カテゴリ:オーディオ( 258 )

シュアN44-7で聴く

普段 布団部屋でモノラル録音を聴くことが多くなったがステレオ録音のアルバムも聴いてみたくなった。

プレーヤーのDUALにはシュアのN44-1という古いモノラル専用針を使っていたがステレオ対応もできる現行品で販売されているN44-7に切り替えて使ってみることにした
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N44-7は出力が高いMMカートリッジであるが現状はDJ御用立つの安価な針と言う位置づけである。耐久性もあり音がガンガン前に出るのでPOP系の曲にもあっているのであろう。キタサンはTD-124にN44-7を付けて聴いていた時もあるがとても良い鳴り方をして正直言うとこの針ひとつで十分とも思っていた。MMなので針の替えも楽で現行品もそうだが60年か70年代のカモメマークの古い替えも数個調達して聴いていた。

現在はカートリッジの主役はMCでありMMは価格的にもそうだがMCより安く 軽く見られている風潮である。お付き合いしているオーディオ仲間はハイエンドをお持ちの方が殆どなのでアナログを使用している方はほぼ100%MCを使い機器が1つ軽く買える位のカートリッジを普通に使っている。オーディオ機器(カートリッジも含めて)が高いか安いかは人それぞれの金銭感覚によるが その価格に設定したことには必ず理由があるのでなぜその価格なのか考えて購入する必要があると思う 以前は高いからそれなりの音が出るだろうと安易に思っていた節があるがN44-7を使用し始めてからカートリッジだけではなく機器についても なぜこの機器を自分は使うのだろうかと考える事が多くなった。

話は少し脱線してしまったがステレオ録音ものを聴くという事はスピーカーもモノラル用にと1本設置ではまずいので通常の2本セッティングにした。
予備のスピーカーケーブルが無かったので秋葉原に買いに行く いつものベルデン製白黒交差ケーブル メーター500円也…と非圧着製のプラグも同時に購入。
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部屋が狭いのでスピーカー間は110cm 能率が高いスピーカーなので「サーッ」というノイズが聞こえる。QUADのパワーアンプ 電源スイッチも付いていない古い物  S/N比が高いオーディオデザインのアンプでもノイズは ある程度拾っていたので致し方ないと飽きらめる。(音楽が鳴れば気にならないレベル)
この部屋は 以前はピアノの練習部屋として使っていた部屋で天井は吸音加工しており窓は二重窓、床はタイルカーペット使用である程度強固に出来ている。そのためかかなりデットな部屋なのである 音響専門家にシルヴァンを入れるとき確認してもらったが響きをもう少し取り入れたほうが良いともアドバイスいただいた。
ドアも防音仕様の厚めなものなのでドアを締め切るとかなり圧迫感がある。音の抜けがないのでオーディオ的には不適格な部屋とも言える。

自分的にはデッドな方が音楽の情念的なものが聞こえる様で悪くはないと思っている。それに定位だ音像だとこの部屋での再生では望んでいないのでOKである。

リンダ・ロンシュタットのこのアルバムはお気に入りでよく聴くがMinimaのある部屋ではオーディオ脳が働いてオーケストラの配置やホールの響きなど生意気にも意識してしまう こちらではニアフィールドのせいもあるかとは思うがガッーンとリンダの声がこちらに届く 中々よい塩梅である。
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by kurama66644 | 2017-08-07 11:01 | オーディオ | Comments(0)

真空管アンプ

オーディオで最後に投資、試してみたいのは真空管アンプである。

昨年立て続けにパワーアンプをメンテナンスに出し 音が聴けない状態に我慢できず自作品であるが中華製の玉を使った真空管アンプを導入 なんともおとなしい音で(笑)それなりに気に入っていた。 新品であるので簡単に壊れる事はないだろうと思っていたが右側のスピーカーから音が出ないことが分かった。最初は以前このブログでも書いたがドイツのDUALアナログプレーヤーにつないで聴いていたのだが片側から音がしない プレーヤーのフォノケーブルその他が原因かと思ったら何のことはないアンプ自体がおかしくなっていた…新品だから簡単には壊れないと先入観をもっていたが さすがメイド イン チャイナ(笑) 今は中国製のものが世界中に溢れており品質の良いものもあるが個人的には好きになれない… お試しで購入した真空管アンプなので愛着もそれほど無かったのがアンプにも伝わったのか(価格は2万強位) 購入した業者も行方不明という何ともはや 無理して直す気にもなれない。

