機器の寿命
ソナスMinimaのスピーカーでは流石に合わないかな?と思い控えにまわっていたがラックスマンC-06αのインジケーターランプがイルミネーションのようにあちらこちらと音を出し点滅し出した(^_^;)。しばらくすると止むのだがセレクタースイッチ基盤辺りが接触不良になっているのか 電解コンデンサーも容量抜けしているような気もする 。もう4半世紀経って内部のメンテナンスも行っていないのでガタがきているのだろう。音出しには特に問題は無いが中古で買った製品なので以前はどういう使われ方をしていたのか分からない。
QUAD44のプリアンプも念のため今 メンテナンスに出しているところである。パワーアンプの時と同じようにプリを全部修理、メンテナンスに出すと音楽が聴けない状態になるのでラックスマンはQUADが帰ってきてからにしようと思っている。
何だかここ1~2か月 一気に機器のオーバーホールにみまわれているが人間の体と同じである程度使っていないと退化し 使っていると劣化する。その辺のバランスを調整しながら適度に使うのが長持ちの秘訣なのかもしれない。
修理したQUAD405パワーアンプは100時間ぐらい鳴らさないと馴染んでこないと業者さんは話されていた。
一方 同じく修理に出したオーディオデザインのパワーアンプは以前より元気溌剌 音を出す。オーディオデザインのアンプが20代とするとQUADは50代ぐらいの感じ? 若い時ほど回復力が早いのは機械も同じなのか なんだか面白い。そうするとラックスマンC-06αは40代中ごろかな(笑)
Minimaのスピーカーを中心に聴いて多少以前とは嗜好が変わったのか IC-150のCROWNアンプはちょっとキツメに感じている。
とにかく元気がいいのだが同じ元気がいいQUADとは違い 変な意味で増強剤でパワーアップしている感じである、それに対してQUADはスタミナドリンクで力が満ちていると言えばいいのか… 外国の製品はパワフルではある。
IC-150のプリで鳴らすMinimaはかなりパワフルになる。Minimaでアンプを変えると このように変化するのかと感心する。まぁ所詮 箱庭サウンドなのでジャズ喫茶の暴力的な大音量で咆哮するような鳴りには程遠いが… 部屋のスペースを考えるとキタサン的にはちょうど良い按配の鳴り方で楽しくなる。
多少気合いを入れたい時には2台 毛色の違うスピーカーがあるのでそちらに変えればいいのだが 余りとっかえひっかえするのも面倒くさくなりスピーカーはそれほど変えていないが休日なので?スピーカーを替えてみた。長年愛用しているモニターオーディオPL-100にこちらも再登場。
結局は久方ぶりの元の機器での再生、わずか3か月前までこちらで聴いていたがすごく懐かしい感じである。
かなりメリハリが効いていると一聴して感じた 真空管アンプ(安物ですが)や一昔前の機器を使っていたが現代のものに比べナローで輪郭線がぼやけていたと感じる。
しかし悪い印象では無くモノクロの心象風景を見ている感覚で良かったし安心して聴いていられた。その機器が生産された時期は自分はオーディオに関わっていなかったがその時代を生きてきたので機器の持つ雰囲気、時代背景は何となくだが感じ取られた。
新旧の時代を生きた機器達は それぞれ持ち味がある。それを生かすのもオーディオの趣味である…ナンチャッテ(笑)
※はやくQUAD44のプリアンプ戻ってこないかなぁ
古い機器というのはその日ごとで調子が変わったりするのでしょうか?また多少の不具合は伴うのでしょうか?でも特にアナログの雰囲気が凄く良くなっているので故障しても修理して使い続けそうですが、、、
人の体と機械ではもちろん違いがありますが不備が起こった時は必ずその前兆があると思います。 そのまま使っても問題ない時もありますしそうでない時も…
私もQUADのアンプが気に入っているので長く使えたらと思いメンテナンスに出しました。
回路が単純なので手先の器用な人は自分で修理とかするみたいですね。私には無理ですが(^_^;)
QUAD405は能率の低いスピーカーに向けて作られた経緯があるようで Minimaがちょうど84dBと低い能率なので意外と相性がよく使っています。
外国の製品は気まぐれが多いのでその日によって調子が違うかも?それは新旧問わず。