2017年 08月 27日 ( 1 )

オーディオと空間

オーディオを始めた頃 機器類の事もそうだが聴く場所(環境)について色々考えさせられた。

今から思うと何故そのように場所 空間の事を考えたかというと世間一般のオーディオスタイルの影響かと思われる。
その頃はインターネットはあったが情報としては専門雑誌やテレビなどが一般的でそちらでオーディオを行っている方達を見る事はできた。
理想と言われるのが専用部屋で音が漏れない構造(適度に逃げる構造)そして広い事である。専用部屋ではなくてもリビングルームなどで素敵な調度品に囲まれ広いスペースでゆったり聴く そういう写真等が掲載されていた。広い事はおそらくクラッシックをよく聴かれる方に要望が多いのかと思う コンサート会場そしてそのホール感を疑似体験したいが故であろう それは現在もさほど変わっていないと思う。

それまでミニコンポやラジカセで長い間聴いていたが音に対して良い悪いというのはあくまでもソフトの中身(録音状態など)に対して感じていたのでスペースの事は考えになかった。それがミニコンポの何倍も大きなスピーカーを入れてから部屋に反響する音の影響をもろに感ずるようになった そうなるともう少し広い場所で聴きたいと自然に思うようになる。

あとは音量の問題である。BGM的にしか聴いてこなかったミニコンポ時代 賃貸住宅でもあったので音量は小さめであった。
この音量が小さいという事は低音領域では耳の感度が低下し大きな音量が必要になる。すなわち小さな音量では低音が聞こえにくいので低音をより大きくしないと同じ帯域バランスにはなり難いのである。

そういう事で音量をそれなりに大きくするにはそれなりの広さとご近所への配慮が必要で「音」に対して満足するには機器類のみならず環境も整えないといけない、投資するお金も必要になり本格的な?オーディオを行うのは お金持ちでないと出来ないなどと考えられてきたようにも思う。

近頃はオーディオ機器が中々売れないのでその環境を変える提案を出す関係者も増えてきた。聴く環境でオーディオの音が変わるのでリフォームやオーディオルームの新設など売り込む。オーディオ機器もデジタル化され簡易的ではあるが高性能で安い機器も多くはなってきているが逆に一般庶民が今まで買えていたであろう機器類が高価格になりお金持ち仕様で売られ2極化されてきている。それに輪をかけるのが視聴環境の改造、新築などである これはある意味機器類より高価格になる。

個人的にはどんな形であれ住む事になった部屋で それに合わせた大きさの機器類を揃え適度なボリュームであれば普通に音楽を楽しむ事が出来るのにわざわざ部屋を改築し専用部屋化したり部屋に会わない大きな機器類を買ったりし 無理をしているなぁと思うお宅も沢山あるように感じる。趣味の世界なので大きなお世話だと思われるが結局無理している分 どこかでしわ寄せが出てくるのではないかと自分のつたない経験からもそう思う。

ラジカセやミニコンポで俺は十分 音楽は分かるとは思っていない。オーディオ機器をたまたま導入してミニコンポなどと違う世界がある事が分かった よいオーディオ機器が奏でる素晴らしい音楽はミニコンポでは決して味わえない事もある。だが6~7桁以上もする金額の機器や広い音響設備が整った部屋でないと駄目かというとそれも違うと思う。貧乏性なのかそういう部屋で聴く音楽は緊張感が漂い却ってゆっくり聴けない 立派な音だけが聞こえ体が自然に揺れ動く感覚が余りないように感じた。

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メータのロサンジェルス・フィルのアルバム。キタサンところのMinimaでも結構雄大な音がするが あくまでも想像力で雄大にしているだけ(笑)
それなりに広い部屋 よい機器類で聴くとより感激するのかもしれない…。

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by kurama66644 | 2017-08-27 07:46 | クラッシック | Comments(2)

ジャズは好きです!


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