<   2014年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧

スマホと速射砲

先日 久しぶりに電車に乗った。何十年も電車通勤していたが2年前から徒歩圏内に引っ越したので電車に乗る機会が激減した。

休みの日だったのでそれほど混雑はしていなかったが片側7~8人座れる座席の内 半数がスマホを眺めている。電車の中といえば寝ているか 本を読んでいるないしはボーっと吊り広告などを見ている人を見受けられたが 今やスマホを見ているというより指でいじっている?(操作しているのだから当たり前)人達ばかりのような気がする。

私が何十年も前に新入社員として会社に入った時 一番の恐怖は電話であった。そう電話が苦手なのである。実は現在も電話はあまり得意ではない。
営業も10年以上経験していたとはいえ 緊張してしまうのである。特段恥ずかしがりというわけでもないのだが とにかく苦手なのである。

なんとか携帯(ガラケー)は持っているのだが出かける時は持って出歩かない。なんの為の携帯か!といわれるとたまにするメールのやり取りの為である。
メールのやり取りならパソコンでも出来るので携帯自体も捨てようかなぁと考えている。

話は電車の中の事に戻り 座っていた隣の席の中年のご婦人が食い入るようにスマホを見ながら指をものすごい勢いで動かしていた。
まるで親の敵を討つかのように目にも止まらないスピードでスマホの画面をなぞり、叩いて?いる。 これだけ指の動きが凄いと脳が活性化されボケないだろうな~と
変な風に感心してしまった。おそらくゲームをやっていたのであろう。機械に疎い友人も今年スマホデビューしてゲームこそやらないがユーチューブなどの動画を見て
古いジャズのライブなどが配信され こういうものが見れるんだと文明の利器の有り難さを話してくれた。
携帯の色々な機能、サービスが終了する記事も最近みた。世界的にスマホに向かわす方向、雰囲気なのかと思われるが単なる電話通話としてならガラケーも残してほしいし 更には腕時計型端末(実際にあるようですが)でもよいかなと思ったりする。ひょっとすると誰しもウルトラ警備隊やスーパージェッタ―などで憧れた?姿が現実になるのか 等 夢想してしまった。(例が古いので40歳以上の方でないと分からないかも…)


今年最後のブログとしては何の取り留めもない しかもオーディオや音楽に関係ない内容になってしまったが 今年1年 このブログをご覧になって下さった皆様 本当にありがとうございました。良いお年を!

[PR]
by kurama66644 | 2014-12-31 11:43 | Comments(0)

レンガ好き?

いきなりレンガ好き!と言われても何のこっちゃ?と思われるかもしれない。
木で出来た家、建物も好きだがレンガで出来た構造物にも魅力を感じる。実家のそば(北海道)には小さな牧場があり そこにはサイロがあった。
日本の場合 木製のサイロもあるが 大抵はレンガ造りであると思う。北海道庁の赤レンガも有名である、母親の親戚がいる小樽もレンガ造りの建物が多くある。
要は西洋をまねして作られた感もあるのだが子供の頃から このレンガをよく見て育ったから慣れ親しんだのかもしれない。

先日購入した3枚のアルバムの内 2枚は前回のブログで紹介した。残り1枚がこちらのアルバムである。
b0323858_12553218.jpg
ジュリー・ロンドン数あるアルバムの内から完全なジャケット買いである。中々色っぽいポートレイトが多いジュリーだが このレンガをバックに写っているアルバムが以前から欲しかった。一度ユニオンで8000円ぐらいでオリジナルがあったのだが買いそびれてしまい その後見当たらない。今回のは復刻盤であるが壁に飾ってあったのでつい購入してしまった。



こちらもジャケ買いのアルバム。
b0323858_12424586.jpg
マイナーピアニストで博学なビリー・テイラーのクインシー・ジョーンズを招いたストリングス物。純粋なジャズとしてはどうかと思うがインパルス MONO オリジナル盤である。比較的安価であったが 私の中ではジャケット ベスト10に入る。


以前 カゼヒキ盤でご紹介した バリー・ハリスのブレイキン・アップ。
b0323858_12420620.jpg
こちらもレンガをバックにたたずんでいる姿が印象的だ。



