BONSAI(盆栽)を聴く
ボーカルや人の声に特化しているスピーカーと購入した時の第一印象であったが聴いている内にそれだけではないと感じ始めてきている。
確かに楽器の音など安っぽく聴こえたりする時もあるが音が生き生きとしている。低域もMinimaよりも出ないが説得力のある鳴り方をする。
ご覧のようにスタンドにチョコンと座している盆栽のような風情でおとなしい感じではあるがものすごくキビキビして反応が良い。
一応 Minimaに比べ現代のスピーカーでもあるので(2008年頃?)アンプもQUADからオーディオデザインのものに変えて鳴らしている。
超小型の割には89dbも能率があるので音がグイグイ前に出てくる感じで勢いはある ただし前回のブログでも書いたとおり容積の少なさでためが利かない ゆったりとした音楽を聴くのにはつらいかも… それと低域不足な感は否めないのでオーディオマニアにとって不満は残るスピーカーではあるかもしれない。
そうは言ってもこの大きさでこれだけの低音が出るのは驚異的かとも思うしフルレンジ一発の音楽に対する音の訴求力は見事であると思う。
現在のオーディオ業界とそれに関わる人達は楽器やボーカルなどのリアルさ演奏会場やホール感を表現しようとスピーカーを含めたオーディオ機器に工夫を施す 更にはそれを視聴環境(部屋)にも求めて改築,改装などエスカレートしていく。行き着く先は際限のない世界であると最近は思うようになった 生とは異なる作られた音場感、美しい音、誰もがうらやむバランスを持った音、しかし音は死んでいる。 この箱庭より狭い場所でのBONSAIスピーカー そこから鳴る音楽には「生気」を感じる 時にはポロンポロンとおもちゃのように鳴るピアノの音やキンキンと甲高い悲鳴のような?ボーカル音 それでもなまの感情をそのまま視聴するものにぶつける稀有なスピーカーであると感じた 秀作である。
BONSAIスビーカ試してみたくなりました。
室内楽や歌曲との相性が面白そうですね・・・
BONSAIスピーカーはオーディオマニアには受けないかもしれませんね。
所有しても所謂サブシステム扱い… 自分は長年ミニコンポやラジカセでしか部屋では音楽を聴いてなかったのでメインとして使っても違和感は無いのですが(笑)
ホール感のような雄大さは中々でないですが室内楽など良いような気がしました。
いつも楽しく拝見しています。
さて、えらい小さいSP入れましたね。
そこまで小さいと「BOSE101やJBLのControl 1と、どう違うんやぁ?」
と、思います。実際、どこがどう違うのですか?
私は昨年、サンスイのSP-LE8Tを入手し主にJAZZを流しています
とても小さなSPです。2年ぐらい前に所有していたALRジョーダンのSPと同じくらいでしょうか… その時はオーディオの師匠から低域が全く出ないSPだなぁ~とからかわれました。
自作SPを除き 前に音が飛ぶ元気の良いSPの印象です。そういう面ではJBLに似ているかも?
BOSE101は聴いたことが無いので分かりません、すいませんです。