オフ会を行っているオーディオ仲間では真空管アンプを使っている方も多い。とても楽しそうに玉を替えて音質の変化を見ている?方もいる 愛着を持って接しているなぁと思う やはり愛着をもって大事に接しないと機械とはいえ上手に動いてくれないのだろう。
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布団部屋でのんびり聴いていた真空管アンプだが替わりにQUAD44と405のメインアンプを持ってきて聴いてみることにした。
Minimaのある部屋ではオーディオデザインのパワーとラックスマンのプリで普段鳴らすように配置換えをした。CDプレーヤーは場所の関係上QUADのプリを通して聴いていたのだが無理やりラックスマンのプリにつなげた、フォノイコとプリとCDプレーヤーの3段重ね…狭い場所なので致し方ない。
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CDもつなげるアンプで雰囲気は変わるようだ。場所の関係上QUAD44のプリでCDを聴いていたのだが久しぶりにラックスマンのプリにつなげて聴くとかなり甘い音色がする…QUADはこうしてみると意外とキビキビした音色で鳴るんだと確認する。アナログではラックスマンのトランス内蔵のフォノイコを使っていたのでプリもラックスマンと相性が良かったのかもしれない。まぁ聴く頻度として8:2ないしは9:1ぐらいで圧倒的にアナログが多いからそれほど気にしない事にしよう。

真空管アンプは今の自分には扱いが難しそうでまだ先の話になりそうだ。ラックスマンやQUADのアンプが壊れたら考えることにしよう それではあと何十年も先の事になるかも135.png
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by kurama66644 | 2017-08-06 08:50 | オーディオ | Comments(2)

音が良いとか悪いとか

1年半前に70~80年代のQUADのアンプを導入しスピーカーをソナスのMinimaに変えた。その頃から徐々に音に対して執着しないようになってきた。
執着しないというか意識しなくなってきた 今もそうだがこの時は古いレコードオンリーで聴いていたのでCDなどに比べプチパチノイズは多いし歪など大いに発生していたにもかかわらずである。

オーディオを本格的に始めて現在で10年が経過したがそれまで長年ミニコンポやラジカセでしか家では聴いていなかった事はこのブログでも何度も書いたと思う。
その時分は音が良いとか悪いとか気にしていなかった。ジャズ喫茶では大型のスピーカーやビンテージのアンプなどで散々聴いてきたが それも音が良いとかそうでないとかは眼中になかった 知らないジャズミュージシャンの色々なレコードや曲、演奏を聴くだけで満足で楽しかった。それは同時期に聴きに行っていたジャズライブなども同じことで演奏時に良い音だなとかオーディオで言う定位やバランスなどどうこう考える事も無かった 好きだったジャズマンの生の演奏を身近で聴けるだけで興奮し 音よりジャズマンが醸し出すジャズそのものに熱狂していた。

オーディオは面白い趣味だと思う。回りにオーディオを趣味とする仲間が沢山いるが機械に詳しい人、レコードやCDのソフトを収集する人、音楽そのものが大好きな人、自作し出来上がりまでの工程、完成品を楽しむ人と一口でオーディオを趣味とするといってもこれらの色々な要素の配分が人により皆違っているから話が合ったり合わなかったりで絡み合う人間模様も変わってくる。

ただ一番大きな共通点は「音」だと思う。オーディオ機器もレコードも音楽も音がポイントである。※あくまでもピュアオーディオの事で映像(AV)は又少し事情が違うかも…

皆 音を良くしようと必死である。機器をグレードアップさせセッティングに凝る。機器同士の組み合わせを変えたり、アクセサリーを導入したり 部屋を変えたり、音の源の電源から変えないとだめだよ!と熱弁する人もいる。 皆 何に対して音が良いとか悪いとか必死になっているのだろう?比べる基準がこれまたバラバラなら余り人のことは参考にならないのでは…と最近思ったりもする

