カテゴリ:オーディオ( 251 )

LPレコード新発見

山口克巳さん著作の「LPレコード新発見」はアナログに回帰した時 かなりお世話になった本で勉強させていただいた。
他にも「LPレコードに潜む謎」や「LPレコード再発見」などの著書がある。
b0323858_13094636.jpg
山口さんはデザイン会社を設立されておりアルバムのジャケットに関しても精通されている。もちろんアナログ盤自体もクラッシック、ジャズを中心にバランスよく具体的な作品を挙げレコードの深部に関して詳しく解説されている。
これらの著作は単にレコードを中心とした音源のみならずオーディオシステムに関する確かな知識や聴く側の「この曲はこう聴きたいんだ」というアクティヴな姿勢が求められるそのハード、ソフトをバランスよく両立させる指南書として上手に書かれていると思った。

「LPレコードは同じテープからもカッティングされるたびに生まれ変わる。1枚のレコードに込められた演奏者や製作者の意図を推測しながら そのレコードが「レコードの世界」のどの位置にあるのか 手元にあるレコードの位置がわかると興味や愛着がより深まりそうな気がするからだ 」※LPレコード新発見 前書きより抜粋

そうこの「レコードの世界」は中々興味深い。自分は「オーディオの世界」は10年間やってきて余り縁が無かった(相性がよくなかった)気もするが この「レコードの世界」はまだまだ興味が湧く。確かにジャズオリジナルは価格が高く 経済的な問題でもう手が出ない状態だが それでも手元にある少ないオリジナル盤やジャズアナログはまだまだ楽しさに満ちている。コレクターではないので正直 頻繁に買う事は多くないが 先日ケンウッドKP-990のプレーヤーを調整し トーレンスTD-124にCG-25Diのモノラルカートリッジを付けモノラル専用とし再生しているがアナログに回帰した時より何故か楽しい。枚数が余り多くないので同じ盤を繰り返し聞く事も多いがスーッと心に染みてくる感じである。 オーディオの調整はまだまだ素人で適当だが部屋にオーディオが馴染んできたのだろうか? 部屋に合わせた適度な音量調整もしつつ行っているのが良いのかも…
b0323858_13095607.jpg
QUADのアンプと改造CDプレーヤーのおかげでCD再生は昔に比べ楽しめるようになったが「CDの世界」より「レコードの世界」の方が自分的には合っている。
これは音質的な問題だけではなくパッケージメディアとして総合的に趣味として楽しめるという事である。

[PR]
by kurama66644 | 2017-05-29 08:43 | オーディオ | Comments(0)

ケンウッドKP-990を弄る

ケンウッドのKP-990を手に入れたのは4年前 新宿のオーディオユニオンでの事。オーディオ仲間のHさんから中古だけど性能が良いとお墨付きで当時はトーレンスのTD521を使用していたが国産の雄ケンウッドのダイレクトドライブの実力も見たいと思っていた。そういう中 中古でユニオンに展示しており見た目もまぁまぁ劣化はしていなく購入意欲が湧いた。価格は1988年当時の定価で69,800円 いわゆる入門機であるがーディオ熱が冷めやらない時期の作品で凝った作りになっている。ただし保証はなくターンテーブルが動かなかったら返品可能だがそれ以外は引き取り不可との事… 実験機として購入だからまぁいいか という軽いノリで購入した。

トーレンスのアームはSMEを付けており調整はかなりシビアで面倒だったが このKP-990は専用のアームでセミオートのプレーヤー カートリッジ替えも比較的手軽に出来 幾つか買ったカートリッジの付け替えなど正に実験機としてフルに活躍してくれた。多少手荒に?扱ってもシッカリ作動してくれ音楽を奏でてくれる
針圧は3gまでしか目盛はないがバリレラの馬鹿重い針圧(5g以上)にするため1円玉を何枚かシェルに乗せ 強引にアームを酷使したり特注の錘を作って取り付けSPUのカートリッジを付けたり…色々試させてもらったが黙々と仕事をしている。 メインのプレーヤーがLP-12であったりTD-521あるいは今現在TD-124など不動の4番バッターとして定着している その控え 代打要員としてのKP-990であったが それほどの酷使に耐えながら黙々働いている姿を見るにつけひょっとすると凄い実力を秘めているのではないかとフッと思い 色々調整してみようと思った次第である。(今更ながら遅すぎ)

