使い続ける事そして使わせてもらう事

オーディオを始めてもうすぐ10年になるが そういえば最初期に購入した機器は今も使っているか(残してあるか)フッと考えてしまった。

キタサンがオーディオを始めるきっかけはJBLの4318である。このスピーカーを買ってからオーディオ人生?がスタートした。
当時はBOSEのミニコンポを持っておりそのレシーバー(アンプ、CDプレーヤー一体型)にJBLのスピーカーを接続して聴いた音は今でも忘れない。
そのスピーカーもエラックのスピーカーに替え、パイオニア、モニターオーディオそして現在はMinimaである。

アンプに関してはDENONが最初ですぐにラックスマンの純A級プリメインアンプに変えた。JBLのスピーカーもそうだがラックスマンのアンプもミニコンポ、ラジカセしか使った事が無いキタサンにとってとんでもない高額な買い物だった。(JBLが25万ぐらい ラックスマンも25万ぐらい) オーディオ製品ってこんなにするんだ~と思ったのもつかの間 ショップや雑誌など見ると これでも初級からせいぜい中級ぐらいのもので7桁以上のものが目白押し(^_^;) 購入した時はうれしさいっぱいだったが その後不安もあった。 そう人間には欲がある 特にキタサンのような初心者には金額の高さでしかその判断材料がなかったので高い物=性能が良い=良いオーディオ機器というメーカーの思惑?にまんまとひっかかってしまった。

アンプも半年でプリメインではなくプリとパワー両方揃えそれぞれ50万相当のものに変えた。スピーカーもエラックの後は国産だが当時評判だったパイオニアのS-3EX 定価が80万ぐらい?したと思う。これが始めてわずか半年から1年位の事で私のオーディオの師匠に少し買い替えが早すぎない!?と注意された(笑)

当時は見るもの聴くもの皆新鮮で 特にオーディオショーや視聴会など積極的に参加していた。有楽町で年2回開かれているオーディオショー(今は年1回)があり そこは有名メーカーも出品していたがいわゆるガレージメーカーなども出品しており そこで出会ったのがオーディオデザインというメーカーであった。まだ創業してから4~5年位しか経っていなくスピーカーの切替機などアクセサリー的なものも当初販売していたようだがれっきとしたアンプメーカーなのである。
会場内のブースは自社製品を強調する為かアンプ等の音量を上げ これでもかという音で来場者を引き付けていたが オーディオデザインから聴こえてきた音は音量も小さ目 周りのブースからみると貧弱な感じがしたが何とも言えない清涼感ある音で それでいて芯がある音に引き付けられるようにそこを覗いてみた。 椅子は空席が多かったがキタサンはその一つに陣取って色々な音源を聴いていた。新製品のプリアンプとまだ試作品のパワーアンプから鳴る音は家で鳴らしている音とは明らかに違う。 ブースでは社長の大藤さんがアンプの説明をしていたが専門的すぎて素人のキタサンには分からなかったが音は分かったような気がした。
大藤さんは工学博士でNECで半導体の研究をされていた方で若い頃からオーディオファンで自分の好きなアンプが無くそれならばという事で起業されたらしい。
なるほど説明が理系なので文系のキタサンにはチンプンカンプンであるのは当然であった…。

その翌日 50万×2のアンプを売却する決断をした。そしてこのオーディオデザインのアンプを購入! オーディオデザインのアンプは定価が20万強で使っていたアンプの半額以下… そこからオーディオの価格=性能、好みは余り関係なく 意識しないようになった。

オーディオデザインのアンプはその後も使い続け 名機C-06αを導入後プリは変えたがパワーアンプはQUADが来るまで使い続けていた。
基本的に使わない機器は死んだも同然と考えているので 他に使う人に使ってもらった方が良いと思っている。

オーディオデザインの機器はソフトをあるがままに表現するフラットなアンプでそこに若干旨味を加味している。その旨味と言うのは冒頭でも話したが清涼感であると思う。その清涼感は現代のモニタースピーカー、そして音源が古くてもリマスターCDなどによく合い 今まで使っていた機器類、環境、嗜好に合っていたと思う。
ここ何年かで音源も古いもの(当時の音源,オリジナル盤)それに合わせたヴィンテージという機器類で聴くようになったので自然とオーディオデザインの出番が無くなっていたが今ではオーディオを始めた最初期の機器類はこのオーディオデザインのアンプだけになってしまった。何?清涼感だと冬場はキツイ…確かにそうかも(笑)
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久しぶりに繋げて聴くと minimaから新鮮な音が蘇る。ちょうど1年前に煙を吹いて故障したが(笑)社長の大藤さんが速攻で直してくれた。
長年使い あちらこちら老朽化していた箇所があったそうである 部品等も変え新しくなったアンプはうれしそうに鳴ってくれる。
アンプやスピーカーは音楽を聴く道具だよ!と言っている人がいる。確かに道具なのだが長く使うと愛着も芽生えてくる(笑) 使ってやっているというよりか使わせてもらっているという感覚のほうが正しいような気もする。
無骨な外観で見た目はイケていない、トランスの唸りが多少気になるが(^_^;) 長年使い続けている いや使わせてもらっているアンプは健在である。


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Commented by ばけぺん at 2017-01-10 22:59 x
キタサン、こんばんは。

オーディオデザインさんの製品、僕はラインセレクターしか持ってませんが、察するにアンプもまじめで正しい音がしそうです。

ちなみに(大した経験ではありませんが、)経験上、良い音のアンプはトランスが唸るような気がします(笑)。
Commented by kurama66644 at 2017-01-11 20:06
> ばけぺんさん こんばんは。

出張お疲れ様です。今はシンガポールですか? それともアメリカですか?
気候の違いが激しそうなので体調管理気を付けてくださいね。

しばらくビンテージばかり聴いていたので現代機器のスッキリ、クックリも清々しくて悪くないですね(笑) このアンプ 昔からトランスが唸るので評判でした(^_^;) それほど大きい音とは思っていなかったのですが 無音の状態だと神経質な方は気になるかもしれませんね。
by kurama66644 | 2017-01-09 08:47 | オーディオ | Comments(2)

ジャズは好きです!


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