなっているようにも思う。雑味が濃すぎるのも好き嫌いで嫌だと言う方もおられるとは思うが…

ハイレゾ時代を逆行するようにレコードそしてヴィンテージ機器に興味を持ち以前にも増してオーディオ熱?が上がってきているが古い物を懐かしむと言うよりは 見かけは古いが中身は新鮮そのものを楽しんでいるキタサンである。

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by kurama66644 | 2015-05-28 09:50 | Comments(0)

アルト・マッドネス

狂乱のアルトと訳すればよいのだろうか? 私がジャズを聴き始めた30年以上前 ピアノトリオやテナーサックスを好んで聴いていたのだが同じサックスでもアルトサックスは余り好きになれなかった。アルトサックスは人の声、叫びに似ていると言った人?がいたようだが何となく甲高くせわしないような音色が好きではなかった。

そんな好きではなかったアルトサックスを自分で吹くようになったのは30歳前の事で世の中どうなるか判らないものである。
日本人ではMALTAが当時好きで あのチャラチャラした容姿(失礼…)に似合わず流暢に吹きジャズというよりコンテンポラリーな音楽を演奏してよくフレーズをコピーしていた。それでは本家?ジャズでは誰が好きかと言うとジャッキー・マクリーンである。昔からジャズ喫茶のスターであったマクリーンは音色がちょっと鼻に詰まった感じ で演奏は余り上手くない所もあるが所々で見せるエモーショナルな吹奏が聴く者の心に訴える。名盤も多いマクリーンだが単純にアルトの音を堪能したいアルバムといえば そう今回のタイトルにある「アルト・マッドネス」を挙げたいと思う。

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墨絵で書かれた様なサックスのポートレイト。あずき色のバックに黄色の文字、見るものを興奮させる当時から好きなジャケットでもあった。
主役はもちろんマクリーンだが もう一人のアルト奏者ジョン・ジェンキンスもマクリーンに負けず劣らずの奮発ぶりである。
当時はどちらがマクリーンでどちらがジェンキンスかのブラインドテストを行ったが駄耳の私にはわからなかったのもよい思い出である。

マクリーンのアルバムの中でもスィング・スワング・スィンギングと双璧をなす好きなアルバムではあるが このオリジナル盤は高い!!
もちろん6桁もするブルーノートや希少盤などに比べて安いのだが云万円もするものはおいそれとは買えない。たまにオークションでも見かけるが状態が余り良くないにもかかわらず とんでもない値段がついていたりする。

そういう中 先日ユニオンで変わった盤を見つけた。マクリーンの「アルトマッドネス」だがジャケットが全然違う、ユニオンの説明にはRVG録音 STATUSと書かれていた。 STATUSとは何だろう?と思いながらも値段が安いのでとりあえず購入し どうせ再発盤と高を括って聴いてみると驚いた(笑)
アルトのバトルが目の前で繰り広げられているかのように音が飛んでくる。アート・テイラーのシンバルの音がシャーン~と物凄い響きの余韻がある。
いくらRVGとは言え再発?でここまで迫力が合っていいのか。STATUSを調べてみるとプレステッジの廉価盤として出されているレーベルらしい。
再発でもスタンパーが同じであればそれほど違いはないものもあるのは経験済だが このSTATUSは知らなかった。 ただし今後このSTATUSレーベルを買うかと言うと
何とも言えない…

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ジャケットは…センスが無い!音は一流で高音質盤だがジャケットは廉価盤で購買意欲が削がれるポートレイトである。
そうだ!ジャケットはオリジナル仕様で中身をこのSTATUSに入れ替えればいいのだ(笑) イヤイヤ頑張ってオリジナルを買おうかな…(^_^;)

まだまだキタサンの知らない盤が多い。こうして未知の世界に足を踏み入れ抜け出せなくなるのか(笑)

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by kurama66644 | 2015-05-27 20:23 | ジャズ | Comments(0)

女流(ジャズ)ピアニスト

久しぶりにジョイス・コリンズを聴いた。リバーサイドの傍系レーベルジャズランドでリーダー作がある。「ジョイス・コリンズ トリオ」だ。
ジョイス・コリンズと言っても殆どの方はピント来ないかもしれないがマニアな話なのでご勘弁を(^_^;) ジャズランド、オリジナルモノラル盤である。
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今でこそ女流ジャズピアニストは国内でもそうだが海外でも当たり前になっている。  国内では秋吉敏子さんが女流ピアニストというかジャズアーティストのパイオニア的な存在だがそれから30年後 大西順子がメジャーデビューし当時は美人ピアニスト?としてスィングジャーナル他 関係誌で頻繁に話題になっていた。2000年代に入ってからも女流ピアニストは徐々に増えてきているようだがジャズは男性中心の音楽という風潮は基本的には変わっていないような気がする。もっとも演奏する音楽はもうジャズという範疇だけにとどまらずクロスオーバー的な何でもありの人もいるので もうカテゴリー分けするのは古い考え方なのだろう。

