カテゴリ:オフ会( 3 )

音楽の風景(Nさん宅を訪れて)

東京地方は桜が満開になりようやく春らしくなってきました。

そう言う中 先日訪れたNさん宅は4年振りになります。色々なオフ会、飲み会等でお会いしたりしていますがお宅に伺わせていただくのは久しぶりでした。

私が某オーディオコミュに参加して1年目位の頃 部屋の狭さの事で悩んでいた際 「自分も狭い部屋でオーディオをやっているので聴きに来ませんか?」と誘ってくれたのがNさんでした。非常に温和な方でオーディオを熱心にやられている反面 音楽好きでいつも楽しく聴けるようにオーディオの調整をやられており 決して音ありきで音楽をおろそかにしていない オーディオと音楽をバランスよく維持されている珍しい方(笑)です。

今回 同席された方は今年の1月に訪問させていただいたSさんです。Sさんもオーディオ以外の趣味をお持ちで音楽ありきの方です。

駅で待ち合わせ お昼に近くの魚が上手い定食屋で3人で食事をしNさん宅を訪問しました。
お部屋の中は以前と殆どかわっていなく スピーカーがやや内振りになっていました。
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基本キタサンはオーディオの音ではなくその方の好きな音楽、音源をどういう風に鳴らし楽しんでいるかを分かち合うオフ会と思っているので機器性能やスペックそしてチューニング等は殆ど質問せず その事はNさん自身も何となく察してくれたようで色々な好きな音源を次々にかけてくれました。
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音は気にしないと思っていましたが これらのソフトから鳴る音楽は高次元のレベルの音です(^_^;) とてもうちの大ざっぱな鳴らし方では出ない…。
この辺りは音楽だけではなくオーディオに対する取り組みがキタサンと根本的に違う そのレベルの差なんだと思いました。

途中休憩タイムも入り 後半はアナログに切り替えます。ロックそしてキタサン持参のアナログ(ジャズ)も2枚ほどかけていただき あとはランダムに選曲 世代が似た者同志 歌謡曲などもいくつかセレクト。
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中森明菜 可愛いですね~ このデビュー当時も声にまだ幼さを感じますが今時の若いお嬢さん歌手に比べて全然シッカリしています。歌手になる、人前で歌う事に関してまだまだ世間の期待値が高かったその時代も関係するのでしょうか。

最後の30分間はビールも入り 何故か昔のアニソンの話になったところ たまたまNさんも好きでそのCD集を持っていました。
テレビっ子のキタサンは歌謡曲だけではなく昔の(30年代、40年代~)アニソンが大好き(笑) ついついウンチクを酔った勢いで話したところ2人は意外そうな顔をしていました… キタサンはジャズのイメージが強くてアニソンの話は聞いた事がないと… そりゃそうです だれも昔のアニソンの話をしなかったからこちらもしなかっただけの話でリアルタイムで見ていた(聞いていた)のは殆ど歌えます。 最終的にはオーディオの話は殆どしなく 音楽(アニソンを含む)と酒の話しかしなかったような不真面目なオーディオオフ会になってしまいました。

オフ会が終り 夜 駅前の居酒屋で又楽しく飲み会を行ったのはいうまでもありません。

ネットの発達で色々な音源を見つける事ができユーチューブなどで聴く事も可能な世の中 でもそれをオーディオ機器と言うフィルターを通すと千差万別な表現を発見する事ができます。自身のオーディオで好きなように行うのもよいのですが自分以外の人が作り出すオーディオ再生も生演奏と同じくらい面白い事を見つけられます。生演奏での音楽と同様にオフ会は時々行いたいと思うキタサンでありました。

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by kurama66644 | 2017-04-09 11:36 | オフ会 | Comments(0)

オーディオ仲間と集う

自分のオーディオには殆ど手を加えない状態が続いている中 1~2ヶ月に1度位の割合でオフ会は行っている、もっぱら他人宅への訪問でキタサンの所には呼ばないでいる(^_^;) 相互オフ会が暗黙の了解ではあるが自分の所ははたしてオーディオといえるのかどうか疑問でもあり 更にはソフトの数も自分の所は少なくなってきているので音源を聴きに行く目的もあり一方通行状態と化している。 その代わりと言ってはなんだがオリジナル盤をお土産として持参するようにしている。

オーディオも現状で十分すぎるし、ソフトも好きなものを繰り返し聴くので集めていたオリジナル盤等は手元にはそれほど必要としなくなった。
大事にしてくれる人の所にあった方がソフトも喜ぶだろう…

