カテゴリ:オーディオ( 264 )

BONSAI(盆栽)を聴く

超小型スピーカーMSM-1 別名「BONSAI」スピーカーを聴く頻度が多くなってきた。

ボーカルや人の声に特化しているスピーカーと購入した時の第一印象であったが聴いている内にそれだけではないと感じ始めてきている。

確かに楽器の音など安っぽく聴こえたりする時もあるが音が生き生きとしている。低域もMinimaよりも出ないが説得力のある鳴り方をする。
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最初は別のスタンドに乗せMinimaの前に置いていたがMinimaを乗せていたスタンドに替わりに置いて聴くようにした。その際スピーカー間を若干詰めて(短くして)いる
ご覧のようにスタンドにチョコンと座している盆栽のような風情でおとなしい感じではあるがものすごくキビキビして反応が良い。
一応 Minimaに比べ現代のスピーカーでもあるので(2008年頃?)アンプもQUADからオーディオデザインのものに変えて鳴らしている。
超小型の割には89dbも能率があるので音がグイグイ前に出てくる感じで勢いはある ただし前回のブログでも書いたとおり容積の少なさでためが利かない ゆったりとした音楽を聴くのにはつらいかも… それと低域不足な感は否めないのでオーディオマニアにとって不満は残るスピーカーではあるかもしれない。

そうは言ってもこの大きさでこれだけの低音が出るのは驚異的かとも思うしフルレンジ一発の音楽に対する音の訴求力は見事であると思う。

現在のオーディオ業界とそれに関わる人達は楽器やボーカルなどのリアルさ演奏会場やホール感を表現しようとスピーカーを含めたオーディオ機器に工夫を施す 更にはそれを視聴環境(部屋)にも求めて改築,改装などエスカレートしていく。行き着く先は際限のない世界であると最近は思うようになった 生とは異なる作られた音場感、美しい音、誰もがうらやむバランスを持った音、しかし音は死んでいる。 この箱庭より狭い場所でのBONSAIスピーカー そこから鳴る音楽には「生気」を感じる 時にはポロンポロンとおもちゃのように鳴るピアノの音やキンキンと甲高い悲鳴のような?ボーカル音 それでもなまの感情をそのまま視聴するものにぶつける稀有なスピーカーであると感じた 秀作である。

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by kurama66644 | 2017-07-29 10:12 | オーディオ | Comments(4)

楽しいモノラル再生

先だってBONSAIという超小型のスピーカーを購入したが現在 我が布団部屋でのモノラル再生がマイブームになっており音楽を気軽に聴いている。

気軽と言っても機器類だけみると結構面倒くさいものばかりで実は気軽でも何でもないのかもしれない(^_^;)

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真空管アンプにDualのアイドラープレーヤー、60年初頭のRCAユニット使用のフルレンジ+ツィーターSPという組み合わせ。

真空管アンプは中華製の玉を使った自作品、Dualプレーヤーは旧西ドイツ製60年後半の製品でフルオートプレーヤーである 針はシュア純正N44-1というモノラル専用針 スピーカーも自作で2段重ね(笑)で片方(上の方)にしか結線させていない。そうそう肝心のフォノイコライザーは合研ラボのCR型 ディスコン品である。

Minimaの置いてある部屋でこのDualプレーヤーも使用していたが片側からしか音が出なくなり原因が今一つ分からなく休止状態であった。
どうせ片側しか出ないのならモノラルでも構わないかと思い改めて使用 華奢な机に振動には敏感なアナログプレーヤーと真空管アンプを置くなどオーディオマニアからすると噴飯ものだと思うが何故か音楽は楽しく聴こえる。

以前このブログでも書いたがステレオ再生を諦めると音場や定位など余り気にしなくなる。別にステレオ再生による音場の構築が悪いわけではなくMinimaやBonsaiスピーカーではそのような再生が素人の自分でもある程度出来てしまう。そうある程度なのである そこを突き詰めていくのがオーディオマニアだが行き着く所が終わりのない旅のようなもので投資も時間も費やしてしまう 音楽の楽しみ方は色々あり このようにラジオを少し大きくしたようなモノラル再生が意外と琴線に触れるものなのである。




