カテゴリ:オーディオ( 241 )

エージング

オーディオを始めた頃 そして今でもエージングという言葉をよく聞かせられる。

アンプのエージング、スピーカーのエージングなど振動板がよく動くようになるまで100~200時間かかるとかトランジスターアンプでも電源をつけて15分~30分ぐらいまでは本調子でないとか色々である 果てはケーブル類までエージングがまだ足りないので音がよく出ないとかいう方もいる。

オーディオ機器も工業製品であるので機械とは言え馴染んでくるという事はあり得るのかもしれないが実際のところは人の耳など人間の感覚が順応してくるというのが正しいのではないだろうか?

この問題を深く突っ込んでいくと物凄い勢いで反論?してくる過激な方も多々いるのでこれ以上突っ込まない事にするが機器類だけではなく住空間、そして人は一瞬たりとも同じ状態ではなくたえず変化している。人が微動だにせず3分間静止していても3分前と今とでは確実に違っている 見た感じは同じでも心の中や体の中の細胞も変化している。それを考えると時空の経過とともに何らかの変化はあり それを感じるのは当然のような気もする。そういう意味でエージングは存在するのではないかと思う。

キタサンらしくない理屈めいた事を冒頭から書いているが 実はこの1~2週間の間で自宅のスピーカーMinimaがよく鳴るように感じている。
箱鳴りのスピーカーで響きを基調とする造りではあるが どっしり腰を据えたような鳴り方になってきた。使い始めて1年と4ヶ月になりほぼ毎日音楽を鳴らしている。
再発盤は余り聴かずオリジナル盤を聴く事が多いが久しぶりに聴く再発盤でも「あれ!こんな良かったっけ?」と思われる事しばしばである。

先に書いた精神的な面も関係しているのかもしれないが…実は新しいスピーカーを手に入れたのである(笑) もちろんMinimaにとって代わるという事ではなくサブのスピーカーとしてでもない。たまたま以前から気にかけていたスピーカーが手に入り どうしようかと思案中なのである(笑)

Minimaがその正位置から引きずりおろされると危惧を抱き より懸命に鳴るような意志を見せ よく鳴りはじめた なぁ~て事ならそれこそオカルトであるが(-_-;)


Dotレーベルから出た JAN JOHANSSONトリオ ほとんど知られていないピアノトリオであるがこういう滋味深いアルバムがMinimaでは闊達に鳴り楽しくなる
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by kurama66644 | 2017-07-17 11:17 | オーディオ | Comments(0)

RIAAカーブ

古いアナログを再生している方はイコライザーカーブについて注意を払うケースも多々あると思う。

キタサンも古いジャズをよく聴くのでちょっと気になるところであるが古いといってもモダンジャズ全盛期以降の音源が殆どなので実は余り気にかけていなかった。
年代的には1956年以降のアルバムが大部分なので統一規格RIAAで再生して不自然に感じた事は無かった。

つい先日 欲しかったアルバム フランク・シナトラの「in the wee small hours」のオリジナルを手に入れ喜んでいたのだがこちらのアルバム製作が54~55年
もちろんモノラル録音である。有名なネルソン・リドルのオーケストラをバックに朗々と歌い上げるシナトラのスタンダード名曲集である。
レーベルはかってのメジャーレーベルCapitol 12インチモノラルではTシリーズとWシリーズがあり この盤はWシリーズの581番である。
レーベルがCapitalだからひっとするとAESカーブのイコライジングなのかも?
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このアルバムは日本の再発で安い盤を持っていたがとても良い出来であった 聴き比べをしてみようと思って探したがどこにも見当たらない…売却した記憶もないのだがどこいったのだろう(^_^;) 


