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音録りと写真撮り

音録りが上手い録音だという作品が世の中には幾つか?あると思う。

本当はCDを聴いていた時に この辺の事を意識して聴いていたらもっと展開が変わっていたのかもしれないのだがアナログを聴きだしてから この音録りを凄く意識するようになった。

とはいっても私自体 この録音の現場にいたわけでもないし まるっきりの素人なので感じた事を素直に書いてみる。

ライブでもスタジオでも その情景を視覚で感じさせるぐらいの音録りが良い録音なのかと考えてしまう。
もちろん音だけで映像が現れるわけではないので あくまでも脳内での想像になってしまうかもしれないのだが よくいう音像が現れるという感じである。

写真でも被写体を遠まわしに引いて撮ったり 接写して近距離で撮ったりする場合もあるが 音撮りも似たようなものかもしれない。
この遠近も 撮る側の何かしらの意思が働いていると思う。それは音を録音する場合も同じでホール感を出すのか身近な所で聴くライブ感を出すとかいう
遠近法で表現しているのであろう。
仮に その情景を最初から終わりまで写真で撮っていき 連続して見て あまり感動、感激、訴えるようなものが感じられなかったら
それはよいものではないのかもしれない。その「音」版が録音であるような気がする。

録音して製作された音源はマスタリングやカッティングで生の音とは違ってくるかもしれない。それでも生演奏、生の音は聴いておいた方が良いというオーディファイルは多い。そういう人は おそらく生の音をそのまま再現しようと やっきになっているのではないと思う。生の音を聴いた時の感激、感動など そこで得られたエモーションのようなものを感じ取る聴く側の感性を養って欲しいと あるいは養いたいとの思いなのではないだろうか?

オートマチックになり誰でも手軽に写真を撮れるが 説得力のある写真はその被写体も含めて撮る側の力量にかかってくる。見る側の方も それを読み取れるだけの感性,感覚は備えておかなくてはいけないと思う。

音録りも同様で制作者の力量もそうだが聴く側もその力量が必要だと思う。
なんて 難しそうな事を書きながら ユーチューブで気楽に音楽を聴いている自分もいる(笑)


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by kurama66644 | 2014-08-31 09:59 | Comments(0)

カッツーンの2枚

始めに断っておくが 今回ご紹介するアルバムは あるホームページを見て 本当にそうなのか?と思い購入したアルバムである。

ジャズの楽器でもトランペット、サックスなどのホーン楽器やピアノ、ドラム、ベースといった伴奏?楽器 (ピアノはちょっと違うかな) に比べどちらかと言うと人気がないヴィブラフォンは演奏する人も少なく アルバム数もある程度限られていると思う。(とは言え相当な数はある?)

ヴィブラフォン(ヴァイブ)と言えばライオネル・ハンプトンのスター・ダストを思い浮かべるベテランのジャズファンも多いかと思うが、やはりミスター・ヴァイブと異名を持った このミルト・ジャクソンをまず挙げなければいけない。ミルトはMJQのメンバーでの演奏の他にサイドマンや自己のグループでアルバムを多数出している。

意外だったのがインパルスでも出していた事だ。CDばっかり聴いていたから分からなかったのかもしれないが(現在はCD化されているのかな?)
「statements」 どアップで写っているので却って誰の顔か分からない地味なジャケットである。
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冒頭に書いたあるホームページを見てMONO盤のオリジナルを購入。
(それほど高くなかったのでうれしい)  カッツーーーンです! 耳に、頭の中に「カッツーンーン」と来ます。これにつきます。
演奏内容も忘れて叩きつけるようなカッーンにやられてしまいました(笑) このカッツーーンを強調したいが為にハンク・ジョーンズやコニー・ケイと言う おとなしい目のバックを選んだのであろうか?

その余韻が冷めやらぬ間に もう一枚 「Point Of Departure」 ゲーリー・マクファーランドのアルバムである。
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実はゲイリー・マクファーランド自体は知っていたが 殆ど聴いた事がなかったキタサンである。あまり興味の対象になかった? こちらもMONO盤オリジナルで購入。レーベルは同じくインパルスである。 それにしても安い! オリジナルで盤の状態も悪くないのに1000円台…  エサ箱の中でオリジナル表記されているのに誰も見向きもしない。やはり人気がないのだろう。

さて こちらのアルバムは… 参りました。やはりカッツーンである!。 叩きく付けるようなカッツーンではない、余韻が残るようなカッツーンなのである。
曲自体 ボサノバ調のものやら 何となく意味不明のものやらで なるほどハードバップジャズ好きには不評かもしれない。
サックスのリッチ―・カミュ―カやギターの名手ジミー・レイニーらがいい味を出しているのだが… B面の方が聴きやすいかもしれない。

MONO音源を感じさせない音の広がり感がある。ゲイリー・マクファーランドの カッツーンが貢献しているのだろう。
結構癖になるアルバムである。


モアさんのHPには嘘は無かった。流石である。

私の所のような普及帯価格の装置でもこれだけ?感激するので おそらく殆どのオーディオマニアの方々は納得するであろう。
ただし MONO針で聴いてね!