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by kurama66644 | 2017-07-23 09:18 | オーディオ | Comments(0)

Minimaと盆栽

ソナスファベールのMinimaでジャズを主に聴いている。その名の通り小さなスピーカーなのでサブシステムとして使用している方も多いかもしれないがキタサンにはこれで十分と思わせる魅力あるスピーカーである。 そもそも部屋が小さいのでこのサイズで事足りているのだが(^_^;)

ジャズ喫茶に置いてあるスピーカーはある程度迫力のある見栄えのする方が客受けもよいし古いジャズなどはビンテージの趣のある方がその時代の雰囲気も伝わる。
ジャズ喫茶は好きではあるが自宅で聴く時も同じような機器類で聴いてもしょうがないと思い 真逆の機器でジャズを鳴らしている。

Minimaとの出会いはオーディオを始めてすぐの頃インターナショナルオーディオショーでMinimaビンテージ(Minimaの復刻版)が鳴らされており とても美しいスピーカーで心地よい音色だったのを覚えている。その頃は小型のスピーカーに興味はなくジャズを聴くにはできるだけ大型のものという憧れがあった それがいまでは真逆の小さなスピーカーを愛用しているので不思議なものである。

小型スピーカーで印象に残っているものがもう一つあり それは3年前のアナログオーディオフェア―で真空管アンプで有名なメーカー エア・タイトから発売されていたAL-03というスピーカーである。 展示視聴部屋は間口が狭い部屋でそこにはウィーン・アコースティックのトールボーイ型のスピーカーが配置されていた。部屋全体を包み込むように雄大な音楽が流れており流石ウイーン・アコーステックのSPと思っていたら鳴っていたのはウイーン・アコーステックの前に何気に置いてあった小さな箱から音が出ていた。それがAL-03であった。重さ4.5kgのフルレンジスピーカーである 現在このAL-03はディスコンになっており今はAL-05として更にバージョンアップされいる 元々海外向けに輸出されていたので名称を「BONSAI」としていたようだがなるほど小型のこじんまりとした筐体は盆栽に近い。

このBONSAIはAL-05が3代目で初代がMSM-1というリュート型の筐体でサイズはさらに小さく2kgしかない。性能的にはAL-03ないしは05が良いのだが筐体の形が気に入りこの度 MSM-1を手に入れた。元々何十年もミニコンポで聴いていたので ある意味原点回帰かもしれない(笑)
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このSPが発売されていた時 誌面での評論家やオーディオ店主の感想を読むと小型の割には雄大な音が出る良質のSPでニアフィールドに適しているなどと書かれているが別にニアフィールドでなくても音楽を聴かせてくれるスピーカーだと思っている サイズだけ見るとオモチャの様な小さなものだが本質を見ていないと感じる。

Minimaのように箱鳴りで響かせるスピーカーではないが振動板その他小さな筐体でどれだけ音楽を再生出来るかと10年余り試行錯誤して作り出したスピーカーだけあり制作者の情念のようなものが感じられる それは歌声、人の声に如実に再現され心に響く。何も器楽のインストゥルメンタル中心に聴いているのにMinimaで十分といえば十分なのだがアナログをやるようになりボーカルものもよく聴くようになった。更には昭和歌謡が好きなので その手のアルバムを聴く時はこの盆栽がよろしい(笑)
フルレンジゆえのピンポイントでの音の出方は流石であるが容積が小さいのでタメが足りないのが弱点かもしれない。それを考えるとMinimaも小さい筐体だがタメが結構あり時としてユッタリした音を奏でる。
聴きこんでいくと人の声(ボーカル)は〇、トランペットも〇かな…サックスは微妙、ピアノは正直余り好みではない(オモチャっぽく聴こえる時もある)ベースやドラムは△と色々文句も多いところだ超小型の割には意外と能率が高く89dbもあるので元気溌剌鳴り響く。トータルバランス的にはMinimaに劣るが何度も言うようにボーカルものには適したスピーカーであると思う。

