オフ会考 その2

今年に入ってから月1回位のペースでオフ会を行っている。キタサンのオフ会はオーディオのオフ会と言うより酔いどれオフ会なのでいい加減なものである。

それでも他人のオーディオシステムから出る音は真面目に聴くようにしている。音の感想はよく聞かれるが「良い」と答えるようにしている。
お世辞でもなんでもなく本当に良いから良いと素直に答える。好みも もちろんあるが高価な機器類から鳴る音で変な音はないと思っている、もし変な音ならその機械は壊れているのであろう。

オーディオオフ会は相手のシステムを観、その造り出す音を鑑賞するものであると 以前「オフ会考」の中でも述べた。
オフ会に否定的な考えを持っている方もいるかもしれないが自分にとっては生演奏やライブを聴きに行く番外編(音のコンサート?)のような位置づけである。
そう音の作品を聴きに行くのである。その証拠に今日の音はどんな感じでしたか?と暗に聞いてくる方もいる…この音楽はどうですか?とは聞いてこない それでいいと思っている。

それと普段聴かない、聴けない楽曲を高価な装置で聴く体験もできる。これはこれで中々面白いものである。

SNSが発達し場所や時間の制約なしに色々なやり取りが出来るようになった。オフ会を自由に行えるようになったのはSNSのおかげだと思う 初めて会う方のご自宅に訪問する(出来る)というのはある意味 特異性がある。普通は付き合って暫くしてからご自宅に招待するのだろうが その過程を通り越してダイレクトなのだから…
オーディオ自体閉鎖的で限られた空間で行う趣味であるが仲間とやりとりする機会を得た事でやや開放的になってきたのではないだろうか?

開放的になってきた故 人に聴いてもらい自分の作り出した?音の感想を聞きたい欲求に駆られるのは当然のような気がする。もちろん音だけではなくそれを作る機械(オーディオ機器、システム)を観て感想をもらいたいのも同様な事である。そのことが自慢と受け止められるかどうかは当事者の品位に関わってくる事なので冷静に見るようにしている。

先日 お伺いしたオーディオ仲間のNさんは高齢層(笑)が多い中でも若手である。沢山のオフ会を経験している故か今回は今までとひと味違うサウンドを奏でていた。
色々なサウンドに接し自己の好きな音を見つけてきたように思う。おそらくおじゃましているお宅(オフ会)ではハイエンドの音をよく機いているのであろう ハイエンドの音は緻密で正確 逆の意味で面白みに欠けると揶揄する人もいるが個人的には凄い音なのだと感じる 誰もが出せる音ではない。そういう音を好んで聴いていると自然とその音に引っ張られる 今回はその片鱗を感じさせられた。

オーディオと言う道を進んで行くと色々な指針(道標)に遭遇する。その道標の意味を理解してその通り進むと上記のようなハイエンドの音に近づく。
大抵は途中で別の道に寄り道しその別の道を進む場合も多い それを経験して又 オーディオの道を進むのも深みが出て面白いと思う。
真面目な人ほど寄り道をしないで真っ直ぐ進もうとする それだと凄い音は出せるが感動する音には中々行き着けないと考えてしまう。

オーディオが閉鎖的な趣味であるので人付き合いが苦手な方も多くいるように見えるがオフ会となると人と人との付き合いで自己主張だけでは成り立たない世界になってしまう。そういう意味でコレクターや昔からコツコツとオーディオを行っている方には不向きかもしれない。ただしオーディオという道から逸れて別の道を幾つか経験してくると このオフ会も結構楽しいものである。キタサンも人付き合いは苦手な方だが今はオーディオやコレクターの世界から逃れているので客観的にオーディオオフ会を楽しめる。

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復活した名門テクニクスのSL-1200G 若手オーディオファイルNさんの愛機である。大切に使って下さい、良いプレーヤーです。

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by kurama66644 | 2017-04-23 12:54 | オーディオ | Comments(0)

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