BONSAIというミニコンポ並みの極小スピーカーを手に入れ ある意味オーディオを始める前の原点に戻ったような感じである。
そういう中 時折Minimaのスピーカーに戻して聴いてみる 改めてMinimaのスピーカーの素晴らしさが分かる 所謂ソナスのSPは美音と言われているが音そのものより音楽を上手く伝えるスピーカーだと思う。BONSAIスピーカーも音楽を伝えるスピーカーだと思うが こちらは上手くではなく真面目に伝えるという感じを受けた。やはり国民性 イタリアと日本の音楽に対する姿勢がスピーカー製作にも表れているのだろうか。 

機器類もどんどん小さくなってきた そして始めた当初に比べ使用する機器類も安価なものが増えてきた。グレードダウンというところであろうか。
ところがそのグレードダウンしていった機器類で聴く音楽は以前に比べると格段に心を豊かにしてくれる。ありがたいことである。


良い音かそうでないかは主観によることが多い 客観的に見て判断していると言う方も多々いるが結局はその基準もまちまち。
何かよく分からなくなってきたが自賛したMinimaやBONSAIより2万円強で自作した60年代RCAユニットのフルレンジ1本で聴く音楽はなぜか琴線に触れる。
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by kurama66644 | 2017-08-05 08:39 | オーディオ | Comments(0)

SWINGしているかい!

自宅で聴く音楽もそうだがオフ会などに行ってかかっている音楽を聴いて好みか好みでないか判断するのに「SWINGしているかどうか」が基準になることが多い。
このことはあくまでも自分の感覚での事なので他人はどうだか分からない。

自分が聴く音楽はジャズがメインだが大昔のスイングジャズだけがスイングしているわけではない。ハードバップやモードジャズ、フリージャズに至るまでスイングしているものとそうでないものはある。何もジャズに限らずクラッシックでもスイングしていると感じる演奏は多々ある、そしてジャズやロックだから必ずスイングしているわけでもないのである。

これは演奏の技術には関係がない、それと相手に訴える力とその思いとも少し違う。あくまでも演奏者自身が楽しい気持ちで演らないとそのSWING感は生まれてこないように感じる。悲しい気持ち、悲壮感を聴く者に与えても何らかの感情の変化 時としてそれに対して感動したりするだろうがSWINGはしない。

感動したり,身震いがするほど激情したりするのは体の縦の揺れでSWINGとは言わない SWINGは体の横の揺れなのである。

せっかくオーディオ機器を揃えているのだからSWINGする音楽を聴きたい。感動する音楽を聴きたいと思う人は多いと思う それを最新装置あるいはビンテージでも何でもよいのだがそういう機器類で聴いてさらに感動を覚える そのためにオーディオの趣味はあるのだ という方も多いのではないかと思う。
感動するものは他に色々ある 四季の移り変わりや風景など見ても感動するし 特に本などは読んでいていちいち感動してしまうから自分は敢えて音楽にそれを求めない。

SWINGする音楽、特にジャズは好きである。ジャズでもSWINGしないジャズが最近増えた 何故だろう?演奏技術や録音に関しても優れている作品が増えてきているような気もするが体が横に揺れない がっかりする。 良い作品を作ろうと奏者が気負っているから案外自身が楽しくない面持ちでやっているからなのか? 製作者側も昔のようにやり直しがきかない一発勝負なところがなくなり簡単便利になったから面白みが無く淡々とこなすようになってしまったからなのか… つまらない作品ジャズが増えたような気がする。

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先日オリジナルではないが47west63rd DG無しで比較的安く?きれいな盤だったので思わず買ってしまった。これの復刻盤でも買ってみるかと思っていた矢先だったのでラッキーであった。オリジナルだと軽く5~10万ぐらいで出回っているがきれいな盤は中々今は出ていない。

SWINGする音楽 減ってきたなぁ~

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by kurama66644 | 2017-07-30 09:18 | オーディオ | Comments(2)