それにしても小さい… 昔から使っていたミニコンポのスピーカーより小さいかも(-_-;)

盆栽だけにまさに箱庭サウンド!(でも意外とガッツのある音が出る) キタサンのオーディオ機器 年々縮小しているが その内 小さくなりすぎて見えなくなるかも(笑)
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※画像はエアー・タイトさんのHPからお借りしました。

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by kurama66644 | 2017-07-22 09:32 | オーディオ | Comments(2)

エージング

オーディオを始めた頃 そして今でもエージングという言葉をよく聞かせられる。

アンプのエージング、スピーカーのエージングなど振動板がよく動くようになるまで100~200時間かかるとかトランジスターアンプでも電源をつけて15分~30分ぐらいまでは本調子でないとか色々である 果てはケーブル類までエージングがまだ足りないので音がよく出ないとかいう方もいる。

オーディオ機器も工業製品であるので機械とは言え馴染んでくるという事はあり得るのかもしれないが実際のところは人の耳など人間の感覚が順応してくるというのが正しいのではないだろうか?

この問題を深く突っ込んでいくと物凄い勢いで反論?してくる過激な方も多々いるのでこれ以上突っ込まない事にするが機器類だけではなく住空間、そして人は一瞬たりとも同じ状態ではなくたえず変化している。人が微動だにせず3分間静止していても3分前と今とでは確実に違っている 見た感じは同じでも心の中や体の中の細胞も変化している。それを考えると時空の経過とともに何らかの変化はあり それを感じるのは当然のような気もする。そういう意味でエージングは存在するのではないかと思う。

キタサンらしくない理屈めいた事を冒頭から書いているが 実はこの1~2週間の間で自宅のスピーカーMinimaがよく鳴るように感じている。
箱鳴りのスピーカーで響きを基調とする造りではあるが どっしり腰を据えたような鳴り方になってきた。使い始めて1年と4ヶ月になりほぼ毎日音楽を鳴らしている。
再発盤は余り聴かずオリジナル盤を聴く事が多いが久しぶりに聴く再発盤でも「あれ!こんな良かったっけ?」と思われる事しばしばである。

先に書いた精神的な面も関係しているのかもしれないが…実は新しいスピーカーを手に入れたのである(笑) もちろんMinimaにとって代わるという事ではなくサブのスピーカーとしてでもない。たまたま以前から気にかけていたスピーカーが手に入り どうしようかと思案中なのである(笑)

Minimaがその正位置から引きずりおろされると危惧を抱き より懸命に鳴るような意志を見せ よく鳴りはじめた なぁ~て事ならそれこそオカルトであるが(-_-;)


Dotレーベルから出た JAN JOHANSSONトリオ ほとんど知られていないピアノトリオであるがこういう滋味深いアルバムがMinimaでは闊達に鳴り楽しくなる
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by kurama66644 | 2017-07-17 11:17 | オーディオ | Comments(0)

RIAAカーブ

古いアナログを再生している方はイコライザーカーブについて注意を払うケースも多々あると思う。

キタサンも古いジャズをよく聴くのでちょっと気になるところであるが古いといってもモダンジャズ全盛期以降の音源が殆どなので実は余り気にかけていなかった。
年代的には1956年以降のアルバムが大部分なので統一規格RIAAで再生して不自然に感じた事は無かった。

つい先日 欲しかったアルバム フランク・シナトラの「in the wee small hours」のオリジナルを手に入れ喜んでいたのだがこちらのアルバム製作が54~55年
もちろんモノラル録音である。有名なネルソン・リドルのオーケストラをバックに朗々と歌い上げるシナトラのスタンダード名曲集である。
レーベルはかってのメジャーレーベルCapitol 12インチモノラルではTシリーズとWシリーズがあり この盤はWシリーズの581番である。
レーベルがCapitalだからひっとするとAESカーブのイコライジングなのかも?
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このアルバムは日本の再発で安い盤を持っていたがとても良い出来であった 聴き比べをしてみようと思って探したがどこにも見当たらない…売却した記憶もないのだがどこいったのだろう(^_^;) 


