2017年 09月 01日 ( 1 )

CD再生は難しい…

アナログに回帰して4年が経つ その間 CDの大部分とCDプレーヤーは売却して手元には無くひたすらアナログ(オリジナル中心)を再生して楽しんでいた。

昨年の7月に廉価品のCDプレーヤーを元ソニーの技術者だった方に改造してもらいCD再生を復活させたが頻繁に聴くのはどうしてもアナログになってしまう。
CD自体は1987年ごろからミニコンポではあったが聴いておりオーディオを始めた10年前もアナログではなくCDを中心に聴いていた。決してCDは嫌いなわけではないのだが今では聴く頻度はアナログ8~9に対しCDは1ぐらいである。色々考えてみたのだがCD再生は結構難しいからではないかと思うようになった。

CD再生が難しい? 「CDをプレーヤーに挿入してボタンを押すだけ アナログの再生に比べ圧倒的に簡単ではないのか」と大半の方は思われるであろうが操作性ではなく再生音のバランスが上手くいかないように思う。レコード録音は高音域が大きな信号になるように補正して録音されている、高音域は低音域の100倍のレベルに増幅して補正され それを再生時には1/100に抑制するという特殊な方法を用いる。それに対してCDは信号強度を変えずにそのままのレベルで録音している マスターリングその他 音源の調整過程でエンジニアの腕、個性により音は変わっていくがいったん製品化されたCDは再生する側からすると録音された素のままが如実に出てアンプやスピーカーその他セッティング等で好み(あわせる)にするしかない。 そうすると自分の納得するような音?にするための解答が無限に存在し その組み合わせで試行錯誤 機器の入れ替えやセッティングなどやればやるほど深みにはまり 無限ループに陥りかねないように感じる。

アナログは外的要因でプレーヤーの水平化や盤そのものの傷み、埃、針と盤の接触面の圧など調整度合いにより時にはひどい音が再生されかねないが録音自体は結構自然なものが多く基本さえ抑えておけば帯域バランスも自然で部屋環境に余り縛られなくても心地よく聴ける。

CDもデジタルイコライザー等で部屋の音場を補正する手もあるが自然に持って来ようとすればするほど却って生気がなくなり不自然になってしまうことが多い。
あと最近のアンプは音質調整機能が付いていないものが殆どなのでアルバムによって自分好みに出来ないのも問題である。シンプル イズ ベストで清いのだが何でも簡単過ぎるのも考えものである。

ただCDは便利なので音にこだわらなければ曲想も分かるし音楽そのものを楽しむ事が出来る。自分はアナログ世代だがCDを聞いていた時間の方が圧倒的に多かったのでCD肯定派だが世の中はそれがPCオーディオやネットワークオーディオの配信系に変わってきた。

場所はとるし操作性はよくない、機器類もデジタルに比べ高額なものも少なくないアナログだがデジタルに比べ音質の調整は不用意にいじらなくとも意外と自然で心地よく聴ける。 省スペース簡単便利なデジタルは音質の調整は難航する どちらも長所、短所はあるが何に主体を置くかで選択も変わってくる 単純に音なのか音楽なのか使い勝手、再生する環境、お金の問題…様々な要素があり人によりまちまちである。

ここまで録音が自然だとか帯域等自然な感じがすると書いてきたが これはアナログのオリジナルと再発ならびにCDなど(これも再発に分類されると思う…82年以前のものは) を聴き比べてみての感想なので人によっては感じ方が違うかもしれないのであしからず。

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こちらのアルバムは最新のリマスター?したアナログよりCDの方が良かったような気がする…。(このアナログは強調される部分が多く聴いていて疲れたので売却)

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by kurama66644 | 2017-09-01 09:21 | オーディオ | Comments(6)

ジャズは好きです!


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