調整と言っても大したことは出来ないが まずプレーヤーのアクリルカバーを外してみた。このアクリルカバーは本来着脱式で簡単に取れるのだが前のオーナーがねじ止めで固定し着脱出来ない状態で売られていたのでそのままにして使っていた。アクリルカバーは下手に開けっ放しでいると音がアクリルカバーに反射し悪さを起こすとかってベテランオーディオファイルに言われたことがあるが無視して使っていた(^_^;) ねじを取り除けば簡単に取れる。うーん外観の表情が違う(笑) 別のプレーヤーのようだ。
b0323858_08572406.jpg
次に行ったのはアームの高さ調整… 何アナログアナログと騒いでいたこの4年で高さ調整をしていないとは何ともはやいい加減な奴(-_-;)
実は取説が無かったので高さ調整がどの部分で行うのかよく分かっていなかった(笑) ネットで取説を調べるとアームの横と後ろの小さな穴に六角レンチを指して調整するらしい。 アクリルのカバーが固定だったのでどちらにしろ高さ調整は出来なかったが今回アクリルケースを外したので改めて出来る。
厳密に言うと高さ調整はテーブルマットの厚さで調整したりしていたのでさほど問題にしていなかった。それとカートリッジによりトラッキングの角度が必ずしも水平ではないのでその辺りを考慮していたのでちゃんと鳴っていたと思う(言い訳にしかならない…)

仕上げは外装の汚れ落としとフォノケーブルの先端端子のお掃除。 (磨きが足りなくまだ汚れが多い(-_-;))
b0323858_08573516.jpg
早速 聴いてみると アラッ不思議!! 良い音で鳴っている…ような気がする? いや前より良くなったと思う。

ホームランを打つ派手さは無いが状況によりバントで犠打を放つ でもヒットを打てる力も持っている。バッターに例えるとそんな感じのプレーヤー。

キタサン宅ではもう代打要員ではなくれっきとしたレギュラーなのである。

[PR]
by kurama66644 | 2017-05-24 20:16 | オーディオ | Comments(0)

オーディオ ディフューザー

ディフューザーとは指向性を広げる為の拡散器の事である。オーディオにおけるディフューザーは主に反射板を指す事が多いようだ。

特別にあつらえた専用オーディオ部屋を持たない方は殆どの場合 オーディオボードなる物を利用していると思う。
キタサンも以前の部屋は10畳位あったが現在は6~7畳位の部屋でオーディオを再生しておりオーディオボードは何枚か使用している。
これで大きく音が変わったかどうか実はよく分からない…昔オーディオを始めた時によく知らないで購入したパネル(オーディオボード)を立てかけているだけ。

ボード1枚で激変するかどうかは使い方次第なのだろうが音を整えるのには利用できるようだ。

以前 機器より高い丸棒の集合体を購入したが こちらはオーディオファンに好評のようで愛用者は多い。買った当時はアナログをまだ熱心に行っていない時でCD再生時のボリュームを上げた時のキンキンする音はだいぶ緩和された様な気がした。広い部屋で響きを上手くコントロールするのが本来のこの丸棒?の特徴で狭い部屋でも結構効果はある旨のセールストークを頂いたが あくまでもセールストークで狭い部屋では所詮限度がある事は実感した(笑)。 その後アナログを本格的に復活してから部屋のルームチューニングには頼らなくなり こちらの丸棒の集合体も売却したが丸棒があった時よりは今の方が聴きやすいと感じている。
それは 今ある部屋に適した音量をアルバム毎に色々試し うるさすぎない、かといって静かすぎない 自分がちょうど良いと思える按配を経験で分かったからだと思う。
それと部屋に合わせた機器類のセレクトも大いに影響があったはず。背伸びしないでゆっくり音楽を聴こうと心境が変わった事もあるのかもしれない。
b0323858_20371162.jpg
こちらはオーディオを始めた時に買ったディフューザー 現在は確か生産されていない製品だと思う。丸棒の集合体の1/10ぐらいの価格だと思うが効き目の程は?と言うと何となく音に広がりが出たような出ないような…所詮狭い部屋だと直接音が多いので余り関係ないのかも。インテリアにもなっていると思うのでしばらくこのままにしておこうと思う。

[PR]
by kurama66644 | 2017-05-21 09:01 | オーディオ | Comments(0)

アナログ再生とCD再生

オーディオネタがこのところ続いている… オーディオとは少し離れた位置にいると言いながらも多少は気になるようだ(-_-;)
家にオーディオ機器があると音の影響から逃れられない定めなのか(^_^;)

実は私のオーディオの師匠からは不評?のQUAD44プリから鳴るCD再生なのだが自分は結構好きなのである。
まず元気である事、情緒は減退したかもしれないがハッキリ、クッキリ現代風に鳴る。余り細かくオーディオ環境(電源、ルームチューニング等)を整備していないので大ざっぱでS/Nなど良くないかもしれないがCDらしくハキハキとした表現なのである 小型のスピーカーMinimaとは思えないほど闊達に鳴る。

片やアナログのシステムを(モノラル、ステレオ)プレーヤーごと入れ替えカートリッジも変えて再生しているが こちらの方は正にアナログっぽい鳴り方をする。
アナログなのだから当たり前といえば当たり前なのだが 昨今アナログもデジタルも同じような鳴り方(鳴らし方)をするケースに遭遇する。