ところでレコードを再生する時に一番着目する機器はプレーヤーかと思われるがキタサンが4年前にアナログに回帰した時プレーヤーよりもフォノイコライザーに注意を払った。機器類には疎かったしプレーヤーも現在に至るまで幾つか買い換えたが探し続けてようやく手に入れたフォノイコ ラックスマンのE-06を使い続けている トランス内蔵のCR型のものだがこちらはイコライザーカーブは選べないRIAA専用である。イコライザーカーブを選べるものは高級機で高額なものしか無かったが今は比較的安価な値段で発売されていたりしてこれもアナログブームのおかげであろうか? しかしいくらアナログブームといっても一部のレーベルがRIAA以外を採用していたのは事実だろうがそこまでイコライザーカーブに拘る必要はないと思う。 変な例えだが個人的にはちょっとした方言やイントネーションの違い程度と考える 慣れればそれほど問題無いようにも思える ただ拘りがある人は徹底的に行うんだろうなぁ~ それより音声信号の低音と高音の部分を逆に解凍する?フォノイコライザーの精度の方が大事かと思ったりして…

家にはシュアーのN44-3だったけかな? SP針もあるが流石にRIAAカーブ以前のモノの再生は試みていない。SP盤自体も持っていないし針圧もかなり重たくなりSMEの細身のアームでは若干頼りない この時代のものは本当のマニア(良い意味で)の領域になってくると思う。


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by kurama66644 | 2017-07-09 09:33 | オーディオ | Comments(3)

味わいのあるアンプと良いアンプ

キタサンにとっては比較的新しい?アナログLPを聴いていて(それでも70年から80年以降(^_^;))たまにはパワーアンプを現代のものに替えてみるかと70年終わり頃のQUADから オーディオを始めた初期の頃から使っていた (2008年製)オーディオデザイン製パワーアンプに変えてみた。

CDが出始めの80年代初頭からもアナログLPは製作されてきたが もうこの頃になると録音自体も完全にデジタル化している。そうなると今 アナログブームとかで現代の録音のものも無理してアナログで出す必要はないと思っている。CDやネット配信 高音質のハイレゾと言われるメディア媒体はむしろ現代の機器で聴いたほうが道理に合っているような気がする。

オーディオデザイン製のアンプはガレージメーカーのものであるが能力的には音源の良い所も悪い所も素直に出す性能が良いアンプでとても気に入って使い続けていた。
一昨年からQUADにして出番が減ったがキタサンには珍しく 使わないのに売らないで保管してある(笑) 売るにはとても惜しいアンプなのである。
一時期 変な接続をして煙を出すという失態をしてしまい修理も迅速にしていただき以前よりパワーアップしたにもかかわらずQUADの独自の世界観に魅了され控えにまわっていた。

久しぶりに聴いたオーディオデザインのアンプはとても感触が良かった。具体的には低音の弾みが良く音楽がよりリズミカルに進んで行くような感じであった。このアンプのダンピングファクターは1500位あり 以前キタサンはジャズ喫茶などの大口径のスピーカーから鳴る鈍い低音の弾みが嫌いでスパッと切れる低音を好んで聴いていたのでこのアンプは正に自分の好みを体現してくれたアンプでもあった。それと音の輪郭がハッキリしている印象でもある QUADも見かけによらず太い音を出すがオーディオデザインのキリッとしたシャープな切れ味には劣ってしまう。 欠点と言えるところはトランスが多少唸る点で音楽を聴いている時はそうでもないのだが静かな曲の時はちょっと気になってしまう(笑)
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これと言って欠点のないアンプで良いアンプではあるがQUADほど味わい深くない。キタサンの個人的な感覚で音は良いこのオーディオデザインアンプは音に注意がいき音楽を思ったほど味わえない。それに対してQUADは音より音楽に気が行く そして普通に聴けるのである。日常生活の中でこの普通に音楽を聴けるというのは意外と少ないように思える 普通と言うか自然にと言い換えた方がよいのかもしれないがBGMとしてではなく音楽を普通に聴ける この感触を味わえる自分にとっては稀なアンプだと思っている。(※オーディオデザインのアンプが音楽を味わえないわけではなくQUADに比べての話である 別の意味で輝かしい音に引き付けられる魅力あるアンプでもある)

