カテゴリ:歌謡曲( 17 )

日本語の詩(うた)

「五月雨は緑色 恋しくさせたよ一人の午後は」 「夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて」

久しぶりに村下孝蔵さんのレコードを聴いた 上記の歌詞は名曲 初恋の中に出てくる一節である。
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村下孝蔵さんは99年に46歳の若さで亡くなった シンガーソングライターで殆どの歌を作詞、作曲しており透き通った声で歌詞をかみ締めながら丁寧に歌う村下孝蔵の世界を作っていた。

キタサンはジャズのインストをメインに聴いてボーカルは聴く頻度は低い つまりメロディやリズム主体に聴いているのだが楽器の音が時として歌声にも聴こえ何かゴニョゴニョ(笑)訴えているようにも感じる時はある 楽器の音=声=言葉として捉えても良いのではないだろうか。 ジャズの場合ボーカルの歌詞は英語だが日本の歌謡曲の場合 当然ながら日本語である 日本人として理解度は日本の歌謡曲の方がニュアンスも含めて分かる。 ジャズの他にこの日本の歌謡曲も好きなのであるがそれはあくまでも昭和歌謡で現代の平成歌謡曲?(そういう呼び名はないのかもしれないが)は殆ど聴くことはない。 和製英語がいたるところに現れ ありきたりのフレーズの使いまわし そして言葉が高速なのである(笑) 速くてついていけない…歳をとったからそう感じるだけなのかもしれないがテンポの速いのはどのジャンルでも昔から存在する つまり早くてもよいのだが伝わらなければ意味がない。

村下さんの書く曲のメロディーラインはとても美しいそして特筆すべきは作詞である。ほぼ日本語だけの詩をつづり自然の情景を織り込む そこに登場人物の思いや感情が入りドラマが出来上がる そう歌の中で映画を観ているかのような感覚を覚える。

この風景が見えてくる曲は昭和歌謡には沢山存在した それは日本語による詩が大いに影響していると思う。そしてその詩の持つ意味や感性を捉える受け手側も対応していないと意味がない。昭和歌謡は子供の頃テレビでリアルタイムで見て、聴いていた ただその時はその詩の意味も分からないで聴いていたと思う そしてこの歳になりそのときに聴いていた昭和歌謡の詩に託された意味も分かるようになり素晴らしさ(遊び心も含めて)を再認識している。

オーディオファイルでこの昭和歌謡を好んで再生する人はあまり見かけない。それは昭和歌謡が オーディオファイルが好きな音像や定位など実は余り必要としないからだと思っている つまり日本語の歌詞を理解できる人であれば その歌詞で音像を超える風景が思い描けるのである だからカセットやミニコンポなどでも十分なのである(と思う…)
詩の世界だけで情景を映し出せる日本語の歌  西洋には無い独特の音楽といってよいのではないだろうか。

個人的に作詞家では岩谷時子さんが好きである。時代を問わずジャンルも歌謡曲だけではなくドラマ主題歌、訳詞と幅広く活躍された 4年前に亡くなられたが戦後の日本歌謡を支えた重要人物であると思う。


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by kurama66644 | 2017-10-08 11:55 | 歌謡曲 | Comments(6)

カムフラージュ

「眠れる森」という確か90年代終わり頃のドラマの主題歌で竹内まりやが歌っている「カムフラージュ」という曲をたまたまユーチューブで見つけた。

この頃はキタサンも家にはテレビがあり(笑) ドラマも含めてよく見ていたのだが懐かしくなり竹内まりやを聴いてみたくなった。
シングルで買う術もあるが この曲が入っているアルバムを探すとこちらの「Bon Appetit!」に収録されているようだ。ネットで探すと中古では200円ぐらいからある…ジャズのオリジナル盤をあれこれ探していた時は これとは2桁は違っていた事も頻繁にあり ものすごく安く感じる(汗) 需要と供給の関係もあると思うが音楽の音の価格とは何だろうと?改めて感じる。まぁネットで購入するより この方の初期の頃のアルバム(アナログ)も聴きたくなり実店舗で選んで購入する事にした。

