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現在のCD再生

CD再生は昨年 3年振りで復活させ楽しませてもらっている。

オーディオを始めた時はCDオンリーだったので当然CDプレーヤーが上流機器の主役であったが最初に購入したのはDENONの12万ぐらいのプレーヤーである。

この12万という金額 オーディオを趣味とする方からするとまぁ普及帯価格に近いという感覚なのかもしれない。
ただオーディオにはそれまで縁がなかったキタサンにとってとてつもない価格ではあった。スピーカーやアンプ、プレーヤー込のいわゆるミニコンポの上質なもので数万円でも 当時は金をかけている感覚でいたのでCDプレーヤー1台で10万円以上?というのは考えられなかった。

次に購入したのは今では同じグループ会社であるマランツのSA-15S1だったと思う。価格は15万定価位でDENONのプレーヤーより緻密でありながら大らかな鳴り方をしていた記憶がある。オーディオの世界で怖いのはそれでとどまらない事で更に上の世界はどんな音が待っているのだろうという欲望と言う名の魔物が潜んでおり わずか半年で同じマランツのSA-11S2という50万ぐらいするプレーヤーに買い換えた…見た目も重さも価格なりの外観をしてさぞかし凄い音なのかと期待したがアンプの違い程分からなかった。 オーディオの先輩から上位機種になるほど静寂感(S/N)が違う、音と音との間の無音部分が違うからよく聴いてみろと言われた。 確かに無音部分の静寂感はあってもジャズをメインに聴くキタサンにとってそれはさほど重要ではなかった。結局 その辺の細かい音を気にするほど聞き分ける耳を持っていないし、専用部屋では無かったので部屋の中から聴こえる暗騒音も相まってプレーヤーの持ち味を生かせていなかったのでは?と今からして思う。

このマランツのプレーヤーはのちにアナログに回帰するまで使い続けていた、移動の際かなり重かったのでしんどかったが(笑)それ以外は全く不満もなく使っていた。
途中このマランツのプレーヤーはメインで使いつつ同じマランツの入門機(2~3万ぐらい)も買って 生意気にもサブ機として使っていた。 アナログに回帰しCDを処分、それと同時にSA-11S2も処分した後 どうしてもSACDを聴きたくなり(この段階では全てCDを処分していたわけではない)急遽パイオニアのPD-70だったっけかな?を新古品として購入。殆ど使わずじまいで (それも現在では処分…)3年ほどアナログオンリーで再生させていた。

昨年からオフ会も復活させ 自宅に来られた時CD再生も出来ないのは少し具合が悪いと思いCDプレーヤーを復活させる事を決意、もちろんオフ会をやるためだけに再開させたわけではなく 一番の原因はジャズアナログ(特にオリジナル等)の高騰、財政的にオリジナル蒐集は厳しくなった事 そして元の音を確認したいという当初の目的を果たした事によるものである。

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現在のCDプレーヤーはDENONのマルチビット機 最後の機種であるDCD-755Ⅱの改良機である。
2000年代に発売された入門機に位置づけられるプレーヤーで3万程度のもの…千葉の業者さんにお願いしてチューンナップされたプレーヤーである。
チューンナップの内容は秘密だが クロックを変えるとか電源部、メカ部分の交換などしない施術をしてもらいアナログライクな大らかな鳴り方をするようになった。外観は変わらないので天板は叩くとポコポコ鳴るし CDを入れるとキュルキュルと思い切り大きな読み取り音がする(^_^;) あーっいかにも安いなという空気感は醸し出しているが 音自体はかつて所有していた50万円のプレーヤーより良いとさえ思っている。改造して頂いたのは元ソニーの技術者の方でその方はオーディオ製品全般の高額さを指摘されており 部品の素材にお金をかけ過ぎと提言されていた、もっとかける箇所、場所があるのにそれをおろそかにしているとも話してくれた。

しょせん趣味なので金額の幅はあってもよいが安い高いに限らず製品にはそれぞれ役割、価値があるので自分の嗜好、考え方により適正なものを選びたいものである。

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by kurama66644 | 2017-05-04 07:49 | CD | Comments(2)