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今 休息中のQUAD405 丸1年連投し続けたので少し休んでください。

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by kurama66644 | 2017-07-05 08:59 | オーディオ | Comments(3)

八重洲レコード聴きまくり

オーディオ評論家の田中伊佐資さんがコメンテーターとして主催する八重洲レコード聴きまくり(通称 八重レコ)も今回で10回目を迎えた。
ユニオン(JAZZ TOKYO)の店長 生島さんも参加するこのイベントは以前から知っていたが今回 初めて参加してみた。

こうしたオーディオのイベントはオーディオを始めた当初 よく行っていたがここ何年かは殆ど無頓着状態であったから久しぶりである。
機材はTEACのターンテーブルと同じくネットワークCDプリメインアンプの一体型 そして今回はオーディオテクニカも協賛し新ラインナップされたVM型のカートリッジの聴き比べをするようだ。 オーディオフェア―によくある一体で何百万もするような機材を使わず 一般庶民が普通に音楽を楽しむというフレンドリーな企画である。 実は今回キタサンが参加しようと思ったのはスピーカーがアメリカのブランドでZUのフルレンジを使用ということで興味をもった。

このZUというブランド オーディオケーブルではたまに聞いた事があったがスピーカーを出しているのは初めて知った。
フルレンジのブックシェルフにしては大型の筐体 しかも能率が96だか98dbがありスーパーツイーターも一応ついているがネットワーク化していない。
そう現代の高精細なスピーカーとは真逆の作りであり メーカーサイドも意識的にこのようなスピーカーを作っているようだ。
JBLやアルテックのようなホーンスピーカーではないので 音が前に出る感じではないが音圧の高さからか若干前に出てくる感じで適度な奥行き感もある。

カメラを忘れていったので写真はないがチラシを掲載 今回はこれで勘弁して(^_^;)
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会場は東京駅八重洲口のONKYOビル2F 同時にここはギブソンのギターがいくつも展示してあるマニアには必見の場所である。

田中さんと生島さんの軽妙なやり取りから始まり終始楽しい会話が続いたがキタサンはユニオンJAZZTOKYOの生島さんも参加しているのでジャズのレコードが沢山かかると期待していたがジャズは控えめでロック、歌謡曲、洋楽中心であり これは田中さんの専門?であったが普段ロック、洋楽等は余り聴かないので逆に新鮮で面白かった。

使用していたオーテクのVM型カートリッジは普及帯価格から8万円ぐらいの高級カートリッジまで一通り聴かせていただいたが所謂MCではないMMカートリッジでここまで良い音を出すのは使用している機器類とのバランスが上手くとれていたからなのかもしれない。
MMとMCでは上下関係がマニアの中ではあり価格が高いMCを上にしてMMはそれより低い位置に見られる傾向にある。しかし機器の組み合わせや楽曲により価格だけでは判断できない音がそこにはあった。 印象もかなり変わってくるものだと感心した。

菊池桃子がアイドル脱却を目指し結成したロックグループ「ラ・ムー」のEP盤や山下達郎の70年代のCM曲集の中の1枚「イチジク浣腸のテーマー」などがかかった時は思わずひっくり返りそうになったが(笑) ちあきなおみの昔のアルバム (ちょっとビル・エバンスのワルツ・フォーデビーのジャケットに似ている)のB面にある曲がかかった時の背筋がゾクゾクとするほどの物凄さとか モバイルフィディリティから出た2枚組ビル・エバンスのビレッジバンガードのアルバムの超生々しさなど聴きどころ満載であった。

