現代プレーヤーとB&W 802D3

久しぶりに視聴会に行って来た。アナログ視聴会という事もあったが使用スピーカーが   B&W802D3という事もありそちらの方に興味があった。

オーディオファイルの間では評判の高いB&Wの800シリーズ最新版であるがこれまでのバージョーンアップとは違い完全な別個体としての登場という事で注目を浴びていたらしい。
モニタースピーカーとしては優秀であるが音楽性を出し切れていたかと言うと疑問も残る800シーリズ?だが今回は音楽性も兼ね備えた最強スピーカーの声も聞こえる(笑)
オーディオショーにも行かなくなったキタサンであるのでその辺の状況はかなり疎くなっている。それを確かめるためにも重い腰を上げて久方ぶりの視聴会であった(^_^;)

一応今回のメインはアナログプレーヤーでドイツのDR.ファイルキャット・アナログというメーカーである。実はここの製品LINNを購入した時に注目していたメーカーであった。ドイツ製らしく作りも精密でよく研究されている、個人的には作りの緻密さでいくと最高クラスになるのではないかとさえ思っている。
プレーヤーだけではなく新製品のアーム等の紹介とセッティングツールなるものも新たにでてそちらの実演も兼ねた視聴会であった。

最初に結論から言うと そのセッティングツールを使っての実演(取り付け、セッティング等)に時間を取られ肝心のアナログでの視聴は時間をかなり短縮され来ていた人は少し退屈だったと思う(笑) トーレンスTD124でのセッティングは結構大ざっぱなキタサンとしては ここまで神経質に行わなければいけないのか?と疑問に思ったが こちらの製品 冒頭に話したようにかなり精巧にできている そのためセッティングも緻密に行わないと綺麗な?音が出ないのかもしれない。アバウトな所がアナログなのに そんな時間をかけて行う人はよほど時間に余裕のあるお金持ちしかいないのでは?と思うのだが… そうそうこちらのメーカー品 キタサンは逆立ちしても手に入れる事は出来ないほど高額である。

肝心のB&W802D3だがオーディオフェア等でもう何度も登場して今回こちらに来られた方もかなりの数 聴いてもう珍しくないと思う。たまたまキタサンが座った席の横に実物の802D3が2台ほど置いてありじっくり見る事ができたがピアノブラック仕上がりで美しい筐体であった。思ったよりコンパクトな感じがしたが実際部屋に置くと結構な大きさになるように思えた。もしキタサンの今の部屋に置くとご飯を食べるスペースが無くなるかもしれない(笑)

アナログはボーカル、クラッシック、ジャズ、POPSとかけていたが802D3はアナログをアナログらしく音源を素直に出す印象であった。アンプはアキュフェーズの最上位機種を使っていたが嫌な音は皆無で心地よく眠りかけていた人もいた。キタサンが印象に残ったのはボーカルで冒頭にかけた綾戸智恵のおそらく「LOVE」というアルバムだと思うがボーカルが生々しく気味が悪いほどだった、ピアノの音も実際そこで鳴っているかのようであり なんじゃこれ?という驚きであった。
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クラッシックも弦の響がリアルで楽器編成の位置もわかるほど空間表現に優れているようにも思えた。流石である。

ところで何で音がスピーカー間のかなり後方に展開するのか?どのジャンルも音が前に出てこない!そりゃーホーンスピーカーじゃないんだからと言われればそれまでなのだが ものの見事にスピーカーの前に壁があるが如く後方に音像と音が展開する。ユニットは前を向いているのに何故?例えれば奏者が後ろ向きで客席に対して演奏すると失礼にあたらないのか… 今のスピーカーってこんな感じ?不思議である。…そういえば所有のPL-100も音場は前では無く後方だったな(^_^;)

ロックとジャズはTOTOとソニー・ロリンズのアナログであった。
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…ちょっとこれは??? とてもガッツがない音であった(笑) おそらく音源が悪かったのであろう。音源を忠実に鳴らす高性能なスピーカーにアンプ、そしてプレーヤーの組み合わせなので音源の善し悪しは もろに出る、CDでは出ないサックスの中域の太さはアナログといえども再発盤ではやはり足りない。
あと気づいたのはアンプのボリュームの位置が10時ぐらいで固定していた。それなりの大きさの音であるが一般家庭では(防音設備などされていない普通の部屋)さらにボリュームを下げて聴かなければいけない感じである。ある程度の大きさで鳴らせる環境でないとこのスピーカーの本来の能力は出せないとも思った。

癖のないアキュフェーズのアンプと正確なアナログプレーヤー、音源を素直に出す802D3  清々しい空間にいるようだった。
その空間を味わうために高級車が何台も買えるほど投資するかは本人次第であると思う。(※使用していたアーム1本で100万であった…)

最後に歪やノイズが無いにこした事は無いと反省した。キタサン宅は余りにも無頓着すぎて暗騒音のレベルを超えているような感じがする(^_^;)
多少なりとも対策をせねばと思い帰宅したのであった。

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Commented by 明太れこすけ at 2016-03-13 22:27 x
こんばんは、802D3は音も凄いようですがお値段もすごぉいですね、もはや趣味の範疇を超えてます。

先日twitterを見ていて私と同じ電源ボックスを導入した人が音楽性が増して感情が伝わるようになったと言ってましたが、機器を替えることでホントにそんなことまで感じるのでしょうか?私はそんなことまで感じませんでした。
ただ単に聴く耳がないだけかもしれませんが、、、
Commented by ばけぺん at 2016-03-13 22:32 x
キタサン、こんばんは。

B&Wのスピーカーはいろいろなスタジオでモニター使用されているようですから、きっと素晴らしい特性のスピーカーなんだと思います。僕は数えるほどしかB&Wのフロアスタンディング型のスピーカーを聞いたことがありませんが、一度ユニオンで聞いた時は何かの間違いかというようなひどい音でした。同時に試聴したDaliの方が良い音だったので、あれはアンプを選ぶのでしょうか?

