アナログ盤の見直し作業
1枚当たり数千円程度はそれほど大した金額ではないとコレクターやオーディオの世界の人はそう思うだろうが普通の庶民はそう思わない人も多いと思う。
自分にとっては1枚あたりに5桁以上するのはオーディオをやる前には考えた事もなかったし しょせんその程度の経済力しかない、身の丈にあった生活をしようと反省している。
好きな音源は色々な手段で今は手に入る 音が違うからオリジナルに拘る気持ちも分かるが もうオーディオの世界とも離れてきているので音だけで判断はしない。
自戒も込めて集めたオリジナル等はオフ会のお土産にしたりして徐々に減らしている。とても好きな音源等は多少は残すつもりだがそれはオリジナルだけでなく再発盤もしかりである。
半年に1度位の割合で手持ちの盤を見直している。本当によく聴いているのかという事もあるが聴き直して盤質がかなり悪いものもある 以前ならそれでもオリジナルだから…という事で残したりしていたが余り聴かないような盤は手放すようにした。ここ何か月間はアナログを1枚も買っていない、そしてCDもである。それでも今ある盤で事足りているし 見直すぐらいだから聴かない埋もれている盤も存在するということであろう アナログ盤に対してそれほど拘りは無くなった。ただアナログ盤自体 冒頭でも書いた通りまぁまぁ好きなのである。このまぁまぁぐらいがキタサンにはちょうど良い按配なのである。
アナログ盤は1枚1枚表情が違っている 取捨選択するのにかなり迷う。それに対してCDはそこまでの感情は無い、そしてPC、ネットワークオーディオになるとモノとしての実態がないので愛着は生まれない。中身は同じ音楽、楽曲としてもこれだけ捉え方が違うのは実態が無い不安定なものに器(形)がある事による安心感の違いからくるのではないかと思う。 生演奏はそこに人が介在するので人がいる事により安心感、安定感が増す 何事も目に見えないものに対する不安、恐怖はある そこに実態を見いだす事でその不安、恐怖を和らげているといえよう。オーディオマニアが機器をPRするのも音と言う見えないものに対する実感を機械でカモフラージュしているようにも思う。
今回の見直し盤の幾つか…
デック・モーガンは好きなピアニストでこの盤は欲しかった1枚である。たたどうしてもチリパチが取れない(かなり大きな音) CD化されているかな? これは綺麗なアナログ盤が欲しいが もう手に入らないかもしれない…しかし処分するつもり。
アート・ファーマーのパーセプションも良いアルバムなんだけど 同じくチリパチが大きすぎる、状態が良いのが欲しい。
ジャズランドの隠れ名盤 ソニー・レッドとブルー・ミッチェルのイメージス これも欲しかった1枚だが 手に入れた価格が破格の値段、盤質もチェックしないで手に入れた。結果 状態はは良くない…単にオリジナルというだけで手に入れた悪い例 反省である。
全てオリジナルだが中身をよく吟味しないで買った経験の無さゆえの購入品である。
大型連休の方も多いと思うがキタサンは土曜日は出勤。普段から連休は少ないので(土日休みではない)この3連休でもものすごく貴重に感じる。
知り合いの子供が来るのだが はて何をしてやれるか考えた。オーディオを聴かせても芸が無いし興味は湧かないだろう さりとてどこに行っても混んでいる。
意外と中年(高年)のオジサンが小さな子供にしてやれることは少ない(^_^;) 折り紙なんて今の子供はやらないだろうと思い いくつか作ってみた。
自分の子供の頃は結構 作って楽しんだが現代の子供は興味が湧くだろうか? 何十年振りかで折ったが指が太いせいか余り上手くいかない…