2017年 03月 05日 ( 1 )

透明な音

キタサンの参加しているオーディオコミュで以前 暖色系の音、寒色系の音というフレーズをよく使う人がいた。言葉のニュアンスからして何となく分かる気もするが その人は何を基準に暖かい音、寒い音としていたのだろう?
聞いてみたい気もするが現在その方はコミュに登場する事がほとんどなく聞けずじまいだ(^_^;)

かくいうキタサンもオフ会など参加すると そのお宅の音色に着目する事が多い。音に色なんて無い筈だが奏でる音そのものより部屋の雰囲気やら その方の人柄からくる印象、聴くジャンル等から音の色を具現化してイメージすると言う方が正しいのかもしれない。

ジャズの中でも西海岸を中心としたクールジャズなるものが流行った。アンサンブル中心の理路整然とした調和したサウンド、感情移入が少ないサウンドでクールと称されたジャズだが よくよく聴くとクールどころかかなり熱い演奏をしている事も多々ある。 あるアルバムで演奏するメンバーなどからろくに聴きもしないで想像でクールジャズという表現を連発したライナーノーツを読み 呆れてしまった事もあった。

話はオフ会での音の色に戻るが よく透明感のある音、透き通る音を目指して出される方がいる。透明感のある音自体は好きなのだが音楽として聴く分にはどうなのか?と思う。聴くジャンルにもよるがジャズやロックを聴く人で透明感のある音を求める人は少ないかと思う、透明感を求めるのはおそらく機器や部屋でのS/Nなど余計な雑音やノイズを排除するという観点からそうするのであろう。

ノイズ混じりの雑音の中での音楽は流石に辟易するが余りにも神経質すぎるのも自分の性に合わない。その辺りはオーディオマニアとは意見が合わないかもしれない。
最近思うのは そういう透明な音を出そうとする人は癒しを求めているのかと思う。色が付いた音が部屋中に満たされると毒気にさらされるようで(^_^;)疲れてしまう逆に毒気にさらされた方が刺激的で却って充実感を満たす場合もある。少し大げさな言い方かもしれないが結局は各人の生き方、とらえ方による違いなのだろう。

キタサンが初めてオフ会で訪れたお宅は同じくジャズ好きの方であったが音の色は黄色であった。もちろん黄色というのは感覚的事であるが音量も大きめで激しい音を出していた。しかしながらどうも機械的な音にしか聴こえなかった。生演奏の良し悪しは別にしてライブやコンサートなどは殆ど行かない方でCDなどをリッピングした音源を主に再生されていた。
今年1月に訪問したお宅は紫の音色の印象だった。紫の音色というのも珍しいのだが音楽全てを受け入れる懐の深さ、オーディオマニア然としていない公平な態度などから音もそういう印象を受けてしまった。
2月に訪れたTさんは赤に近いオレンジの音色。自分で言うのも何だがこのオレンジの音色というのがキタサンの好みで 赤では強すぎで黄色と赤の中間ぐらいのオレンジが気持ち良い感じなのである。

中には白い音の感じを受けるお宅もあった。透明ではなく白である 真っ白なキャンバスに何も描いていない状態で不思議な感じではあったが白も個性的ではある。今後 透明を目指すのか何等かの色を目指すのかはご本人の生き方、考え方次第なのでどうなるか分からないが真っ直ぐ自分の進む道を見つけてほしいと思う。

透明な音に対していささか否定的な書き方をしてしまったが その透明な音を出しているお宅を訪問した事がある。その音は透明でありながら実在感があるという相反する要素をもった音であった。専用室ではなかったがそれを実現するために電源も含めあらゆる工夫をしている、オーディオを趣味とされるかたの進むべき道の先がこれだよ と言われれば納得してしまう感じではあった。単なる透明な音は心地良いだけのBGMであるが実在感がある透明な音は今まで聴いた事がなかったので驚いてしまった。
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ド派手な抽象画風マイルスのアルバム。これは何色の音なのかジャケットだけでは想像がつかない。モノラルとは思えない色彩感のある音色とだけは言っておく。



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by kurama66644 | 2017-03-05 09:05 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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