考えてみるとオーディオシステム全般はまだまだアナログの仕組みで成り立ち 上段部分の機器(プレーヤーなど)とメディアがデジタルなだけで基本はそれほど変わらないのかもしれない。それでもアナログとデジタルの区別を余り感じさせない風に鳴らせる人はかなり調整しているのだろうと思う。オーディオマニアと呼ばれているのはダテではないようだ。

家での再生は定位や音像はそれほど気にしなく楽しく鳴ればよいぐらい いい加減な調整なのでオーディオの師匠も呆れていたのだろう。
QUADは音ではなく音楽を楽しむ為に作られたアンプだと思う。それを受けて素直に聴いている自分は極自然と思っているが思い上がりなのだろうか?
今 使っているアンプ(QUAD、ラックスマン)はちょうどCDが普及し出した時代の製品、当時のメーカーがアナログの音とデジタルの音をどれぐらい意識していたかは分からないがアナログらしさ?を残しつつよりデジタルのように鮮明な音を出そうと それぞれ良い所取りを狙っていたのではないだろか。

よく双方win winの関係で云々…と耳にする。双方はwinwinかもしれないが双方の知らないところで必ず負を担っている人がいる、そうwinではない人が必ず発生している。世の中そんなものである 見えないところに真実、現実が存在するのである なんでも欲張り過ぎてはいけない。
アナログ時にはデジタルの便利さを求め デジタル時にはアナログの人肌を求めて進んで行った。

アナログ再生とデジタル(CD)再生 違っていてもいいじゃないか! 同じにする必要はない…と思っている。
「音」の究極を求めるオーディオマニアは今日もアナログとデジタルの音を同じにしようと一生懸命(…である人もいる)。

花は紅、柳は緑。

※中央線沿線の知り合い2人のNさんは例外(笑) いい音そして いい味が出ている! 

b0323858_19304972.jpg
メイドイン アメリカ と言うタイトルだが盤はメイドイン イングランドである…
カーペンターズのアルバム評でアナログとCDで印象が違うとよく聞く。ベテランオーディオファイルの方にアナログのオリジナルを聴いていただいたが録音が古い(古めかしい)と言われたことがある。使用していた機材もヴィンテージに近いものだったのでそう感じたのか?
カーペンターズに関してはキタサンはCDでもアナログでもどちらでもいいと感じる。アナログの方が艶があるという意見も多いがCDでは輝きがある。

このアルバムの本物のメイドイン アメリカ(盤)は一度聴いてみたい。



[PR]
by kurama66644 | 2017-05-20 19:42 | オーディオ | Comments(0)

生音に拘る人、拘らない人

先日来られた私のオーディオの師匠との会話の中で上記のタイトルについて話題が上がった。

オーディオコミュでは集計を取ったわけではないが余りコンサートやライブに行く人は多い様には感じられない。
昔からオーディオマニアはそれほど生演奏には行かないとその師匠も話されていた。自宅のシステムに没頭し音楽演奏をわざわざ聴きに行く暇も無いらしい。

ただ少数ではあるが熱心にコンサートなど行き自身のシステムの調整?に役立てている方も存在する。

師匠もオーディオ機器に凝っていたが生演奏は時々しか行かなかったようだ ある時を境に生の圧倒的な訴求力は家庭用オーディオ装置、場所では再現不可能と判断しオーディオ熱が冷めてしまったようである。若い時から楽器演奏も細々?ながら並行して行っていたので自分が演じる方にベクトル、興味が行き今に至るという事らしい。

生演奏を聴いてもそれはオーディオ再生とは別のものと割り切って考えている人も多数いる。むしろそういう人の方が多いのかもしれない。
あくまでも自宅で聴くのは自分が楽しければそれで良し、ソフトの音源がイマイチでも装置や環境を変える事により聴きやすく自分の好みの音にしていく それがオーディオの趣味だよ という考えなのだろう。

自分がオーディオを始めた時 皆 何を基準に音出ししているのだろうと?と疑問であった。最近はSNSの発達でオフ会など行いやすくなってきている そのオフ会などで聴いた音を自分の好みの音と比べて咀嚼しながら自身の好きな音を構築していくのか 生演奏で聴いた音で感動した余韻も含めてそれに似た感じに再現できるよう構築していくのか その基準になるものがかなり違っていると そもそもオーディオの音の批評・評論などし難いのでは とも思ってしまう。

オーディオの師匠がキタサンに興味をもったのは昔 生演奏(ジャズ)を色々聴いていながら その音を再現させようと思わないオーディオスタイルを取っている事と自身とキタサンの音に対する好みが似ている事だと話されていた。
考えてみると生演奏の音など自宅で再現しようとも思った事はないしマクリーンのアルトやフラナガンのピアノの音など直に聴いた音は一期一会でオーディオの音と比べて どうだこうだと考えた事も無い。オーディオの音と生の音は別物と考えること自体オーディオマニアの発想で自分には正直関係ないと思っている。

