音が良いとか悪いとか

1年半前に70~80年代のQUADのアンプを導入しスピーカーをソナスのMinimaに変えた。その頃から徐々に音に対して執着しないようになってきた。
執着しないというか意識しなくなってきた 今もそうだがこの時は古いレコードオンリーで聴いていたのでCDなどに比べプチパチノイズは多いし歪など大いに発生していたにもかかわらずである。

オーディオを本格的に始めて現在で10年が経過したがそれまで長年ミニコンポやラジカセでしか家では聴いていなかった事はこのブログでも何度も書いたと思う。
その時分は音が良いとか悪いとか気にしていなかった。ジャズ喫茶では大型のスピーカーやビンテージのアンプなどで散々聴いてきたが それも音が良いとかそうでないとかは眼中になかった 知らないジャズミュージシャンの色々なレコードや曲、演奏を聴くだけで満足で楽しかった。それは同時期に聴きに行っていたジャズライブなども同じことで演奏時に良い音だなとかオーディオで言う定位やバランスなどどうこう考える事も無かった 好きだったジャズマンの生の演奏を身近で聴けるだけで興奮し 音よりジャズマンが醸し出すジャズそのものに熱狂していた。

オーディオは面白い趣味だと思う。回りにオーディオを趣味とする仲間が沢山いるが機械に詳しい人、レコードやCDのソフトを収集する人、音楽そのものが大好きな人、自作し出来上がりまでの工程、完成品を楽しむ人と一口でオーディオを趣味とするといってもこれらの色々な要素の配分が人により皆違っているから話が合ったり合わなかったりで絡み合う人間模様も変わってくる。

ただ一番大きな共通点は「音」だと思う。オーディオ機器もレコードも音楽も音がポイントである。※あくまでもピュアオーディオの事で映像(AV)は又少し事情が違うかも…

皆 音を良くしようと必死である。機器をグレードアップさせセッティングに凝る。機器同士の組み合わせを変えたり、アクセサリーを導入したり 部屋を変えたり、音の源の電源から変えないとだめだよ!と熱弁する人もいる。 皆 何に対して音が良いとか悪いとか必死になっているのだろう?比べる基準がこれまたバラバラなら余り人のことは参考にならないのでは…と最近思ったりもする

BONSAIというミニコンポ並みの極小スピーカーを手に入れ ある意味オーディオを始める前の原点に戻ったような感じである。
そういう中 時折Minimaのスピーカーに戻して聴いてみる 改めてMinimaのスピーカーの素晴らしさが分かる 所謂ソナスのSPは美音と言われているが音そのものより音楽を上手く伝えるスピーカーだと思う。BONSAIスピーカーも音楽を伝えるスピーカーだと思うが こちらは上手くではなく真面目に伝えるという感じを受けた。やはり国民性 イタリアと日本の音楽に対する姿勢がスピーカー製作にも表れているのだろうか。 

機器類もどんどん小さくなってきた そして始めた当初に比べ使用する機器類も安価なものが増えてきた。グレードダウンというところであろうか。
ところがそのグレードダウンしていった機器類で聴く音楽は以前に比べると格段に心を豊かにしてくれる。ありがたいことである。


良い音かそうでないかは主観によることが多い 客観的に見て判断していると言う方も多々いるが結局はその基準もまちまち。
何かよく分からなくなってきたが自賛したMinimaやBONSAIより2万円強で自作した60年代RCAユニットのフルレンジ1本で聴く音楽はなぜか琴線に触れる。
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by kurama66644 | 2017-08-05 08:39 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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