ところでレコードを再生する時に一番着目する機器はプレーヤーかと思われるがキタサンが4年前にアナログに回帰した時プレーヤーよりもフォノイコライザーに注意を払った。機器類には疎かったしプレーヤーも現在に至るまで幾つか買い換えたが探し続けてようやく手に入れたフォノイコ ラックスマンのE-06を使い続けている トランス内蔵のCR型のものだがこちらはイコライザーカーブは選べないRIAA専用である。イコライザーカーブを選べるものは高級機で高額なものしか無かったが今は比較的安価な値段で発売されていたりしてこれもアナログブームのおかげであろうか? しかしいくらアナログブームといっても一部のレーベルがRIAA以外を採用していたのは事実だろうがそこまでイコライザーカーブに拘る必要はないと思う。 変な例えだが個人的にはちょっとした方言やイントネーションの違い程度と考える 慣れればそれほど問題無いようにも思える ただ拘りがある人は徹底的に行うんだろうなぁ~ それより音声信号の低音と高音の部分を逆に解凍する?フォノイコライザーの精度の方が大事かと思ったりして…

家にはシュアーのN44-3だったけかな? SP針もあるが流石にRIAAカーブ以前のモノの再生は試みていない。SP盤自体も持っていないし針圧もかなり重たくなりSMEの細身のアームでは若干頼りない この時代のものは本当のマニア(良い意味で)の領域になってくると思う。


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by kurama66644 | 2017-07-09 09:33 | オーディオ | Comments(3)

味わいのあるアンプと良いアンプ

キタサンにとっては比較的新しい?アナログLPを聴いていて(それでも70年から80年以降(^_^;))たまにはパワーアンプを現代のものに替えてみるかと70年終わり頃のQUADから オーディオを始めた初期の頃から使っていた (2008年製)オーディオデザイン製パワーアンプに変えてみた。

CDが出始めの80年代初頭からもアナログLPは製作されてきたが もうこの頃になると録音自体も完全にデジタル化している。そうなると今 アナログブームとかで現代の録音のものも無理してアナログで出す必要はないと思っている。CDやネット配信 高音質のハイレゾと言われるメディア媒体はむしろ現代の機器で聴いたほうが道理に合っているような気がする。

オーディオデザイン製のアンプはガレージメーカーのものであるが能力的には音源の良い所も悪い所も素直に出す性能が良いアンプでとても気に入って使い続けていた。
一昨年からQUADにして出番が減ったがキタサンには珍しく 使わないのに売らないで保管してある(笑) 売るにはとても惜しいアンプなのである。
一時期 変な接続をして煙を出すという失態をしてしまい修理も迅速にしていただき以前よりパワーアップしたにもかかわらずQUADの独自の世界観に魅了され控えにまわっていた。

久しぶりに聴いたオーディオデザインのアンプはとても感触が良かった。具体的には低音の弾みが良く音楽がよりリズミカルに進んで行くような感じであった。このアンプのダンピングファクターは1500位あり 以前キタサンはジャズ喫茶などの大口径のスピーカーから鳴る鈍い低音の弾みが嫌いでスパッと切れる低音を好んで聴いていたのでこのアンプは正に自分の好みを体現してくれたアンプでもあった。それと音の輪郭がハッキリしている印象でもある QUADも見かけによらず太い音を出すがオーディオデザインのキリッとしたシャープな切れ味には劣ってしまう。 欠点と言えるところはトランスが多少唸る点で音楽を聴いている時はそうでもないのだが静かな曲の時はちょっと気になってしまう(笑)
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これと言って欠点のないアンプで良いアンプではあるがQUADほど味わい深くない。キタサンの個人的な感覚で音は良いこのオーディオデザインアンプは音に注意がいき音楽を思ったほど味わえない。それに対してQUADは音より音楽に気が行く そして普通に聴けるのである。日常生活の中でこの普通に音楽を聴けるというのは意外と少ないように思える 普通と言うか自然にと言い換えた方がよいのかもしれないがBGMとしてではなく音楽を普通に聴ける この感触を味わえる自分にとっては稀なアンプだと思っている。(※オーディオデザインのアンプが音楽を味わえないわけではなくQUADに比べての話である 別の意味で輝かしい音に引き付けられる魅力あるアンプでもある)