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by kurama66644 | 2014-08-26 19:44 | ジャズ | Comments(0)

便利さを求めると

ネットオークションで落札したものは 業者が自宅まで運んでくれる。
更には オークションではないが通販で 発注する時間にもよるが当日便というのもある。

インターネットの普及、しいてはデジタル技術の発達で我々の生活は飛躍的に便利になってきたと思う。
ボタンひとつで家にいても欲しい商品が手元に届く。凄い事だ。

まだインターネットがそれほど一般家庭、会社に普及されていない頃(90年代初め?) 企業対個人(B to C)でのネット上の取引は見かけたが 企業対企業 いわゆるB to Bというやつだが 取引は さほど実現されていなかったように思える。 それは単に紙媒体にあるような電子カタログをHP上におけば可能だったような気もするが 問題が幾つかあった。

日本の会社内での商習慣というか稟議制で物を購入する際 担当者から上長へ決済が必要な過程を メーカーサイドがあまり把握していなかった事もある、そういう仕組みが構築されていない電子カタログであったので 企業が導入しようとはあまり思わなかった。さらにはハンコ文化であるので サインより印鑑での承認が必要の為 電子上での印鑑決済が当時は認められていなかったように記憶する。(今はそれが出来るようになっていると思うが)

それともっとも大きな問題は物流だと思う。デジタル技術が進んでボタン一つで手元に!といったところで瞬間移送装置が開発されたわけではなく最後は人の手で配達されるアナログ頼りだ。新規のネット販売会社が既存販売会社のフェイスtoフェイスで運ぶのに対抗できるのは 期日指定などの納期短縮が可能である物流面でのメリットが必要になる。 私の以前いた会社の社長が90年初めの頃 B to Bの仕組みをいち早く察知し 商取引で品数が多いとされる文具消耗品でそれを実現させるべき奮闘していた。その社長が「やはり最後はアナログで物流が決めてなんだよなぁ~」とボソッと言っていたのを今でも覚えている。

「送料無料」と最近よく耳にする。最後は人の手がかかる物流で送料が無料という事は その経費、費用負担はどこにいっているのだろうか?
製品そのものに転嫁しているのか 物流会社が負担しているのか 想像するに末端の?作業員にしわ寄せがきているような気がする。

便利さの裏には目に見えないところで不自由さが生じているのだと思う。

自分が便利だと思っても あまりこちらの考えもつかないところで不幸な事が起きているのかもしれない。

今に始まったことではないのだが進化のスピードが早すぎる。故に気付く事、感知する反応が遅くなっているような気もする。

ゆでガエル状態になって中々気づかないが便利さと不便さは表裏一体であることは頭の片隅にでも置いておいたほうがよいのだろう。


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by kurama66644 | 2014-08-24 09:30 | Comments(0)

基準の音

オーディオは基準の無い趣味である! と思っている。

それでは自分の基準を作ればよい話なのだが意外と途方にくれる。オーディオは音の鳴る機械でその奏でる音楽に感動するため装置の調整や環境作りに腐心する事なのではと思う。同時に感動出来る音楽、音源、ソフトを探す事にもつながっていく。そして感動出来る音楽が自分の好みの物であればなおさら良い。


感動できる、あるいは感受性が強い心を養う事が大切であるのだと思う。 それならば読書したり、演劇を観たり そしてコンサートやライブに行くのも方法だろう。
あるいは美術品、芸術作品を鑑賞するのもよいのだろう。

そこで生音をよく聴いてオーディオに役立たせろと言う人がいるが これは結構ハードルが高いような気がする。 仕事柄 録音の現場や音楽業界で長年生音と身近に接してきた人なら 出来るのかもしれないが コンサートやライブに自分はよく行くので生音は分かるとか 楽器を多少?演奏していたから生音はよく聴いていたなど 分かったつもりでも 実はよく分かっていないのではないかと思う。