御茶ノ水と神保町のジャズ館以外のユニオンは超久しぶりだったがさほど時間もかからず見つけすぐ購入する事が出来た。

こちらはCDで2枚組 中古で550円也(安い)
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そして「ラブ・ソングス」という3枚目のアルバム こちらはアナログ(盤質B) 450円也
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早速家に帰りCDから視聴。 いやいや参りました…音圧が高い アルバムは2000年初頭で今から15年以上経っているとはいえキタサンが普段かけている音源が古いせいかそれと比較すると ちょっとうるさい(ファンの方ごめんなさい)音数が多いのですね 昨今のアルバムは… たまらずボリュームを下げて聴く うーん内容的には悪くなく素晴らしい! ただ これラジカセやミニコンポで聴いた方が心地よく聴けるような気がする…。

気を取り直してもう1枚のアナログを聴いてみる。
実はこのアルバム 学生時代リアルタイムで聴いていた。もちろんオーディオ装置なんて無かったのでラジオからエアーチェックしてカセットに録音して聴いていた。
4畳半ぐらいのスペースでファンシーケースぐらいしか調度品は無かったなぁ(笑) トイレ共同 風呂なし、もちろんエアコンなんて夢の又夢 不思議ですね A面1曲目の「FLY AWAY」から「五線紙」まで口ずさむ事が出来るんですね~ 歌詞も覚えている。そしてB面の大好きな「SEPTEMBER」「不思議なピーチパイ」なんかの人気曲もアナログのオリジナルで聴くと新鮮。 そしてこのアルバムレーベルがRCAなんです(竹内まりやの足元にニッパ犬が) なるほど録音が良い ボリュームは普段聴いている音量で全く問題なし バランスが良い。ただし盤質Bなのでプチパチノイズが… この辺はCDとの大きな差である 両面通して聴いてからもちろん盤面クリーニングをしたのは言うまでもない。

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by kurama66644 | 2017-09-24 07:42 | 歌謡曲 | Comments(4)

じゅんこBig3

先日 大量の歌謡曲LPをオークションで落札し 歌謡曲三昧の日々を続けている。

主に70年前後から80年に集中しているが歌謡曲全盛のテレビの時代だったと思う。今でこそ家にはテレビが無いが当時はテレビを見ない日はないぐらい何時間も見ていた(笑)

落札したLPが70枚なので玉石混合で自分が余り興味のないものもあったが これは! という良いアルバムも何枚かあった。
その中の一つが大橋純子のフラッシュと言うアルバムである。
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77年にシンプル・ラブ そして翌年にたそがれマイ・ラブのヒットを飛ばし 人気歌手の仲間入りをはたした大橋純子がアップテンポでビートのきいた(古臭い表現だなぁ~)サファリ・ナイトが収録されているアルバムなのである。

それにしてもこの声量、こんな小さな体でこんな力強い歌声なんてパワフルである(ジャズでいうとジョニーグリフィン並みか…歌じゃなくサックスだけど) とてもじゃないが今の歌手?といえる人の歌はこのアルバムを聴いたあと聴けたものではない。現在の歌手の中でも好きな人いるんですけどね(笑)

流石 キタサン推奨3大じゅんこの一人である。八神純子、山本潤子、そして大橋純子で  じゅんこBig3と命名している。

70枚のLPの中には八神純子の素顔の私が入っていた。こちらは手元に無かったが何度も聴いているアルバムで欲しいと思っていたのでちょうど良かった。
山本潤子はハイファイ・セット時代のアルバムが1枚入っていた、3枚目のアルバムだと思うがラブ・コレクションというタイトルで確か持っていたような気がする?
レコード棚に隠れているかもしれない。