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今 休息中のQUAD405 丸1年連投し続けたので少し休んでください。

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by kurama66644 | 2017-07-05 08:59 | オーディオ | Comments(3)

八重洲レコード聴きまくり

オーディオ評論家の田中伊佐資さんがコメンテーターとして主催する八重洲レコード聴きまくり(通称 八重レコ)も今回で10回目を迎えた。
ユニオン(JAZZ TOKYO)の店長 生島さんも参加するこのイベントは以前から知っていたが今回 初めて参加してみた。

こうしたオーディオのイベントはオーディオを始めた当初 よく行っていたがここ何年かは殆ど無頓着状態であったから久しぶりである。
機材はTEACのターンテーブルと同じくネットワークCDプリメインアンプの一体型 そして今回はオーディオテクニカも協賛し新ラインナップされたVM型のカートリッジの聴き比べをするようだ。 オーディオフェア―によくある一体で何百万もするような機材を使わず 一般庶民が普通に音楽を楽しむというフレンドリーな企画である。 実は今回キタサンが参加しようと思ったのはスピーカーがアメリカのブランドでZUのフルレンジを使用ということで興味をもった。

このZUというブランド オーディオケーブルではたまに聞いた事があったがスピーカーを出しているのは初めて知った。
フルレンジのブックシェルフにしては大型の筐体 しかも能率が96だか98dbがありスーパーツイーターも一応ついているがネットワーク化していない。
そう現代の高精細なスピーカーとは真逆の作りであり メーカーサイドも意識的にこのようなスピーカーを作っているようだ。
JBLやアルテックのようなホーンスピーカーではないので 音が前に出る感じではないが音圧の高さからか若干前に出てくる感じで適度な奥行き感もある。

カメラを忘れていったので写真はないがチラシを掲載 今回はこれで勘弁して(^_^;)
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会場は東京駅八重洲口のONKYOビル2F 同時にここはギブソンのギターがいくつも展示してあるマニアには必見の場所である。

田中さんと生島さんの軽妙なやり取りから始まり終始楽しい会話が続いたがキタサンはユニオンJAZZTOKYOの生島さんも参加しているのでジャズのレコードが沢山かかると期待していたがジャズは控えめでロック、歌謡曲、洋楽中心であり これは田中さんの専門?であったが普段ロック、洋楽等は余り聴かないので逆に新鮮で面白かった。

使用していたオーテクのVM型カートリッジは普及帯価格から8万円ぐらいの高級カートリッジまで一通り聴かせていただいたが所謂MCではないMMカートリッジでここまで良い音を出すのは使用している機器類とのバランスが上手くとれていたからなのかもしれない。
MMとMCでは上下関係がマニアの中ではあり価格が高いMCを上にしてMMはそれより低い位置に見られる傾向にある。しかし機器の組み合わせや楽曲により価格だけでは判断できない音がそこにはあった。 印象もかなり変わってくるものだと感心した。

菊池桃子がアイドル脱却を目指し結成したロックグループ「ラ・ムー」のEP盤や山下達郎の70年代のCM曲集の中の1枚「イチジク浣腸のテーマー」などがかかった時は思わずひっくり返りそうになったが(笑) ちあきなおみの昔のアルバム (ちょっとビル・エバンスのワルツ・フォーデビーのジャケットに似ている)のB面にある曲がかかった時の背筋がゾクゾクとするほどの物凄さとか モバイルフィディリティから出た2枚組ビル・エバンスのビレッジバンガードのアルバムの超生々しさなど聴きどころ満載であった。