BONSAI(盆栽)を聴く

超小型スピーカーMSM-1 別名「BONSAI」スピーカーを聴く頻度が多くなってきた。

ボーカルや人の声に特化しているスピーカーと購入した時の第一印象であったが聴いている内にそれだけではないと感じ始めてきている。

確かに楽器の音など安っぽく聴こえたりする時もあるが音が生き生きとしている。低域もMinimaよりも出ないが説得力のある鳴り方をする。
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最初は別のスタンドに乗せMinimaの前に置いていたがMinimaを乗せていたスタンドに替わりに置いて聴くようにした。その際スピーカー間を若干詰めて(短くして)いる
ご覧のようにスタンドにチョコンと座している盆栽のような風情でおとなしい感じではあるがものすごくキビキビして反応が良い。
一応 Minimaに比べ現代のスピーカーでもあるので(2008年頃?)アンプもQUADからオーディオデザインのものに変えて鳴らしている。
超小型の割には89dbも能率があるので音がグイグイ前に出てくる感じで勢いはある ただし前回のブログでも書いたとおり容積の少なさでためが利かない ゆったりとした音楽を聴くのにはつらいかも… それと低域不足な感は否めないのでオーディオマニアにとって不満は残るスピーカーではあるかもしれない。

そうは言ってもこの大きさでこれだけの低音が出るのは驚異的かとも思うしフルレンジ一発の音楽に対する音の訴求力は見事であると思う。

現在のオーディオ業界とそれに関わる人達は楽器やボーカルなどのリアルさ演奏会場やホール感を表現しようとスピーカーを含めたオーディオ機器に工夫を施す 更にはそれを視聴環境(部屋)にも求めて改築,改装などエスカレートしていく。行き着く先は際限のない世界であると最近は思うようになった 生とは異なる作られた音場感、美しい音、誰もがうらやむバランスを持った音、しかし音は死んでいる。 この箱庭より狭い場所でのBONSAIスピーカー そこから鳴る音楽には「生気」を感じる 時にはポロンポロンとおもちゃのように鳴るピアノの音やキンキンと甲高い悲鳴のような?ボーカル音 それでもなまの感情をそのまま視聴するものにぶつける稀有なスピーカーであると感じた 秀作である。

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by kurama66644 | 2017-07-29 10:12 | オーディオ | Comments(4)

楽しいモノラル再生

先だってBONSAIという超小型のスピーカーを購入したが現在 我が布団部屋でのモノラル再生がマイブームになっており音楽を気軽に聴いている。

気軽と言っても機器類だけみると結構面倒くさいものばかりで実は気軽でも何でもないのかもしれない(^_^;)

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真空管アンプにDualのアイドラープレーヤー、60年初頭のRCAユニット使用のフルレンジ+ツィーターSPという組み合わせ。

真空管アンプは中華製の玉を使った自作品、Dualプレーヤーは旧西ドイツ製60年後半の製品でフルオートプレーヤーである 針はシュア純正N44-1というモノラル専用針 スピーカーも自作で2段重ね(笑)で片方(上の方)にしか結線させていない。そうそう肝心のフォノイコライザーは合研ラボのCR型 ディスコン品である。

Minimaの置いてある部屋でこのDualプレーヤーも使用していたが片側からしか音が出なくなり原因が今一つ分からなく休止状態であった。
どうせ片側しか出ないのならモノラルでも構わないかと思い改めて使用 華奢な机に振動には敏感なアナログプレーヤーと真空管アンプを置くなどオーディオマニアからすると噴飯ものだと思うが何故か音楽は楽しく聴こえる。

以前このブログでも書いたがステレオ再生を諦めると音場や定位など余り気にしなくなる。別にステレオ再生による音場の構築が悪いわけではなくMinimaやBonsaiスピーカーではそのような再生が素人の自分でもある程度出来てしまう。そうある程度なのである そこを突き詰めていくのがオーディオマニアだが行き着く所が終わりのない旅のようなもので投資も時間も費やしてしまう 音楽の楽しみ方は色々あり このようにラジオを少し大きくしたようなモノラル再生が意外と琴線に触れるものなのである。




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by kurama66644 | 2017-07-23 09:18 | オーディオ | Comments(0)