自分はジャズが好きで家のオーディオで聴いているのはジャズと言う「音楽」であり本物のジャズではない。言い方は悪いが偽物のジャズを再現するのに御大層な装置はそれほど必要はないし ましてや専用部屋などもってのほか! でもジャズと言う「音楽」を聴くには専用部屋はあった方がいいかな~(^_^;)…とそこまで突っ込んだ意見は師匠には話さなかった あくまでも持論で間違えているかもしれないし 戯言なのかもしれない…。

ガラス越しに見えない骨董品を眺めるのと それを直に触ってみるのとどちらが良いのか? それが自分にとって好きな物、欲しい物なら大半の方は直に触ってみたいと思うはず。
しかし それが偽物とわかれば あえて触ってまで見ないような気もする。世の中偽物かどうか分からないものだらけ…無理して真実を知らない方がよい場合もあるかもしれない。

b0323858_09521143.jpg
このアルバムは有名なマイファニー・バレンタインと対になるアルバム。マイファニー・バレンタインが静ならこちらのフォァ&モアは動という感じであろうか。
上記写真はモノラルのオリジナルだがステレオオリジナルも存在する、各国で再発もあるしアナログではなくCDでも何度も再発されている。
他人宅でもこのオリジナルの他 ステレオオリジナル、再発、CD等持参し 大型システムで聴かせてもらった事があるが音の迫力等はCDが一番あったような気がした。
自分の所は小さなスピーカーを使ってそもそも迫力といわれても何ともおぼつかない状態だが(^_^;) そう言う中でもCDがやはり力強く当時の5人のほとばしる熱気のようなものを感じ取られた。ただし誇張されない自然さはモノラルのオリジナルが一番シックリくるように思える。

音を弄って自分好みにするのも良いが出来れば元の音を知った上で好きに作り替えても遅くないと思っている…余りにも安易に音作りをし作品を作り上げた演奏者並びに関係する人達を軽視しているように思えて他ならない。(※音を弄っているオーディオマニアでも作品自体をリスペクトして聴いている人も もちろんいますのであしからず)


[PR]
by kurama66644 | 2017-05-17 09:40 | オーディオ | Comments(0)

固い音そしてTD124MK2でのモノラル再生

先日 我が家に私のオーディオの師匠が遊びに来られた。

このオーディオの師匠と言うのはこのブログでも時々登場するがキタサンが以前勤めていた会社で知り合ったベテランオーディオファイル Iさんである。
ただし現在はオーディオを趣味としておらず自ら演奏者として音楽と接している。若い時分は自作も含め色々な国内外の機器を試し弄っていたようでキタサンがオーディオを始めた当時はこのIさんに疑問な点など色々質問しその度に的確な答えが返ってき お世話になった。

キタサンが通常の?オーディオファイルとは違うトンチンカンな行動をするのが面白いらしく未だにかまってくれる(笑) 音楽ジャンルはそれほど拘らないが今は演奏する立場でキタサンのオーディオを見てくれている。ただしオーディオの話は時々するぐらいで どちらかというと世間話的な事が多く いわゆるオーディオオフ会とは別物である。

キタサンもオーディオとは少し離れた位置に立つようにしているが師匠が来られるとついオーディオ脳が復活し いい恰好をしたくなる。
おもむろに先日QUADプリに繋げ直したCDをかけてみるが反応は芳しくない…明らかに元気が良くなったが余り好みではないようだ(^_^;)

ビールから焼酎に飲みが進み(^_^;) さりげなくモノラル音源をかけてみる システムはケンウッドのプレーヤーに音のエジソンのモノラル針をMCミドルで受けてのものMCながら高出力2.5mvである。(本来MM受けでもOKなのだがちょっと貧弱なのでMC受けで接続していた)自分ではかなりガッーンとくる音が出ていると感じていたが 音が出るやいなや「カチカチの音、まるでCDの音」と一蹴されてしまった(^_^;) ジャズモノラルは直線的な音でドカーンときてこそモノラルだと思っているが余りにも固いガチガチの音のようである。 これはカートリッジのせい?と訝しがっていた。モノラルは止め トーレンスTD124にシュアーの針でステレオ録音を再生 心地よいサウンドが流れてくる。アナログ再生の面目躍如である。

モノラル再生についてはその後 話は出ず 雑談して夕方になり帰宅されたが 帰られた後モノラル再生をしてみたが確かにキツイ音であった(笑)

オーディオにはもうそれほど凝らないと考えているが今ある装置の中で組み合わせを変えて再構築してみようと思い、まずTD124をモノラル専用に、ケンウッドをステレオ再生専用に変えて見る事にした。