会場が2階で1階からの吹き抜けがある圧迫感が少ない場所であったせいもあるのか音量は大きめで個人的にはもう少しボリュームを控えてもよかったのではと思った。ただロックや洋楽は皆 あれぐらいのボリュームで聴いているのだろうか?防音の専用部屋でも持たない限り近所迷惑になってしまうケースが多いのでは?
価格帯が普及帯の庶民でも使用できる機材を使い聴くのはいいが だれもがあんな大きな音で聴く環境にはないはず その辺も考えた音量で上手く部屋に浸透できる音作りをして調整してもらえば 今回の催し事は100点を超え120点でも納得がいっただけに残念である。

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by kurama66644 | 2017-07-02 09:20 | オーディオ | Comments(2)

最初が好き

レコードのオリジナルに興味を持ったのはCD等で散々聴いていたジャズの元の音(音源)を確認したく集め始めたのがきっかけである。
以前からこのブログでも何度も書いた事であるが最近はそれほどオリジナルを買わなくなり 同時に再発やCDなどと比べ聴きする機会も減ってきたのでオリジナルの存在?自体関心が薄れてきた。

この間 レコード棚から取り出したこちらのアルバム 好きなアルバムで3~4枚位持っていた(笑)が今見ると2枚だけになっていた…
テディ・エドワードとハワード・マギーのアルバムでコンテンポラリーから出たものである。所有しているのがこちらのセカンド ステレオ盤と
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サード盤 ステレオ盤である。
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オリジナルは黒字に金文字のコンテンポラリーだと思ったが(ステレオレコードレーベルでは出ていなかったと思う)確か持っていたような気もするが誰かにあげたのかな? オフ会に行った時など複数枚持っているものはお土産として渡す事が多いので差し上げてしまったのかも? だんだん歳を取ると物忘れが(^_^;)

久しぶりに2枚連続して聴いてみたが確かにセカンドの方が音の広がりが若干あるような気がする そして音に力強さがあるような気も…ただ全体で言うとそれほど違いは無い。
持っている盤はセカンドの方がカゼヒキ気味であるのでサード盤の方が普通に聴く分には聴きやすい。以前よくオリジナルとその他の盤を聴き比べして あーでもないこーでもないと色々比較優劣を決めていたが結局は鳴っている音楽は同じでマスターリングやカッティングして弄っている制作者の違いで印象は変わってくる そこを「違う、別物だ!」といっても 演奏者は同じなわけだから演奏者の責任でもない。レコード自体が製品として商業的に色々出来上がってしまったのでそれはしょうがないわけである。実際買って聴いてみないと分からないし 音楽関係の評論でオリジナルをベタ褒めしてもCDや新たに出したリマスター盤の売れ行きにも影響が出るので敢えてオリジナルとの比較はしてこなかったのかもしれない。

冒頭に最近はそれほどオリジナルは買わなくなったと書いたが それでも買う時はオリジナルが相変わらず多い(^_^;)
結局は演奏者の最初の作品がその演奏者の生の声(生音ではない)に一番近い感じを受けるからなのかもしれないと思うようになった。
再発盤がオリジナルより音などより良く聴こえたりリマスター等 出来栄えが良かったりするものもたまにあるが いくら良くても最初、初めてと言うのは中々インパクトがあるものなのである…。

オリジナルに惹かれる要素としてキタサンにとって作品の良し悪しより「最初」「初めて」という鮮度、インパクトの方が選ぶ時のポイントになっているのかも(笑)

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by kurama66644 | 2017-07-01 10:21 | オーディオ | Comments(0)

理想の音

オーディオを始めた当初 皆 基準にしている音はどんな音なんだろう?と疑問に思っていた。
今から10年前にこの趣味をスタートさせたがまだSNSが今のように当たり前になっていない頃 (利用していた人ももちろんいたと思うが)オフ会なるものもせず 黙々と自室でオーディオ機器を弄っていた。