Minimaと盆栽

ソナスファベールのMinimaでジャズを主に聴いている。その名の通り小さなスピーカーなのでサブシステムとして使用している方も多いかもしれないがキタサンにはこれで十分と思わせる魅力あるスピーカーである。 そもそも部屋が小さいのでこのサイズで事足りているのだが(^_^;)

ジャズ喫茶に置いてあるスピーカーはある程度迫力のある見栄えのする方が客受けもよいし古いジャズなどはビンテージの趣のある方がその時代の雰囲気も伝わる。
ジャズ喫茶は好きではあるが自宅で聴く時も同じような機器類で聴いてもしょうがないと思い 真逆の機器でジャズを鳴らしている。

Minimaとの出会いはオーディオを始めてすぐの頃インターナショナルオーディオショーでMinimaビンテージ(Minimaの復刻版)が鳴らされており とても美しいスピーカーで心地よい音色だったのを覚えている。その頃は小型のスピーカーに興味はなくジャズを聴くにはできるだけ大型のものという憧れがあった それがいまでは真逆の小さなスピーカーを愛用しているので不思議なものである。

小型スピーカーで印象に残っているものがもう一つあり それは3年前のアナログオーディオフェア―で真空管アンプで有名なメーカー エア・タイトから発売されていたAL-03というスピーカーである。 展示視聴部屋は間口が狭い部屋でそこにはウィーン・アコースティックのトールボーイ型のスピーカーが配置されていた。部屋全体を包み込むように雄大な音楽が流れており流石ウイーン・アコーステックのSPと思っていたら鳴っていたのはウイーン・アコーステックの前に何気に置いてあった小さな箱から音が出ていた。それがAL-03であった。重さ4.5kgのフルレンジスピーカーである 現在このAL-03はディスコンになっており今はAL-05として更にバージョンアップされいる 元々海外向けに輸出されていたので名称を「BONSAI」としていたようだがなるほど小型のこじんまりとした筐体は盆栽に近い。

このBONSAIはAL-05が3代目で初代がMSM-1というリュート型の筐体でサイズはさらに小さく2kgしかない。性能的にはAL-03ないしは05が良いのだが筐体の形が気に入りこの度 MSM-1を手に入れた。元々何十年もミニコンポで聴いていたので ある意味原点回帰かもしれない(笑)
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このSPが発売されていた時 誌面での評論家やオーディオ店主の感想を読むと小型の割には雄大な音が出る良質のSPでニアフィールドに適しているなどと書かれているが別にニアフィールドでなくても音楽を聴かせてくれるスピーカーだと思っている サイズだけ見るとオモチャの様な小さなものだが本質を見ていないと感じる。

Minimaのように箱鳴りで響かせるスピーカーではないが振動板その他小さな筐体でどれだけ音楽を再生出来るかと10年余り試行錯誤して作り出したスピーカーだけあり制作者の情念のようなものが感じられる それは歌声、人の声に如実に再現され心に響く。何も器楽のインストゥルメンタル中心に聴いているのにMinimaで十分といえば十分なのだがアナログをやるようになりボーカルものもよく聴くようになった。更には昭和歌謡が好きなので その手のアルバムを聴く時はこの盆栽がよろしい(笑)
フルレンジゆえのピンポイントでの音の出方は流石であるが容積が小さいのでタメが足りないのが弱点かもしれない。それを考えるとMinimaも小さい筐体だがタメが結構あり時としてユッタリした音を奏でる。
聴きこんでいくと人の声(ボーカル)は〇、トランペットも〇かな…サックスは微妙、ピアノは正直余り好みではない(オモチャっぽく聴こえる時もある)ベースやドラムは△と色々文句も多いところだ超小型の割には意外と能率が高く89dbもあるので元気溌剌鳴り響く。トータルバランス的にはMinimaに劣るが何度も言うようにボーカルものには適したスピーカーであると思う。

それにしても小さい… 昔から使っていたミニコンポのスピーカーより小さいかも(-_-;)

盆栽だけにまさに箱庭サウンド!(でも意外とガッツのある音が出る) キタサンのオーディオ機器 年々縮小しているが その内 小さくなりすぎて見えなくなるかも(笑)
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※画像はエアー・タイトさんのHPからお借りしました。

