ジミー・レイニー

昔からジャズギターには疎く CDを集めていた頃でもケニー・バレルやジム・ホールなど実際ライブ等で聴いた奏者のアルバムしか所有していなかった。

CDの数が増えだすと食指を伸ばして余り聴かないジャズギターのCDも少しづつ増えてきた。バーニー・ケッセル、ウェス・モンゴメリー、チャーリー・バード、タル・ファーロー等々 今はどうだか知らないが昔はジャズでは余り人気が無かった?とされるギターもアルバムとしてそれなりの枚数は出ているんだなぁとその当時は感心した。

オーディオを始めてアナログも行うようになってからもジャズギターのアルバムはそれほど買う事はなかったが何気に買ったアルバムがある それがこちら。
b0323858_13092281.jpg
ジミー・レイニーの「The Influence」ザナドゥーレーベルでベースがサム・ジョーンズ、ドラムがビリー・ヒギンスのピアノレストリオのものである。
こちらを購入した時はオリジナルかどうかなんて全く気にしていな頃で 切なそうな表情をしたジミー・レイニーのポートレイトに何故か惹かれて購入した ジャケ買いゆえ たまにしか聴かずにレコード棚の奥にしまったきりであった。(多分オリジナルかと思う)

そしてつい先日 ユニオンにてエサ箱を覗いていた時 物憂げな表情でこちらを見ているアルバムがあった。
それがこの「TWO JIMS AND ZOOT」である。
b0323858_13093493.jpg
タイトル通り二人のジム(ジミー・レイニーとジム・ホール)のツインギターにゲストとしてズートのテナーが加わったものである。
確かこのアルバム以前CDで持っていたと思うがステレオ録音だった気がしたのでステレオ針で最初は再生した。ところが中央部分に音が定位するので「アレ?」と思った
これはモノラル録音? 64年頃の録音だからまだモノラルでも録音していたのかなと思いつつ 途中から入るズートの爽快なテナーに心奪われる(^_^;)。
綺麗なギターの音色を出しているのがレイニーで ちょっとモコッとしたような感じの音色がホールのもの(だと思う)でそれが交互に現れ 中々面白いと思いながら聴いていたらあっという間にA面が終ってしまった。ギターアルバムでこんなに熱心に聴き入ったのは久しぶりで それならばと前述したジミー・レイニーのアルバムを久し振りに棚の奥から引っ張り出し聴いてみる。

先のズートのようなホーンが入っていないので物足りないかなぁ~と思ったが やはりレイニーのギターの音色が輝かしく魅力的であった。
これは今まで気づかなかったのは使っていたスピーカーがモニター調のものばかりだったからなのか…? それだけ現使用のMinimaがギターの音色をより良く出しているからなのかもしれない。ソナス製品は声楽や弦の音がとても美しいと評判であるがジャズ再生にとって美しさより むしろ泥臭さを表現できるかの方に重きを置く傾向にある。まぁそこは考え方なのだが泥臭さの中にも美しさは存在する そのスポットの当て方の違いと捉えればいいのかもしれないと思ったりして…

Minimaはその小さな筐体から想像もつかないほどゴリッとした低音が出るが それはあくまでもその大きさからとの注釈がつく 以前使用していたモニター調スピーカー群やJBLのスピーカー(これもモニター系だけど)に比べるとたかが知れている。楽器のフワッとした質感表現など他のスピーカーでは表現できないような鳴り方をする珍しいスピーカーであると思う。

最後はMinima自慢になってしまったが おそらくこのようなジャズ聴きの人はそんなにいないかと思う。部屋の大きさに余裕があればソナスの大型のスピーカーでジャズを聴いてみたいともジミー・レイニーのアルバムを聴いて思ってしまった。

[PR]
by kurama66644 | 2017-06-28 09:31 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
プロフィールを見る
画像一覧