ここ何年かはオフ会なるものにも参加し 他の人のオーディオにふれる機会も増え色々な事を勉強させてもらった。ただ面と向かって「あなたの基準にしている音はなんですか?」と尋ねた事は無かったが 各人の「理想としている音、目標にしている音」など会話の中で理解できるケースもあった。実際に生で聴いた誰それのピアノの音に近い感じでスピーカーから奏でるようにとか ホールでの臨場感ある響きをわが部屋でとか 目の前で演奏しているかのごとくリアルな音の再現とか 生音ではないが楽器のベースがズンズン響いてくる音とか 人それぞれ様々な理想とする音、目指す音があるようだ。

今更ながら自分は長年聴いていたミニコンポの延長線でしかオーディオを捉えていないようで理想の音と言われても今一つピンとこない。
テレビが家にはないので音楽をかけているが人の音がリアルに聴こえるのはむしろラジオの音声の方がリアルである。録画を抜かして正に今しゃべっている音なのでリアルなのは当然である。ラジオはBGM的にしか聴いていないがたまに引き寄せられるように聴き入ってしまう事はある それは自分に直接関係のある話とか興味のある話で音ではなく内容が重視だ。でも素敵な声の人も世の中には沢山いるのでそういう人の会話も聴き入ってしまう それはやはりBGMとして聞くだけである。

そうなるとオーディオは人の声、会話というより音楽を聴く手段であるから単純に音だけ聞くのもありかもしれないがやはり音楽の内容が重要かと思ってしまう。
ところで音楽の内容といっても専門家でもないので音楽理論や奏者のテクニックなどそれほど詳しく分からない。そうすると「音」の高低、響、強弱などの変化を聴いて心に来るものがあるのか判断する事になるのか? ボーカルの場合は歌詞があるのでそれを理解して判断も可能だがボーカルだけが音楽でもないし…などなどヘンテコリンな事を考えながら 今日もこのレコードを聴いてしまった。
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カーペンターズの4枚目のアルバム「a song for you」 このタイトル曲はレオン・ラッセルの書いた曲でカーペンターズのオリジナルではない。
キタサンはカーペンターズの中ではこのアルバムが一番好きだ 心の琴線に触れるようでお気に入りなのである。
昔から音楽自体は好きでも嫌いでもなかったし どちらかと言うと美術の方に関心があった。おそらくオーディオで音楽を聴く感覚は美術を観る感覚で捉えていると自分では思っている。だから音そのものよりこの音(音楽)を色彩に例えるとどのような色や構図になるのかとか そのものズバリでアナログジャケットの出来栄えなどに注意がいってしまう。

理想の音というより今の気分にある理想の色、形を音楽で表現している作品を求めている。そういう作品が自分の元にあり自分の好みの表現がなされていれば それこそ理想なのである。

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by kurama66644 | 2017-06-24 10:14 | オーディオ | Comments(0)

機器の年代と寿命

一般の家電製品なら新品を購入するケースが多いと思うがことオーディオに関しては金額の高さもあり中古での購入も多々あると思う。

オーディオを始めた10年前は何も知識が無かったので新製品、新品が当然性能が良いし音も良い筈と疑いも無く新品を購入していた。もちろんヴィンテージの世界もある事は知っていたが一部のマニア向けとしか考えていなかったし逆の意味で金額的にもより高価なものが多いと選択肢にも入れていなかった。

しばらくしてオーディオにも慣れた頃 色々な機器を試してみたくなり買い換え等も行ったが消耗品を取り替えるような訳にもいかなく 中古品をも物色するようになった 機器は少しでも使用していたら中古品となってしまうが実際はエージングの問題もあり多少使用された方が機器も馴染んで良い按配になる事もありえるのでオーディオ機器に関しては中古品も市場でよく売買されている。金額的にもかなり安くなるケースがあるので見逃せないのだと思う。

今考えると初めて中古品を買ったのはモニターオーディオのPL-100スピーカーであった。その前のパイオニアS-3EXが震災で転倒し その買い換えとして買ったものである。中古と言っても前のオーナーが半年ぐらいしか使用していなかったので殆ど新品に近くピカピカの状態で納品された。発売から3~4年後ぐらいのものでモデルチェンジも相当後に行われ(一昨年位かな)新製品に近いと言っていいのかもしれない。