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by kurama66644 | 2017-07-22 09:32 | オーディオ | Comments(2)

エージング

オーディオを始めた頃 そして今でもエージングという言葉をよく聞かせられる。

アンプのエージング、スピーカーのエージングなど振動板がよく動くようになるまで100~200時間かかるとかトランジスターアンプでも電源をつけて15分~30分ぐらいまでは本調子でないとか色々である 果てはケーブル類までエージングがまだ足りないので音がよく出ないとかいう方もいる。

オーディオ機器も工業製品であるので機械とは言え馴染んでくるという事はあり得るのかもしれないが実際のところは人の耳など人間の感覚が順応してくるというのが正しいのではないだろうか?

この問題を深く突っ込んでいくと物凄い勢いで反論?してくる過激な方も多々いるのでこれ以上突っ込まない事にするが機器類だけではなく住空間、そして人は一瞬たりとも同じ状態ではなくたえず変化している。人が微動だにせず3分間静止していても3分前と今とでは確実に違っている 見た感じは同じでも心の中や体の中の細胞も変化している。それを考えると時空の経過とともに何らかの変化はあり それを感じるのは当然のような気もする。そういう意味でエージングは存在するのではないかと思う。

キタサンらしくない理屈めいた事を冒頭から書いているが 実はこの1~2週間の間で自宅のスピーカーMinimaがよく鳴るように感じている。
箱鳴りのスピーカーで響きを基調とする造りではあるが どっしり腰を据えたような鳴り方になってきた。使い始めて1年と4ヶ月になりほぼ毎日音楽を鳴らしている。
再発盤は余り聴かずオリジナル盤を聴く事が多いが久しぶりに聴く再発盤でも「あれ!こんな良かったっけ?」と思われる事しばしばである。

先に書いた精神的な面も関係しているのかもしれないが…実は新しいスピーカーを手に入れたのである(笑) もちろんMinimaにとって代わるという事ではなくサブのスピーカーとしてでもない。たまたま以前から気にかけていたスピーカーが手に入り どうしようかと思案中なのである(笑)

Minimaがその正位置から引きずりおろされると危惧を抱き より懸命に鳴るような意志を見せ よく鳴りはじめた なぁ~て事ならそれこそオカルトであるが(-_-;)


Dotレーベルから出た JAN JOHANSSONトリオ ほとんど知られていないピアノトリオであるがこういう滋味深いアルバムがMinimaでは闊達に鳴り楽しくなる
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by kurama66644 | 2017-07-17 11:17 | オーディオ | Comments(0)

RIAAカーブ

古いアナログを再生している方はイコライザーカーブについて注意を払うケースも多々あると思う。

キタサンも古いジャズをよく聴くのでちょっと気になるところであるが古いといってもモダンジャズ全盛期以降の音源が殆どなので実は余り気にかけていなかった。
年代的には1956年以降のアルバムが大部分なので統一規格RIAAで再生して不自然に感じた事は無かった。

つい先日 欲しかったアルバム フランク・シナトラの「in the wee small hours」のオリジナルを手に入れ喜んでいたのだがこちらのアルバム製作が54~55年
もちろんモノラル録音である。有名なネルソン・リドルのオーケストラをバックに朗々と歌い上げるシナトラのスタンダード名曲集である。
レーベルはかってのメジャーレーベルCapitol 12インチモノラルではTシリーズとWシリーズがあり この盤はWシリーズの581番である。
レーベルがCapitalだからひっとするとAESカーブのイコライジングなのかも?
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このアルバムは日本の再発で安い盤を持っていたがとても良い出来であった 聴き比べをしてみようと思って探したがどこにも見当たらない…売却した記憶もないのだがどこいったのだろう(^_^;) 


