オーディオの風情

3年8か月ぶりにSさん宅にお伺いした。Sさんは某オーディオコミュで知り合った方で昨年9月に拙宅にお越しいただいた。今回はその時ご一緒に来られた若手のNさんとの訪問である。

Sさんはオーディオの他に山と自転車と家族を愛する自然体の方でオーディオそのものより音楽好きな印象を持つ。
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久しぶりにお伺いしたSさんのお部屋はスピーカーの間隔を少し狭めオーディオボードを何枚か購入した以外はオーディオ機器類も変化は無かった。
音源はCDをリッピングしたりネットからの購入の所謂PCオーディオとアナログである。DACはあるがCDトランスポートは無い。
前もって選ばれた音源を次から次と聴かせていただいた。ジャンルは様々である。POPSから始まりジャズ、歌謡曲、クラッシック、ロックetc…合わせると40枚近くのアルバムを聴いた(曲はその中の1曲程度) 半日でこれだけ色々なジャンルの音源を一気に聴くのは滅多にない(笑) 非常に貴重な体験であった。

ウィーンアコースティックから奏でる音は しなやかな音であった。清楚な音であると言った方がいいのだろうか それでいて力強い。
キタサン宅では現在スピーカーが正面にない(笑) 変則的な置き方で聴いているので このように正面にステージが現れる聴き方は久しぶりで少し戸惑いがあった。
なるほどボーカルが真ん中でベースが左、サックスは右方面に位置するなど音像が見事に表れる しかも最初からその位置であるかのように自然な見事な表現である。

見事な表現ゆえ そこにとらわれがちなので敢えて目をつぶり その音像を消し、音色に集中した。
Minimaも美音だがこのウィーンアコースティックのスピーカーも美音である。特にピアノと弦の音が心地よい響きを出してくれる。
ルームアコーステックにはそれほど拘りが無いSさんは部屋に対するスピーカーも含めた機器類の配置等 吟味して調整しているのであろう。同行していたNさんもなんでこんな音がでるのか さかんに不思議がっていた。

Sさんは某オーディオコミュでは北海道を除いて全国津々浦々オーディオファイルとオフ会を経験しているアクティブな方だ。
冒頭にも書いたがオーディオマニアではないと思う、それなのになぜ日本各地のオーディオファイルのお宅に訪問するのかと言うとオーディオの音ではなくオーディオを行っている方の風情を見ているのだと思う。オーディオの音を聴いて自分のシステムに取り入れようとか役に立てようとか(それも少しはあるかもしれないが…) そういう気持ちではないような気がして他ならない。 様々なオーディオの風景を傍観しそれぞれの個性を認め合う、高い機材を使っていようが安い機材を使っていようが関係なく 部屋が広くても狭くても音楽がそこでシッカリ鳴っていれば納得して過ぎ去る 趣味の一つである山登りに似たところがあるのではないだろうか?
音の良し悪しは余り関係なくそこにあるありのままの姿 そうオーディオの風情を見入る事がSさんの全国オーディオ行脚の胆の様な気がする。

ところで聴かせていただいた40枚程のアルバム、色々なジャンル、年代もバラバラであったが その中の3枚は個人的には好きになれなかった。
好きになれない理由は直ぐ分った。その3枚はスィングしないのである。聴いていて体が揺れない、足が自然にリズムをとらないのである。
ジャズばかり聴いているからそんな変な事を言うと思われるかもしれないが聴かせていただいた数枚のクラッシックは全てスィングしたし歌謡曲もしかり体が反応するのである。
アルバム名を言うと差し障りがあるので公表しないが1枚はジャズ、残り2枚は日本のポップス系のものであった。オーディオファイルには好評の良い音源とされるものもあったが… キタサンには残念なアルバムであった。

こちらに着いた時間がお昼前であったのでご近所の有名な焼きそばやで昼食をとった。なるほど絶品の焼きそばだ!人気があるのは分かる。
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オフ会終了後は新年会も含めて3人で居酒屋へ。頂いた福島の日本酒が美味しく、料理も家庭的で大満足、お酒がすすみ日頃の愚痴を(オーディオに関する)若いNさんに爆発、絡んでしまい大変申し訳ない事をしてしまった。反省である。

久しぶりのオフ会 楽しい一日を過ごさせてもらった。

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by kurama66644 | 2017-01-22 10:18 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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