スピーカースタンド
用意する場合もあると書いたのはマニア以外は実は結構適当に設置する場合も少なくはないからである。カタログなどを見ると意外とこのスピーカースタンドは高価な物が多い、メーカーサイドに聞くと需要が少ないのでそれだけ割高になるようなのである(本当かな?)ブックシェルフスピーカーには大抵はオプションとしてスタンドも売られているが見た目重視で必ずしもそれを用いて音決めをしたかは疑問である。
ソナスのMinimaを購入した時 スピーカースタンドは木工家具を手掛けている方に作ってもらった。というのも専用のスタンドはかなり高価でそして古いものであったため中々市場には流通していなかったからである。サイズもMinimaに合うように作ってもらったが高さが少し低く椅子に座って聴く高さと床に座って聴く高さの中間位の位置であった。
Minimaの取説を見るとツイーターが視聴する時 顎から胸の位置の場合とおなかの位置でのそれぞれの周波数特性のデーターが載っていた。その図には専用のスピーカースタンドを用いた場合の説明であったのでこのスピーカーには専用のスピーカースタンドを用いるのがマストであることを想定し音決めをしていたのであろう。
3月にアマトールを導入し専用台(スピーカースタンド)も購入した、逆にアマトールを導入するのが遅れたのはこの専用台が中々見つからなかったせいでもある。本体が程度の良いものがあってもスピーカースタンドが無かったり その逆のパターンもあった 決して安いものでもなかったので両方見つけてもその時 お金が無かったのも遅れた原因の一つでもあった(;'∀')
このスピーカースタンドは4つの異なる材質を使っている。一番下のベースが大理石で支える支柱が天然木、天板が鉄製である 更には天板の4隅にはゴムが付いており滑り止めになっている こうしたいくつかの素材の違う組み合わせのスタンドは初めての経験だがアマトールは間違いなくこの専用スタンドによる音決めをしている。
気になるのが天板の大きさでアマトールを乗せると半分は外にはみ出す…多少はみ出す分には構わないがただ乗せているだけなので何かの拍子に落っこちはしないか不安である。重量があるのと4隅のゴムで滑り止めが効いているので大丈夫かと思うのだが…
よく素材の音がスピーカーにのる ないしは被ると聞くが単一素材の場合はその傾向が強いと聞いた そうするとこのスタンドのように素材の違うものを複合して使うと素材同士が音を打ち消して固有の音を消す効果があるので結構有効なのかもしれない。
明るい音が聴きたくなりアマトールからMinimaに代え今週初めから聴いている。アマトール用のスピーカースタンドに乗せているのだがこのようにサイズ的にはピッタリする。Minima専用スピーカースタンドも基本的には同じ形だが支柱の木製の間が確か空いており耐荷重が軽くなっていたような気がする。
昔 JBLのスピーカーを持っていた先輩はコンクリートブロックの上に置いて使っていた キタサンが初めて使ったJBL4318には木製のスタンドの上に置いて使った。
電気的な影響とは別にこの振動系の影響は現代のオーディオを行う人の興味の一つだと思う。ガチガチに固めた筐体をいかに振動を消すかと腐心した作りの現代機器に比べ昔の筐体は逆に響きを利用する作りの物も少なくはない 実を言うと周りのオーディオマニアが言う素材の違いによる音の違い等 自分にはよく分からない…
きっと経験が足りないからなのだろう 耳も悪いのかもしれない 「音は何をしても変わる」とよく言われているが それならばそれが素材の音なのかどうか判別できるのだろうか?オーディオは総合的な結果として音が出てくるので単体での音の区別は難しいような気がすると最近になって思うようになった。今までアンプの音、スピーカーの音、プレーヤーの音はどうこうと書いてきたがそれがはたして本当にアンプの音だったりスピーカーの音なのか?そもそも単体では音はしない…。
スピーカースタンドの話はどこへやら(笑)
まるで神殿のように荘厳!
この空間に似合う音楽はなにかなぁ、と思いめぐらせるのもまた楽しいひとときですね。
今日はオリビア・ニュートンジョンやカーリー・サイモンなどの洋楽とJAZZのレコードを半々ぐらいで聴いていました。
箱庭オーディオですから余りスケール感は出ないですね(笑) 今、結構大雨が降っています
雨の音のような自然の音にはオーディオの音は無力です(;'∀')