極めつけはこちら
b0323858_12554593.jpg
誰もが知っている? レッド・ガーランドのグル―ヴィー。ピアノトリオのアルバムを一つ上げろと言われるとこのアルバムを選ぶ人も多いかと思う。
レンガの壁に落書きのような文字でタイトルと共演者の名前が書かれている。シングルトーンで入ってブロックコードで盛り上げていく いつものパターンだが
複雑な事をしないレッド・ガーランドのピアノは好きである。


うーん レンガのアルバムは良い(笑)

※今住んでいるマンションも外壁がレンガ仕立てなので気に入っている。



[PR]
by kurama66644 | 2014-12-30 15:02 | Comments(0)

ブルー(2)

この「ブルー」と言うタイトルで書くのは2度目である。ブログを始めた当初 歌謡曲ネタも多かったと思うが渡辺真知子のブルーというEP盤の事を書いたと思う。

今回は歌謡曲ではなく本命?のジャズ盤である。

個人的には情熱の赤より 冷静沈着のブルーが好きである。ジャズでこのブルーが多用されるのはブルースにかけての事も多いのだと思う。

久しぶりにディスクユニオンでLPを購入した。3枚ほど買ったがその内の2枚がブルーのジャケットだった。

b0323858_18562173.jpg
こちらがフレディ・ハバードの「ブルースピリッツ」これ確か60年代半ば近くの録音だったかな?フレディも含めて いわゆる新主流派の人達の演奏である。
ジャズでは珍しいユーフォニュームという楽器も交じっていて中々面白のだがフレディのアルバムの中では比較的人気が無いような気もする。
まぁドラムの他にコンガも参加しているので尚更かな?ジョー・ヘンダーソンのテナーが相変わらず特徴的なウネウネ感 全開だ。
ブルーノートにタイトルがブルースピリッツ、ジャケットもブルーのブルー尽くめ。 ステレオ録音のオリジナルでヴァンゲルダー刻印もあるが私的には今一つと言うところか。


b0323858_18563204.jpg
キャロル・スローンはボーカル好きの年配の方はご存知かもしれないが このアルバムより「アウト・オブ・ブルー」の方が有名かもしれない。
ただアウト・オブ・ブルーのオリジナル 高いんですよ(^_^;) この30th Streetの方が個人的に好きでオリジナルながらまぁまぁ納得の価格で満足。
1962年のスタジオに観客を招いてのライブでモノラルの迫力がバシバシ出て好アルバムだと思う。やはりブルーのジャケットがぴったり合う(笑)



b0323858_18565375.jpg
こちらは今年の初め頃 レコードフェア―に行く前に中古レコード屋で見つけた モノラル オリジナルの 「RED IN BLUES-VILLE」。意外とこのモノラル盤が無く探していて偶然見つけ即購入。 ヴァンゲルダー録音だなぁと分かるアルバムだと思う。CDではこの音は出ないような気がする。残念ながらジャケットの左には中古レコードでは よくあるパンチングホールがものの見事にあり、ジャケット好きの私としては価値が半減である(^_^;)。


今回購入した3枚中2枚のアルバムと 今年初め頃に購入したレッド・ガーランドなのにジャケットがブルー?のアルバムを紹介したが さて今回買った残り1枚はどんなアルバムかというと… 又 折をみてブログで公開する(笑)

[PR]
by kurama66644 | 2014-12-28 19:30 | ジャズ | Comments(2)

リベンジを狙う?

昨年 毎週のようにオフ会を行っていた。他人宅の場合もあるし自宅に招いていた場合もある。他人宅で聴いた音でダメだという事は無かった。好みの違いはあったと思うが変な音?が出ていたという事は皆無であった。一方 自宅に招いたお客様で少し?ダメ出しを食らった事がある。比較的控え目なダメ出しもあったがその辺は大人の付き合い方で本心は聴くに堪えないと思っていたのかもしれない。ある程度表情をみればそれは分かる事だ。そのような場面に遭遇した時 帰られてから何がまずかったのだろうと検証する。機械が安いから、セッティングのまずさ、部屋の問題、電源の問題、相手の好みの音楽を余り聴かせなかった等々、色々考える。そうして自分なりに答えが出で 修正改善に行動を移す。「よーしっ これで大丈夫だ」そうして 相手に又今度訪問して下さい。音が良くなりましたよ!納得頂けると思います。とお誘いする。所謂 リベンジを狙い 意気高揚する。今度は相手に満足のいく音を提供できるだろうと…。