会場が2階で1階からの吹き抜けがある圧迫感が少ない場所であったせいもあるのか音量は大きめで個人的にはもう少しボリュームを控えてもよかったのではと思った。ただロックや洋楽は皆 あれぐらいのボリュームで聴いているのだろうか?防音の専用部屋でも持たない限り近所迷惑になってしまうケースが多いのでは?
価格帯が普及帯の庶民でも使用できる機材を使い聴くのはいいが だれもがあんな大きな音で聴く環境にはないはず その辺も考えた音量で上手く部屋に浸透できる音作りをして調整してもらえば 今回の催し事は100点を超え120点でも納得がいっただけに残念である。

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by kurama66644 | 2017-07-02 09:20 | オーディオ | Comments(2)

最初が好き

レコードのオリジナルに興味を持ったのはCD等で散々聴いていたジャズの元の音(音源)を確認したく集め始めたのがきっかけである。
以前からこのブログでも何度も書いた事であるが最近はそれほどオリジナルを買わなくなり 同時に再発やCDなどと比べ聴きする機会も減ってきたのでオリジナルの存在?自体関心が薄れてきた。

この間 レコード棚から取り出したこちらのアルバム 好きなアルバムで3~4枚位持っていた(笑)が今見ると2枚だけになっていた…
テディ・エドワードとハワード・マギーのアルバムでコンテンポラリーから出たものである。所有しているのがこちらのセカンド ステレオ盤と
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サード盤 ステレオ盤である。
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オリジナルは黒字に金文字のコンテンポラリーだと思ったが(ステレオレコードレーベルでは出ていなかったと思う)確か持っていたような気もするが誰かにあげたのかな? オフ会に行った時など複数枚持っているものはお土産として渡す事が多いので差し上げてしまったのかも? だんだん歳を取ると物忘れが(^_^;)

久しぶりに2枚連続して聴いてみたが確かにセカンドの方が音の広がりが若干あるような気がする そして音に力強さがあるような気も…ただ全体で言うとそれほど違いは無い。
持っている盤はセカンドの方がカゼヒキ気味であるのでサード盤の方が普通に聴く分には聴きやすい。以前よくオリジナルとその他の盤を聴き比べして あーでもないこーでもないと色々比較優劣を決めていたが結局は鳴っている音楽は同じでマスターリングやカッティングして弄っている制作者の違いで印象は変わってくる そこを「違う、別物だ!」といっても 演奏者は同じなわけだから演奏者の責任でもない。レコード自体が製品として商業的に色々出来上がってしまったのでそれはしょうがないわけである。実際買って聴いてみないと分からないし 音楽関係の評論でオリジナルをベタ褒めしてもCDや新たに出したリマスター盤の売れ行きにも影響が出るので敢えてオリジナルとの比較はしてこなかったのかもしれない。

冒頭に最近はそれほどオリジナルは買わなくなったと書いたが それでも買う時はオリジナルが相変わらず多い(^_^;)
結局は演奏者の最初の作品がその演奏者の生の声(生音ではない)に一番近い感じを受けるからなのかもしれないと思うようになった。
再発盤がオリジナルより音などより良く聴こえたりリマスター等 出来栄えが良かったりするものもたまにあるが いくら良くても最初、初めてと言うのは中々インパクトがあるものなのである…。

オリジナルに惹かれる要素としてキタサンにとって作品の良し悪しより「最初」「初めて」という鮮度、インパクトの方が選ぶ時のポイントになっているのかも(笑)

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by kurama66644 | 2017-07-01 10:21 | オーディオ | Comments(0)

理想の音

オーディオを始めた当初 皆 基準にしている音はどんな音なんだろう?と疑問に思っていた。
今から10年前にこの趣味をスタートさせたがまだSNSが今のように当たり前になっていない頃 (利用していた人ももちろんいたと思うが)オフ会なるものもせず 黙々と自室でオーディオ機器を弄っていた。

