その時代の機器で聴け?

同じ音源でもパッケージメディアの種類による違いやアナログどうしでも国や生産された時代、オリジナルか再発かにより出てくる音は大きく違う。少しづつだが自分なりに検証し分かってきた。

最近 スピーカーやアンプ、プレーヤーを替えて聴く事が多くなったが 改めて機器によって音の出方の違いも大きいと感じる。顕著に分かるのがスピーカーだがアンプも国産や海外のものは結構違っていたりする。機器に関しては音への影響はスピーカーが大きいとかアンプの方が大きいとか意見が分かれるが自分もプリアンプを変えた時の衝撃が忘れられなく音への影響はやはりプリアンプが一番大きいと考えたりしていた。しかし英国のパワーアンプを使いだし 音の出る雰囲気、部屋の空気感が変わったような感じがしたし 真空管アンプは石のアンプとは違っていたり、何だかよく分からなくなってきた(^_^;)

「(古い)音源はその時の、その時代の機器で聴け」とよく耳にするがオーディオを始めた頃はその意見に疑問をもっていた。
まぁその頃は古い音源といってもメディア自体をCDで聴いていたりしたので 本当の元のメディア(LPやSP盤など)から出る音を知らなかったせいもあるし ビンテージと呼ばれる機器自体も自分の対象外にあったのでわからなかったのかもしれない。

そのビンテージを自分で鳴らすようになって確かにその時代の音源にはその時代の機器もマッチするようであるが すべてがそうかと言うとやはり疑問が生ずる。

現在トーレンスTD124のプレーヤーを使っているが(MK2なので60年中ごろのもの)カートリッジに当時のシュアーカモメマークの古いもので鳴らしていたが最近は自分のお気に入りオーテクのAT33EVという最新(に近い(笑))のものに変えて鳴らしている。これが結構良く、古い音源でもよく鳴る、おなじTD124を使われている方で最新鋭の光カートリッジを使っている旨を聞いたが こちらも時代が違うがよくマッチしているようだ。

機器の持つ物理的な特性で その時代にあったメディア(ソフト)の特性を生かし切れない事もあるかと思うが 機器の設計者の考え方 もっと言えば思想の違いにより時代が違っていても 上手く鳴ったり鳴らなかったりする事もあるように感じる。

ただし昔も今もオーディオ機器の謳い文句として「生々しく」「より原音に忠実に」「目の前で歌っているかのように」「部屋をステージに」「歪の無い高音質な再現」等々時代が変わっても設計者の作る姿勢、目標はそれほど変わっていないようにも思う…

いじる箇所が少なくなった現代機器では電源やアクセサリー等でしか音の変化を感じる事が出来なくなっているが その辺昔の機器はトーンコントロールなど補正機能があったりで調整できたりしたし なによりアナログは外的、人的なもので大きく音が変わるファクトリーを持っている。その点ではオーディオ趣味としての面白さは大きいのかもしれない。


「(古い)音源はその時の、その時代の機器で聴け」 結局はそれで良いと思えばそれで聴けばよし、 イマイチと思えば工夫、変えればいい事である。
統計的にどうこう、ベテランの意見だからとどうたら言うやつがいるが 誰のための趣味だよ!と言いたくなる。
(キタサンは意志が弱いのでベテラン、ブランド、高額…そういう言葉に流されやすい(^_^;))

久しぶりの土曜日休日 戯言でした…

お口直しに 部屋のヒヤシンス。


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by kurama66644 | 2016-03-12 08:14 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


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