今年に入って殆どオフ会は開いていない。自分がアナログに回帰してオリジナル信奉とまではいかないが元の音、本当の音を探して色々勉強、研究してきたつもりだ。
そういう中 少し前にこのブログでも紹介したが私の呑み友達でありオーディオ仲間である方からのメールで 「オーディオが与えてくれたものは ごく個人的な好きな音楽が再び楽しく聴けるようになった事です」と話されていた。

オーディオは格闘や競争ではない。誰のためのオーディオなのか!オフ会自体は否定しないが人に聴かせるものではない。(この辺り人それぞれ考え方が違うと思うが…) あくまでも個人的な趣味であると思う。
私が好きな50,60年代のモダンジャズ その息吹を録音した本物の音を知りたくオリジナルないしはそれに近いものを探し奔放している。もはや人の音はどうでもよくなってオフ会そのものに興味が失せてしまった。

おそらく私にとってのオーディオの始まりだと思う。本来の音、元の音を沢山聴き、初めてオーディオ機器の善し悪し、好み、が確立していくのだろうと思う。

ただし客観的に他人の出す音を聴いて 自分自身が意識していなかった好きな音等 知るきっかけになるかもしれないのでオフ会も たまには良いかも?
最近は 休みもあまりなく オフ会は しんどいのですよ。(^_^;)


[PR]
by kurama66644 | 2014-12-22 20:23 | オーディオ | Comments(4)

スウェーデンジャズの怪演

「ジャズ・アット・ザ・ポーンショップ」というアルバムはご存じであろうか? 私は20年近く前にこのCDを手に入れて自宅で何度か聴く事があったが所謂 モダンジャズとは違う演奏でどちらかと言うと余り好きではなかった。

しかし本格的にオーディオを始めた7年前ぐらいから演奏そのものよりスピーカーから聴こえる音の臨場感がものすごく良くとれているこのCDをリファレンスディスクに近いものとして重宝していた。

こちらは1976年12月のライブで今から40年近く前の演奏である。場所はスウェーデンの首都ストックホルムでのジャズクラブ「Stampen」での演奏である。

このアルバムは(今ではCD) ジャズコーナーのCD売り場というよりオーディオ製品のコーナーに置かれている事が多く オーディオマニアの間では録音がものすごく良いと評判になっていたのは かなりあとから知った事である。


Arne Domnerusのクラリネットとサックスが中心であるが タンバリンなど使用し本場アメリカンジャズとは一味もふた味も違うノリではあるが演奏が盛り上がっていく高揚感は物凄く高いと思う。人の会話や咳、拍手 グラスの音など まるでそのライブ会場にいるかのような錯覚さえ覚える。
b0323858_09231947.jpg
たまたまこのLP2枚組を手に入れたが CDより曲数が多い。もちろん再発盤だが 元の録音が良いせいもあり いつもはこだわるオリジナルかそうでないのかは どうでもよくなるほど楽しめた。楽しめたと言っても1枚目のA面しかまだ聴いていないのだが(笑)
そうそう肝心の音の方だが ものすごくリラックスして聴ける。丸みを帯びた音のシャワーを浴びているようだ。それに比べるとCDは ところどころ鋭利になり肌にチクチクする事が多い。単純に音の良さ?というならCDに軍配が上がるかもしれないが私は断然アナログの方が好きだ。

モノラル針で聴くモノラル盤に最近慣れ親しんでいるキタサンだが 押し出し感の強さだけがジャズではない 別の要素が凝縮されているこのアナログ盤を聴く事が出来て本当に良かったと思っている。

[PR]
by kurama66644 | 2014-12-21 09:30 | ジャズ | Comments(2)

顔考察

昔からアルバムジャケットのデザインだけで購入する事は多かった。所謂ジャケ買いである。一般的なジャケットは奏者の写真などを入れている事が多いと思うがインパクトが高いのは やはり顔の「どアップ」写真だと思う。CDなどコンパクトなものでは それほど感じないがLPジャケットになると「オーッ」とうならせるものも多い。

最近では演奏者自らデザイン等にも関与してアルバムジャケットを作る場合もあるとは思うが基本的には製作者側がデザイナー、写真家などと協議して演奏のイメージ、あと一番大事な売れる為の戦略として決めるのだと思う。もちろん最後に演奏者の確認も取りOKであれば採用という流れではないのだろうか。