RIVERSIDEレーベルの最高傑作

ジャズの3大レーベルのうちのひとつ「RIVERSIDE」。エバンスやキャノンボール、モンク、ウェス等々名匠による名盤が目白押しである。
ブルーノートと同じく これでもかというほど毎年?再発を繰り返す、アナログはある程度落ち着いたと思うがCDによる再発は依然と多いように感じる。
昨今ではデーター配信のハイレゾなんかもオリジナルマスターとやらから高音質と銘打って作られているかもしれない。

最近のキタサンはレコード1枚プラスCD4枚位という組み合わせで購入する事が多い。レコードは万単位のものは もう諦めてしまった(笑)
そういう中 先日ユニオンへ寄った時 ふと手に取ったCDがあった。
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モンクス・ミュージック。57年リバーサイド録音、モンクのピアノにホーキンス、ブレイキーなど大御所を迎えコープランド、ジジ・グライスといぶし銀のアーティストを揃えた意欲作である。

このCDは昔所有していたがモンク自体余り好きではなかったので殆ど聴かずに売却した記憶がある。もっともその頃はミニコンポでしか聴いていなかったので音的にどうこう評論できる環境でもなかった。
ちょうど1年半前にリバーサイドレーベルコレクターの第一人者、古庄さんと写真家の中平穂積さんのトークイベントに参加したのだが その時 古庄さんも中平さんもリバーサイドで これはと思う1枚はどれですか?と司会者に聞かれ 両者とも このモンクス・ミュージックを挙げていたのが印象的だった。
もちろん個人の好みも多かったかと思うが打ち合わせなして 両者同時に質問し せーので挙げたのがこのアルバムだったのにはこの会場にいた皆がへーっと驚いたようだ。司会者がエバンスやバリー・ハリス辺りではなく なぜモンクなのか更に聞いていたが 二人ともニコニコ笑いながら「やはり良いんですよ~」としか答えてくれなかった。

まぁその時の記憶が蘇り 改めてこちらを聴いてみようと思った次第である。
帰宅し改めて聴いてみたが 昔聴いた時の印象とはだいぶ変わり 第一印象としては聴きごたえがある!という感じであった。
しいていうならばジャズ版交響曲といったところか? ジャズのノリも残しつつ小人数ながら重厚なアンサンブルで音的にも結構いける感じである。
まさにモンクの音楽 モンクス・ミュージックで オンリーワンの存在である事がよくわかる。
それでもキタサンは やはりモンクは馴染めないのでアナログではなく そしてオリジナルでもない この中古CD 600円…で充分である(笑)

今回購入したのは他にCD3枚とヨーロッパ特集をやっていたので2千円相当のアナログ盤enjaの1枚をゲットした。
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ウェスのフル・ハウスはオリジナルで聴きたかったが今のキタサン改造CDプレーヤーでも十分楽しめたので もうオリジナル探しは止めようと思う。

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こちらのアナログは先の古庄さんと中平さんが これはの1枚!に選出するのでは?と期待していたが予想が外れてしまった(^_^;)
それでも各人 そのベスト10に入っていたようで納得の1枚である。キタサンも このアルバムは再発盤だが これはオリジナルで欲しいと思っている。
相場的にはモノ、ステレオ 4~5万位するのかなぁ? 以前であれば頑張ったかもしれないが今は もう無理してでも買わないような気がする。

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by kurama66644 | 2016-12-18 10:25 | CD | Comments(0)

懐かしい1枚

12月初旬 CD大人買い?をした時に購入した1枚
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ジャズ好きなら誰しも知っているアルバム マイルスの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」

何だあれだけオリジナル、オリジナルと騒いでいた割にキタサンはこのオリジナルを持っていなかったの?と思われるかもしれないのだが持っていないのである(笑)
有名盤で稀代のアーティスト マイルスの作品でありながら所謂ジャズのオリジナル盤によく見かける とんでも価格というほどではない。
キタサンでも買えるかもしれない価格であるのだが (※状態の良いものはやはり高額である)なぜかこれまで購入していない…。

実はキタサンが学生の頃 ベースをやっていた先輩でジャズに導いてくれた方が このラウンド・アバウト・ミッドナイトをカセットに録音し 頂いたのが実質キタサンが本格的に聴いた初めてのジャズアルバム(この場合カセットだけど…)なのである。