ケンウッドは復活した愛用のオーテクAT33EVの赤いカートリッジ、そしてTD124はオルトフォンCG25Di、ラックスマンフォノイコの内部トランスを介さずこちらは昇圧トランスをファインメットの物にし調整が難しいオルトフォンとの昇圧比を上手くマッチィングさせた。TD124はマーク2なので時期的にステレオ再生を意識して作られた物 モノラルには極力使いたくなかったがステレオ再生の旨味を残しつつ鳴る音はアタック感は減少したがまんざらでもない。このあたりは昇圧トランスの出来具合で色々変えられそうだが昇圧トランスもピンからキリまであり悩ましい所。
b0323858_10570590.jpg
b0323858_10565542.jpg
b0323858_10564507.jpg
オーディオの師匠の登場で久しぶりにオーディオ機器を弄ってみたがもうオーディオ機器も含め関連グッヅ等には投資しようとも思わないしオルトフォンとTD124MK2のモノラル再生が思ったより良かったのでしばらくこのままでいこうと思っている。アナログは趣味性が高くダイレクトに音に影響があるので面白い ただし弄れる箇所が多いのでやはり音楽を楽しむより音を楽しむ方にウェイトがかかってしまうのかもしれない。

[PR]
by kurama66644 | 2017-05-14 08:11 | オーディオ | Comments(0)

QUAD44のプリでCDを聴く

現在プリアンプは2台ありラックスマンC-06αを起点にレコード、CDを再生している。(※厳密には3台でオーディオデザイン製プリアンプも所有)

C-06αは90年初頭の古い製品だがバブル期に作られ今ではコストがかかりすぎて作れないであろうといわれるぐらい贅沢な部品を使用した造りになっている。
レコードプレーヤー2台とCDプレーヤー1台、フォノイコライザー等接続し これ1台でコントロールしている。パワーアンプはQUAD405であるので本来ならプリもQUAD44にする筈であったが接続等の関係と使い勝手でC-06αにしている。それでもCDプレーヤーを復活させる前はこのQUAD44をプリにしてアナログを再生させていた。

そういえばCDプレーヤーをこのQUAD44のプリで聴いた事が無かった。ものは試しと久しぶりにQUAD44の登場。登場させるのはいいがどこにCDプレーヤーを置くか? それよりプリを2台置く場所はあるのか? 極小の部屋で行っているので頭を悩ます…。
b0323858_09193506.jpg
それではという事でC-06αの上に置いていたCDプレーヤーをスピーカー間に置きQUAD44と接続。ウーンまてよ!パワーアンプが405一つという事はCDとレコード再生の切り替え時にいちいちRCAケーブルをつなぎ直さなきゃいけない…切替機を間にかませばいのだがわざわざ買うのもなぁ~
とにかくお試しという事で聴いて又 前と同じように戻せば済む事、大して違いはないだろう と思ったのが運のつき…

結果 同じQUAD405のパワーを使っていながらプリを変えるだけでかなり表情が違う。ラックスマンの朴訥とした和風の顔と比べてにこやかな柔和の顔、そして悲しい顔も見せたり 固めの表情なんかも見せる 表情筋が豊かに動くQUAD44。 おもわず今あるCDを色々聴き直す 今までラックスマンで聴いていたのとやはり違う…一言でいって躍動感の違い。(多少ドンシャリ気味ではあるが…)
こりゃぁ楽しい(笑) Minimaもスィングするように揺れながら歌っているようだ。揺れながら歌っているので低域はボワッと膨らむ 以前のキタサンならまず出さない音である。現代のモニター系スピーカーは低域の切れを重視する傾向にある ちょっと締りのないような?このような低音は音として好まれないかもしれないが まぁそんな細かい事は気にしない。

QUAD44は以前アナログ再生で暫く使っており 小気味よい鳴り方をしていたのは確かだがC-06αとこんなに違いは見られなかったのだが?

ひょっとするとアナログ再生ではフォノイコライザーやトーレンスのプレーヤー等の支配力が大きかったのかな~ 今回はシンプルにCDプレーヤーの接続だけなのでプリの力(実力)がそのまま出たのかも 流石 音楽先進国 英国の機器!音より音楽重視 いいねぇ  でもラックスマンも音に隠された機微を感じさせる捨てがたい魅力がある。 今の環境では大きな機械はもう必要ないのでこのQUADのアンプ群はサイズ的にもベスト。
安いけどいい仕事するなぁ~QUAD。て言うかオーディオ機器は(アンプ等)はこれぐらいの価格体系でないと若い人には見向きもされないぞ。