先日 箱根の先の方から東京のオーディオファイルに逢いに(オフ会)来てくれた方の懇親会があり参加した。
このSさんは私が知っているオーディオファイルの中でもオーディオにかける情熱は一番大きい人だと思う。オーディオ機器というよりオーディオ再生する時の環境を吟味するスペシャリストと言った方がいいのかもしれない。音の影響は大きく分け2パターンあり「電気系」「振動系」によるものがある。そのどちらも徹底的に調べ上げ色々な試みをする、それだけだと単なる技術系の実験のようだが最終的には出てくる音で「音楽を楽しむ」という彼の着地点があるのでオーディオの数値的な精度には懐疑的なキタサンでも Sさんのやっている事にはなぜか賛同できてしまう。
賛同できるが音ありきでその後に音楽が見えるという構図は変わらない。やはりオーディオの趣味とは「音」ありきなんだと再確認する。

このSさんのように「音」のあとには楽しい音楽が存在し その音の質を高めることで音楽もより楽しめるというポリシーの元 オーディオの趣味を行っている方は全国にもまだいるんだろうなぁと感じる。
大抵は音で止まり 音そのものに満足して終わるパターンがキタサンの今まで接してきたオーディオファンの中ではほとんどだったが 今回の懇親会に参加された方達は「音」のあとの「音楽」の発見を目指してオーディオを続けているようでちょっと安心?した。

この情熱を持って行う姿勢はとても大切な事だが現実を直視すると「お金」にも関わってくる。そういう意味でオーディオ、レコード(蒐集)の世界から一線を引こうと判断したのは正しいと思っている。金銭感覚は人それぞれ、状況にもよるが何もポルシェやフェラーリ―を買うほどの大金を使うわけではなく それほどお金のかかる趣味でもないという方もいるのかもしれないが5千円、1万円のレコードを買うのが物凄く経済的に負担になる人も世の中にはたくさんいる。

か細い音ながら同じ音源の好きなジャズを繰り返し聴くとフレーズや奏者のくせ、特徴なども自然に覚えてくる。自分で言うのも何だが音にじゃまされず音楽を素直に聴く事が出来る。この音楽を頭の中に叩き込んだ状態で 音を追及するオーディオファイルのオーディオを聴くと そこに「音楽」というエキスを発見出来るような気がする。 

音を追及するオーディオファイルと音への追及を捨てた元オーディオファイルとの会合は中々有意義で楽しかった。それはお酒が入っていたせいもあるかもしれない(笑)

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今年に入りジャズの巨匠が又 亡くなった。日本の辛島文雄さんである。ガンで闘病生活をしていたのは知っていたがまだ68歳である。
新宿のピット・インでは何度も聴かせていただいた。トリオ演奏でも他のコンポのゲストとしても…。日本のジャズピアノと言うと敬遠していたキタサンだが和のテイストを排除したスタイルは本場のジャズと比べても違和感は無かった。ドラムのエルビン・ジョーンズとの出会いが大きく影響していると演奏中の合間のトークでなんども話していた。 一世代若い五十嵐一生とのデュオ、 CDではあるが夜中 ひっそり聴く事が多い。


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by kurama66644 | 2017-03-26 11:08 | オフ会 | Comments(0)

良いジャズ

ご近所のベテランオーディオファイルSさんのお誘いによりTさんのお宅に訪問した。いわゆるオフ会である。

お伺いしたTさんはジャズ好きでオリジナル盤も相当な数をお持ちである。CDも聴くがやはりアナログがメインのようだ。
ご近所のベテランオーディオファイルSさんがキタサンを誘ったのは通常のジャズオーディオマニアにありがちなJBLやアルテックのスピーカー、マッキントッシュやマークレビンソンのアンプ、ゴリゴリした押し出すようなサウンド等々…とは一線を画くシステム、ジャズに対する考え方など おそらくキタサンと同調する部分があるだろうという事からである。

室内の一部を撮影させてもらったが おそらく心当たりがあるオーディオファンの方もおられるかもしれない 有名人である。
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そうスピーカーにはドイツの無指向性スピーカー ジャーマンフィジクス(ユニコーン)を使用、プレーヤーにはLINNのLP12にオルトフォンのRMG212のダイナミックバランスのアーム、トランス内蔵のSPU-GTEカートリッジ使用と オリジナル盤を沢山所有していると聞いていたイメージと少し違っていた。
部屋は専用室であるが比較的こじんまりとしており ユニコーンのスピーカーが壁と一体化している錯覚を覚えるほどスピーカー然としていない。部屋のインテリアと化している。