自宅では玄関やら居間やら寝室などLPジャケットを飾りにして置いたりしている。

b0323858_11494822.jpg
いまさらノラ・ジョーンズというのもどうかと思うが最近よく聴くアルバムである。オリジナルではないが初期の頃のアルバム、そして重量盤である。重量盤だからといって音が格段と良くなるわけではないが こちらは中々の出来である。セカンド、サードアルバム等 色々聴いて来たが個人的にはこのアルバムがベストだと思う。




b0323858_11493615.jpg
こちらは同じジョーンズでも リッキー・リー・ジョーンズ。声に好き嫌いがあると思うがたまに聴くアルバムである。メディアの違い(CDやネット配信)やアンプの違いで この声が いかに甘ったるく?情感を持つか聴き比べる機会があったがオリジナルを知らないで聴き比べても余り意味が無いように思い、このオリジナルアルバムを手に入れた。顔は どアップではなく中央斜め下向き、うつむき加減とアルバムジャケットとしてはまずまずの構図ではあると思う。


b0323858_11500091.jpg
オスカー・ピーターソンのストリングもの。いわゆる美女ジャケに類するもの。名門ヴァ―ブのオレンジレーベルに黄文字でポップス、ボーカル用のセンターレーベル仕様。おそらくオリジナルと思われるがストリングスものは総じて値段が安めである。再発物も色々出されているが写真の色調がかなり変わり、印象も違っているようである。いかにもオジサマ好みのジャケのようだが私は余り好きではない。(私もオジサンであるが…)



b0323858_11501041.jpg
こちらはトニー・ベネットのコロンビア時代のアルバム。
いやはや 男の顔のどアップは… いい男だからまだ耐えられるのかもしれないがインパクト強すぎ!アルバム内容はそれほど悪くは無い。
もちろんこのアルバムを飾りにすることはない。棚の奥にひっそり仕舞っている。



[PR]
by kurama66644 | 2014-12-14 12:32 | Comments(0)

優しさと激しさ

ちょっと恥ずかしくなるようなタイトルだがユーチューブを見ていて(聴いていて)感じてしまったので記事にした。

ポール・デスモンドというジャズサックス奏者がいた。ジャズ好きの方はもちろんご存知かと思うが有名な所ではデイブ・ブールベックカルテットでの活躍 そしてギターのジム・ホールなどとコンビを組んでアルバムを多数残した。 
一般にサックス奏者といえばモダン以降はチャーリー・パーカーの影響を受けている人が殆どであると思うが このポール・デスモンドはワン&オンリーの魅力を持つ。

先にも書いたようにデイブ・ブルーベックカルテットで日本でもCM曲で有名になった テイク・ファイブという曲がある それが収録されたアルバムで「タイムアウト」のオリジナルMONO盤がこちらだ。
b0323858_20252409.jpg
CDでは以前から持っていて良く聴いたが正直言って弱々しいアルトの音色だなぁと思っていた。黒人のハードバッパーのアルトの音色に慣れていた私としては物足りない感じで受け止めていた。ところが いつもと又 同じ展開になるのだが 昨年このオリジナルMONO盤を聴いてからポール・デスモンドの認識が変わった。
弱々しいどころか引き締まった力強さと激しさの音色を出すポール・デスモンドがアルバム全般に感じられた。(※ポール・デスモンドに関しては6月に書いた記事「見直されたレコード」にも記載しています)

一方で冒頭に書いたユーチューブで聴いた 「EMILY」という曲を演奏するポール・デスモンド。これはビル・エバンスもよく演奏していた曲だが肉声に近いアルトの音色がする。優しさと慈しみが感じられる。これほど乾いた情感を出すアルト奏者は滅多にいない。全てと言ってもいいぐらいジャズマンに影響を与えたチャーリー・パーカーは狂気の天才だがこのポール・デスモンドは真っ当な?天才だと思う。

※下記URLは「EMILY」を演奏するポール・デスモンドです。

https://www.youtube.com/watch?v=lZbahdBHv9E





[PR]
by kurama66644 | 2014-12-07 11:00 | ジャズ | Comments(0)

スティープル チェイス盤

ステープルチェイスはニルス・ウィンターがジャッキー・マクリーン、デクスター・ゴードンのライブを録音した事からスタートしたレーベルだと記憶している。

私が90年代初頭 初めてこのレーベルのアルバム(CDですが(^_^;))を聴いたのは私が好きだったハードバッパーのマクリーンやケニー・ドリュー、デクスター・ゴードンなどが参加している事で興味をもったからである。 当時はオーディオ機器には全く興味を持たなかったので音の善し悪しなど全然気にしなく いかにハードバッパーらしい?演奏をするかで購入した。