それまで歌謡曲ばかり聴いていた耳でこのアルバム(カセット)を聴いた瞬間 「カッコいい」と思ってしまった。
歌謡曲でも中々いかした曲はあるのだが このカッコいいという感覚はなかった。ジャズというとモダン以前のブンチャカ、ブンチャカほのぼのした陽気な演奏(当時はそんな印象しかもっていなかった)がジャズという認識しかなかったが 結構衝撃を受けた。 それ以降 その先輩にお願いして お勧めのアルバムをカセットに録音してもらい自宅のラジカセで聴いていた。ケリー・ブルー、サキソフォン・コロッサス、ブルー・トレーン、あとはグローバー・ワシントンJRのワイン・ライトなんてちょっと亜流のジャズもあった(笑)

ラジカセから格上げし ミニコンポでジャズを聴き続け その間ジャズ喫茶やライブで実物のジャズの巨匠達の演奏を聴く機会に恵まれ 今オーディオ機器でジャズを聴いている。 当時のオンボロラジカセよりは まともに?聴ける状態でもあるのに この「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」だけはラジカセで聴いた印象がこびり付いている。 時々オフ会でこのアルバムを立派な装置で聴かせてもらう事があるが何の感動も得られなかった(立派な音でしたが…)

当時 アルバイトでお金が入ったら水道橋の「いもや」のとんかつ定食 500円を食べるのがお決まりで贅沢であった。満腹状態で帰宅しラジカセで このラウンド・アバウト・ミッドナイトを聴く、ジャズっていいなぁと寝っころがりながらしみじみと感じていた 至福の時である。

あれから30年以上経ち 現在も「いもや」は営業している 十数年ぶりに入ったが とんかつ定食は800円になってしまった以外お店の中も殆ど変っていない。学生やサラリーマン、女性客と相変わらず込み合っていた。帰宅し「CDの」ラウンド・アバウト・ミッドナイトを聴いた 小ぶりのオーディオシステムであるがメリハリがあり激しい音がした ただ当時の至福感には至らなかった…。 このアルバムのオリジナルはおそらく今後も買う事が無いと思う。キタサンにとってのオリジナルは あの当時のダビングしたカセットテープなのだから。



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by kurama66644 | 2016-12-12 19:40 | CD | Comments(2)

CD大人買い

対向法、横配置による音の傾向が変わり 心地よく音楽を聴けるようになったので音源そしてアナログへのこだわりが余り無くなった。
更にはオリジナルへのこだわりも軽減した。

久々の平日休み CDを物色しにユニオンへ、聴きたいCDを大人買いしてきた(笑)
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まぁこれがキタサンのいう大人買い…スケール小せぇなぁ(^_^;) すべて中古、アナログを買う時ほど盤質に拘らない 一応盤質表記も出ているが余程酷い傷でもない限りOKである。元々CDでノイズなんて殆ど無いに等しい あるとすればそれこそ元のテープが劣化ないしはそれに起因するものなので気にしない。
CDの種類ないしは発売された時期、国内外などで音の違いはあるかと思うが盤そのものよりマスターリングの違いによるものが大きいと思う。

7月にCDプレーヤーを復活させ最初に買ったCDがインパルス、オリバーネルソンの「ブルースの真実」
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CDはリマスターされ とても綺麗な音になっていた。オリジナル盤の荒々しさがスッカリ無くなっていてガッカリしたがCDそのものが悪いわけではなくリマスターしたエンジニアや制作者が元の音を知らない、ないしは自己の感性で作ったものなので そういう盤もあると納得すればどーってことない。
今のシステムでこのCDをかけると 何気に心地よい(笑) 価格の事をいうのも下世話だが同じ中古でもCDとオリジナルLPでは何十倍も違う それだけの音質差があるかといえば ハッキリ言って「無い」断言できる。

大人買いしたCDではあるが アナログを聴くのを止めたわけではない。アナログコーナーへ行ってエサ箱の中をサクサクと見ていくと
おーっ プレステッジのボビー・ティモンズ、ジョニー・リトルのステレオ盤がキタサンが買うのを待っていたかのように置いてある(正しくは残っている…)人気がないのだろうなぁ~
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盤質はAである。価格も2千円台、2万や20万じゃない(笑) こういう盤なら買わないとだめでしょう~。
先の大人買いしたCDと合わせても1万円をきる(^_^;) やはりこのぐらいの価格にしてもらわないとファンは離れてしまうぞ!!