その秋吉敏子さんの昔の演奏をレコードで聴き、大西順子の場合は生演奏を聴いた事があるが男性顔負けの力強い演奏をしていた。
ジャズは男性の音楽?と言うと差別のように受け取られるかもしれないが当の本人達もその自覚はあって男に負けないという気持ちが高かったような気がする。

話は戻り ジョイス・コリンズだが普通のピアノをひく。私のシステムでモノラル音源を聴くと何かしらガツーンとくるものがあるのだが このジョイス・コリンズはサラリと聴こえ後味を残さない演奏だ。かわりにベースやドラムがガツーンとくる。余りジャズっぽくない気がしないでもないが何度も聴きたくなる不思議なアルバムである。 その割には冒頭で久しぶりに聴いた…と書いたが(笑) 昨今人気があるヨーロッパ風の綺麗なピアノとも違う、例えは変だが 味噌汁ではなく お吸い物のようなピアノである。 これでは益々分かり難いか(^_^;)

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by kurama66644 | 2015-05-26 20:27 | ジャズ | Comments(0)

フラットディスク

あまりフラットディスクを意識して購入した事がないのだがオリジナルを探しているうちに幾つか購入するケースがある。

フラットディスクはいわゆる重量盤でエッジの部分の形状が通常の物とは違い少し盛り上がっている。材質も定かではないが銅の粉末が混入されていたりして確かに重くなっている。正直言うと重量盤だから音が良いという風潮が現代にはあるが再発や復刻盤には重量盤が多く出ている割には殆ど音質的には評価しない。

今回購入したのがリバーサイド229番 ジジ・グライスの「ジャズラボ」である。
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若き日のドナルド・バードやアート・テイラーも参加している。ジャケットは何となくジジ・グライス教授の周りを囲む卒業まじかのゼミ学生みたいだが(笑) 髭のアート・テーラーはヒネタ留年生の様だ… その名の通りハード・バップとは別のアプローチを当時考えていたジジ・グライスがラボ(実験)と考え色々試みていたのだが如何せん各自の腕前はまだまだ未熟な所を隠せない。アンサンブルが結構いい加減で揃っていないし音程もフラフラの所があったり 逆にその辺りがジャズっぽくて適当で良いかも(笑)

フラットディスクだからと言うわけではないが録音も誇張した所が少ないフラットな感じがする(ホンマかいな?)RVGのオリジナルを色々聴いてきたせいかもしれないが多少物足りなくもある。しかしながらピアノの高域の打鍵音やアート・テイラーのシンバルにハッとする事もあり佳作の1枚ではあると思う。このアルバムはCDでも所有していたが今回改めてオリジナルで聴き直すまで どんな演奏だったか余り記憶になかった(笑)

プレステッジやブルーノートに比べ アクが少な目で中庸な音だから目立たないのだろうか。
ただし 重量感があるフラットディスクのオリジナルはマニアにとって所有欲を満たすものなのかもしれない…

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by kurama66644 | 2015-05-25 19:28 | ジャズ | Comments(0)

揺らぎ

トーレンスTD124を購入した時から感じる事は「揺らぎ」である。電子制御されている現代プレーヤーと違い複雑な機械仕掛けのこのプレーヤーは強力なモーターのトルクも相まって独特の回転をしているように思う。定速で安定、歪のない回転を命題として進化していったベルト、ダイレクトドライブのプレーヤーとは明らかに違う。
もちろん途中で止まったり、速度が落ちたりと変則的な回転をするわけではないが(笑)

ストロボスコープで回転速度を可視化できるがピタッと止まっている時より若干速度が速い、あるいは遅い方が音楽的に感じる事が出来る。
回転機構の中で制動マグネットとステッププーリーという箇所があるのだがその間隔を変える事により速度の変化を調整できる。レストアする時にこの間隔の違いで音楽を活き活きさせるか死なせるかの差が出来るぐらいシビアな場所である。
モノラル再生専用に使用しているMK1の方は多少速度が早めのように調整している。逆にステレオ再生のMK2の方は定速か若干遅めにしている。供給されている家庭電源では日々の時間帯によって音圧の差が出て再生する時間帯によってはこのピッチが多少変わる事もあるが それほど気にしないようにしている。

国産のダイレクトプレーヤーのケンウッドKP-990を書斎で使い非常に重宝している。価格の割にはコストパフォーマンスが高く先ほどから述べている回転に関して安定し正確に回っているが躍動感に関してはTD124には及ばない。BGM的に聴くには申し分ないプレーヤーではある。

前回のブログの時にも話したが昇圧トランスを購入しモノラル再生の難しさを感じている。おそらく今まで行ってきたモノラル再生の中では一番バランスよく音質的にも良い鳴り方をしていると思う。この辺りは最終的には出の部分 スピーカーが関係してきているようにも感ずる。ブックシェルフとは言え現代のスピーカーで高性能の製品であるが故にアンマッチしている部分があり キタサンオーディオシステムの改良点である。