新作はネットでの評判を見る限り、とても良いみたいですね。でも普通の部屋ではいくらなんでも大きすぎるでしょう。ウーファー20㎝2本ですよね?30畳間くらいのエアボリュームかなあと思います。(科学的な根拠はないです(笑)。) このスピーカーはそれなりに整えた部屋でこそ輝きそうな気がします。アナログのセッティングにも厳しそうですね。僕のいい加減な追い込みでは真価を発揮できなさそう。
Commented by kurama66644 at 2016-03-14 20:28
> 明太れこすけさん こんばんは。

もちろん簡単に直ぐと言うわけではないと思いますが どこからか捻出するのでしょうね~。

質素な生活をしていた武士が偶然 名刀を手にして今度はそれに合った鞘が必要と思い、高価なものを買い 今度は刀と鞘に合った 柄を買う、そして身なりもそれに合わせた立派なものを調達する…この繰り返しで 身なりは立派になったが その武士自体の中身はそのまま という逸話があります。身の丈にあったものを買う前に やる事があるでしょうと言う教訓は現在も生きていると思います。

アクセサリーや機器で音が変わったりしますが これも捉え方なんでしょうね。
私には音楽性なるものはまだまだよく分かりません。

Commented by kurama66644 at 2016-03-14 20:38
> ばけぺんさん こんばんは。

優秀なスピーカーだと思います。これの前の機種802D?よりは細身になったようですが 購入した方たちはその姿と音に ご満悦なんだろうなぁと思いました。

アナログで10時の位置ボリュームでしたのでCDなどの再生は更に小さくしないとそして部屋が中途半端な大きさですと音が飽和してしまうのではないかと?危惧しました(^_^;)

一生モンといって買われても技術発展で更にいい物が出るような気もしますが…それにもめげず購入するのがオーディオマニアのさがでしょうか。
Commented by ばけぺん at 2016-03-14 22:49 x
キタサン、先ほどは失礼いたしました。

昨日はスピーカーのことばかり書いてしまいましたが、ドクトル・ファイキャルト・アナログとたぶんアームはアコースティカル・システムズのアキショムでしょうか?どれもこれも舌を噛みそうな名前ですが、ターンテーブルもアームも精密機械として精度を極めた感がありますね。

アキショム(ならばですが)は設計者兼オーナーの方がセッティングツールを使って彼が新しく開発したタンジェントカーブに合わせてカートリッジを調整するところを取材した雑誌記事を読みました。組み合わせのシェルも可動部がたくさんあって凄い感じでした。その時のターンテーブルもやっぱりドクトル・ファイキャルトでした。

大変そうですが完璧に調整できればこれはこれで一つの方向を極めた音がしそうですね。でもきっと音源が悪いと途端に聴くに耐えなくなっちゃうんですよね。そこらへんがどうも難しいところですね。
Commented by kurama66644 at 2016-03-14 23:14
> ばけぺんさん 先ほどはどうも

今回展示 実演したのはアキショムの第二弾 アクイラでした(10インチアーム) 使用していたターンテーブルも最上位のファイヤーバードではなくその次のブラックバード2です。

スマ―トラクターという調整ツールを使ってあれだけ時間がかかっていたという事は目視でやるとベテランでも相当時間がかかる?のではと思ってしまいました。

でも高いだけありますね。造形美がとても良かったです。かってオーディオコミュでそんな近未来的なプレーヤーでジャズが聴けるか!と冗談交じりで書いた事がありましたが ひんしゅくをかってしまいました(笑) 私もこのプレーヤーはお金があれば欲しいと思います。B&Wのスピーカーより欲しいですね。
Commented by ばけぺん at 2016-03-17 22:31 x
キタサン、こんばんは。

アコースティカル・システムズのスマートラクターほど高精度ではないと思いますが、この記事に触発されてドクトル・ファイキャルトが販売しているプロトラクターNGという製品を海外のショップに発注しちゃいました。ターンテーブル用の交換ベルトを買おうと思ってサイトを見てたら運命的に出会ってしまったものですから(笑)。

到着までにしばらく時間はかかると思いますが、これを使ってミッチェルの方は今までになく厳密に調整してみようと思います!
Commented by kurama66644 at 2016-03-18 20:43
> ばけぺんさん こんばんは。

あーっ これいいですね(笑) 私も欲しいなぁ~ アマゾンで見ると品切れでした。

オーディオショップでも取り寄せなんですかねぇ?
Commented by ばけぺん at 2016-03-18 22:48 x
キタサン、こんばんは。

本当だ。アマゾンは品切れですね。僕が発注したのはミッチェルの交換ベルトを探していたのでイギリスのショップですが、在庫があったのですぐ発送されました。FedExからのメールによると10日以内で届くようです。ただ、プロトラクターがあっても、SMEみたいにスライドベースがあって、さらにシェル側でもカートリッジの位置調整ができないと完全には調整できないので、実際、フルに活用することがあるかというと微妙です。。
Commented by kurama66644 at 2016-03-19 19:50
> ばけぺんさん こんばんは。

私の場合はもっと根本的な事からやらないとダメなのかもしれません(^_^;)

アウタープラッターが少し歪んでいるのか回転が波打ち気味とか(笑) 高さ調整が適当とか…

スライドベースは動くし、ヘッドシェルも位置調整出来るものなので購入して使えるとは思うのですが… やはり まだ先になるかも。
by kurama66644 | 2016-03-13 09:01 | オーディオ | Comments(10)

ジャズは好きです!


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