ジュリー・ロンドン

ボーカル物は昔から余り聴かなかったがアナログを始めてから聴く事が増えてきた それでもジャズ全体の中では聴く割合はまだまだ少ない。

ジャズファン特にジャズオーディオファンに至っては女性ボーカルを聴く事が多いと思う。オーディオファイルの大多数が男性でしかも年配であることからして必然的にそうなる。 自分が若い頃(30代)まだオーディオに興味が無い時分 昔の女性ジャズボーカルを好んで聴いていた方と懇意になった。その方はアナログ専門で部屋のあちらこちらに女性ボーカルのジャケットを飾って悦に浸っていた。色々聴かせていただいたが昔のジャズボーカルはどれも似たような雰囲気で何が良いのか分からなかった それよりハードバップのジャズを聴かせて欲しいと心の中で思っていたが言い出せず黙って聴いていた(汗) そういう中その方はとりわけジュリー・ロンドンのファンでアルバムを何枚か見せて(聴かせて)いただいた。顔だけがアップのジャケットが多いボーカル物だがジュリー・ロンドンのアルバムジャケットは中々センスが良く惹かれていった。
ずいぶん色気のある艶っぽいお姉さんの印象を受けたが録音された頃は自分の年齢とさほど変わらない あちらの歌手は成熟しているのだなぁと当時変な感想を持ったのを思い出した。

今回(先週かな)女性ボーカルのセールを行っていたのでジュリー・ロンドンのアルバムを何枚か見かけた。この方のアルバムは流通量が多かったのだろうか?意外と安めの設定である まぁボーカル物は特別なものを抜かして総じて安く設定しているのであろう。特定のコアなファンを除いて需要がそれほど多くないのかもしれない。
今回キタサンはオリジナルではなくセカンドを購入。実はオリジナルも置いてあり決して買えない金額でもなかったのだがジャケットが不良 それならばジャケットが比較的シッカリして安いセカンド盤でもいいかなと思った次第である。

こちらのアルバムは「London By Night」 58年のモノラル盤である (※セカンド盤なので60年以降の再版)
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このアルバムは以前復刻盤で最新の?アナログを買ったことがあったがすぐ売却した…。聴いていてノイズも無いし何も問題がなかったがバックのオーケストラに合わせてただ単に歌っている感じで余り感動を得られなかったのが原因である。オーディオ的にはきれいな音で良いのかもしれないがとても平坦に聴こえた 手がけたエンジニアの腕、感性によるものだと思うががっかりした。そして今回のオリジナルではなくセカンド盤であるが盤質Bで状態はさほど良くなかったがクリーニングを何度か施しプチパチは最低限抑えた トーレンスとオルトフォンのモノラル針で聴くよりDual、シュアーのN44-7で聴いた方が情感があり良い印象を受けた。これは使っているプリアンプの違いからくるものかもしれない…ラックスマンファンには怒られるかもしれないがQUADの方が歌を素敵に聴かせてくれる術を知っているように思えた。

ヒットしたデビュー作のパート2にあたる「Julie Is Her Name Vol 2」こちらも58年の作品だと思うがステレオ盤。(※セカンド盤なので60年以降の再販)
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このモノラルオリジナルも置いてあったが先述したとおりジャケットが痛んでいたのでこちらのステレオ セカンド盤を購入。
語りかけてくれるような言葉の節回しが何とも言えない。デビューアルバムの二番煎じのような気もしたが憂いを持ったデビューの頃の声より思いを伝える意思のようなものを感じ今回の歌声はそれはそれで良かった。

Libertyは60年からステレオ、モノラル同じデザインのセンターレーベルになった。白と金の自由の女神がロゴになり66年まで続く 80年まで再度自由の女神のロゴが変わり80年以降はグレーのセンターレーベルと味気なくなってしまった。
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それにしてもキタサンもジュリー・ロンドンを聴く歳になったか…夜中に静かに聴いていて何だかいいんだよなぁ~

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by kurama66644 | 2017-12-06 07:20 | ジャズ | Comments(0)

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by キタサン
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