そして大橋純子は先に紹介したフラッシュと言うアルバムの他にGOLREN ANTHOLOGYという80年前後までのヒット曲を集めた2枚組が入っていた。
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歌謡曲は安易にベスト盤やら何々ヒット特集など出す傾向にあるがこちらのアルバムはキタサンの好きなシンプルラブやシルエットロマンス、たそがれマイラブなど名曲が目白押しで聴きごたえがあった。ジャケットにはデジタルマスターリングと書いている、この時代のこの言葉はいかにも音が良いというPRであったと思う。さしずめ今の時代だとハイレゾ音源と同義語であろう。

じょんこBig3は偉大な歌手であるのは間違いないが半世紀後彼女らのアルバム(LPという形で残っているか分からないが)はジャズの名盤と同じようにオリジナルというだけで高価な物になっているだろうか?とちょっと下衆な事を考えてしまった…反省である。

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by kurama66644 | 2017-01-15 08:25 | 歌謡曲 | Comments(2)

歌謡曲大全集

超久しぶりの歌謡曲の話題である。

キタサンはジャズの事を偉そうにブログで書いているが原点は歌謡曲なのである。
子供の頃はテレビっ子で当時は歌謡番組もさかんに放送されていた。前日の食事のメニューも忘れがちの現在であるが不思議と子供の頃(学生時代も含む)聴いていた歌謡曲は記憶に残っており好きな曲などは歌詞も覚えている。

家にはオルガンは置いていたがレコードプレーヤーなどはなく そういう歌謡曲はテレビで見るかラジオで聴くしかすべはなかった。娯楽的なものは余りなかったので自然とテレビで見る歌謡曲を覚えていったのであろう。

先日オークションを眺めていたら昭和歌謡、POPSのアルバム70枚が出品されており 懐かしい歌手のアルバムジャケットなど写っていて無性に聴きたくなり入札してしまった(^_^;) 入札価格は1000円からで一応2000円で入札、正直言って2000円ぐらいでは落札出来ないと思いながら そのまま何日かほったらかしにしていた。
そうすると落札のメールが入り 金額は1000円! そう自分以外誰も入札しなかったのである。

今はジャズのアルバムでオークションを使う事は殆どないが一時期は使っており そのオリジナル盤の高さに辟易しながらも元の音を探求するという情熱がその時はあったので必死になり入札を繰り返していた。ジャズオリジナル盤は全てとは言わないが1000円とは桁が一桁も二桁も違うものが多い。同じオリジナルでも 今回 日本の歌謡曲オリジナル盤ではあるがこの差はいったいなんだろう? 需要と供給の関係もあるが このような状況を見ると 益々ジャズのオリジナルを買おうという意識は薄れてきた。

落札後 2~3日で無事届いたが 流石にジャケットはくたびれているものもあった…問題は盤の方だが殆どが綺麗な状態でありホッとした。盤の反りもなく傷も大方無い、一部汚れが目立つものもあったがクリーナーで落とせばキレイになるものばかりである。だいたいが70年前後からそれ以降(80年ぐらい)のもので日本は諸外国に比べ大事に扱っているのだろう 帯付きのものも結構多かった。

モノラル音源はなくステレオ音源なのでトーレンスのプレーヤーを使う事になる…歌謡曲にトーレンスTD124か…中々これで再生する人いないんじゃないか?
本当は国産のプレーヤーがマッチするのだけど あっケンウッドがあるじゃない! でも針変えるの面倒だからトーレンスでいいや(笑)