生音は瞬間の音だと思っている。二度と再現出来ない音でもある。その瞬間、瞬間の音を体感しても身につくのは相当かかるような気がするのだが…

そうなると再現性のある音で基準の音を求めればよいのかと思い 元の音、オリジナル音源を知ることが比較的容易であろうと思った次第である。

基準の無い趣味なのだから せめて基準になる音を知ることが 自分なりのオーディオ基準を作る 近道であろうと考える。


ここまで 基準と言う言葉が8回も登場した(笑) キジュン、キジュンとうるせーなぁ!と思われるかもしれないが ご勘弁を。



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by kurama66644 | 2014-08-22 12:01 | Comments(2)

ラックスマン E-06

普及帯価格の機械しか持ち合わせていない、機器には余り興味が無くなって来た…と何度かこのブログにも書いてきた。

そうは言っても昨年アナログに回帰した時 欲しい機械があった。タイトルにあるトランス内蔵のフォノイコライザーE-06だ。
スリムにみえるけど重くて意外とデカい(笑) 上のプリアンプよりデカい…

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今あるトーレンスTD-521の前は有名な?LINN LP-12を使っていた。カートリッジがMMだったので写真のE-06の上にあるプリアンプのフォノイコを使っていた。
(LP-12の時は当然 このE-06は所有していなかった) 当時はCDの方を頻繁に聴いていたのでLP-12はお飾り同然。ただ鳴ればいいかなというアナログマニアの方からは叱責をくらうであろう使い方であった。結局はLP-12は手放す事になる。私の方があいそをつかされたのであろうと思っている。

トーレンスに変えてから本格的なアナログ復帰になったわけだがMCカートリッジを使うようになって昇圧トランスかMC用のフォノイコが必要になった。
当初はE-1を買おうかと思っていたが80年代終わり数々のラックスのトランスを手掛けた設計者が引退前の最後の渾身の力を絞りだし作った名機がある事をしり興味を覚えた。それがE-06である。このE-06は長年ラックス発展の貢献を支えた技術者の最後の仕事の作品という事で採算度外視て作られたと聞いた。それゆえかなり贅沢な作りになっている。もちろん贅沢な作りだけではなく設計者自身の手巻きのトランスを4機搭載し 百数十種類もの試作をしてようやく完成させたものだ。当時の定価が26万ぐらいであるから結構な高級品だったと思う。(少しあとにE-06αが出たがこれが又高く38万ぐらい…)

それだけの製品であるので所有者は中々手放さなく市場でもあまり見かけないのだが2回ほど購入の機会があった。オークションで1回、金額で競り負けてしまった。
2回目は中古オーディオ店で見つけたがすぐ完売。諦めてラックスマンの最新のフォノイコE-200を買ってしばらく聴いていた。(これはこれで良かったけど(笑))
その他 フェーズメーションの昇圧トランス、合研ラボのフォノイコなど使っていた。

そうこうしているうちに偶々中古オーディオ店のネットでこのE-06が売り出されていた。すぐ予約をするも既に1件予約が入ってしまい。私は2番目である。
あーっまたもやダメか!と思いつつ その中古店に直接赴いて店頭を見回すと E-06に何々様予約済の紙が貼ってあった。

素知らぬふりをして これはいつまで取り置きしているのか?と店員に聞くと 今日いっぱいまでという事だった。予約客の返事がないと又売りに出すとの事だが
私は既に諦めていて帰宅した。すると夜にメールが来て最初の予約客がキャンセルしたので2番目の私に打診してきた。

速攻 了解の返事を入れて 購入に至った。

いったん このフォノアンプを通した音を聴いてしまうと もう他に浮気は出来ない。カートリッジの違いでも音の差は出るが やはりフォノアンプ、トランスの力によるものは大きいような気がする。 せっかくだから全て(アンプやスピーカーなど)ビンテージの機器に変えてみたらどうかと言われたことがあるが とりあえずこのフォノアンプがあれば今の私には十分である。

ただひとつ艶をより出そうと思ったら他のトランスも使いたくなる時もある。そう自宅で聴いたシロネ式トランスはトランペットの音がやけに生々しい感じであったのを今でも覚えている。



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by kurama66644 | 2014-08-20 19:50 | オーディオ | Comments(2)

音が逃げる?

