Soul Meeting

キング・カーティスが聴きたくなりレコードを探す。確か「ザ・ニューシーン・オブ・キング・カーティス」かオリバー・ネルソン、ジミー・フォレストと演った「ソウル・バトル」が棚にあったはず…無いなぁ~? 再発盤という事で馬鹿にして売却したのかもしれない…

そもそもキング・カーティスはジャズ畑ではなくR&B出身、かのルイ・ジョーダンを敬愛していた。スタジオミュージシャンとしてジャンルを超えて活躍していたのでどうもジャズマンとしての扱いは低かったような気がする。という事を考えながら探していると1枚 発見!
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「Soul Meeting」プレステッジ7222のモノラル盤

65年あたりからアトランテックに移籍しR&Bの要素は維持しつつエレクトリックサウンドをバックに展開、ロック色、ファンク色が強くなり それ以降のものは余り聴かないが プレステッジ時代の数少ない作品のひとつ「Soul Meeting」はナット・アダレイやウィントン・ケリーの生粋のジャズメンとの共演と言うことで楽しめるアルバムだと思っている。

タイトル曲の「Soul Meeting」も良いがA面3曲目の「All The Way」の哀愁漂うスローな曲調の音色、同じくB面1曲目の「Jeep Blues」などソウル(魂)を感じさせる熱演かと思っている。クレジットには "リトル・ブラザー"と変名で書かれているナットだが亡くなる前に生で聴いたソウルフルな味のあるサウンドはこの時(1960年)とさほど変わらない印象でうれしく思う。
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半世紀以上前のオリジナルだが盤質自体余り良くない…オーディオ、レコードマニアには敬遠されがちな状態だが音楽を聴く分には十分である。
ノイズや雑音があった方がいいと言っているわけではない。レコードを通してキング・カーティスが聴こえてくれば現状ではOKなのである。

それにしてもこの方 わずか37歳で亡くなった…しかも暴漢に刺され亡くなるとは…このような非業の死をとげるジャズマンは多い、切なくなる。
レコードでさえこの唯一無二の音色 本物を聴いてみたかった…魂の会合と称されるこのアルバムで音質や、定位というオーディオ脳は遠慮したい。
本物ではないが録音されたそのままの状態(それがどういう状態であろうと)で素直に聴きたい。

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by kurama66644 | 2017-03-18 12:08 | ジャズ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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