70枚もあるから何から聴こう? 内山田洋とクールファイブ、敏いとうとハッピー&ブルー、黒沢明とロスプリモスなどのムード歌謡、大橋純子、麻倉未稀、大貫妙子、門あさ美、八神純子などJ-POP路線、 ピンキーとキラーズ、チェリッシュ、太田裕美、中原めい子、渡辺真知子のテレビ歌謡、 石原裕次郎、小林あきら、加山雄三、多岐川裕美、田宮次郎など俳優路線、 鶴田浩二、水原弘、菅原洋一、布施明の大物歌謡、 山本達彦、ハイファイセット、リリィーのニューミュージックなどなど まだあるぞ…(^_^;)
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暫くは楽しめそうである(笑) 70年代後半を境に録音の質が変わってきた。アナログからデジタル録音に移行して82年にCDの登場。エコーを効かせた独特の雰囲気が70年前後までそれ以降は音は綺麗で音域も広いが何か上滑りな感じ(録音技術は進化してるんですけどね)…良いとされるアルバムも歌い手の上手さなのか録音技術の巧みさなのか判断がしづらい。70年代前後までは完全に歌い手の力量にかかっている だから上手い人でないとレコード化しないし歌手に成れなかった。(※エンターティメントとしてレコードを出したりもしていた)そうレコードを出すって大変な事だった、今のようにスタジオを借りて誰でも?CDを自主製作など簡易的には出来なかった。それだけレコードに関わる人、歌い手も裏方も真剣で失敗は許されない緊張感の中 製作されたものは聴いていて何となく分かる(分かると思う)その雰囲気が80年ぐらいまでのレコードに入っている。

レコード好きの人って その雰囲気を自然と感じ取っているのではないだろうか?
周波数がどうこうS/Nがどうだと数値では測りきれないものがそこに有るような気がするのだが…(←オカルトと思われても構いません(^_^;))

そうは言ってもムード歌謡は昔から殆ど聴いていなかったし…好き嫌いは この中でもある。嫌いな物 どうしよう(^_^;)

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by kurama66644 | 2017-01-11 20:10 | 歌謡曲 | Comments(2)

ハイ・ファイ・ブレンド

最近 ハイ・ファイ・セットに凝っている…。

デビューアルバム「卒業写真」をMinimaで聴くようになって若い時分を思い出した。
一昨年 メンバーの一人でボーカル山本潤子さんの旦那、山本俊彦さんが亡くなったのは残念な事だが彼ら彼女らのハーモニーはアルバムの中では永遠である。

懐かしくなり5枚ほどオークションで手に入れた。その中で自分が愛聴していたのがベストアルバムの「ハイ・ファイ・ブレンド」である。
77年頃の作品だが自分が実際聴いたのは80年代に入ってからカセットで聴いていた。その頃はオーディオ装置なんてものは持っていなく それから更に10年後ぐらいしてようやくミニコンポでCDを聴いていた。
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今こうしてオーディオの事を偉そうに能書き垂れているが このような本格オーディオ?はここ10年ぐらいなので書いている事はかなりいい加減で適当である…。

話はハイ・ファイ・セットに戻るが このベストアルバムはA面「フェアウェル・パーティー」から始まり「海を見ていた午後で」終わる。
B面は なかにし礼が訳詩をつけた「フィーリング」で始まり「卒業写真」で終わり、荒井由美の曲が大半を占めている。ユーミン作品集のカバーといったところであるが 当然ながら?ユーミンより歌の技術は山本潤子さんの方が上である。ただしユーミンの世界はユーミンだけのもので独特の世界があり比較するのも野暮である。

この手の歌謡曲(あるいはニューミュージック※もはや死語?)は相対的にQUADのアンプで聴くのが良かった、真空管アンプも中々かな?現代アンプのオーディオデザインは一番メリハリがありオーディオ的には良いのだが情緒不足である。ただこのアンプ 歪率が極端に少ないのでRCAビンテージスピーカーのように古いスピーカーには一番合っており手放せない。

既に持っていたファーストアルバムの「卒業写真」と今回購入した5枚すべて聴いたが その内の1枚が他の物とは音の雰囲気が違っていた。
その1枚は「I miss you」というアルバムである。
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製作年を見てみると1983年、他のアルバムは全て70年代のもの。ジャズアルバムでも60年代以降と以前では音の作りがかなり違っていたので歌謡曲でも同じことがいえるのかもしれない。要はデジタル録音が本格化したのが70年代後半、そしてCDが出たのが80年初頭から。明らかに80年の作品のi miss youは音はハイファイ調になり音圧も高めで とても鮮明な音がしていた。一聴するとこちらの音の方が綺麗で良い音といえるのかもしれないのだが… まぁ好みは色々あるので何とも言えない?