実はこの記事を書くのは誤解を生みやすいので以前から感じていたのだが書くのを少しためらっていた。

音カメラというのはご存じだろうか?音の様子(大小、高低、周波数など)を可視化できるカメラである。
具体的には音が存在する箇所に円が現れ それの大きさや色で音の大きさや高音や低音などが表される仕組み、画像が表示される。

実験でトランぺッターが雑木林と竹林で音だしして それを音カメラでとらえたものがある。
雑木林での演奏は 奏者のまわりに大小の様々な大きさの円が現れた。一方 竹林での演奏は見事なまでに円が奏者から離れて四方に点在し その円の大きさも小さくなっていた。

通常 音と言うのはどこから出ているか ある程度分かる。分かるからこそ存在感が感じられるはず。特に緊急時はその存在が分からないとパニックになると思う。

部屋の調音材は昔から平板を使ってその角度を変えたり、その盤に張られている素材などでルームチューニングを行っている場合が多い。
昨今 超高価な円柱形の(竹林のような)ルームチューニング材も人気のようである。私も分不相応に2台も買って しかも私の持っている機器単価より高いというアンバランスなものだった((^_^;)。「だった」というのは今はその調音材は部屋にはない。 当初導入して音楽を聴いていた時は心地よさがあり部屋に調和していると思った。

ある日オフ会に来たベテランオーディオファイルの方から音が分散され逃げていると指摘があった。その時は余り気にしなかったがアナログを聴きだしてから何となく逃げているというより その円柱状から音が離れない感じで いつまでもそこに音が残っているといっていいのか? そんな感じである。

部屋の中の どこかしらから音楽が流れてきてフワッとした気持ちになるのは心地良いものである。まさに癒しの感覚だ。
BGMとして聴く分には全く構わない。ただし奏者の思い、熱意、伝えようとする意志のようなものを その音楽から聴き取ろうとした時、何となく不自然な気持ちになってしまった。生身の人間が演奏、あるいは歌っている音像が現れないと不安になってしまった自分がいる。
隣の部屋でドアを開けっ放しで聴いている事もしばしばだが 奏者の気配が感じられないようではダメな音源、あるいは私のオーディオの調整がマズイ?のだろうとガッカリする。音像が現れる、現れないのは お前の頭の中の妄想だろうと言われてしまうかもしれないのだが…。

調音材も単に音を整えられるというだけで使うのも考え物である。メリットもあるしデメリットもある。
低域が膨らむから 部屋の響をよくしたいからと単純に考えて導入してしまうが いっそうのこと何もしないのが一番自然かとも考えてしまう。

生活している場所にふさわしい音楽美を求めるなら。




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by kurama66644 | 2014-08-17 11:56 | オーディオ | Comments(0)

無人島に持って行く1枚だけのピアノ・トリオ・アルバム

私が良く拝見させていただくジャズアルバムの批評、感想などが載っているブログがある。
その方の最近の記事で ウォルター・ビショップJRの「スピーク・ロウ」がオークションで6桁で落札された記事があった。
私も思わずコメントを書いてしまったが このアルバムは一時期幻のアルバムとして市場の中では喧騒されていた。

私も国内盤だが(70年代ぐらい?) MONO音源のものを持っている。
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ミューズ原盤、発売元は当時オリジナルをよく聴き研究しているエンジニアが多数いたキングレコードだ。
基本的には国内盤はあまり揃えないのだが このキングの一連の再発盤は音質的にも原音にかなり忠実に再生している雰囲気があり何枚も持っている。

CDでは過去に何度も聴いてきたが ジミー・ギャリソンのベースを強調しまくって聴くに堪えない感じであった。
それではアナログはどうかと言うと 実はCDとさほど変わらないような気がする(私の所有する盤での話です)

本当のオリジナルを聴くようになって生意気な事を言うようだが良い録音のもの(作品)は機器や部屋にはそれほど影響されないのでは?と思うほどズンズン心に浸透する音がする。
私は以前にも書いたが正面の特等席?いわゆる定位置ではあまり聴かない事が多い。ドアを開けっ放しにして隣の部屋で聴いたりもするが良い物はどこでも良い音がする。(単なる錯覚かもしれないのだが…)

このジミー・ギャリソンのベースの音がたまらなくズッシリ感があってよいのだよと言う人もいたが 私の所では不快な音でしかない。
やはり部屋の広さも関係するのだろうか? ベースの音が強烈なアルバムもあるが非常に心地よい物もある、それは私の所のような狭い部屋でもやはり心地よく聴こえる。