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by kurama66644 | 2016-12-11 09:33 | CD | Comments(2)

CD雑感

ここ何週間ほどCDでしか音楽を聴いていない。 7月に久しぶりにCD再生を復活させ改造したCDプレーヤーは非常に出来の良い音楽を奏でてくれる。
しかしながら自然とアナログを聴くケースが多くなりCDを聴く機会が殆ど無くなっていた状態であった。

いつも思っている事だが使わないなら その機械なり道具は本当に必要でない事になる。それならばしっかり使おうという事でアナログは一時止めCDを聴いている。

改めて感じる事だが(アナログと比べて)ノイズが少ない事だ。音がクックリ、ハッキリしている、音圧は高めのものが多いのは最近のリマスター盤の特徴であろう。
元の音源を知らないで再発であるCDを聴いていた時はこういうものかと思っていたが昔のアナログオリジナル等を聴いた耳で聴くとやはり音源の加工による音の出方はかなりの違いがあるようだ。

交流があるオーディオマニアの方たちでアナログ再生されている方も多い。レコードを大切に扱い綺麗な状態を保つように始終メンテナンスを行っている。キタサンも見習わなくてはいけないと思っているのだが中にはCDと同じようにノイズを全くなくすような再生に腐心している方もいる。

単純にノイズを無くすならいいのだが先に書いたハッキリクックリいわゆる現代に録音されたものと同じように昔の録音のものを再生しようとしている方を見かける。
おそらくオリジナルの音を知らないままCDなどのリマスター盤の高音質のものを基準にして再生を心掛けているのかもしれない。
現代機器はその特性からして高精細でリアルな音を再生するように求められているのでそういう機器を使うとそうなっていくのは当然なのだろう。

昔の音源はその当時の機器で デジタル音源ははデジタル機器で アナログ音源はアナログ機器でという法則?もそういう事を考えると何となく分かる気がする。

最終的には好みの問題でキタサンがアナログに嵌ってしまったのは昔の音源の音の雰囲気が好きだからそうなったのだろうなぁとCDを聴きながら思ってしまった。
CDでもアナログでも最近ではハイレゾも同じ音楽を聴く分にはいっしょで変わらない…と思っている。

その音楽を録音した当時の音、雰囲気が醸し出される情景をだしてくれるのが ものによってはCDであったりアナログであったりハイレゾであったり色々で その好き嫌い,自分に合っているものを選べば良いのかなぁなんて思ってしまった。

参加しているオーディオコミュで毎日のように音が激変した、凄い音が出るようになった、高域が伸び、低域も沈むようになった等々色々なコメントを見かける。
そして その音を確認してほしい、聴きに来てください、お互いに音の交流をしましょうとのコメントも多い。
音の変化に対する喜びも本人はものすごく楽しく、うれしい出来事でオーディオをやってきた醍醐味のようなものだと分かるが 赤の他人は皆 趣向、好みも違っている中で聴きに行く人も困る場合があるのではないかと個人的には思ってしまう。キタサンはその時のリアクション、表現が下手なので尚更である。

単純に飲みに行ったり音楽の話をするのが目的で その間に少し音の話が出てくるぐらいがキタサンにとってはちょうどいいぐらいだ。

CD雑感の話が飲みに行く話で〆てしまって申し訳ない(^_^;)

本日 久しぶりにアナログを聴いた。このレコードのモノラルオリジナルがユニオンの壁にかかっていた。(※写真はステレオオリジナル)
1万円弱で結構状態も良かったがCDの価格を見るともう余り食指が動かない…中古CDなら10枚は買える(^_^;)
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by kurama66644 | 2016-11-19 11:20 | CD | Comments(5)

ダイアン

五十嵐一生と辛島文雄のトランペット、ピアノデュオのサンプルCDを今年頂いた。
買ったのではなく頂いたというのは このアルバムの関係者であり私の呑み友達でオーディオ仲間であるKさんからである。

頂いたのは春先でまだキタサンンがCD復活する前なので聴けない状態にあった(PCなどで聴く事も出来たのだがしなかった)
Kさんは ちょっと退屈する?アルバムと話されていたが7月に改造CDプレーヤーを購入、CD再生を復活したので聴いてみると退屈どころかいい雰囲気のアルバムですっかりお気に入りのアルバムの一つになった。