愛用しているMinimaもヴィンテージとして復刻すると当初の倍以上の価格になるし…購入者が減って需要と供給のバランスが崩れ価格を変えなくてはいけないのも分かるが何とかならないのか? そういう中でもイギリスではリーズナブルだが昔の伝統を踏襲しつつ現代の技術も取り入れた新興メーカーは生まれている。流石 音楽先進国だけある。そのあたりは日本も見習ってほしい。

[PR]
by kurama66644 | 2017-05-13 08:58 | オーディオ | Comments(0)

ストライクゾーン

プロ野球シーズンである。何?開幕が始まってから結構経つぞ!…そう言えばそうだ 家にはテレビが無いから今一つ情報が入らない(笑)

これでもプロ野球は結構見ていた方で後楽園(今は東京ドームか)や神宮には時々行っては興奮し帰ってきたのを覚えている。

小学生の頃は野球少年だった、スポーツと言えば田舎では野球位しかなく暇さえあればキャッチボールをしていた。
社会人になって会社での話題は昨夜のプロ野球の話も多かった。今はサッカーの方が話題性が高いが一昔前の オヤジは野球か相撲に詳しい人はたくさんいた。

と ここまで野球の話でタイトルの「ストライクゾーン」とカテゴリーの「オーディオ」をどうつないでいくかであるが…
キタサンはジャズが好きでオーディオは好きなジャズを聴く一つの手段にしている。故にオーディオ自体それほど詳しくない かなり適当にやっているところがある。
かける音楽もジャズが9割、残りは歌謡曲、ロック、クラッシック等々でかなり偏ったジャンルの聴き方をする。更にはジャズ好きのオーディオマニアが好まない?オーディオ機器そして鳴らし方をするので自宅に聴きに来られた方は「想像とは違った」という感想を述べられる事も多い。

ジャズオーディオマニアの方には怒られるかもしれないが基本的にはオーディオ機器を通すとジャズがジャズではなくなると思っている。
そうジャズと言う「音楽」になり 「ジャズ」は消える、消えるというか表現が出来なくなると言った方がよいのか…。それならば別にマッキントッシュのアンプやJBLやアルテックのスピーカーでなくても全然構わない、小さなスピーカーでクラッシック好きな人がよく愛用するアンプでも構わないというスタンスである。

ただしジャズという音楽であっても自分のストライクゾーンがある。おそらくだがオーディオを趣味とされる方に比べてものすごく狭いストライクソーンであると思う。

野球のストライクゾーンはホームベース上の打者の胸元から膝にかけての範囲だがオーディオオフ会に行くとそのストライクゾーンをフルに利用した鳴らし方をする人が殆どである。つまり音楽ジャンルをあまり選ばず音の良し悪しで選ぶ 平均的に良い鳴らし方をする傾向にあると思う。

特定の音楽ジャンルに拘って豪快に鳴らす気骨のある人もたまに見かけるが そこはやはりオーディオの世界の人でいざとなると他のジャンルでもそつなく鳴らす事が出来るようストライクゾーンはそれなりに広く構えている。

自分は元々オーディオの世界の人では無かったのでジャンルも片寄っているしストライクゾーンが物凄く狭い。野球で言うと大体ホームベースの幅が43cmぐらいで高さは打者の身長にもよるが60cmぐらい?の間もっと狭いかな… 仮にど真ん中絶好球がきてもそれは自分のストライクゾーンでは無いので見逃しにしてしまう馬鹿者である。

中々自分のストライクゾーンに投げてくれる人は過去のオフ会でも殆どいなかった。それぞれ感じ方が違うしそれは仕方がない事 ただしこれが自分の好きな音楽で自分はこういう音で聴いているんだという球を投げてくれる人は自分のストライクゾーンで無くても振ってしまう。大抵は空振りしてしまうがその主張に意気を感じるから善しとしている。

細々だけどオフ会を続けているのは そういう自分と同じストライクゾーンに球を投げてくれる人を見つける為かも… もしそういう人が現れたらその球を打つかって? おそらく振らないで見逃してしまうだろう。その時こそ自分の今のシステムを手放して元のミニコンポなりに戻すと思う オーディオの世界から完全撤退する時である。

b0323858_12383008.jpg
メジャーリーガーのドン・ニューカムに顔が似ている事から付けたといわれるタイトル「NEWK'S TIME」
ソニー・ロリンズ ブルーノート4000番台の有名アルバム これはオリジナルではなくセカンドだと思う。
モダンジャズ最後の巨人 来日した時一度だけだが聴けたことは良い思い出になった。長生きして下さい。


[PR]
by kurama66644 | 2017-05-07 09:12 | オーディオ | Comments(0)