古いアルバムだが全てオリジナル。ジャケット等 傷んでいるものも多かったが盤自体は結構きれいであった。5枚で1000円もしない… こんな良いアルバムを出品者さんには格安で取引してしまったので申し訳ないと思っている。



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by kurama66644 | 2016-03-08 19:43 | 歌謡曲 | Comments(0)

卒業写真

少し早いが来月は卒業の季節である。卒業といえば そう「卒業写真」を聴きたくなる。

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ハイファイセットのアルバムだがこちらにも卒業写真が収録されている。こちらにもと言ったのは元は荒井由美の「コバルト・アワー」が元祖?であるのでこのような言い方をした。(中古品の価格は改めて不思議であると思う、いづれも店頭のエサ箱に捨てられるように展示していて価格は3桁である…しかもオリジナルで)
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実はこの「卒業写真」を聴きたいが為 プリアンプを元のラックスマンC-06αに一時的に戻した。
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C-06αはフォノイコライザーE-06(α)の対になるプリアンプで2年近く使ってきたが昨年の終わりからアメリカ、そして英国のプリアンプに正ポジションを奪われ控えにまわっていたが再度登場である。3か月振りの登場であるが真空管アンプそしてminimaのスピーカーなど初顔合わせであったが とても自然な音が出るので少し驚いた。
「こんな音してたっけ?」 2年近くじっくり聴いてきたがアメリカと英国のアンプがそれほど色付けが強く、個性的だったのかもしれない。
minimaスピーカーの存在自体が忘れられ音楽に没頭できる心地よさである。特に写真1枚目ハイファイセットの山本順子の透き通る声色に魅入られた。こちらのアルバムはハイファイセットとしてのデビューアルバムである。

C-06αは90年頃バブル期の製品であるのでかなり贅沢な作りになっている、おそらく現在このような作り方をすると当時の何倍も費用が掛かったのではないかと思う。
ボリュームのダイヤルの質感など回していてとても良い感触がする、重厚長大が良しとしていた時代の輝きがあるが時代の流れにより今はもう流行らないであろう。
そしてあちらこちらにガタがきている。パワーアンプへの出力 3系統の内 1系統が片側しか音が出ない、録音時のセレクトダイヤルが取れてしまった(笑) あとは電解コンデンサーが劣化しているかもしれないなど?色々問題点もある。さしあたって音楽を鳴らすのには不都合がないがその内QUADと同じようにメンテナンスに出すかもしれない。

そのQUADのパワーアンプが戻ってきたら同じく対になるプリアンプQUAD44の登場となるので 出番は又少なくなるかもしれないがオーディオに活気があった頃 作られたラックスマンC-06αはキタサンにとってまだまだ現役でいてほしい存在である。

最後は「卒業写真」と関係ない話になってしまった(笑)

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by kurama66644 | 2016-02-26 07:45 | 歌謡曲 | Comments(0)

くちなしの花

渡哲也の「くちなしの花」がヒットしたのはもう40年も前の事だ。中学生だった自分は硬派な渡哲也がこんな甘い歌を歌うのかとテレビの画面を眺めていたのを思い出す。
甘い歌といっても歌詞の意味もよく知らずムーディに歌う姿を見てそう思ったのかもしれない。くちなしの花に別れた女性の姿を想う悲哀の歌なのだが当時はメロディだけ聴いて単に物悲しいと思っていた。

ところで くちなしの花ってどんな花?と思われる方もいるかもしれない。
実は私も くちなしの花はよく知らないでこれまできた(^_^;) たまたまよく行くスーパーでこの「くちなしの花」の植木が売っていた。まだ花は咲いていない状態ではあったが余りにも葉の緑が鮮やかで他に飾ってあった花や植木を圧倒していた。一通り買い物をして出口付近に置かれていたので引き返しておもわず買って帰ってしまった。