ジャズアルバムでピアノとトランペットのデュオというのは余りなく ベースがズンズン、ドラムとシンバルがドンドン、シャンシャン、サックスがブワーッでトランペットがパラパラと それほどジャズは聴かないKさんはそういうイメージを持っていたのでキタサンは退屈するだろうとKさんが思って言ったのかもしれない。
しかしながらピアノとトランペットの音色をしっかり聴く事ができ 新旧二人のベテランのインタープレイが楽しめたので こういうジャズも個人的には好きである。

ところでこのアルバムから遡る事 約30年前の1985年 同じような構成で2人の偉大なジャズマンが演奏しているアルバムがある。
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チェット・ベイカーとポール・ブレイの「ダイアン」というアルバムである。

チェット・ベイカーはトランペット兼ボーカリストでもあり このアルバムでも何曲か歌っている。85年はもう最晩年でハッキリいってトランペットも往年の輝きは無く歌声も弱々しい、麻薬と酒、女性の影響で波乱の人生をそれから3年後閉じたが やはり行き着くところは音楽しかない 生きていくためもあったのだろうが悲哀と哀愁を感じさせられづにはいられない。
一方のポール・ブレイはフリージャズの旗手的な存在で知られている。オーネット・コールマン、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデンなどとの演奏からそのイメージが強いが ジミー・ジェフリーなどのバンドにいた頃は中々その革新性を周りが見いだす事が出来なかったようである。

その2人が織りなすこのアルバムは始終ユッタリとした流れの中で展開していき それぞれの美意識が垣間見れる 日本的な例えだが名人同士の将棋の対局をみるかのようである(笑)
じっくり 噛みしめるように吹くチェット。それに独自の世界観を持ってドライに合わせるポール。ゆっくりな中 緊張感が走る 不思議な感覚で聴ける。
なによりも このアルバム キタサンの好きな曲が目白押し!! イフ・アイ・シュド・ルーズ・ユー、 ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン、 エブリシング・ウイ・セイ・グッドバイ、 リトル・ガール・ブルー、 そしてダイアン。 オリジナル曲も悪くないがこういうスタンダードは素直に?崩さないで演奏するのも悪くない。

二人の共演は意外と古くからあり50年代前半 ジュリアード音楽院で勉強していたポール・ブレイのところにチェット・ベイカーが自分のグループに入らないかと誘いポールがカリフォルニアに行き短期間だがチェットのグループに参加したとライナーノーツに書いてあった。
そしてそのポール・ブレイは今年の1月に亡くなられていたようである 合掌…。

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by kurama66644 | 2016-09-27 19:59 | CD | Comments(2)

アナログより好みのCDもある

CDに復帰しCDネタを連発しているが今回も又CDである(笑)

この3年間 聴く音源は50~60年代のジャズが多いのでその当時のメディア アナログ(LPレコード)で聴いていた。そして極力 オリジナルかそれに近い盤が多い。
そして先般から改造CDプレーヤーを購入 ユニオンないしはアマゾンでCDを調達しつつ聴いているが 以前から長く聴き続けていたCDとは思えないほど聴きやすく感動している。

それでは このまま以前のようにCD再生中心でいくのかというと それは違う! キタサンはやはりアナログの音が好きなのである。音だけではなくジャケットも装置も 醸し出る雰囲気も好きなのである。現在は休みの日にアナログをかける事が多く 平日はCDが中心である。

そういう中 先日買った ナット・アダレイのこちらのCD。
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「Branching Out」リバーサイド 58年 モノラル録音
キャノンボールの弟 ナット・アダレイがスリーサウンズをバックにジョニー・グリフィンを迎えたクインテットの構成である。

こちらのオリジナルLPは所有しており 盤質も良い物だが再生する度に「?」となる。
というのは他の色々なモノラル録音に比べて今一つ迫ってくるものがないのである。エンジニアが耳に慣れたバンゲルダーではなくジャック・ヒギンスだというせいもあるかもしれないのだが…。

ところが購入したCDを聴いてみると音がバーンッと前に飛び出て 中々いい感じなのである。特にジョニー・グリフィンのサックスがCD特有の?線の細さが露呈するのでは?と思っていたが こちらも胴鳴りが聴こえるほど管の太さが良く出ている。シーン・ハリスのピアノも力強さは合格である。