オーディオの世界

結論から言うとオーディオの世界から距離をおいて良かった。

私が参加している某オーディオコミュではPCオーディオが次のオーディオの世界?の主役になるような勢いで論じられているように感じた。

これはもちろん音中心のオーディオの世界での事、音楽とは別物の論議ではあるので一向に構わない。

音を出す上流の一部の機器、機能だけで最終的に音が決まるわけではないのにそれが全てかのように意見をいう輩がいてちょっと滑稽に感じてしまったが音中心に考えて詰めていくと技術論に行き着きそれの良し悪しで議論が決まる。趣味の範疇で好みの問題と言いながら善し悪しの結論を出すようだ。先日「武士道と騎士道」のタイトルブログを書かせていただき音が絶対のこのオーディオの世界は騎士道に似ていると述べたが やはりそれほど間違えていないようだ。

ただしこのPCオーディオ 自作系に近いものがある。機械いじり、理数系の方は別の意味で楽しいかもしれない。
オーディオの世界は高級オーディオの世界とほぼ等しいと述べてきたが 自作系のオーディオを楽しんでいる方もそれなりにいる。
自作系というとアンプかスピーカーが主だったが今度は上流のプレーヤー部分 それがPC(音楽用)ということになるのだろうか?

今まで音楽を奏でる元の部分プレーヤーに関してはアナログであれCDプレーヤーであれ自作する人はごく一部に限られていたが これからは機械いじりの好きな自作派がそのプレーヤーにあたる部分を作り より好みの音の世界を作り出すようになるのであろうか。ソフトの開発も大いに関係すると思うが考えようによっては色々な可能性があるのかもしれない。オーディオ業界がかなり閉鎖的な側面を見せる中 視聴する側から積極的にこのような可能性をアピールしていけば業界自体も変わっていくと思う。そうなるとこれまでの高級=オーディオという図式が壊れる事になりかねないので むやみに賛成は出来ないという人も出てくる可能性はあるかも…

詳しくは分からないが物事をより良くしていこうと発達したところに文明があるがその過程で文化は崩れ去る。
幾ら心地良くても無理やり擬似行為を進めていけば人間の本能に拒絶される部分もあると思う。人がより快適に暮らしやすく人工的に進化しても必ずその反動があらわれるであろう。 クーラーが高性能になり人に快適な風を送っても自然のそよ風には敵わない。何やら理屈めいた事を述べたがオーディオの世界、音の世界もより良い音を目指せば目指すほど その反動は必ず来るような予感はする  非常に怖い世界である…

おどろおどろしく書いてしまったが今年の1月にオフ会で聴いたPCオーディオには何も違和感はなかった。その方は特にオーディオマニアという程の方でもなく音楽を楽しく聴きたい その為の一つの手段でもあったので そう感じられたのかもしれない。 PC以降のDACやアンプ、スピーカー 部屋の中でのセッティング等 あらゆる要素で出音は変わるので実はそれほど深く考える必要もないのかも?

それでも少し気になる事がある。某オーディオコミュでのオフ会の記事を読んでいて そこでは機器によるブラインドテストが行われていた。
音源ではなく機器というのがミソである 沢山の方が聞きに来られ大体は当たっているようだがベテランの方が外され恥ずかしい思いをしたと自虐的に書かれていた。 キタサンが普段聴く音源はかなりの割合でアナログ録音のものが多い、アナログに回帰した時も50~60年代のアナログ録音のものが主体でそればかりアナログ機器で3年ぐらい聴いていた。昨年から又 CD等でデジタル音源を聴くようになった時 誰が演奏しているのか分からないケースが意外と多かったような気がする。
音色や演奏者の癖で違い等はあるのだが特徴が消されていたというか(冷たいとか暖かい、硬い柔かいともちょっと違う)…上手く表現出来ないのだが音をオーディオ用に視覚化出来る様な味付けでそこに注目を向け区別がつきにくいように感じた事がある。


あと怖いのは音だけのオーディオの世界に身を投じてしまうと周りが見えなくなってしまう事 失礼な言い方だが「何々命と」とばかしに のめり込むコレクターと似た感じがする。遊びと割り切って楽しくやれば良いけど同じ志向の人がいるとつい競争心が出て熱くなってしまう…SNSが発達し自分以外の人の情報が丸見えになっているので意識してしまう。
真面目な人ほどその傾向がある キタサンも真面目だから(^_^;)その傾向にありオーディオの世界、コレクターの世界から逃げ出した…なぁ~んて単にお金が無いだけなんですけどね(笑)


b0323858_08254855.jpg
フィル・ウッズは一昨年亡くなったが3回ほど聴きに行った。いずれも彼が60歳前後の時だから90年代前後の時である 同じアルトサックスのパーカー派でもマクリーンは哀愁、ウッズは激情の印象を持つ。ジャズの範疇を超えてスタジオミュージシャン的な事も行っていた時期もあるが聴いていて本当に上手いサックスを吹いていた。サックスを吹くきっかけになったのはMALTAだがお手本にしたのはウッズであった。実際会ってみるとニコニコしていたがちょっと気難しい印象もあった。
バードとの双頭セッションの上記アルバムだが これだけはどうしても欲しく数万円で購入。コレクターの仲間入りか!と思わせるがそんな高価なもの後にも先にもこれしかない(^_^;) 真っ赤なジャケットも購入意欲満々のその時の心情を表している(笑)