この くちなしの語源は果実が熟しても割れない事から「口無し」という説がある。季節的には梅雨から初夏にかけて白い花が咲くようだ。ネットで画像を調べてみたが
そういえば道を歩いていても この花は色々な家庭の庭先などで見かけていたような気がする。とてもきれいな白い花を咲かせるのに艶やかさがないのか周りと同化して目立たないのか控えめな花なのかもしれない。そういう意味で昭和の時代の女性のイメージとして作詞家の水木かおるさんも使ったのかもしれない。

ところでこの歌がヒットした74年頃のヒット曲ベスト10が下記の通りである。リアルタイムで聴いていたキタサンは全て口づさむ事が出来る(笑)
いや!待てよ 4位の天地真理 恋人たちの港は余り記憶にないなぁ~ 恋する夏の日だろう 天地真理は…

1 あなた/小坂明子
2 恋のダイヤル6700/フィンガー5
3 なみだの操/殿さまキングス
4 恋人たちの港/天地真理
5 くちなしの花/渡哲也
6 恋の風車/チェリッシュ
7 赤ちょうちん/かぐや姫
8 ときめき/麻丘めぐみ
9 夜空/五木ひろし
10 襟裳岬/森進一
※注目母に捧げるバラード/海援隊

話は脱線したが買ってきた くちなしの花はまだ花が咲いていない(笑) 喜びを運ぶ 花言葉のくちなしの花。 早く白い花を見たいものである。
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by kurama66644 | 2015-06-26 08:32 | 歌謡曲 | Comments(0)

DENON DL-103は定番?

オリジナルは元の音(厳密に言うと違うかもしれない)で自分にとって基準にする音。それでは機器類で基準になる物はあるのか?嗜好によったり再生方法によったりで これが基準と判断するのはあくまでも個人的な見解になるのだろう。

そういう中 カートリッジの定番は特に国内ではDENONのDL-103とよく言われている。アナログをやり出す前からもこのカートリッジの事は知っていた。
廃れ流行の多い中 1970年以降ロングセラーを続けこのカートリッジの派生も沢山生まれて現在に至る。音は単独で出るわけではなくそれぞれの機器類が絡み合い協力しながら音を出し音色が決まる。決してカートリッジだけで音が決まるわけではないが長く愛されていたこのカートリッジは日本人の好きな中庸の魅力があるのだろうと勝手に解釈している。

アナログに回帰してほどなく このDL-103は購入していたがヤマハのプレーヤーにつなげて聴いていたぐらいで殆ど出番がなかった。
実はトーレンスTD124Mk2を購入した時 購入先の代表はこのDL-103でもよい音が出ますよと話されていた。私がこのカートリッジを所有している旨を前から話していたのでトーレンスのセッティングに自宅に来ていただいた時 代表はこのDL-103をアームにセットするのかと準備していたのを個人的な好みのオーディオテクニカAT33EVで針圧等合わせてほしいとお願いし「アレ?」という表情をされていたのを思い出す。

布団部屋で古いモノラルレコードを波動スピーカーで聴いている時 EP盤も久しぶりに聴いてみるかと思い ケンウッドに付けていた音のエジソンのモノラルカートリッジを外しDL-103を装着した。そうして聴いたのは45回転EP盤の数々…
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いやぁ~歳がわかるな(笑) もろ昭和歌謡…  ところがこれが音が良い、いや雰囲気がすごく良い(笑)
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古いモノラルのジャズを聴くより何かシックリくる。機器類を見ると全て日本製。ケンウッドのプレーヤ、デノンのカートリッジ、合研ラボのフォノイコ、プリにオーディオデザイン、パワーにして使っているのがデノンのデジタルアンプ、そして波動スピーカー。そしてこの組み合わせで最強なのが昭和歌謡のEP盤(^_^;)