ところでレコードを再生する時に一番着目する機器はプレーヤーかと思われるがキタサンが4年前にアナログに回帰した時プレーヤーよりもフォノイコライザーに注意を払った。機器類には疎かったしプレーヤーも現在に至るまで幾つか買い換えたが探し続けてようやく手に入れたフォノイコ ラックスマンのE-06を使い続けている トランス内蔵のCR型のものだがこちらはイコライザーカーブは選べないRIAA専用である。イコライザーカーブを選べるものは高級機で高額なものしか無かったが今は比較的安価な値段で発売されていたりしてこれもアナログブームのおかげであろうか? しかしいくらアナログブームといっても一部のレーベルがRIAA以外を採用していたのは事実だろうがそこまでイコライザーカーブに拘る必要はないと思う。 変な例えだが個人的にはちょっとした方言やイントネーションの違い程度と考える 慣れればそれほど問題無いようにも思える ただ拘りがある人は徹底的に行うんだろうなぁ~ それより音声信号の低音と高音の部分を逆に解凍する?フォノイコライザーの精度の方が大事かと思ったりして…

家にはシュアーのN44-3だったけかな? SP針もあるが流石にRIAAカーブ以前のモノの再生は試みていない。SP盤自体も持っていないし針圧もかなり重たくなりSMEの細身のアームでは若干頼りない この時代のものは本当のマニア(良い意味で)の領域になってくると思う。


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by kurama66644 | 2017-07-09 09:33 | オーディオ | Comments(3)

味わいのあるアンプと良いアンプ

キタサンにとっては比較的新しい?アナログLPを聴いていて(それでも70年から80年以降(^_^;))たまにはパワーアンプを現代のものに替えてみるかと70年終わり頃のQUADから オーディオを始めた初期の頃から使っていた (2008年製)オーディオデザイン製パワーアンプに変えてみた。

CDが出始めの80年代初頭からもアナログLPは製作されてきたが もうこの頃になると録音自体も完全にデジタル化している。そうなると今 アナログブームとかで現代の録音のものも無理してアナログで出す必要はないと思っている。CDやネット配信 高音質のハイレゾと言われるメディア媒体はむしろ現代の機器で聴いたほうが道理に合っているような気がする。

オーディオデザイン製のアンプはガレージメーカーのものであるが能力的には音源の良い所も悪い所も素直に出す性能が良いアンプでとても気に入って使い続けていた。
一昨年からQUADにして出番が減ったがキタサンには珍しく 使わないのに売らないで保管してある(笑) 売るにはとても惜しいアンプなのである。
一時期 変な接続をして煙を出すという失態をしてしまい修理も迅速にしていただき以前よりパワーアップしたにもかかわらずQUADの独自の世界観に魅了され控えにまわっていた。

久しぶりに聴いたオーディオデザインのアンプはとても感触が良かった。具体的には低音の弾みが良く音楽がよりリズミカルに進んで行くような感じであった。このアンプのダンピングファクターは1500位あり 以前キタサンはジャズ喫茶などの大口径のスピーカーから鳴る鈍い低音の弾みが嫌いでスパッと切れる低音を好んで聴いていたのでこのアンプは正に自分の好みを体現してくれたアンプでもあった。それと音の輪郭がハッキリしている印象でもある QUADも見かけによらず太い音を出すがオーディオデザインのキリッとしたシャープな切れ味には劣ってしまう。 欠点と言えるところはトランスが多少唸る点で音楽を聴いている時はそうでもないのだが静かな曲の時はちょっと気になってしまう(笑)
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これと言って欠点のないアンプで良いアンプではあるがQUADほど味わい深くない。キタサンの個人的な感覚で音は良いこのオーディオデザインアンプは音に注意がいき音楽を思ったほど味わえない。それに対してQUADは音より音楽に気が行く そして普通に聴けるのである。日常生活の中でこの普通に音楽を聴けるというのは意外と少ないように思える 普通と言うか自然にと言い換えた方がよいのかもしれないがBGMとしてではなく音楽を普通に聴ける この感触を味わえる自分にとっては稀なアンプだと思っている。(※オーディオデザインのアンプが音楽を味わえないわけではなくQUADに比べての話である 別の意味で輝かしい音に引き付けられる魅力あるアンプでもある)

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今 休息中のQUAD405 丸1年連投し続けたので少し休んでください。

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by kurama66644 | 2017-07-05 08:59 | オーディオ | Comments(3)

ジャズは好きです!


by キタサン
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