うーん やはりオリジナル(MONO)を聴いてみないと分からないなぁ。

ところでタイトルにある「無人島に持って行く1枚だけのピアノ・トリオ・アルバム」というのはレコードの帯に書いていた宣伝?文句である。
おそらくスィング・ジャーナルのゴールドディスクアルバムにもなっていたので編集者が書いたものだろう。あるいはライナー・ノーツを書いた人かもしれない。

少なくとも私はこのアルバムを無人島に持って行く1枚には今の所しないだろう。
ただし ジャケットデザインは◎だと思う。


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by kurama66644 | 2014-08-15 11:11 | ジャズ | Comments(8)

金継ぎ

金継ぎというのはご存じだろうか? 金継ぎとは、割れたり欠けたりした焼きものをで接着し、繕った部分を金を装飾していく修理方法のことである。
一時期 流行った?「もったいない」精神にも通ずる 日本人の物を大切にする表れだと思う。
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現在デジタル機器がオーディオの中でも多くなってきている。デジタルだから音が固い?とかアナログならではの音の滑らかさなど こと音に関しての表現でデジタルとアナログは比較対象の言葉として使われる。測定器を使って音の波形をグラフ化したり難しい専門用語で解説されたりで機械音痴のキタサンは恥ずかしながらよく分からない。
よくわからないなりに説明としてアナログは連続してつながっている。デジタルは分断され細分化している。という事でOKだろうか?

細分化されて元のようにつながっていなくても人の目にわからないほど細かく砕き繋ぎ合わせれば 元と同じように連続してつながっているように見えてくるかもしれない。
おそらく技術の発達でそういう事も可能になっていくような気がする。連続性のあるものは途中で変える事ができないので融通がきかない(アナログ)。それに対して分割したものは色々な組み合わせができるので自由に変化できる。それがデジタルの良い所だと思う。

80年以降はたとえアナログレコードだとしても編集にデジタル技術を使って加工されている。私がよく聴く今から半世紀前のジャズレコードは近年(ここ20年ぐらいの間)の再発に関してデジタルリマスターと称するものが多い。そうなると当時のオリジナルの物とは別物になっていると思う。
別物になったからといって必ずしも悪いとは限らない。別物は別物として新たな価値が出てくるものもある。そう、ご紹介した金継ぎのように。

「覆水盆に返らず」は中国の故事でことわざだが 一度壊れたものは元には戻らなく それで終わり。その通りで全世界共通の認識だと思う。ただ日本人だけは元に戻らない物を新たな価値観でとらえ 新たなものとして尊重する。ものすごい美意識だと思う。

アナログであろうとデジタルであろうと それぞれの価値観をもって尊重し大事に扱う。金継ぎ技法はアナログだけどデジタルという日本人の中庸の精神であると思う。
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by kurama66644 | 2014-08-11 19:27 | Comments(2)

遮音性

オーディオの視聴環境(部屋)は重要だと思っていた。思っていたと過去形の書き方をしたが今は重要ではないかと言えば必ずしもそうではない?

オーディオマニアの会話では機器が中心になる事が多いが私がオフ会でおじゃましたお宅では 視聴環境の構築に腐心されている方が結構多かった。
機器より部屋だよ!と言い切る方もいるぐらいだ。私はオーディオを始める7年前まで それを趣味としている方は大音量でバンバン鳴らしているイメージがあったが
オフ会を重ねるうちに必ずしも そうでない事がわかってきた。

私は昔のオーディオ事情は知らないが 大音量でバンバン鳴らしていたのはごく一部の人で大部分は周りを気にしながら鳴らしていたのではないだろうか?
だから大音量で聴けるジャズ喫茶等が流行ったのかと考える。現在もオーディオ用?に建てられた、作られた部屋なんて それほどない。
一般的な家?部屋で皆 四苦八苦 工夫しながら調整しているのだと思う。この調整は大変な労力がいる。素人がやるのは中々大変だと思う。
仮にプロが行ったとしても今度は聴く人の好みも影響されるのでベストにはなりにくいのではないだろうか?せいぜいベターどまりか。

そうなると一般家庭で注意する点は遮音性ぐらいと考える。要は他人に迷惑をかけないというところだ。
なにも完全防音にする必要もない。民家ならまわりに誰もいない一軒家にするとか、集合住宅なら同じく隣、階下に誰もいない時に鳴らす、ないしは音を出しても苦情がこないように根回しをしておく等々。なに?現実的ではない? おっしゃる通りです(笑)