難点は曲時間が短いのでEP盤の取り換えが頻繁にある事。まぁ部屋が狭いので少し手を伸ばせば届く距離なので何とかなる。


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by kurama66644 | 2015-06-07 10:33 | 歌謡曲 | Comments(2)

黒い花びら

黒い花びらは 水原弘の歌ったヒット曲である。そして第一回レコード大賞を取った曲でもある。

若い人は水原弘も そしてもはや名前だけのレコード大賞も余り興味が無いかもしれないと思う。
かくいう私も当時 子供心に水原弘の名前は知っていた程度で あとは地方などへ旅行に行くとアース製薬の殺虫剤のホーロー看板に水原弘の写真が写っていたことで記憶にあるぐらいだ。

最近 凝っているユーチューブで水原弘の「君こそわが命」の曲を聴いて 凄い歌唱力そして説得力のある歌手ということを再認識した。
同じ曲を 若手の演歌歌手のホープ 氷川きよしが歌っているのを聴いたことがあるが 全く話にならない。

誤解が無いように言っておくが氷川きよしは嫌いではないし、とても歌は上手いと思っている。ただこの「君こそわが命」は訴えそのもので歌い手としての情熱をささげないと歌えない曲だと思っている。氷川の場合はこぶしが効いている演歌である。もちろんそれはそれで説得力があるのだが 水原とは経験が違うのだろう。仕方がないことかもしれない。

水原は呑む、打つ、買うの昔の芸人にありがちな破天荒の人生を歩んできた。呑みすぎて慢性肝炎になり最後の方はすでに手に負えなくなっていたがお酒は経つことが出来なかったようである。若くして病死したようだが何となく自殺したような感もあるようだ。

インターネットが普及した現在 他愛もない事で芸人がたたかれ謝罪する。水原がもし現在生きていたら 毎日のように叩かれ非難を受けていただろう。
悪い事は悪いのだが同時に大らかさもなくなり窮屈な世の中になった。悪を肯定するつもりはないが画一的な芸能人、歌手しかいないのは 人の行動が機器の発達で瞬時にわかるようになり便利になったから びくびくしながら生きていかねばならなくなった弊害ではないかと思う。

得るものがあれば同時に失うものも多い。

まとまりのない文章で失礼しました。

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by kurama66644 | 2014-04-26 18:39 | 歌謡曲 | Comments(0)

骨まで愛して

これほどまで強烈な言葉があるだろうか?

1966年に大ヒットした 城 卓矢の「骨まで愛して」は 当時歌詞の意味がよく分からないのに 何となく口ずさみつつも「骨」という文字に小学生だった私は恐怖を覚えたものだった(笑)

城 卓也はヨーデルを得意とし その独特のこぶしはワン&オンリーの存在であった。再デビュー後ヒットした「骨まで愛して」は作詞家が叔父である川内康範が作ったものである。川内康範は 日本の国民的ヒーローの元祖ともいえる 月光仮面の原作、脚本を書いたことでも有名で 森進一の一連のヒット曲を作詞しており 亡くなる直前までもめていたのをニュースで聞いたことがある。

渡辺真知子、八神純子、尾崎亜美、と一連のJ-POPから遡る事 10年 とうとう西田佐知子や園まり そして城 卓矢と進んでいき しまいには戦前の歌謡曲までいってしまいそうな勢いのキタサンだが まぁそこまでは多分行かないと思う…。

そういう中 手に入れた 城 卓也のEP盤

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早速 再生してみたが小学生の時聴いた当時の印象と少し違った感じがした。
何と言うか 今一つ 城 卓矢の切実とした訴えが再現出来ていない気がする。

やはりオーディオにおける歌謡曲(特に昭和歌謡)再生は中々 ハードルが高い。 でも まだ聴きたい歌手は沢山いる。(笑)

そうそう この城 卓矢は53歳で亡くなったのである。早死にしたので 非常に残念だと思っている。
 

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by kurama66644 | 2014-04-04 22:18 | 歌謡曲 | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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