ここ何年かはオフ会なるものにも参加し 他の人のオーディオにふれる機会も増え色々な事を勉強させてもらった。ただ面と向かって「あなたの基準にしている音はなんですか?」と尋ねた事は無かったが 各人の「理想としている音、目標にしている音」など会話の中で理解できるケースもあった。実際に生で聴いた誰それのピアノの音に近い感じでスピーカーから奏でるようにとか ホールでの臨場感ある響きをわが部屋でとか 目の前で演奏しているかのごとくリアルな音の再現とか 生音ではないが楽器のベースがズンズン響いてくる音とか 人それぞれ様々な理想とする音、目指す音があるようだ。

今更ながら自分は長年聴いていたミニコンポの延長線でしかオーディオを捉えていないようで理想の音と言われても今一つピンとこない。
テレビが家にはないので音楽をかけているが人の音がリアルに聴こえるのはむしろラジオの音声の方がリアルである。録画を抜かして正に今しゃべっている音なのでリアルなのは当然である。ラジオはBGM的にしか聴いていないがたまに引き寄せられるように聴き入ってしまう事はある それは自分に直接関係のある話とか興味のある話で音ではなく内容が重視だ。でも素敵な声の人も世の中には沢山いるのでそういう人の会話も聴き入ってしまう それはやはりBGMとして聞くだけである。

そうなるとオーディオは人の声、会話というより音楽を聴く手段であるから単純に音だけ聞くのもありかもしれないがやはり音楽の内容が重要かと思ってしまう。
ところで音楽の内容といっても専門家でもないので音楽理論や奏者のテクニックなどそれほど詳しく分からない。そうすると「音」の高低、響、強弱などの変化を聴いて心に来るものがあるのか判断する事になるのか? ボーカルの場合は歌詞があるのでそれを理解して判断も可能だがボーカルだけが音楽でもないし…などなどヘンテコリンな事を考えながら 今日もこのレコードを聴いてしまった。
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カーペンターズの4枚目のアルバム「a song for you」 このタイトル曲はレオン・ラッセルの書いた曲でカーペンターズのオリジナルではない。
キタサンはカーペンターズの中ではこのアルバムが一番好きだ 心の琴線に触れるようでお気に入りなのである。
昔から音楽自体は好きでも嫌いでもなかったし どちらかと言うと美術の方に関心があった。おそらくオーディオで音楽を聴く感覚は美術を観る感覚で捉えていると自分では思っている。だから音そのものよりこの音(音楽)を色彩に例えるとどのような色や構図になるのかとか そのものズバリでアナログジャケットの出来栄えなどに注意がいってしまう。

理想の音というより今の気分にある理想の色、形を音楽で表現している作品を求めている。そういう作品が自分の元にあり自分の好みの表現がなされていれば それこそ理想なのである。

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by kurama66644 | 2017-06-24 10:14 | オーディオ | Comments(0)

機器の年代と寿命

一般の家電製品なら新品を購入するケースが多いと思うがことオーディオに関しては金額の高さもあり中古での購入も多々あると思う。

オーディオを始めた10年前は何も知識が無かったので新製品、新品が当然性能が良いし音も良い筈と疑いも無く新品を購入していた。もちろんヴィンテージの世界もある事は知っていたが一部のマニア向けとしか考えていなかったし逆の意味で金額的にもより高価なものが多いと選択肢にも入れていなかった。

しばらくしてオーディオにも慣れた頃 色々な機器を試してみたくなり買い換え等も行ったが消耗品を取り替えるような訳にもいかなく 中古品をも物色するようになった 機器は少しでも使用していたら中古品となってしまうが実際はエージングの問題もあり多少使用された方が機器も馴染んで良い按配になる事もありえるのでオーディオ機器に関しては中古品も市場でよく売買されている。金額的にもかなり安くなるケースがあるので見逃せないのだと思う。

