音の視覚化
キタサンもこのブログで音像を具現化した表現を何度か書いたりしているので、それ自体なんでもない事だがオーディオマニアの中には音像に対して異様に拘る人もいる。
過去のオフ会でも音像の位置が違っている、不自然だと指摘を受けた事があるし ボーカルが若干右にずれている、声が下から出ている(笑)など注意される事もあった。
自分はオーディオに関して素人なので「ウンウン なるほど」とその時はすぐ納得?もしたが 今考えると指摘する人は実際の録音現場に居たわけではないし ましてやマスターリング作業をしているプロでもないのに その録音の音像の位置など本当に分かっていたのかなぁと疑問に思う。(※中には その道のプロの方もおられました)
問題はそれを指摘することにより自分の耳の不確定さや機器の批判に発展し いやな思いをする事が起きる場合もある。指摘された方はキタサンのように素直に(笑)受け入れて あれやこれやとSPの位置を変えたり 極端な話 機器を入れ替えたり 違う方向に進んでしまいかねないのではないかと思う。(実際それで機械を買い換えた事はありませんが…)
音像の具現化に徐々に拘らなくなったのは やはりモノラル再生を行うようになってきてからである。ジャズという音楽ジャンルによるのかもしれないが音像より音の勢い、生きた音?がぐわーっと自分に襲い掛かってくると 音のビジュアル化はどうでもよくなってしまう。(非常に単細胞である(^_^;)) 爆音で聴いているわけではないが音だけに浸たると結構不安定な情景で疲れる時がある、やはり人は視覚を伴わないと不安に陥るのかもしれない。
そこでクラッシックをよく聴く人とジャズをよく聴く人ではこの視覚化のとらえ方が少し違うような感じではないだろうか。
偏見かもしれないがクラッシックを聴く人は自室をステージやホールでの演奏の中にいるかのような味わいをしたいが為 この視覚化を強調するきらいがあるのではないか? それに対しジャズでは演奏場所の狭さも関係してか音自体のウネリ、グルーヴ感を求め視覚的な事は二の次になるような気もする。
いずれにしてもエンジニアのマスターリング作業で いかようにも音の位置操作?は出来るし 近年はiPodなどの携帯プレーヤーで聴く事を前提としてマスターリング作業を(メディア作成)をしていたりする場合も多いようだ。音像やら定位に拘りすぎて 肝心の音楽がおろそかになっては本末転倒である。
そう言っておきながら「バーバラ・ストライザンドの声が左に寄っている」と必死にQUAD
パワーアンプの左右出力レベルを調整しているキタサンであった(笑)
それは、自分の鑑賞したい音楽がハッキリしていますから出来た事です
キタサンさんも鑑賞したい音楽がハッキリしていますから他人になど左右されずに目指せば一生の友となるオーディオが完成できると思います
確かに歌謡曲や演歌も好きですが(笑) ジャズを聴くのが一番シックリきますね。
生演奏の場合はちょっと違うかもしれませんがジャズの場合 70年以降のジャズ特に80年過ぎると録音もデジタル化してしまった関係か雰囲気がまるで違いますね。視覚化したい気持ちもわかります。
オーディオ装置がある部屋で聴かないで隣の部屋越しに聴いているオーディオファイルなんて世の中に殆どいないのじゃないですかね?馬鹿者なんですよ私は…。
最近は、歪み、周波数など数値的に言われる方が多いですね、、、デジタルの影響だと思いますけれど
まぁ~今の私は、他人の批評うけるの好かないので「自分で鑑賞する時間が好きだから」人を呼ぶことしませんけれど(^^;;
あっ!、でもキタサンさん話題、Yさんから色々聞いてますから一度会ってみて鑑賞させてもらいたいとも思ってますよ(^^
Yさんが私の所に最後に来られたのが2014年の12月ですから1年ぐらい経ちます。
それから色々変化しましたから 今度Yさんが来られた時は 驚くと言うより呆れられるかもしれませんねェ(笑)
某コミュの方で私の所に最近来られたのは1~2人ぐらいかな?
現代の一般オーディオ的には多分 不適格な音かもしれません(^_^;)
直ぐにとはいきませんが いつかお会いしたいですね。
モノラル録音からステレオ録音に変わったのも音の視覚化というか立体化、奥行き感を追い求めた結果かなと思ってました。だから理想的な音像と音場の再現をストイックに追い求める方々のことも理解できます。問題はここでいう「理想」にコンセンサスがないのに自分なりの理想を押し付ける人ですね。
ちなみに僕の場合、むしろモノラルの時に定位がすごく気になります。真ん中に定位していないとすぐわかるので。我が家はいつも少し右寄りです(笑)。
ところで最後のアルバム、美女ジャケに出ている方の続編ですね。一枚目のアルバムの写真の方が好みです。
そうですね 確かにモノラルからステレオ録音になった影響が大きいですね。
一度 現在は視覚化に拘りすぎる傾向が多いのではないか?と某コミュで発言した事があったのですが 世の中テレビや映画が一般的になり この視覚化という傾向は避けられないと一蹴されたことがあります。
感覚的にはライブハウスなどで場末の席と奏者の目の前での演奏を聴くのでは確かに違うのですが 同じ空間に居れば いいものはどこで聴いてもいいよねという感じなんですが…