そして昔?の製品を購入するきっかけになったのは本格的にアナログを行うようになってからである。
アナログはLINNのLP-12も新品で購入していたが殆ど使わずLP-12を売却したお金で モノラル再生を行う為トーレンスTD-521を中古で買った。このTD-521は80年代後半のもので25年ぐらい経過していた 多少のメンテナンスを販売店では行った?という事で再生には問題が無かったが本当に当時の性能を発揮出来ていたか今から思うとちょっと疑問である。もっともこの頃のプレーヤーは電子制御されているので機械仕掛けの昔のプレーヤーから比べると回転がしっかりしており使い方を間違えなければ普通に鳴る。 そう普通には鳴るのである…アンプやスピーカーが現代のものだったしレコードも再販のものを使用していたのでその時は気にしなかったがアナログの初期盤、オリジナル盤 時代的には50~60年代のものを鳴らすようになってから色々と考え始めた。その時代の機器でないとその当時のアナログ(メディア)はその雰囲気をだせないのではないかと…

そうしてアンプとフォノイコを90年前後のラックスマンに変え 更には80年代前後のQUADのアンプも購入、極めつけはプレーヤーを65年前後のトーレンスそして Dualにした事だろう。最終的にスピーカーはソナスの90年のもので落ち着いた。プレーヤー類はヴィンテージでその他機器はメディアがアナログからCDに変わった端境期のもの それでも25年から30年経った古いものである。本格的に時代に合わせたビンテージ品を使用されている方も中にはいるが機器のコンディションそしてメンテナンス 極めつけはお金がかかり過ぎて一般向けではない(^_^;) せいぜい25~30年前ぐらいが落としどころかな?と思いデザインその他嗜好を考えてこれらの機器になった。

性能面で言うと現代の機器に比べ劣っているものも多いが再生するメディア(LP)の時代に合わせたものであるからそれほど違和感は無い。
むしろ現代の機器で昔のアナログ 特にオリジナル等を鳴らすとハッキリ、クックリしすぎて自分的には違和感を感じる。音が良い、悪いではなく音楽の風景が違う違和感なので人によっては現代機器で鳴らした方が当時の景色が逆に鮮明に分かって良いという人もいると思う。

かなりの年数が経っている物ばかりなのでスピーカーを抜かして全てメンテナンスをしてもらったがアンプ類は電解コンデンサーが劣化しているものが多く その取り換えもしてもらった。ラックスマンの修理の方と話したがICなどの専用部品の故障だと修理不可であると言われたが幸いにもその箇所は大丈夫のようなので事なきを得た。

お気に入りのヴィンテージ品も部品の供給が断たれるとアウトである。代替え部品を使っても音は変わってしまう事もある、さらに機器の一つでも使えなくなり新しい機器を使用すると他の機器とのバランスも崩れ せっかく上手くいっていたのが台無しになってしまう事もあるのでヴィンテージ使いの方は結構神経を使っているはず。モノには必ず寿命があり永遠ではないので大事に使い それでも壊れてしまったらそれはそのモノの寿命と清く諦める事も必要かもしれない。


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ショーターのデビューアルバム。残念ながらオリジナルではない…(セカンドぐらいかな?)1959年の作品だがこのアルバムは別にヴィンテージ装置で聴かなくてもよいかも(笑) ショーターの音楽世界はむしろ現代的である。



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by kurama66644 | 2017-06-18 15:56 | オーディオ | Comments(2)