これはアナログで聴くより こちらのCDで聴いたほうがバランスも良く聴きやすい。もちろん単にバランスが良いだけでこちらの心に迫ってくるものでないとダメなのだが こちらのCDは良いと思った。



ちなみにオリジナルLPは今回購入したCDの10倍の価格である…。
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上下ジャケット写真を見比べてみるとオリジナルの方がバックのグリーンが冴えておりとても落ち着いた雰囲気であるのに対し CDの方は色がくすんで暗い感じだ。
盤質、ジャケットともオリジナルの方が見栄えも良く所有感を満たされるが肝心の中身は 遜色はない。(※現状のモノラル再生は万全ではないので アナログ再生でもっと良く鳴る可能性もあり)



CD復帰し まだ20~30枚程度しか聴いていないので結論は出せないが これまで感じた事として

・アナログ(オリジナル、再発含む)であれCDであれエンジニアなど製作側の意向、加工で音、音の雰囲気はかなり変わってくる。
・時代が新しくなればなるほど音圧を高めに、ダイナミックレンジを広く出そうとする傾向にある これはCDでは顕著に表れている。
・特に昔のアルバムを再発しCD化する時は高域を伸ばし、低域を強調する傾向があるので 一見迫力があるように聴こえるが中域が薄い非常にバランスの悪い音楽に変わる傾向が多い。
・昔のアルバムでも現代技術?で(リマスターしたエンジニア、制作者等のセンスも含む)却ってオリジナルよりよく聴こえる場合がある。
・メディアの種類(LPやCD等)により音の雰囲気は変わる物があるかもしれないが音楽そのものは変わらない。機器構成やセッティングなど環境面の影響もあるので単純な音の良し悪しは各個人の好み、判断で決まる。メディアの種類には上下は無い。
・現代の市販されている機器は普及帯価格の物でも十分高性能の物が多いのでマニア以外の方は やはり音源を大事にした方が金銭的にも(笑)良いのではと思う(これは個人的な思い である)

と ここまでキタサンのいい加減?な戯言を書いたが アナログにしか出せない、出ない音、音楽もあるのでアナログは止められない。
しかし現実 経済的な事を考えるとCD再生が増えていくのかぁ~と思っている。



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by kurama66644 | 2016-07-18 09:59 | CD | Comments(6)

CD復活?

前回のブログから予告?していた通りCD再生を復活させた…。

CDでも再生の仕方でアナログライク的な音の出し方も可能であると思っている。

早速CDプレーヤーを調達してきた。もちろん新品を買う予定はない。アナログ再生に匹敵するほどの中古品って…どんなの?

国産品だがDENON DCD-755Ⅱ 2002年発売のマルチビット機である。笑わないでほしい 価格は39,800円(当時)である(^_^;)
繋げるアンプは定位置のQUAD44と405のセパレートと言いたいところだがアナログをフォノイコ経由で繋げている関係上 CDは同時に接続できない。
(昔の機械なので接続端子が少ないのである) そんな事で数か月前に買った真空管アンプ(パワーとして使っていたがプリメインでもある)にCDプレーヤーを繋げて聴いている。
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CDプレーヤーを床に直置き(笑) (一応は制振シートとインシュレーターをかましている)

真空管アンプも手作りで安価な物、そしてCDプレーヤーもエントリー機器、高額な物は余り好まないが かと言って安すぎるのも問題があると思うが…。

実は このCDプレーヤー 色々手を加えてチューンナップした改造品なのである。改造内容は秘密であるが現状使っているトーレンスTD124の再生にも負けないぐらい気に入っている。 低域や高域を無理に強調せず中域を充実させており 音に深みを持たせている。滑らかで音に厚みがある。まぁこういう感じであろうか。

中古品で外観などは古臭くなっているし メカ部分でCDを入れると読み込むときにキュルルル…と音がする辺りは値段相応なのかと思う。
ただ問題は再生音でいかに音楽に没頭できるか、長時間聴いても嫌な音がしなく疲れないかだと思う。

ここ3年ほどはアナログしか聴いて来なかったが その前までは何十年もCDばかり聴いてきた。自分の環境の問題もあったのかもしれないがオーディオ機器が高価になるほど帯域は広く解像度も増すがシャープさが目立つようになった。 こちらのプレーヤーで聴く音はアナログっぽい音だが決して ぼやけた音では無い。
落ち着いてゆったり聴ける。 そう正にアナログレコードを聴くような感覚である。