結論的には部屋に合わせた音を出すしかないのかも。音に合わせた部屋を作るのは お金に余裕のある人だけ…
昔ジャズ喫茶に通っていた頃 マスターから皿回しを頼まれた事があり鳴らしたことがあった。同じ機器、同じレコードでもマスターがかけた時と違う。
最初はわからなかったが よく観察すると音量を微妙にいじっていた。部屋に合わせた そのレコードごとの適音を熟知していたのだろう。
私がレコードをかけた時とマスターがかけた時では お客の反応も違っていた。この時点では私自身 オーディオには興味をもっていなかったので それほど感じる事はなかったが 後年 このように自分でオーディオ機器、しかもアナログをいじり出して 当時の記憶が蘇ってきた。

ジャズ喫茶自体 それほど広くない環境だが音量はある程度自由に出せる。私の今の視聴環境もオーディオをやるには狭い環境で不満も多かったが幸いなことに隣人環境も恵まれ 大きな音を出しても苦情は来ない。そういう意味で部屋に合った音?の音量など大きい音から小さな音まで色々試す事ができる。

ルームチューニングは凝った時期もあったが やっている時は楽しくもあり大変でもあった。前回も書いたが色々イジッテいると元の音もわからなくなり迷走しそうなのでやめた。部屋は適度な遮音性(構造的にあるいは周りに迷惑をかけないような工夫とかの意味です)が備わっていれば 良しとしている。



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by kurama66644 | 2014-08-10 09:31 | オーディオ | Comments(0)

ビレッジバンガードのコルトレーン

ジャズは長年聴いてきたつもりだが コルトレーンやドルフィーは余り聴いていない。その割には 一通りアルバムだけは揃えてあった(コンプリートとまではいかないが) ただしCDではあったが(^_^;)  私がジャズを聴き始めの頃は未だコルトレーンやドルフィーを神扱いにするほど熱中していた人が多く、私にジャズを勧めてくれた先輩もその一人だった。 その反動かどうかわからないが 敬遠するようになってしまった。

以前のブログでコルトレーンの唯一ブルーノートでのリーダー作「ブルートレイン」をバリレラカートリッジで聴いてCDでは味わえない音色、雰囲気に満足した。
これはもちろん同じアナログでも音源の違いによる差はあるのだと思うのだが… こうなれば他のコルトレーンのアルバムも聴きたくなりインパルス時代のコルトレーンを購入した。それはこちらのアルバムである。

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そうビレッジバンガードのライブ盤である。ご存じルディ・バンゲルダーがエンジニアをしておりステレオ盤でもいいかなぁ?と思ったがMONO盤のオリジナルで状態の良いものがあり それを購入。

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厳密にいうと正真正銘のオリジナルかどうか?若干不明な部分もあるが 初期盤には間違いがないと思う。
このインパルスのオリジナル?はブルーノートやプレステッジ、リバーサイドの3大レーベルに比べて格安な印象を受ける。人気がないのだろうか?
プレステッジでも後期のものはかなり安くなっていると思うが 3大レーベルは簡単にオリジナル盤には手が出ない。

それはさておき肝心のこのアルバムだが意外と聴きやすかった。コルトレーンの初期の頃は別として後期になればなるほど長尺演奏が多くなり 正直言って辟易していた。写真に写っているB面も15分ぐらいはあると思うが全然苦にならなく楽しめた。
ブルーノート盤「ブルートレイン」でのコルトレーンは喜怒哀楽がハッキリしていてジャズの楽しさ、激しさ、哀愁などが味わえる分かりやすいアルバムだと思う。
それに対してインパルス盤「ビレッジバンガード・ライブ」は抑揚を抑えた中 繰り広げられるメロディ、リズムの中に微妙な変化が度々感じられる。その微妙な変化はいわゆるジャズでいうノリとも違うものだが琴線に触れる感覚を受けてしまう。 こちらの方がやはり難解なのかもしれない。

ただ気になる点がある ライブ盤となると私のチンケな装置でも ある程度は生々しい感じにはなるのだが この演奏は激しさはあるがある意味淡々としている印象を受ける。 先ほどジャズでいうノリとは違うと話したが 聴衆のそのノリが余りなかったのではないかと思う、そうコルトレーンの演奏に圧倒されて。

後期のコルトレーンは更にスピリチュアルになっていく。後期のアルバムまで このアナログで聴こうかどうか迷っている。



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by kurama66644 | 2014-08-07 19:57 | ジャズ | Comments(2)

ジャズは好きです!


by キタサン
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