時を経て25年 ステープルチェイス盤のアナログ(オリジナル)を何枚か所有している。比較的録音が良い事で定評があるステープルチェイス盤であるが ナルホド、ナルホド 演奏の全体図がわかるような良い録音だと感じた。しかし不満もある。 音のシャワーではあるが今一つ刺激が無い。あくまでもシャワーで体全体に振りそそぐ感じではあるが バケツの水をザーッと かけられたような そう50,60年代録音盤のような(特にモノラル盤)圧迫感が足りない。現在主流のジャズの録音を辿るとこの辺りに行き着くのかなと思われる感じである。もちろん人によって好みもあるが私にはそう感じられた。これはアンプが大容量か否か、スピーカーが大型か小型か などの機械の違いによるものとは違うと思う。 あくまでも録音者のジャズに対する考え方 とらえ方の違いであると思う。

ステープルチェイス盤はヨーロッパのブルーノートと形容されることがあるが ジャズの録音の?新しい概念を作り上げたという事ではブルーノートと同じであると思うが…
私にはちょっと…という感想だ。

b0323858_20365475.jpg
b0323858_20373195.jpg
b0323858_20372037.jpg
b0323858_20370620.jpg
ブルーノートやプレステッジのジャッキー・マクリーンの方がやはり好みである。

※それにしても写真の撮り方(写し方)が下手ですね(^_^;)

[PR]
by kurama66644 | 2014-12-04 20:42 | ジャズ | Comments(0)

スウェーデンに愛を込めて

久しぶりにアート・ファーマーを聴きたくなった。ジャズトランぺッターの中では穏健派と言われるアート・ファーマーだが それはトランペットからフリューゲルホルンに楽器を変え演奏し出した事で その音色がトランペットほど高音域がキツクナイ。そこから穏やかな演奏の雰囲気とイメージされるようになった気がする。

ただ元々はハードバッパーで 有名な「クール・ストラッティン」ではジャッキー・マクリーンとWフロントでハードな演奏をしたり ジジ・クライスとはジャズの実験的な試み?のジャズ・ラボでコンビを組んで演奏したりと 控えめながら結構激しい演奏もしていたと思う。

アート・ファーマー名義のアルバムもそうだがサイドメンとしても多大な活躍をしていたが 私はCDでは それらのアルバムを沢山持っていたが今はCDが無いのでアナログを探してみたが アレアレ?… アート・ファーマーのアルバムが見当たらない!色々探してみたところ 1枚ありました。

こちらの 「to sweden with love」です。
b0323858_20475800.jpg
レーベルはアトランテック 、番号1430 ステレオ盤です。一応オリジナルのはずだが あまり音は良くない(^_^;) 名手ジム・ホールも参加しているこのアルバム、それなりに軽快なテンポで運んでいくがノリがジャズっぽくなく、今一つの出来です。かなり安く手に入った事もありコンディションも良くないので私的にはガッカリの盤でした(ジャケットは美人のお姉さんだが…)

うーん やはり50年代ハードバッパーのアート・ファーマーを聴きたい。上記の「クール・ストラッティン」のオリジナルは6桁だったかな?中々買えない。
今週にでもユニオンへ行って探してみるか ベニー・ゴルソンとのジャズテット時代のものでもいいかな。安くて良い物があるように念をかけておこう(笑)


ところでアート・ファーマーが亡くなってから15年ぐらい経つが何度か演奏を聴いた事がある。亡くなる数年前だったか若手を従えて特注の楽器「フランペット」だったかな?をバリバリ吹きまくって バックの若い連中の演奏がタジタジだったのを覚えている。 年寄りなのに中々やるもんだと 聴いていて感心した。
演奏を終えて休憩していた時の顔を見るとものすごく柔和な表情をしていた。アート・ファーマーは昔から顔で損をしていると勝手に思っていた。

有名なところでこちらのアルバムがある。
b0323858_20481275.jpg
ビル・エバンスも参加している「モダン・アート」というアルバムだ。どうです この凄みのある お顔!
上記の美女ジャケットと好対照である。 でも怖い顔をしている人は意外と優しいものなのです。とても紳士的な方でした。



[PR]
by kurama66644 | 2014-12-01 21:09 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
プロフィールを見る
画像一覧