オーディオ機器なんてものはなくラジカセでゆったり休日にジャズを聴いていた頃を思い出す。
音量も70dbぐらいで聴く 今のキタサン宅では少し小さ目の音量であるが不思議な事に音がスーッと体の中に浸透するようで小さいとも思わない。

何だかとっても気持ちがいい。

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by kurama66644 | 2016-07-10 08:21 | CD | Comments(2)

CDプレーヤー

いまやネットワークオーディオやPCオーディオが勢力を伸ばす中 アナログオーディオにも興味を持つ人も少なからずいるようである。
そういう中 80年代初頭からオーディオ業界を牽引してきたCDが右肩下がりで落ち込んでいるようだ。
メーカーもCDプレーヤーの新製品を出してはいるがハイレゾや配信にも対応できる機種での製作で純然たるCDプレーヤーはマニアが好む 超ハイエンドでないと出さないようである。

キタサンもCDを捨てアナログオンリーになったが最近オフ会などに再び参加するようになりCDの音を聴くと結構いい音をしているのである。
それは機器がどうこういうよりは 視聴環境も含めてのその方の音の出し方によるものなのであろうと思っている。

CDでの再生はいい意味で制作者の意図するものがダイレクトに表れてシビアであるように思う、それ故 再生は気軽に出来るがオーディオ的なアプローチがシッカリ出来ていないと面白くない再生になってしまうと感じている。
反対にアナログ再生は難しく、シビアで ある程度高価な機器類でないとダメなような事を言われる人が多いが 外的、人的要素が加味されるのでいい意味でも悪い意味でも変化があり面白い再生が出来ると思っている。キタサンのように適当な人はアナログでのアプローチの方がシックリいっているような気がする。


先日 まだ若い方だが真面目に?オーディオに取り組んでいる方のお宅に訪問した時 サブシステムで聴いていると言っていたミニコンポからなる音が何とも気持ち良かった。音源はCDとUSBメモリーからなるものだったが音が直接体に伝わるような心地よさを感じ印象に残っている。
おそらくだが自分は若い頃からラジカセやミニコンポで何十年も聴いてきたから そういうシステムの方が体に染みついて合っているのかもしれない(笑)

話は変わり愛用のラックスマンのフォノイコライザーのMMポジションの接触が悪くなり音が出なくなった。もう25年ぐらい経つし一度もメンテナンスしていないのでまずいなぁと思っていた時であった。今MMにはDualのプレーヤーを繋げてMono音源を再生しているが使えない状況にある。 もっぱらトーレンスの方でステレオ再生(MCカートリッジ使用)をしているが このフォノイコライザーを修理に出すとアナログ再生自体が出来なくなる。もちろんQuadのプリアンプにはフォノイコがついているのでそちらに繋げば再生はできるがラックスマンのフォノイコを通した音でないと満足した音で聴けない状況になってしまったので(笑) どうしようかと考えているところである。 そこでCD再生を再び試みてみようかと思案中(笑) 何千枚もあったCDを処分したキタサンだが ほんと馬鹿者ですねぇ~ 

実は過去 このブログにも何度か愚痴の様な感じで書いたがジャズのアナログ 特にオリジナルは余りにも高価になりすぎて もう買えない状況なのである(^_^;)
ユニオンなどで壁にかかっている高価なオリジナルを見つつ CDコーナーでの廉価な?同じジャケットのものをみると何とも複雑な気持ちになる。
オリジナルの凄さは十分わかったつもりであるが ここは身の丈に合ったオーディオ生活?も必要ではと 前半に書いたオフ会でのサブシステムでの音を聴いて原点回帰ではないがそう思った次第である。

そうであるならば CDをアナログ風に?鳴らす! 今 考えている最中である。アナログは引き続き行うがちょっと別の角度からオーディオ的なトライをしてみたいと思う今日この頃。

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宮の上さんのライブでいただいたサイン入りCD。実際そばで聴いた生ギターの音をこのCDで再現できるだろうか?

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by kurama66644 | 2016-07-06 08:56 | CD | Comments(3)

ジャズは好きです!


by キタサン
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