音は関係性により再現される

カテゴリーをオーディオにしようか少し迷った。

仕事を終え帰宅し椅子に座ると目の前にスピーカーが鎮座しており左横にはアナログプレーヤー、アンプなどが置いてある。
しばらく音楽はかけないで機器を眺めている 電源スイッチも入れないしLPもターンテーブルに乗せない状態だから当然 音はしない。
スピーカーを眺めていると幾重にも重なった天然木のエンクロージャーが明かりで反射して輝いているように見える。左側にある機器類のSMEのアームは造形が美しい 間接照明の光を受けこちらも冴えた光でまぶしい感じだ。一つ一つがオーディオ機器ではあるが このままでは単なるインテリアである アンプもただのモノ、スピーカーやプレーヤもしかりなのである。
その単なるモノ同士がつながり電気を通して初めてオーディオ機器として成り立つ。更には空気と言う存在がなければ音もしない(聴こえない)

演奏する側もその意思が聴く側に伝わる事が重要である 逆に聴く側もその意思を受け止められるかお互いの関係(態度)も大事である事は言うまでもない。

関係性が悪いのは各モノ(人)が無理している、あるいは適正な働き、役目をしていない事が原因である。
オーディオ機器が良く鳴らないのはその関係性が上手くいっていないからだと考えるようになった。

値段の高い物、安い物、大きい物、小さい物、大ざっぱな作りの物、繊細な出来栄えの物、様々なモノが自分の環境下で上手い関係で繋がっているか?

そういう見方でオーディオ機器を部屋に合わせ好きな音楽を鳴らせてみようと思う。

様々な関係性によって世界は意味する。そしてそれが物事の本質であると思う。

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by kurama66644 | 2017-06-11 09:38 | オーディオ | Comments(0)

コンパクトな名機

部屋も小さいが機器も小さいとはキタサンのオーディオである(^_^;)

オーディオは単体機器ではなく部屋環境も含めた総合的な繋がりで音は決まるが各自これはと言った決め手のものがあるかと思っている。
それがプレーヤーであったりスピーカーだったりアンプ はたまた部屋そのものだったり色々だと思う。
4年前に越してきて部屋内は変わっていないが機器類は様変わりした スピーカーもモニター系のものから箱鳴りの小さなものへ アンプも高精細な現代のアンプから一昔のアンプへ(ヴィンテージ?) プレーヤーも古い型のものへと時代を逆行するように変えていった。

オーディオを始めた当初で一番の変化を感じたのはアンプをセパレートにした時とスピーカーを大型のものにした時である。それは未だに印象に残っている。

アナログに回帰しLP-12からTD-521そしてTD124に変えた時も変化はあり感心した。ただアナログの場合 同時に音源そのものを見直していた時期でもあるので(オリジナル探し)そちらの方が変化が顕著で興味深かった。 それと未だにそうだがアナログ機器の使いこなしは中々難儀であり 扱い自体はかなり慣れたが本来の機器の能力を発揮出来ているかは疑問なままである。オーディオマニアではないのでそこまでこだわらないと自分の中で決着がついているのでそれは構わないと思っている。

そうオーディオに余りこだわらない オーディオの世界から少し離れて見つめて行く中で 単純な音の変化ではなく内面的な変化 自分の部屋で聴く空気感の変化と言ったらいいのだろうか? それを感じるようになったのは昨年の年始に QUADのアンプ(パワーアンプ405)を導入した事が転機になったような気がする。
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スピーカーは海外の物も使っていたがアンプに関しては国産のものばかり使っていた。性能的には申し分なく不満もなかった それがこんなコンパクトな全面にフィンがついた独特のデザイン パワーアンプにしては物足りない大きさの筐体 さらには中古で市場に沢山出回り価格も安い 何故このようなアンプを買おうと思ったのか未だに分からないのである。ジャズを鳴らすのに「最後のアンプ」とまで言わしめたアメリカのCROWNのものを(※業務用アンプである)購入したばかりなのに(笑)  それに引きずられるようにイタリアの歌姫 Minimaまで購入 ジャズを本格的に?聴くファンでこのような組み合わせは殆ど見た事が無いと思っている。