不思議と思ったのがカートリッジがSPU-GTEひとつで再生、所有しているオリジナル盤は半数がモノラル音源にも関わらずちょっと意外であった。
結構高価な機材(笑)をお持ちでモノラルカートリッジのひとつや二つ難なく購入使用は可能であるとは思うが いまのところ敢えてこのカートリッジを主に再生されているとのこと。実際モノラルカートリッジはオーディオ仲間からよく勧められて簡単に貸してくれるとの事、今度試してみるかと笑いながら話されていた。
超ベテランのオーディオファイル、ジャズフリークでありながら あえてモノラルカートリッジを使用しない?のが不気味である(^_^;)

誘っていただいたSさんは何度もこちらに訪問されているので(sさんはクラッシック専門)本日は同じジャズ好きのキタサンの為にほぼジャズアナログオンリーでのオフ会になった。恐縮してしまう…

アンプが温まるまでしばらくCDをかけて耳馴らしということであったがユニコーンから鳴る音は実に不思議な音であった。
ジャズ好きのオーディオマニアとは違う雰囲気が部屋中に漂っていた。「お好きなジャズ喫茶とは結構違うでしょう」とTさんは笑いながら話していた。

確かに違う、 しかしジャズの熱さはひしひしと伝わる…重い音では無い、それでいて軽くない、不自然な低域の重さは感じられない、ちょっと形容しがたいジャズ再生である。 この音 どこかで聴いた事がある… そうキタサンの家の音に似ている。もちろん音の迫力、厚みなどTさん宅には全く及ばないが雰囲気と自分が何となく求めている音に似ているような気がした。

Tさんはオリジナル盤でもステレオ録音のものばかり再生してくれた。Tさん曰く「コアなジャズファンはモノラル命とばかりステレオ録音をロクに聴かないでモノラルばかり聴きたがるが ステレオ録音も ものすごく良いものも沢山ありますよ」と今回キタサンはモノラル盤ばかり持参して聴かせてもらおうと思っていたところカウンターパンチを食らってしまった(笑) 色々コアなアルバム(ステレオ盤)を何枚か聴かせていただいたが圧巻はこの2枚であった。
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ジャズファンなら知らないものはいないほどの有名盤で渋めのアルバムだが ビージェイのウィントン・ケリーなど このステレオ盤には腰を抜かすほど驚いてしまった。若い時分からCDも含めこのアルバムは好きであったが これほど情感豊かに楽しくなる再生は生まれて初めての経験であった。ズートのパリでの録音も同様である。

Tさんはここ1年ほどオーディオ再生にあたり その調整にかなり苦労されていたようだ。アナログプレーヤーもしかり ユニコーンのセッティングの微妙な位置決め、角度調整など 一斉お金がかからないで出来る調整をコツコツとやられようやく納得のいく音が出るようになったらしい。アクセサリーやルームチューニンググッズに頼らなくても又イコライザーなどではなく最後はやはり自分の耳、感覚が決めてであるとも話されていた。

今回ステレオ録音の再生にあたりTさんがその調整を行ってきたある方法、考え方を聞いたが なるほど~と感心してしまった。
色々 オーディオの事で不思議に思っていた事が幾つかあったが その幾つか?の答えを教えてもらったような気分である。
オフ会では楽しい事も多かったが 今回は楽しさもさることながらオーディオの奥深さも勉強させていただいたような気がする。

最後にタイトルの「良いジャズ」だがジャズは個性的な音楽である。オーディオ再生におけるジャズも人それぞれ再生の仕方、とらえ方が違うと思うので正解はないとも思っている。今回聴かせていただいたジャズは奏者の息遣いが分かる そして迫力も十分兼ね備えた素敵なジャズである そういう意味で良いジャズなのである。それとは又違う退廃的で重苦しいジャズも存在するし 落ちぶれた哀愁漂うジャズもある。再生する人の育ってきた環境、嗜好、考え方により そのどれかに趣きをおいた再生音になるものなんだなぁと帰宅してシミジミ思った。

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by kurama66644 | 2017-02-04 21:19 | オフ会 | Comments(4)

ジャズは好きです!


by キタサン
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