逆にステレオ再生でのMK2の方がドンドン良くなっている(自己評価であるが)狭い部屋ではあるが部屋全体の空気を使って音を振動、拡散させているような鳴り方をする。プレーヤーの上流部分からスピーカーの下流部分まで個々の力は弱いかもしれないが(価格的にも(笑))弱い力が集結されそれぞれの機器をインスパイアーしながら音楽を奏でる。その起点になっているのがTD124MK2である。そしてその原動力が冒頭から述べている「揺らぎ」なのであると思っている。



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by kurama66644 | 2015-05-24 10:42 | オーディオ | Comments(0)

ファインメット昇圧トランス

オルトフォンのモノラルカートリッジ CG25Di系とオーディオテクニカAT-MONO3用に使える(両方所有の為)トランスを探していた。
オルトフォンはSPU用の専用トランス、モノラル用と幾つか市販で出ているがイマイチのような感じで かといってヴィンテージ物は今ではものすごく高価になって中々手に入り難かったりで色々物色していた。

トーレンスを購入した方の関係業者でものすごく良い(個人的な感想であるが)トランスがあったが少しお高い(笑) 現在レコード蒐集でお金が飛ぶように無くなっているので躊躇している状態である(^_^;)。そういう中 たまたま面白そうなトランスを見つけた。ファインメットコアトランスである。このファインメットコアは日立金属さんの商標登録として挙げられ巷でかなり有名との事、コア素材がどんなに良いトランスでも巻き方一つで音が変わり その辺りは熟練の腕がものを言うらしいが こればかりは外見?で判断できず聴いてみないと分からない。今回手に入れたトランスは私が所用しているモノラルカートリッジに昇圧比が合うもので値段もお手頃だったので購入した。
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まぁ 素っ気ないデザインだが こんなものでしょう。ハンマートーン仕上げ風?になっているので意外と高級感があるかなぁ(笑)モノラルカートリッジは比較的高出力の物が多いので通常のフォノアンプのMMに繋いでも音は出るが芯の無いふやけた音になる。そうかと言ってMCのローインピーダンスに繋ぐと昇圧比が10倍、20倍となり迫力は出てくるが歪も多くなりボリュームの位置も低めでないと音が出過ぎてしまう。
このトランスは昇圧比が2倍と4倍両方選べるようになっている。CG25Diはどちらでも良いようだが私は4倍の方を選んで出力している。(厳密に言うと私が使っているCG25DiⅡは出力が1.5mvでCG25Diは3mvとその半分になっている)

AT-MONO3をMC入力でフォノアンプで聴いていた時よりは こちらのトランスを通した方が自然な感じを受けた。しかしながらモノラルを艶っぽく、活き活きと鳴らすのは意外と難しい。
今までは比較的安価なプレーヤーでこれまた比較的安価なモノラル針を使って鳴らしていた時は元気だけが取り柄?のような音楽表現だったが モノラル再生に このトーレンスのプレーヤーもそうだが それなりに凝って再生しようとなると変に中途半端だと安価なシステムより悪くなる感じがしないでもない。それだけモノラル再生というのは奥が深いし難しい、単にオリジナルレコードを再生するだけで満足するものがあったが、より活きた音を求めるようになってきたのだろうか?オーディオに関してはまだまだ初心者の域を抜けないでいるので勉強する事が多い。

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by kurama66644 | 2015-05-23 19:19 | オーディオ | Comments(2)

中間派はお好き?Part 2

波動スピーカーで聴くモノラル音源が結構クセになってしまった(^_^;)

音場や定位など余り関係なく音色で聴くせいか古い音源 ジャズでは60年以前、バップより前になると思うが所謂 中間派の演奏を好んで聴く。

ジャケ買いで 思わず購入してしまったアルバムが幾つかあるので紹介する。

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ヴァンガードレーベル メル・パウエルのアルバムである。多分オリジナルかと思うが少し自信が無い、いかにも芸術家風の容姿をしているメル・パウエルでクインテットとセプテットとA面、B面でメンバーが違っている。


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こちらもヴァンガードレーベルでオリジナルは10インチらしい?これはあるブログで紹介されていて気に入り たまたまユニオンで見つけて購入。ルビ―・ブラフとエリス・ラーキンスのデュオアルバムである。



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こちらはDotレーベル メアリー・マリガンのアルバム、実質はテナーのバド・フリーマンが主役のような?気もしないでもない。こちらも私のお気に入りのブログで紹介されていたもので どうしても欲しいと思ったアルバム。想いがかなって偶然オリジナルを手に入れる事が出来た。中間派は人気が無いのか?それほど高価な値段ではない。

今回は(いつもそうかも…)演奏、音の事には触れていないが完全なジャケ買いである。 これはレコード再生冥利に尽きる!昔のアルバムは何でこんなセンスの良いジャケットが多いのだろう 心の琴線に触れるなぁ(笑)

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by kurama66644 | 2015-05-21 22:25 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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