今考えると初めて中古品を買ったのはモニターオーディオのPL-100スピーカーであった。その前のパイオニアS-3EXが震災で転倒し その買い換えとして買ったものである。中古と言っても前のオーナーが半年ぐらいしか使用していなかったので殆ど新品に近くピカピカの状態で納品された。発売から3~4年後ぐらいのものでモデルチェンジも相当後に行われ(一昨年位かな)新製品に近いと言っていいのかもしれない。

そして昔?の製品を購入するきっかけになったのは本格的にアナログを行うようになってからである。
アナログはLINNのLP-12も新品で購入していたが殆ど使わずLP-12を売却したお金で モノラル再生を行う為トーレンスTD-521を中古で買った。このTD-521は80年代後半のもので25年ぐらい経過していた 多少のメンテナンスを販売店では行った?という事で再生には問題が無かったが本当に当時の性能を発揮出来ていたか今から思うとちょっと疑問である。もっともこの頃のプレーヤーは電子制御されているので機械仕掛けの昔のプレーヤーから比べると回転がしっかりしており使い方を間違えなければ普通に鳴る。 そう普通には鳴るのである…アンプやスピーカーが現代のものだったしレコードも再販のものを使用していたのでその時は気にしなかったがアナログの初期盤、オリジナル盤 時代的には50~60年代のものを鳴らすようになってから色々と考え始めた。その時代の機器でないとその当時のアナログ(メディア)はその雰囲気をだせないのではないかと…

そうしてアンプとフォノイコを90年前後のラックスマンに変え 更には80年代前後のQUADのアンプも購入、極めつけはプレーヤーを65年前後のトーレンスそして Dualにした事だろう。最終的にスピーカーはソナスの90年のもので落ち着いた。プレーヤー類はヴィンテージでその他機器はメディアがアナログからCDに変わった端境期のもの それでも25年から30年経った古いものである。本格的に時代に合わせたビンテージ品を使用されている方も中にはいるが機器のコンディションそしてメンテナンス 極めつけはお金がかかり過ぎて一般向けではない(^_^;) せいぜい25~30年前ぐらいが落としどころかな?と思いデザインその他嗜好を考えてこれらの機器になった。

性能面で言うと現代の機器に比べ劣っているものも多いが再生するメディア(LP)の時代に合わせたものであるからそれほど違和感は無い。
むしろ現代の機器で昔のアナログ 特にオリジナル等を鳴らすとハッキリ、クックリしすぎて自分的には違和感を感じる。音が良い、悪いではなく音楽の風景が違う違和感なので人によっては現代機器で鳴らした方が当時の景色が逆に鮮明に分かって良いという人もいると思う。

かなりの年数が経っている物ばかりなのでスピーカーを抜かして全てメンテナンスをしてもらったがアンプ類は電解コンデンサーが劣化しているものが多く その取り換えもしてもらった。ラックスマンの修理の方と話したがICなどの専用部品の故障だと修理不可であると言われたが幸いにもその箇所は大丈夫のようなので事なきを得た。

お気に入りのヴィンテージ品も部品の供給が断たれるとアウトである。代替え部品を使っても音は変わってしまう事もある、さらに機器の一つでも使えなくなり新しい機器を使用すると他の機器とのバランスも崩れ せっかく上手くいっていたのが台無しになってしまう事もあるのでヴィンテージ使いの方は結構神経を使っているはず。モノには必ず寿命があり永遠ではないので大事に使い それでも壊れてしまったらそれはそのモノの寿命と清く諦める事も必要かもしれない。


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ショーターのデビューアルバム。残念ながらオリジナルではない…(セカンドぐらいかな?)1959年の作品だがこのアルバムは別にヴィンテージ装置で聴かなくてもよいかも(笑) ショーターの音楽世界はむしろ現代的である。



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by kurama66644 | 2017-06-18 15:56 | オーディオ | Comments(2)

ジャズは好きです!


by キタサン
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