[PR]
by kurama66644 | 2017-05-05 09:04 | オーディオ | Comments(0)

アナログ盤の見直し作業

オリジナル盤の魔性に魅せられオリジナルコレクターになりかけたが目が覚めて普通の?「アナログはまあまあ好きである」状態に戻った。

1枚当たり数千円程度はそれほど大した金額ではないとコレクターやオーディオの世界の人はそう思うだろうが普通の庶民はそう思わない人も多いと思う。
自分にとっては1枚あたりに5桁以上するのはオーディオをやる前には考えた事もなかったし しょせんその程度の経済力しかない、身の丈にあった生活をしようと反省している。

好きな音源は色々な手段で今は手に入る 音が違うからオリジナルに拘る気持ちも分かるが もうオーディオの世界とも離れてきているので音だけで判断はしない。
自戒も込めて集めたオリジナル等はオフ会のお土産にしたりして徐々に減らしている。とても好きな音源等は多少は残すつもりだがそれはオリジナルだけでなく再発盤もしかりである。

半年に1度位の割合で手持ちの盤を見直している。本当によく聴いているのかという事もあるが聴き直して盤質がかなり悪いものもある 以前ならそれでもオリジナルだから…という事で残したりしていたが余り聴かないような盤は手放すようにした。ここ何か月間はアナログを1枚も買っていない、そしてCDもである。それでも今ある盤で事足りているし 見直すぐらいだから聴かない埋もれている盤も存在するということであろう アナログ盤に対してそれほど拘りは無くなった。ただアナログ盤自体 冒頭でも書いた通りまぁまぁ好きなのである。このまぁまぁぐらいがキタサンにはちょうど良い按配なのである。

アナログ盤は1枚1枚表情が違っている 取捨選択するのにかなり迷う。それに対してCDはそこまでの感情は無い、そしてPC、ネットワークオーディオになるとモノとしての実態がないので愛着は生まれない。中身は同じ音楽、楽曲としてもこれだけ捉え方が違うのは実態が無い不安定なものに器(形)がある事による安心感の違いからくるのではないかと思う。 生演奏はそこに人が介在するので人がいる事により安心感、安定感が増す 何事も目に見えないものに対する不安、恐怖はある そこに実態を見いだす事でその不安、恐怖を和らげているといえよう。オーディオマニアが機器をPRするのも音と言う見えないものに対する実感を機械でカモフラージュしているようにも思う。

今回の見直し盤の幾つか…
b0323858_09405482.jpg
珍しいエド・シグペンのリーダー作 そうそうたるメンバーだが音の奇抜さで購入。音楽性はあるという評論家はいるが余りスイングしないのでオーディオマニアには音のみで購入対象になるだろうがキタサンの好みでは無かった。こちらも処分対象。

デック・モーガンは好きなピアニストでこの盤は欲しかった1枚である。たたどうしてもチリパチが取れない(かなり大きな音) CD化されているかな? これは綺麗なアナログ盤が欲しいが もう手に入らないかもしれない…しかし処分するつもり。

アート・ファーマーのパーセプションも良いアルバムなんだけど 同じくチリパチが大きすぎる、状態が良いのが欲しい。

ジャズランドの隠れ名盤 ソニー・レッドとブルー・ミッチェルのイメージス これも欲しかった1枚だが 手に入れた価格が破格の値段、盤質もチェックしないで手に入れた。結果 状態はは良くない…単にオリジナルというだけで手に入れた悪い例 反省である。

全てオリジナルだが中身をよく吟味しないで買った経験の無さゆえの購入品である。


大型連休の方も多いと思うがキタサンは土曜日は出勤。普段から連休は少ないので(土日休みではない)この3連休でもものすごく貴重に感じる。
知り合いの子供が来るのだが はて何をしてやれるか考えた。オーディオを聴かせても芸が無いし興味は湧かないだろう さりとてどこに行っても混んでいる。
意外と中年(高年)のオジサンが小さな子供にしてやれることは少ない(^_^;)  折り紙なんて今の子供はやらないだろうと思い いくつか作ってみた。
自分の子供の頃は結構 作って楽しんだが現代の子供は興味が湧くだろうか? 何十年振りかで折ったが指が太いせいか余り上手くいかない…
b0323858_09410798.jpg
レパートリーはまだ色々ある、昨日の事は直ぐ忘れるのに折り紙なんて昔の事はよく覚えている 不思議なものである。





[PR]
by kurama66644 | 2017-05-03 10:04 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
プロフィールを見る
画像一覧