QUAD405に関しては有名なカレントダンピング回路が搭載された事でもマニアの中では特筆すべきなのだろうがオーディオに疎いキタサンには最初何の事かも分からなかった…入力と出力の誤差を補正し合い出力時の歪を実質0にする 大出力のアンプ部分と小出力のアンプ部分を併用し適性を保っているらしい…それと低能率のスピーカーを使う設定で作られたアンプでもあるので今使っているminimaが84dbと低能率のスピーカーでこれも上手くマッチィングしているようだ。
※現在CD再生はこちらの44+405の組み合わせで聴いている Minimaとは思えない元気で闊達な音が出る

ジャズは勢いのある前に飛び出すようなゴリゴリした音で再現してこそのジャズオーディオという方が殆どだと思うしキタサンもそう思っていた。
それ自体間違いではないと今も思っているし好きな音でもある。今のキタサン部屋ではそれを可能にする環境ではないので行えないがQUAD405を手にして音ではなく音楽の楽しさを手に入れる事が出来た。音楽を聴かせるためにスピーカーを鳴らしているかのように味わい深い音質を作り出すQUAD405 自分にとってコンパクトな名機なのである。


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by kurama66644 | 2017-06-04 08:05 | オーディオ | Comments(0)

針圧計

針圧計が壊れてしまった…。

本格的にアナログに回帰する前 一応LP-12を時々?使っていた関係でデジタル針圧計は持っていた。それからであるから8年位は使っていた事になる。

ボタン電池は意外と消耗して何度か取り替えたのだが今回 取り替えても表示されるがすぐ消えてしまう。おそらく接触不良だと思うが保証書も とうの昔に切れてしまっている 針圧計自体無くても何とかなるがプレーヤーのアーム調整での錘とのバランスは見かけの表示と誤差がある事が殆どで勘で行うには経験が浅い。

針圧計は当時 確か15,000円位で買った記憶がある。今は幾ら位のものがあるのかオーディオ店で調べるとオルトフォン製など10,000円前後のものがお買い得のようでねらいを付けていた。ただし針圧計なんてそんな始終使うわけでもなし もう少し安くても構わないと思っていた矢先 ネットで針圧計を調べると何と1,000円台のものが売っていた… しかもよく見ると自分が今まで使っていた物と酷似している(^_^;)

「メイド・イン・チャイナ」 針圧計の100円ショップか(-_-;) しかしながらネットの評判はそれほど悪くないようだ。頻繁に使うものでもないし消耗品扱いということだろうか? ものは試しとキタサンも早速購入 こちらである。
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見れば見るほどそっくりである…重さが5gまでしか測れない事とグリーン表示がブルーのバックライト表示に変わった事ぐらいの違いであろうか。
(左が壊れた物 右が購入した新規の物)
ケース自体それほど必要ないのだが1000円で購入したものはフニャフニャの合皮でいかにもと言う感じである。
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付属で付いていた5gの分銅を乗せるとピタリ5gで表示した当たり前の事かもしれないのだが…何せメイド・イン・チャイナであるから不安であった。
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実際 カートリッジの針圧を測ってみたがシッカリ測れて何も問題は無い。あとは耐久性の問題ぐらいであろうか
メイド・イン・チャイナと言ったが今まで使っていた針圧計も裏の表示を見ると何とメイド・イン・チャイナではないか(^_^;) 多少機能差はあるのかもしれないが価格が1/10以下というのはどういう事なんだろう? 大量生産されるほど需要は無いと思うし部品コストが極端に下がったわけでもないはず そうすると今までの製品は粗利をものすごく高く設定していたのであろうか?

オーディオ製品とその関連用品でオカルトっぽいものもたくさんある。「音が良くなる」という魔法の言葉に騙されないように冷静に見る目も必要だと今回の買い物で再認識したキタサンであった…

追記:やはり1000円は安すぎ 人件費もあるのだからもう少し高く設定してもよいと思った



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by kurama66644 | 2017-06-03 07:50 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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